京都放送
{{日本のラテ兼営局 |英名=Kyoto Broadcasting <br />System Company Limited |英項名=Kyoto Broadcasting System |テレビ地域=[[京都府]] |ラジオ地域=京都府<br />[[滋賀県]] |テレビ系列=- |番組=[[全国独立放送協議会]] |ラジオ系列=NRN |略=KBS |愛称=KBS京都<br />KBS京都テレビ<br />KBSテレビ |ラジオ愛称=KBS京都<br />KBS京都ラジオ<br />KBSラジオ |コールサイン=BR |呼出名称=きょうとほうそう<br />デジタルテレビジョン |ラジオ呼出名称=きょうとほうそう |年=1969年 |月日=4月1日 |ラジオ年=1951年 |ラジオ月日=12月24日 |郵便番号=602-8588 |都道府県=[[京都府]] |本社=[[京都市]][[上京区]]龍前町600-1 |演奏所=本社と同じ |都市名=京都 |ラジオ都市名=京都([[久御山町]]) |kHz=1143 |出力=20 |dch=23 |デジ中継局= - |ラジ放送局=舞鶴 (JOBO) 1215kHz<br />福知山 (JOBE) 1485kHz<br />滋賀(JOBW・[[KBS滋賀]])1215kHz |リンク=http://www.kbs-kyoto.co.jp/ |id=5 |特記事項=ラジオの滋賀放送局(演奏所、送信所は[[彦根市]])は「KBS滋賀」の愛称で、一部の時間帯で独自の番組やCMに差し替えて放送を行っている。 [[テレビ大阪]]が開局するまでは、[[テレビ東京]]の番組の大半が、[[ラインネット]]で放送されていた。 ラジオ周波数は[[1978年]][[11月23日]]04:59までは、京都放送局1140kHz。 | }} {{基礎情報 会社 |社名 = 株式会社京都放送 |英文社名 = Kyoto Broadcasting System Company Limited |ロゴ = |画像 = [[Image:Kbs-kyoto.jpg|250px]] |画像説明 = 株式会社京都放送 本社 |種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |市場情報 = |略称 = KBS |国籍 = {{JPN}} |郵便番号 = 602-8588 |本社所在地 = [[京都市]][[上京区]]龍前町600-1 |設立 = [[1951年]][[6月26日]]<br />(初代:京都放送株式会社) |業種 = 5250 |事業内容 = 一般放送事業など |代表者 = [[代表取締役]][[社長]] 中澤隆司 |資本金 = 20億6200万円([[2011年]][[3月31日]]時点) |売上高 = 50億8105万円(2011年3月期) |営業利益 = △8599万円(2011年3月期) |純利益 = △1億2408万円(2011年3月期) |純資産 = 33億1379万円(2011年3月31日時点) |総資産 = 65億2593万円(2011年3月31日時点) |従業員数 = 145人(2011年4月1日時点) |決算期 = 3月 |主要株主 = [[京セラ]]・[[関西テレビ放送]]・[[オムロン]]・[[京都新聞|京都新聞社]]・[[任天堂]]・[[京都銀行]]・[[吉本興業]]・[[西日本旅客鉄道]]・[[月桂冠 (企業)|月桂冠]]・[[宝ホールディングス]]など |主要子会社 = KBS京都プロジェクト・京都放送カルチャーセンター・京都メディアセンター |関係する人物 = |外部リンク = http://www.kbs-kyoto.co.jp |特記事項 = [[1964年]][[10月]]に京都放送株式会社(初代)から株式会社近畿放送に商号変更。[[1995年]][[10月]]に株式会社近畿放送から株式会社京都放送(2代目)へ商号変更 }} '''株式会社京都放送'''(きょうとほうそう)は、[[テレビジョン放送局|テレビ局]]と[[ラジオ放送局|ラジオ局]]を運営する日本の[[民間放送|民間放送局]]([[ラテ兼営|ラテ兼営局]])である。 [[京都府]](ラジオは[[滋賀県]]も含む)を[[放送#放送対象地域|放送対象地域]]としている。 略称は'''KBS'''<ref>かつて社名が近畿放送だった頃は「'''Kinki Broadcasting System'''」の略称だったが、現社名になってからは「'''Kyoto Broadcasting System'''」の略称となっている。</ref>で、テレビ・ラジオともに「'''KBS京都'''」と呼ばれることが多いが、ラジオにおいては滋賀県の[[彦根ラジオ送信所|滋賀放送局]]による放送内で「'''[[KBS滋賀]]'''」を使用することがある。 == 概要 == * [[2006年]]([[平成]]18年)[[4月]]から、局初のラジオ・テレビ共通マスコットキャラクターとして「'''[[カモン・ナス]]'''」が起用されている。それまではラジオマスコットキャラクターとしてラジタン(黄色の男の子)とラジリン(ピンク色の女の子)が活動していた。[[2011年]][[1月]]に新キャラクターの登場が予告されたが、2014年1月現在も登場していない。 * かつての社名は「'''近畿放送'''」で、「'''近畿テレビ'''」とも呼ばれていた。その名残りで、現在でも一定の世代からはいまだに前述の旧称で呼ばれることがある。 * [[1981年]]([[昭和]]56年)に開局30周年を期に現在の「KBS京都」の愛称が採用された。また、[[番組表]]などで俗称として「'''京都テレビ'''」<ref>[[1981年]]([[昭和]]56年)の愛称制定後。制定前は近畿テレビだった</ref>が使用されることが多いが、これは公式の名称ではない。この俗称は旧社名の頃から使われている<ref>[[テレビ情報誌]](一部)や[[神戸新聞社|神戸新聞]]、[[デイリースポーツ]]、[[中日新聞]]滋賀版などの一部の新聞では、より一般的な『'''KBS京都'''』として掲載している。</ref>。なお、ラジオについては『'''KBS京都'''』『'''京都 KBS'''』『'''京都'''』と各紙によって表記が異っている。 * 前述の通りラテ兼営局だが、テレビ局側が[[独立放送局|独立局]]なのは本局と[[岐阜放送]]のみである。 * 同じくテレビは1府1波(対象地域は京都)・ラジオは2地域1波(対象地域は京都府と滋賀県)だが、このような放送体系は本局と[[長崎放送]](NBC)のみである(テレビは1県1波(対象地域は長崎)、ラジオは2県1波(対象地域は長崎と佐賀)<ref>放送局・中継局に当たる[[佐賀県]]の[[NBCラジオ佐賀]]に通称が付いているところまでは同じだが、NBCラジオ佐賀の場合は免許はNBC自身が持っているが、NBCラジオ佐賀の運営等は分社(子会社)化されている。</ref>。ラジオでは積極的に滋賀を扱い、京都の聴取者と滋賀の聴取者をほぼ同様に扱う。テレビで滋賀を扱う場合は京都府民への紹介という形をとる。 * 2011年10月より、金曜日のテレビニュースが、ワイド番組での放送終了の煽りで大幅に縮小された。 === 事業所 === * 本社 ** [[京都府]][[京都市]][[上京区]]烏丸通り一条下ル龍前町600-1([[郵便番号]]:602-8588)<ref>専用郵便番号が導入される前は、お便り等を募集する際の宛先を「京都市上京区'''烏丸上長者町''' KBS京都」と告知していた。</ref> ** [[京都御所]]の[[蛤御門]]とは[[烏丸通]]([[国道367号]])を隔てて向かい側にある。 * 滋賀放送局('''KBS滋賀''') ** [[滋賀県]][[彦根市]]大東町13-1 上野第2ビル3階 * 滋賀支社 ** 滋賀県[[大津市]]京町4丁目3-33 滋賀プレスビル3階 * 東京支社 ** [[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[銀座]]8丁目2-8 [[京都新聞]]銀座ビル7階 *** 専用のスタジオが設置されており、一時期はラジオの生番組を放送していた。 * 大阪支社 ** [[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]][[曽根崎]]2丁目12-7 梅田第一ビル4階 * 京都北支局 ** [[京都府]][[福知山市]]篠尾新町1-101 京都新聞ビル3階 * 京都南支局 ** [[京都府]][[宇治市]]広野町西裏88-6 京都新聞社南部支社3階 === 資本構成 === * [[2009年]]([[平成]]21年)[[3月31日]]現在の出資比率は以下の通り(数字は発行済株式総数に対する出資比率)<ref>『日本民間放送年鑑2009』 - 日本民間放送連盟編</ref>。 ** [[京セラ]] - 14.29% ** [[関西テレビ放送]] - 9.53% ** [[オムロン]] - 4.95% ** [[ワコール]] - 4.95% ** [[任天堂]] - 4.95% ** [[京都新聞|京都新聞社]] - 4.95% ** [[フジ・メディア・ホールディングス]] - 4.76% ** [[京都銀行]] - 3.05% == 沿革 == [http://www.kbs-kyoto.co.jp/profile/profile04.htm KBS京都のあゆみ] *[[1951年]] **[[4月]] - 民間放送初の予備免許 **[[6月]] - '''京都放送'''株式会社(初代、呼称・ラジオ京都、KHK)創立 **[[12月19日]] - ラジオ放送本免許交付(呼出符号:JOBR 周波数:1140kc)。 **[[12月24日]] - 民間放送事業者では5番目に開局(当初はラジオ単営)。17:00ラジオ放送開始(コールサインJOBR 周波数1140kc 出力500w) 。翌日に開局したラジオ東京(現[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]])の番組を中心に編成。 * [[1958年]]([[昭和]]33年) - 京阪神急行電鉄(現:[[阪急阪神ホールディングス]])、[[産業経済新聞社]]、[[京都新聞|京都新聞社]]、[[神戸新聞社]]、神戸放送(現:[[ラジオ関西]])と共に[[関西テレビ放送]]を開局。 * [[1963年]]([[昭和]]38年) - [[高島屋]]京都店に西日本初のサテライトスタジオ「ラジオ京都 高島屋サテライトスタジオ」開設。 * [[1964年]][[10月]]([[昭和]]39年) - 株式会社'''近畿放送'''(略称KBS)に社名変更。 * [[1965年]][[5月]] - 新社屋が京都新聞社ビルに完成 * [[1965年]]([[昭和]]40年) - [[西日本]]初のオールナイト番組「KBS深夜放送」を開始。 * [[1968年]]([[昭和]]43年)[[12月24日]] - テレビ放送で試験電波の送信が始まる(JOBR-TV、比叡山親局送信所34ch、映像出力10kW)。 * [[1969年]]([[昭和]]44年) :* [[2月1日]] - テレビ放送、9時30分の[[テストパターン]]から[[サービス放送]]を開始(京都新聞では、この日からKBSテレビの番組表の掲載を開始した)。 :* [[4月1日]] - テレビ放送(アナログ放送)を開局(近畿地方初の独立テレビ放送局。日本の民間放送では、同社のテレビ開局以降ラジオ局とテレビ局の兼営は無い)。東京12チャンネル(現・[[テレビ東京]])、日本教育テレビ(現・[[テレビ朝日]])とネット関係を結ぶ。 * [[1975年]]([[昭和]]50年) - [[日本]]における初のチャリティーテレビキャンペーン特番「[[宮城まり子のチャリティーテレソン]]」を放送。日本初の常設[[レザリアム]]シアター開設。 * [[1976年]]([[昭和]]51年) - [[かたつむり大作戦]](交通遺児育英と交通事故撲滅をテーマにしたキャンペーン)スタート。 * [[1978年]]([[昭和]]53年) :* [[4月]] - ラジオ放送、『[[オールナイトニッポン]]』のネットを開始。 :* [[11月23日]] - [[国際電気通信連合]] (ITU) の取り決めにより、中波放送の周波数が10kHzステップから9kHzステップに変更。これに伴い、ラジオの京都本局の周波数が1140kHzから1143kHzに変更される。 * [[1980年]]([[昭和]]55年) - テレビ放送、民放初のゴールデンタイムの情報番組『[[タイムリー10]]』の放送を開始。 * [[1981年]] - 創立30周年記念キャンペーン「We Love Beautiful KYOTO」(環境に取り組む特別番組) :* [[4月]] - 開局30周年を機に、京都新聞本社南館7(6)階から9階にあった本社を烏丸上長者町の新社屋へ移転(地上5階・地下1階建て<ref>地上5階・地下1階建ての建物は奥の方にある</ref>)。同時に'''KBS京都'''の呼称を採用<ref>採用後も一部の放送機材などでは近畿放送時代の旧ロゴがそのまま使われていた。</ref>。 * [[1983年]]([[昭和]]58年) - 白石英司社長(兼[[京都新聞社]][[社長]]。京都新聞社の[[オーナー]]・[[白石古京]]の[[長男]])が急死し、内田和隆が後任社長に就任。遺産相続の過程で、KBSと京都新聞社に英司社長が進めていた不動産投資の失敗による約70億円の簿外債務が発覚。京都新聞社グループに調査委員会が設けられるも、明確な方針を立てることは出来なかった。 * [[1984年]]([[昭和]]59年)[[5月]] - 簿外債務処理などを巡り、京都新聞社が内田社長の解任要求を明らかにするが、株主総会招集直前に撤回。英司[[未亡人]]・浩子が京都新聞社、英司の母(白石古京夫人)がKBSを支持し、京都新聞社とKBS(および白石一族内)の確執が表面化。また、大株主である[[京都信用金庫]]常任顧問の[[山段芳春]]<ref>[[京都信用金庫]]および[[京都銀行]]、京都の政財官界に影響力を持ち、[[暴力団]]ともつながりがあったといわれていた。</ref>が浩子未亡人側についていたとされる。 * [[1985年]]([[昭和]]60年) - [[1988年]]([[昭和]]63年) - この頃、簿外債務処理のためにKBSが切った[[約束手形]]が[[闇金融]]に流れる。KBSは、山段の知人で、闇金融に顔が利くと言われていた[[許永中]]に事態収拾を依頼し手形回収に成功。KBSは許を同社の資産管理会社の一つ「KBSびわ湖教育センター」の[[代表取締役]]に就任させる。 * [[1989年]]([[平成]]元年) :* [[6月]] - KBSが資本金を10億円から20億円に増資。[[京都信用金庫]]傘下の[[ノンバンク]]であるキョート・ファンド(会長は山段)が筆頭株主になり、[[関西新聞]](前出の許永中が事実上のオーナーと言われた)も資本参加。また、[[福本邦雄]]がKBS社長に就任(内田前社長は副社長として残留)。新社長は[[画商]]が本職だったが、のちに許が[[総合商社]]の[[イトマン]]に売ることになる[[絵画]]や[[骨董]]類を福本に売るなどの仲となっていた。京都新聞社は[[取締役]]派遣を取りやめ、のちの再建による出資までの間KBSと絶縁状態になる。 :* [[12月]] - [[ダイエー]]傘下の[[オーエムシーカード|ダイエーファイナンス]](現・[[セディナ]])がKBS本社の建物と土地に146億円の[[根抵当権]]を設定していた事が発覚。福本社長就任直後に設立された不動産会社の「KBS開発」に対する融資の[[担保]]とされていた。経営陣は従業員に対する説明を回避し、労働組合は翌年より経営陣およびダイエーなどへの抗議を展開。「京都唯一<ref>[[エフエム京都|α-STATION]]開局は[[1991年]][[7月]]。</ref>の民間放送局を守ろう」との掛け声の下、リスナーやパーソナリティも参加しての広範な運動に発展。 * [[1991年]]([[平成]]3年) :* [[6月4日]] - [[イトマン事件]]強制捜査でKBS本社が[[大阪地方検察庁]]と[[大阪府警察本部]]の家宅捜索を受ける。直後の株主総会で福本社長、内田前社長らが辞任。 :* [[9月]] - KBSは、大阪地方裁判所に[[根抵当権設定登記]]抹消請求訴訟を起こす。 * [[1994年]]([[平成]]6年) :* [[9月22日]] - 親会社の京都新聞社にも跨る経営陣の内紛および、イトマン事件に巻き込まれるなどで経営が悪化し、労働組合員有志が給与未払いを理由に[[京都地方裁判所]]に[[会社更生法]]適用を申請、事実上倒産する。免許事業である民間放送局としては日本初の倒産事例となったが、申請の数年前から存続運動が行われていたこともあり、放送は継続され免許停止や廃局の危機は逃れた。 :* [[9月30日]] - 京都地方裁判所から財産保全命令を出す。 :* [[11月]] - 京都地方裁判所が更生手続開始を決定。 * [[1995年]]([[平成]]7年)[[8月]] - イトマン事件関係者を排除するための100パーセント減資および100パーセント増資同時実施を柱とする更生計画案を京都地方裁判所に提出。同年10月、京都地方裁判所は更生計画を認可。 * [[1996年]][[10月]] - 社名を'''株式会社京都放送'''(2代目)<ref>設立当初は後株で「京都放送'''株式会社'''」の表記だったが、今回の変更のさいは前株で「'''株式会社'''京都放送」の表記となっている。</ref>に変更。呼称の「KBS京都」はそのまま使用を継続する。 *[[1998年]][[9月]] - KBS京都を支援してきた市民や視聴者らが、同放送局の労働組合と協力して、「KBS京都アクセスクラブ」が発足。 * [[1999年]]([[平成]]11年) :* 会社更生法による更生計画開始。 :* [[2月]] - 更生計画に基づき減資・増資実施。京都新聞社が筆頭株主に復帰。[[任天堂]]、[[ワコール]]、[[オムロン]]、[[京セラ]]など京都に本社を置く大手企業が出資し、新資本による新生KBS京都がスタート。このとき[[京都府]]、[[京都市]]も出資したが、これは同社の史上初である。 * [[2001年]]([[平成]]13年)[[9月]] - [[サンテレビジョン]]と業務提携し、[[三都ネット]]を確立。 * [[2002年]]([[平成]]14年) - 関西テレビ放送から資本参加を受け、東経124/128度CS放送([[スカパー!プレミアムサービス|スカイパーフェクTV!]])「[[関西テレビ☆京都チャンネル]]」([[2009年]]([[平成]]21年)[[4月30日]]放送終了)との連携を深める。現在、関西テレビ放送だけでなく同局の[[キー局]]である[[フジテレビジョン]](現:[[フジ・メディア・ホールディングス]])も株主になっている。以降、関西テレビ放送およびフジテレビジョンとの資本提携関係を取り付ける<ref>なお、ラジオは元々[[フジサンケイグループ]]の[[文化放送]]・[[ニッポン放送]]とネットワーク (NRN) を結んでいるうえ、関西テレビはもともとラジオ単営時代に[[ラジオ関西]]など他社との共同出資で設立されたという縁がある。</ref>。 * [[2004年]]([[平成]]16年)[[9月]] - メキシコのテレビ局「[[テレビサ]]」と相互独占配給契約を締結と発表。同年10月よりテレビサの[[テレノベラ|テレビドラマ]]を[[帯番組]]で放送開始。しかしメキシコの広告代理店との契約で問題が発生したとして[[2005年]]([[平成]]17年)[[1月]]より放送中断。これにより社長が引責辞任、副社長・常務などが役員報酬カット。そして同年、KBSは更生会社となった[[1995年]]([[平成]]7年)度以降初の赤字となった。なおKBSの番組がテレビサで放送されたとの報道はなかった。 * [[2005年]]([[平成]]17年) :* 4月1日 - [[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタルテレビ放送]](JOBR-DTV、比叡山親局送信所・物理チャンネル23ch、映像出力1kW、[[リモコンキーID]]5ch)の本放送を開始。地上デジタルテレビ放送では珍しい1920×1080の[[ハイビジョン|フルハイビジョン]]放送。 :* かたつむり大作戦、第30回放送をもって終了。 * [[2007年]]([[平成]]19年) :* 4月 - [[東名阪ネット6]]に参加。 :* 6月 - 京都地方裁判所に更生手続の終結を申立。同年[[10月2日]]、同裁判所が更生手続の終結を決定。 :* [[11月]] - [[偽装請負]]を行っていたとして、[[厚生労働省]][[京都労働局]]から[[労働者派遣法]]に基づく是正指導を受ける<ref>発覚は[[2008年]][[2月]]の新聞報道だった。</ref>。 * [[2011年]]([[平成]]23年) **[[1月12日]] - アナログテレビ放送において、レターボックス画面の黒帯部分に「アナログ」マークとアナログ放送終了告知テロップの常時表示を開始<ref>以前は一部番組を除きCM明けに1分間、画面右上に「アナログ」テロップを表示していた。</ref>。 **[[4月12日]] - [[ラジオ関西]]・[[和歌山放送]]・[[兵庫エフエム放送|Kiss FM KOBE]]・[[日経ラジオ社|ラジオNIKKEI]]と同時に[[radiko]]の試験放送を開始。対象は京都府内のみ。放送エリアである滋賀県は対象になっていない。 **[[7月]] - 千代正實(ちしろ・まさみ)副社長が社長に昇格。元[[関西テレビ放送]]専務で社長を6年間務めた中澤隆司社長は代表権のある会長に就任。 == ラジオ・テレビの主な番組 == {{See|KBS京都番組一覧}} == ラジオ == === 概要 === *スタジオは第1スタジオ(サンシャインスタジオ)、第2スタジオ(ふれあいスタジオ)、第3スタジオが使用されている。滋賀放送局にもスタジオを設置している。 * [[全国ラジオネットワーク]](NRN)の単独加盟局で、[[AMステレオ放送]]は行っていない。 * [[大阪放送|ラジオ大阪]]・[[ラジオ関西]]・[[和歌山放送]]とともに締結された「地震等の大規模災害時の相互援助協定」に参加している。 * かつて、平日の日中は「Media-Mix」と題してテレビと同時放送や(ラジオスタジオからDJ形式で進行)、東京支社スタジオから[[遠藤泰子]]を起用した生ワイド番組を編成していた。また、自社制作の深夜生番組も多数制作しており、各時代の若者の支持を集めていた。 * [[プロ野球]]の[[プロ野球中継|ナイター中継]]に関しては、かつては[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ関東]]から土曜・日曜のみのネットであったが、[[1978年]]([[昭和]]53年)にNRNナイター(キー局は[[文化放送]])に変更されたほか、平日枠もその後[[ニッポン放送]]からネット受けを開始。(また同年4月に、深夜1時以降の『[[オールナイトニッポン]]』もネット受けを開始した)。 * [[2005年]]([[平成]]17年)[[4月]]からは[[文化放送]]の『[[ニュース・パレード]]』を<ref>これとともに、京都府と滋賀県の取材担当局が[[大阪放送|ラジオ大阪]]から本局に変更となった。</ref>、さらに同年10月からは『[[レコメン!]]』もネットを開始した。また、同時期に[[ニッポン放送]]からは『[[福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ]]』のネットを開始した<ref>『レコメン!』・『オールナイトニッポンサタデースペシャル』ともに、ラジオ大阪などの在阪3局ではネットされていない。なお、『レコメン!』は[[2009年]]([[平成]]21年)[[7月6日]]から[[ABCラジオ]]でもネットが開始されている。</ref>。[[近畿地方]]のNRN系列局ではラジオ大阪と共に[[基幹局]]としての役割を持っている。 ** [[2009年]]([[平成]]21年)[[1月5日]]より、月 - 木曜22時 - 24時枠のネットがニッポン放送から文化放送に移り、これまで24時台のみだった『レコメン!』を3時間すべてネットすることとなった(フルネットするのは本局が全国初である)。ただし、かつて長年の伝統であった自社制作の深夜生番組が完全に消滅したほか、自社制作番組が大幅に縮小した。 * 5時基点の24時間放送を実施している(月曜未明(日曜深夜)の午前3時 - 5時はメンテナンスのため休止<[[2013年]][[1月]]現在。それ以前の日曜は午前2時、あるいは0時と放送終了時間が著しく変化していた>)。 * 滋賀放送局([[識別信号|コールサイン]]はJOBW、通称「KBS滋賀」)は一部の時間帯で[[滋賀県]]向けに独自放送を実施しているが、[[2006年]]([[平成]]18年)[[4月]]の改編以降は大幅に縮小され、現在は『さんさんわいど滋賀』を平日17時15分 - 17時50分に放送するにとどまっている。その他、[[全国高等学校野球選手権大会|高校野球]][[全国高等学校野球選手権滋賀大会|滋賀県大会]]や本大会の滋賀県代表の試合及びCMを独自に放送している。 * 舞鶴放送局と福知山放送局(それぞれ、コールサインはJOBOとJOBE)は、かつて独自に『両丹ニュース』を平日に放送していたが、のちに『京都新聞北部ニュース』として滋賀放送局を除く府内全域向けのニュースとなった。現在はレギュラー番組の独自放送が廃止となっているものの、[[全国高等学校野球選手権京都大会|高校野球京都府大会]]と本大会<ref>京都府代表が[[両丹]]地域の高校だった場合のみで、京都放送局での放送はない。</ref>をそれぞれ独自で放送している。 * 毎週[[月曜日]]の5時の放送開始前には[[尾崎亜美]]が歌うイメージソング『マイ・シャイニー・タウン』がフルコーラス放送されている。この歌は、美化活動推進のスポットコマーシャルの時間帯でも放送されている。月曜日の放送開始前、フィラー音楽の合間の午前4時37分頃、村上祐子元アナウンサーの声で「''こちらは、京都放送、KBS京都です。京都からは、JOBR、周波数1143kHz、出力20kW。舞鶴からは、JOBO、周波数1215kHz、出力2kW。福知山からは、JOBE、周波数1485KHz、出力100W。そして滋賀からは、JOBW、周波数1215KHz、出力1kWで、機械調整のため、試験電波を発射しています。''」のアナウンスが入る。 * 平日正午の[[ラジオ時報CM|時報CM]]は[[餃子の王将]]([[王将フードサービス]])で、時報音はこの時のみ通常の「ポーン」ではなく、「'''ポッ・ポッ・ポッ'''」の後に[[餃子]]を焼く際の「'''ジューッ'''」の音という形になっている。 === 放送局 === [[ファイル:Transmission tower of KBS-Kyoto radio (Kumiyama)1 Kyoto, JAPAN.jpg|thumb|right|京都放送局の送信所(久御山町)]] ; 京都府 * [[KBS久御山ラジオ送信所|京都放送局]] ** [[識別信号|コールサイン]]:JOBR ** [[周波数]]:1143kHz ** [[空中線電力]]:20kW ** 演奏所:[[京都市]][[上京区]] ** 送信所:[[久世郡]][[久御山町]] ** 高さは137mあり、AMラジオ単独の設備としては日本では数少ない「[[鉄塔#支持形式による分類|自立型タワー]]」である<ref>他には[[北陸放送]](MRO)[[野々市テレビ・ラジオ放送所#北陸放送・エフエム石川送信所|金沢ラジオ送信所]]や[[山梨放送]](YBS)[[甲府送信所#AMラジオ|甲府ラジオ送信所]]、[[ラジオ関西]](CRK)[[CRK淡路送信所|神戸送信所]]、[[中国放送]](RCC)[[RCC沖美ラジオ送信所|広島ラジオ送信所]]がある。</ref>。 * [[舞鶴中継局|舞鶴放送局]] ** コールサイン:JOBO ** 周波数:1215kHz ** 空中線電力:2kW ** 現在の周波数に変わるまでは1062kHzだった。また、以前は出力が1kWであった。<ref name="mix">舞鶴放送局と滋賀放送局は周波数が同一であるため、いずれかで独自放送が行われる際には混信することがある。</ref> * [[福知山中継局|福知山放送局]] ** コールサイン:JOBE ** 周波数:1485kHz ** 空中線電力:100W ;滋賀県 * [[彦根ラジオ送信所|滋賀放送局]](通称:[[KBS滋賀]]) ** コールサイン:JOBW ** 周波数:1215kHz ** 空中線電力:1kW ** 送信所:[[滋賀県]][[彦根市]] ** 現在の周波数に変わるまでは、1107kHzだった。<ref name="mix"></ref> === 可聴エリア === {{出典の明記|date=2010年8月|section=1}}<!-- 観察記録(独自研究)が多く含まれるため、検証可能性を満たすソースを提示ください。 --> * [[京都府]]と[[滋賀県]]をはじめ、近接する[[大阪府]]北部や[[奈良県]]北部、[[兵庫県]]([[尼崎市]]など東部に限る)などでも良好に聴取できる。この他、[[徳島県]]や[[香川県]]などで、昼間でも微弱ながら聴取できる。 * 局側の発表では、近畿地方の民放AMラジオ局で唯一近畿2府4県全域をカバーしている([http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/radio/area_map/ エリア図] - 京都放送)。季刊誌の『Run Radio』(廃刊)でも「近畿全域をカバーする唯一のラジオ局」というふれこみの広告を出していた。 * 近畿圏内でも兵庫県南西部([[播磨国|播磨地区]])ではその地形ゆえに聴取しづらく、夜間は周波数が隣接する[[文化放送]](1134KHz、出力100kW)や[[大韓民国]]のKBS、[[東南アジア]]諸国などの放送局の電波と混信しやすい(むしろ、もう一方の局の方がクリアに聴取できる場合もある)。 * 本来の放送エリアの京都府内でさえ、[[京都市]]北山地方北部([[左京区]]や[[北区 (京都市)|北区]]、[[右京区]]の一部)や[[南丹市]]中心部(旧[[園部町]]周辺)など、同じく滋賀県内でも京都放送局や滋賀放送局から離れている[[甲賀市]]、[[高島市]]などでは電波が弱くなりがちである。これらの地域では、京都放送局よりも舞鶴放送局か滋賀放送局の1215kHzをクリアに聴取できる地域もある。 * 深夜から早朝にかけては、北陸地区でも聴取が可能である。ただし、隣接する[[文化放送]](1134kHz)の送信所に近い地域では電波状態により混信が避けられない。 * [[読売新聞中部支社]]のラジオ欄にはKBSラジオの番組表が掲載されている(他に在阪3局や和歌山放送も掲載)。 * [[関東地方]]では前述する[[文化放送]]のために聴取はほぼ不可能であるが、[[東北地方]]([[福島県]][[福島市]]以北)では深夜から早朝に限って[[文化放送]]や外国局との混信があるものの辛うじて聴取が可能である。 == テレビ == === 概要 === *スタジオはAスタジオ、Bスタジオ、Dスタジオが使用されている。 * [[全国独立放送協議会]]に加盟。[[サンテレビジョン|サンテレビ]]と[[三都ネット]]を形成しており、古くから関係が深い。[[2007年]]([[平成]]19年)[[4月]]に結成された[[東名阪ネット6]]にも参加している。[[日本の地上デジタルテレビ放送|デジタル放送]]の[[リモコンキーID]]は「'''5'''」。 * 近畿広域圏で放送されていない、[[キー局]]などの制作番組の一部も放送されている<ref>2000年代以降では、主要株主の[[フジテレビジョン|フジテレビ]]が制作した番組も多く放送されている。</ref>。[[2001年]]([[平成]]13年)[[10月]]からは、[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]から『[[白沢みきのモーニングTOKYO]]』が1年半、また引き続き[[2003年]]([[平成]]15年)[[4月]]からは半年間、『TOKYOモーニングサプリ』が独立UHF局間同士の初の同時ネット[[帯番組]]として放送されていた。 * 開局時には1年間に限り、『[[NHKニュース]]』が朝・昼・夜と同時ネットされていた。 * 局名の表記について、2000年代はじめまでオープニング・クロージングやあて先などのテロップでは「KBS京都<small>TV</small>」と表し、「TV」という文字をアルファベットで小さく表記していた。2000年代中頃からは主に「KBS京都」「KBS京都テレビ」としているが、先述の表記もHPなどで引き続き使われている(ラジオは「KBS京都<small>Radio</small>」と表記)。 * [[2003年]]([[平成]]15年)に放送された『[[Go on]]』は、企画立案から制作全般に至るまでを大学生に一任させて作られた番組である。出演した学生の中には、のちにタレントとなった[[南波糸江]]や、NHKアナウンサーの[[和田光太郎]]などがいる。また、それ以外にも多くのマスコミ業界人を輩出しており、[[熊田曜子]]や[[夏川純]]も比較的無名時代に出演していた。 * ドラマは地方局では珍しく自主制作のものが多い(1回30分)。また、最近は[[台湾ドラマ|台湾]]や[[韓国ドラマ|韓国]]などのドラマを積極的に放送をしており<ref>特に韓国ドラマは、全話終了後に別枠で再放送をしている。ただし、韓国ドラマは字幕版。</ref>、[[2004年]]([[平成]]16年)には[[メキシコ]]の[[テレビドラマ]]を同局で輸入したこともある(放映中に権利関係で中断)。 * [[アニメ番組]]については[[1990年代]]には夕方などに多く放送し、[[2005年]]([[平成]]17年)から[[2009年]]([[平成]]21年)にかけては深夜枠に多く放送された(いわゆる[[UHFアニメ]])。かつては深夜向けに制作したものを土曜の朝や昼前に放送していた時期があった。 * [[日本のテレビ番組一覧#映画番組]]『中島貞夫の邦画指定席』では[[2008年]]([[平成]]20年)[[10月]]より、映画本編においてCMを一切挿入せずに放送している。[[ゴールデンタイム]]の放送で、1時間半近くにわたってCMを入れないのは非常に珍しい。 * 送信システムの関係からか[[文字多重放送|字幕放送]]は行っていなかったが、[[2010年]]([[平成]]22年)[[2月19日]]放送の[[バンクーバーオリンピック]]中継でKBS京都初の字幕放送を実施、そして同年6月より放送開始した[[海外ドラマ]]『[[デッド・ゾーン (テレビドラマ)|デッド・ゾーン]]』よりレギュラー番組の字幕放送を開始した。字幕放送のテロップは「字幕(左段)・多重(右上)・放送(右下)」で、同時に「デジタル放送では字幕多重放送もお楽しみいただけます」というテロップが表示される。『[[ポケットモンスター (アニメ)|ポケットモンスター]]』など、製作局が字幕放送を行っている購入番組では、字幕放送は行われていない。 * デジタル放送において「マルチ編成」送信を行っていない。 * 送信システムの関係上[[2009年]]([[平成]]21年)頃以降アナログ放送でもレターボックス放送となる場合、一部を除きデジタル放送同様にウォータマーク(KBS京都ロゴ)が表示されていた。完全移行に関しても、7月24日24時を待たずに完全停波を実施した。 *[[2013年]][[4月]]からは、[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]の人気情報番組である『[[5時に夢中!]]』が帯番組としてネットされることになった。[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]の帯番組がネットされるのは『TOKYOモーニングサプリ』のネットを打ち切って以来約10年ぶりである。 ===== アナログ終了対策 ===== *2009年1月より、キー局をはじめとした多くの民放テレビ局は2011年7月24日正午の[[NTSC|地上アナログ放送]]終了と[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]移行を周知するため、テレビ画面右上に「アナログ」表示の常時表示を開始したが、KBS京都では実施せず、CM明けに「アナログ」テロップを1分間(当初は10秒間)のみ表示した(一部番組では表示自体行われなかった)。 *2010年7月5日からはNHKと民放テレビ各社はアナログ放送では[[レターボックス (映像技術)|レターボックス放送]](画角サイズ16:9)に移行したものの、KBS京都では画角サイズ4:3で制作された番組の多くが額縁放送にせずに画面いっぱいで放送した。 *2011年1月12日より全ての番組でレターボックス放送となり、画面右上に「アナログ」表示、画面下にアナログ放送終了告知テロップの常時表示を開始。なお画角サイズ4:3で制作された多くの番組では、番組のタイトルなどを記した独自のサイドパネルを付けて放送していた(現在は廃止)。 *2011年7月1日より東北3県を除くテレビ各局は、アナログ放送において画面にアナログ終了までのカウントダウンの表示を画面左下ににかぶせる形で表示を行ったが、KBS京都のみ7月4日まで画面にかぶせず、画面上部に「ご覧のアナログ放送終了まであと○○日!」画面下部に地デジコールセンターの問い合わせ番号を表示した。7月5日からは他局と同様に画面左下へのかぶせ表示に変更した。深夜0時から放送終了までの間及び[[完パケ]]番組ではカウントダウンテロップの表示はされなかった。 *地上デジタル放送の[[ウォーターマーク]]はアナログ放送でもレターボックス放送となったときは表示される。但し一部ではデジタル・アナログとも非表示の場合もある(天気予報など)。 *2011年7月24日正午をもって地上アナログ放送を終了<ref>この時は[[よしもと祇園花月|祇園花月]]で行われた[[吉本興業]]の芸人による寄席中継の公開生放送だったが、アナログ放送はデジタル移行の案内アナウンスの途中(デジサポの電話番号を紹介する直前でまず画面がカットアウトし、数秒後音声も電話番号の読み上げを前にカットされた)で終了となった</ref>、ブルーバックでのアナログ放送終了画面に切り替えられた後、17時ごろに停波した。 ===== テレビ東京との関係 ===== * 原則として独自編成だが、[[テレビ大阪]]の開局前は[[テレビ東京]]の番組が多数同時ネットで放送されていたほか、『[[こんにちは!奥さん2時です]]』(サンテレビも制作に参加)など共同制作番組もあった。同局の開局以降は、協定によりKBS京都は原則としてテレビ東京の番組を同時ネットすることを禁止されたが、テレビ大阪の放送対象地域が[[大阪府]]となっており、同局の放送を受信ができない世帯も多く<ref>[[NTSC|アナログ放送]]・[[地上デジタル放送|デジタル放送]]ともに[[山城国|山城]]などの一部地域でしか直接受信できない。[[区域外再放送]]を行っている[[ケーブルテレビ]]に加入することで視聴できる場合もあり、デジタル放送も再送信している局がある。</ref>、それらの地域ではテレビ東京系列の番組を視聴できないことから、同系列のごく一部の番組を[[時差ネット]]で放送している。{{main|テレビ大阪#在阪局で唯一の大阪府域テレビ局|TXN#全国主要都市への展開と番組販売}}{{see also|ワールドビジネスサテライト#ネット局}}なお「[[mitaテクノピア]]」と「[[パソコンサンデー]]」はテレビ大阪開局後も同時ネットで放送されていた時期がある。 * 80年代は「タイムリー10」内で全国ニュースを放送しており、素材をテレビ東京から送られていた。放映の際には「協力:テレビ東京」というテロップが表示されていた。 * [[テレビ東京月曜9時枠の連続ドラマ|夏樹静子トラベルサスペンス]]や[[大江戸捜査網]]などテレビ東京系列での放送が終了し著作権が制作会社に移行しているドラマ作品も放送されているが、「土曜深夜サスペンス」枠内で放送中の夏樹静子トラベルサスペンス作品の様に、オープニングとエンディングが独自のものに差し替えられている番組もある(原作者が共通の[[関西テレビ放送|関西テレビ]]作品と共に「夏樹静子劇場」に再構成されているため)。 * [[2003年]]([[平成]]15年)にテレビ東京系列が中継したプロ野球[[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]第7戦は、本局やサンテレビでも同時ネットで放送した。また、[[2005年]]([[平成]]17年)の日本シリーズもテレビ東京が[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテ]]の優勝により第2・7戦の放送権を獲得したため、第2戦を同様に同時ネットで放送した(第7戦はロッテが4連勝で優勝したため、試合は行われなかった)。 * テレビ東京は[[2007年]]([[平成]]19年)[[5月]]の社長会見で、[[テレビ大阪]]の[[京都府]]・[[兵庫県]]への放送エリア拡大(準広域局化)を含むネットワーク拡大構想を発表している。{{main|テレビ大阪#放送エリア拡大への動き|TXN#5府県進出計画}}{{see also|平成新局#平成新局の今後|2011年問題_(日本のテレビジョン放送)#新規地上アナログ放送局開局が困難}} * JRA中央競馬中継に関しては、KBS京都とサンテレビがテレビ大阪開局以前から放送していたが、{{要出典範囲|サンテレビが大阪府をほぼフルカバーしていることに加え、テレビ大阪開局にともないKBS京都とサンテレビからテレビ東京系番組の編成がほぼ消えたことへの代償|title=テレビ大阪で放送しない理由(特に『代償』なる記述)について、検証可能性を満たすソースを提示ください。(現状の記述は執筆者の独自研究です。)2010年12月18日 (土) 11:13 (UTC)|date=2010年12月}}としてテレビ大阪では放送されず、KBS京都からの番組配信が続けられている。{{main|KEIBAワンダーランド#土曜版}} :これは[[2011年]]([[平成]]23年)のJRAメディア戦略見直し後も基本的に変わらず、土曜日のメインレースについてはテレビ東京と相互に素材を交換し続けている。[[テレビ愛知]]、[[テレビせとうち]]および[[TVQ九州放送]]はKBS京都から土曜日メイン帯の番組供給を受ける。{{main|うまDOKI#放送時間とネットワーク|ウイニング競馬#在阪局の土曜中継との関連}} ===== 関西テレビ・フジテレビとの関係 ===== * [[2002年]]([[平成]]14年)の割り当て増資が行われた際、関西テレビ放送、および系列キー局である[[フジテレビジョン]]から資本強化の提供を取り付けた。 * その際、関西テレビが実施していた[[スカパー!プレミアムサービス|スカパー!]]<ref>フジテレビが大口株主である</ref>・[[ケーブルテレビ]]向けのCS放送「[[関西テレビ☆京都チャンネル]]」との共同制作番組を実施するようになり、KBSテレビの視聴範囲であれば地上波で、それ以外の地域もスカパーかケーブルテレビを介して加入すれば見ることが可能だったが、現在「京都チャンネル」は廃止されている。 * また、KTVのアナウンサーがKBSテレビに出向出演することもある。([[岡安譲]]、[[杉山一雄]]、[[中島優子]]ら。なおラジオ、およびその逆・KBSアナウンサーがKTVに出向出演したり、フジテレビからKBSへの出向出演することは殆どない)このほか、元関西テレビアナウンサーで現在は[[メディアプルポ|関連会社]]所属フリーアナウンサーの[[桑原征平]]がKBS京都のクイズバラエティー番組「[[おもしろ京都検定]]」の進行役を務めたことがある。 * [[Jリーグ中継]]の[[スカパー!プレミアムサービス|スカパー!]]向けの放送では、KBSのスタッフが[[京都サンガF.C.]]主管試合の製作を担当([[2012年]]は地上波でも放映)しているが、[[2011年]]から[[セレッソ大阪]]主管試合を親会社・関西テレビのスタッフが担当し、異なるチームの試合を関係会社同士で製作を行っている。 * 毎年7月に京都放送が制作している番組『祇園祭山鉾巡行』は[[BSフジ]]でも放送されている。 ==== ネットワークの変遷 ==== * [[1969年]]([[昭和]]44年)[[4月1日]] - 近畿放送テレビ、アナログ本放送を開始(JOBR-TV、34ch)。[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]・[[フジテレビジョン|フジテレビ]]・[[テレビ朝日|NETテレビ]]の[[準キー局]]未ネット番組のネットを開始し[[独立放送局|独立局]]としての一歩を記す。 * [[1975年]]([[昭和]]50年)[[3月31日]] - [[MBSテレビ|毎日放送]]から[[テレビ東京|東京12チャンネル→テレビ東京]]の準キー局を引き継ぐ。これにより同局主体の編成に。 * [[1982年]]([[昭和]]57年)[[3月1日]] - [[テレビ大阪]]の開局に伴い[[テレビ東京]]準キー局の座を同局に譲る。しかし[[テレビ東京]]とは関係が残り、同局を除く在京4局の準キー局未ネット番組もネットする独立局として再出発した。この年から[[テレビ神奈川|tvk]]・[[千葉テレビ放送|チバテレビ]]・[[テレビ埼玉|テレ玉]]と相互関係を結んでいる。なおこの頃は、テレビ東京とは番組を受けるだけでなく、自社取材の映像をテレビ東京に送る関係でもあり、またテレビ東京取材の映像が自社ワイドニュース内で使われる関係でもあった。 * [[2007年]]([[平成]]19年)[[4月1日]] - テレ玉・tvk・チバテレビ・[[三重テレビ放送|三重テレビ]]・[[サンテレビジョン|サンテレビ]]と[[東名阪ネット6]]を結成する。 ==== 送信所 ==== 「※」を付した局は、[[偏光|垂直偏波]]で送信している。 * 親局:[[京都市]][[左京区]]一乗寺及び[[滋賀県]][[大津市]]山中町([[比叡山]]) ** JOBR-DTV 23ch([[リモコンキーID]]'''5''' デジタルチャンネル番号051使用可能)・空中線電力1kW [[実効放射電力|ERP]]4.9kW<ref> リモコンキーIDは独立局では[[テレビ和歌山]]も「'''5'''」を使用している。全国的には[[テレビ朝日]]系列フルネット局で多く使われるが、[[ABCテレビ|朝日放送(ABCテレビ)]]がアナログ親局(6ch)と同じ「6」を引き継いだため、KBS京都とテレビ和歌山には「5」が割り当てられた。 </ref> * 中継局 ** 舞鶴 23ch 10w ** 宮津 23ch 10w ** 福知山 23ch 20w ** 中舞鶴 28ch 1w ** 峰山 23ch 3w ** 久美浜 23ch 1w ** 野田川 28ch 1w ** 亀岡 23ch 3w ** 山科 30ch 1w ** 山城田辺 43ch 1w ** 和束 28ch 1w ** 伏見桃山 30ch 1w ** 宇治田原 37ch 0.3w ** 宇治志津川 30ch 0.01w ** 京都大原 42ch 0.3w ** 京都八瀬 30ch 0.01w ** 京都八幡 50ch 0.3w ** 上夜久野 40ch 0.3w ** 京都大岩山 23ch 1w ** 丹波 21ch 1w ** 田辺大住 50ch 0.01w * アナログ送信所([[2011年]]([[平成]]23年)[[7月24日]]停波時点) ** 京都親局JOBR-TV '''34ch'''・映像10kW/音声2.5kW<ref> 本局以外でアナログ34chを親局とする国内の放送局は[[青森朝日放送]]、[[宮城テレビ放送]]、[[富山テレビ放送]]、[[山陰中央テレビジョン放送]]、[[テレビ熊本]]がある。</ref> ** [[舞鶴中継局|舞鶴]] 57ch 100W - [[舞鶴市]](槙山) ** 宮津 39ch 100W - [[宮津市]](鼓ヶ岳) ** [[福知山中継局|福知山]] 56ch 200W - [[福知山市]](烏ヶ岳) ** 中舞鶴 37ch 10W - 舞鶴市([[白鳥峠]]) ※ ** 峰山 40ch 30W - [[京丹後市]](西山テレビ塔) ** 久美浜 41ch 10W - 京丹後市([[熊野神社]]西方) ※ ** 野田川 40ch 10W - [[与謝郡]][[与謝野町]](美国次郎山系) ※ ** [[亀岡テレビ中継局|亀岡]] 41ch 30W - [[亀岡市]](牛松山) ** 京北 47ch 10W - [[京都市]][[右京区]](城山) ** 園部 53ch 3W - [[南丹市]](木崎北) ** 丹波 42ch 10W - [[船井郡]][[京丹波町]](吉尾山) ** 夜久野 42ch 3W - [[福知山市]]([[西日本旅客鉄道|JR西日本]][[下夜久野駅]]南方) ** [[京都山科テレビ中継局|山科]] 62ch 10W - 京都市[[山科区]] ** 日吉殿田 54ch 1W - 南丹市 ** 宇治田原 54ch 3W - [[綴喜郡]][[宇治田原町]] ** 大岩山 40ch 10W - 京都市山科区([[大岩山]]) ** 将軍塚 48ch 10W - 京都市[[東山区]] ** 山城田辺 47ch 10W - [[京田辺市]](天王の山) ** 和知 41ch 3W - 船井郡京丹波町(升谷の山) ** 丹波美山 53ch 10W - 南丹市(和泉の山) ** 丹波美山東 42ch 3W - 南丹市(広瀬の山) ** 上夜久野 53ch 3W - 福知山市 ** 京都大原 54ch 3W - 京都市[[左京区]][[大原 (京都市)|大原]](水谷山) ※ ** 和知西 53ch 3W - 船井郡京丹波町(女崎山) ※ ** 和束 40ch 10w - [[相楽郡]][[和束町]](湯谷山) ** 丹波豊田 42ch 0.1W - 船井郡京丹波町(須知高校裏) ※ ** 日吉上胡麻 61ch 0.1W - 南丹市(丸山) ** 舞鶴寿 57ch 0.1W - [[舞鶴市]]([[大和紡績]]舞鶴工場北方) ** 宇治志津川 54ch 0.1W - [[宇治市]] ** 田辺大住 51ch 0.1W - [[京田辺市]]([[パナソニック電工]]研究所裏)<ref>垂直偏波だが[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]][[NHK奈良放送局|奈良]][[親局]]と同一周波数のため混信しやすい。</ref> ** 京都松ヶ崎 37ch 10W - 京都市[[左京区]](城山) ** 京都八瀬 57ch 0.1W - 京都市左京区 ** 網野浜詰 40ch 0.1W - [[京丹後市]] ※ ** 八幡 43ch 3W - [[八幡市]]([[男山]]) ** 宇治桃山 57ch 10W - 宇治市(宇治高尾山) ==== ケーブルテレビ再送信局 ==== 以下の府外の[[ケーブルテレビ]]では[[区域外再放送]]が行われている。[[滋賀県]]・[[奈良県]]の各局と[[大阪府]]の一部の局では、デジタル放送の再送信も行われている。 * [[福井県]] ** [[ケーブルテレビ若狭小浜]](チャンネルO) ** [[嶺南ケーブルネットワーク]](RCN) ** [[美方ケーブルネットワーク]](MMネット) * [[三重県]] ** [[アドバンスコープ]] * [[滋賀県]] ** [[甲賀ケーブルネットワーク]] ** [[東近江ケーブルネットワーク]] ** [[ZTV]](県内) ** [[滋賀ケーブルネットワーク]] * [[奈良県]] ** [[近鉄ケーブルネットワーク]](KCN) ** [[こまどりケーブル]](一部地域除く) * [[大阪府]] ** [[ジェイコムウエスト|J:COMウエスト]] - [[京都府]]・[[兵庫県]]・[[和歌山県]]の各府県内にも、同社傘下のケーブルテレビ各局がある。 *** [[J:COM 大阪セントラル]]([[2011年]]([[平成]]23年)[[7月19日]]よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 吹田]]([[2009年]](平成21年)[[12月1日]]よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 豊中・池田]]([[2010年]](平成22年)[[1月13日]]よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 高槻]](2009年(平成21年)12月1日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 東大阪]](2009年(平成21年)12月1日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 北河内]](2009年(平成21年)12月1日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 北摂]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 堺]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM かわち]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 和泉]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 泉大津]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM 南大阪]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *** [[J:COM りんくう]](2011年(平成23年)7月19日よりデジタル再送信開始) *::大阪府内のJ:COMエリアでのアナログ放送の再送信は2011年(平成23年)[[7月24日]]をもって終了したが、大阪府内での京都放送のデジアナ変換はおこなわれていないため、組合(京都放送労組)は同地域における視聴者数の減少や地域住民に不満があることを指摘したうえで、J:COMに対してデジアナ変換の実施を要請するよう求めている<ref>[http://www1.odn.ne.jp/~minpororen-kinki/jyouhou201109/11-000/11-008/08-09.html 9.京都放送労組、回答日9日に誠実に回答せよ!](地連情報) - [[日本民間放送労働組合連合会|民放労連]]近畿地方連合会(2012年10月31日閲覧) ※京都放送労働組合『組合ニュース』 No.11-200 (6866) 2011年11月4日付より抜粋。</ref>。 ** [[ケイ・キャット]]([[枚方市]]で[[HFC]]配信のものを視聴している世帯) <ref>[[FTTH]]方式の配信については[[ケイ・オプティコム]]の[[eo光テレビ]]と提携しているが、他の大阪府の一部の地域ではデジタル放送(もしくはアナログ放送も)の再送信を行っていないことがある。なお、eo光テレビと提携している奈良県のKCNについては、先述のようにデジタル放送を含めて配信している。</ref> * [[兵庫県]] ** [[朝来市ケーブルテレビ]] ** [[養父市ケーブルテレビジョン]](ふれあいネット) ** [[ベイ・コミュニケーションズ]] このほか、ケーブルテレビではないが[[eo光テレビ]]でも大阪府の一部でアナログ放送のみ再送信が行われている。一方で、滋賀県では直接受信が可能なところでもアナログ・デジタルともに再送信は全く行われていない。 ==== 可視聴エリア ==== {{出典の明記|date=2010年8月|section=1}}<!-- 観察記録(独自研究)が多く含まれるため、検証可能性を満たすソースを提示ください。 --> * 親局は[[比叡山]]にあり、アナログ放送は[[京都府]]外でも[[滋賀県]]一帯や[[大阪府]][[大阪市]]・[[堺市]]の一部・[[北摂]]・[[東大阪|東部大阪地区]]、[[奈良県]][[奈良盆地]]一帯において直接受信で視聴されている。 ** ただし、三重県との県境に近い[[南山城村]]についてはKBS京都公式のサービスエリアからも範囲外とされている。 ** 京都府・滋賀県境に親局がある京都府域局であるが、エリア外の[[滋賀県]]側にも送信アンテナが設置されており<ref>ただし、滋賀県側については送信アンテナ段数を減らしてERPを下げている。</ref>、[[滋賀県]]の大半をエリアとしている。デジタル放送でも同様のアンテナ配置になっており、滋賀県側の視聴エリアは広くなっている。 ** なお、同じ場所から送信している府域局の[[日本放送協会|NHK]][[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]][[NHK京都放送局|京都放送局]]は滋賀県内にも[[NHK大津放送局|県域局]]があるため、送信アンテナを設置していない。また、可視聴エリアを府県域に留めるために電波に指向性を持たせている[[岐阜放送]]や[[テレビ大阪]]よりも制約が少ない。ただし、デジタル放送は[[枚方市]]を除く大阪府と奈良県では直接受信が厳しくなっている。 * この他にも、[[福井県]]、[[三重県]]、[[兵庫県]]、[[岐阜県]]、[[愛知県]]、[[岡山県]]、[[香川県]]、[[徳島県]]の一部で受信できる事がある。但し、地元のテレビ局が33・34・35chを使用している場合や、福知山中継局などと周波数が重複する場合は、混信等の為受信状態は芳しくない。[[広域放送|中京広域圏]]では、三重県の伊賀地域が唯一良好に受信できるエリアで、愛知県でも西部の一部地域で受信出来る場所があるが[[浜松中継局]]の[[テレビ静岡]]([[フジニュースネットワーク|FNN]]系列。34ch)や地元[[中京テレビ放送]]([[Nippon News Network|NNN]]系列。[[東山タワー]]。35ch)、[[三重テレビ放送]](独立UHF局。[[津テレビ・FM送信所|長谷山送信所]]。33ch)などと混信することが多い。[[岡山県・香川県の放送|岡山県・香川県]]では[[瀬戸内海放送]]([[All-nippon News Network|ANN]]系列。[[前田山 (高松市)|高松中継局]]・33ch)や[[岡山放送]](FNN系列。[[金甲山送信所]]・35ch)と、兵庫県北部では[[山陰中央テレビジョン放送]](FNN系列。[[松江・米子 テレビ・FM放送所]]・34ch)と混信することがある。 * 前述のように本局と関係が深く、[[大阪府]]内でも視聴ができることが多い[[サンテレビジョン|サンテレビ]]と比べると、[[大阪市]]周辺で直接受信に限ってみれば、視聴できる世帯数は多くない一方、京都府と平野部で隣接する[[北河内地区]](特に[[枚方市]])では直接受信でも視聴者が多い。また、大阪府や[[奈良県]]ではアナログ放送が受信できてもデジタル放送は受信できない報告も少なくない<ref>これは、デジタル放送で同一チャンネルのNHK総合テレビ[[NHK和歌山放送局|和歌山局]]との混信の影響と、奈良県方面へ電波を漏らさないよう抑えたためである。[http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/tv/area_map/ こちらのエリア図]も参照のこと。</ref>。また、本来の放送エリアである[[京都市]]内でも親局の山影に位置し、近隣に中継局があっても受信が難しい地域もある。デジタル放送では奈良県境に近い[[木津川市]]に一部、受信が難しい地域もある。 * デジタル放送の[[放送#放送区域|放送区域]]内世帯数は約125万世帯で、本来の放送エリアである[[京都府]]内でアナログ放送を受信できなかった世帯でもデジタル放送を受信できる地域が増えている。また、区域外のエリアでも、[[テレビせとうち]]([[TXN]]系列)のアナログ23chなどの電波が混信しない限り、良好に受信できる地域が増えている。 ** [[大阪府]]南部や[[兵庫県]]南部地域では、同じ23chを[[NHK和歌山放送局|NHK和歌山総合]]([[和歌山テレビ送信所・中継局]])が使っており、チャンネルが重複しないNHK京都局は受信できても、受信不能になる地域もある<ref>[[兵庫県]][[養父市]]の一部では、アナログ放送の場合、[[MBSテレビ|MBS]]の八鹿中継局(34ch)と混信して良好に受信できていなかったが、デジタル放送の場合、混信する放送局がない(NHK、広域民放各局、県域民放各局とも送信される物理チャンネルが統一されているため)ので、非常に良好に受信できる場所があることが確認されている。</ref>。 ** [[岐阜県]]や[[愛知県]]、[[三重県]]伊勢湾沿岸部では、同じ23chを[[テレビ愛知]](TXN系列。[[瀬戸デジタルタワー]])が使っており、ほとんど受信不可能。 == 特記事項 == === ラジオ・テレビ共通 === ==== アナウンサー ==== ; 男性 * [[澤武博之]] * [[梶原誠]] * [[森谷威夫]] * [[竹内弘一]] * [[木村寿伸]] ; 女性 * [[塩見祐子]] * [[平野智美]] * [[遠藤奈美]] * [[海平和]] ; 契約キャスター * [[落水七重]] - 金曜 * [[熊本麻美]] * 藤原美佳 - 土曜遅番、祝日、他 * 湯谷明子 - 土曜早番 ([[井上愛梨]] -契約アナウンサー→[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]アナウンサー) ; 過去の所属者 * [[糸居五郎]]([[1951年]]入社、設立時のアナウンス部長) *月原史郎([[1981年]][[3月]]退職、「なつめろ一番鶏」などを担当) *[[武部宏]]([[1959年]]入社、ラジオ[[武部宏のおはようサンシャイン]]などを、テレビ「mitaテクノフォーラム」などを担当。[[1993年]][[3月]]退職(事業局長)し[[10月]]に事務所を開く。現在「[[武部宏の日曜とーく]]」担当) *[[三好仁]] * [[尾崎千秋]]([[1960年]]入社) * [[小崎愃]] * 小杉征義(こすぎゆきよし、[[1964年]]入社、[[1983年]]営業職へ、その後KBS京都の常勤監査役に就任。現在、NASHVILLE HOT-LINE準レギュラー、KBSカルチャー「アナウンス講座」講師、JEUGIAカルチャーセンター「小杉征義の話し方教室」講師) * [[飛鳥井雅和]]([[1964年]] - [[2002年]]、現在は[[フリーランス|フリー]]、[[あぐり京都]]担当) * [[山口進]]([[1966年]]入社) * [[久保房郎]]([[1968年]] - [[2005年]]、現在はフリー) * [[山崎弘士]]([[1968年]]入社。現在は顧問、[[山崎弘士のGOGOリクエスト]]担当) * [[藤原貢三]](ふじはらこうぞう)ラジオ「京都新聞ニュース」のテーマのどなり『京都新聞ニュースです』(昭和50年代後半)のナレ。滋賀放送局局長を歴任(1984年頃ラジオ番組「今夜はアナだらけ」の番組内の発言より)。 * 小林とし子 * 山沢あけみ * 辻ひろ子(現在は朗読家として活動) * 池上桂子 * 岡本裕美→岩崎裕美(いわさきひろみ、現在は京小町踊り子隊プロジェクト代表理事、第26回[[国民文化祭]]オープニングパレード企画委員会委員長、娘は[[松竹芸能]]所属の[[岩崎絵美]]) * 植月百枝([[桂都丸のサークルタウン]]など担当。現在はフリーアナウンサー) * [[横井くにえ]](退職後はFMラジオなどで番組を担当、「[[日曜ワイド われら夢の途中]] 第3部」担当中の[[2006年]][[7月]]に死去) * [[藤村寛一]]([[1974年]]入社、[[2009年]][[9月30日]]定年退職) * 広見早苗([[ハイヤング11]]など担当、現在は[[オフィスキイワード]]に所属) * 高橋真知子([[鈴木邦男の家内安全]]など担当。退職後、一時[[オフィスキイワード]]に所属し[[京都大好きラジオ]]に出演) *石田泰資(「なつめろ一番鶏」、競馬実況などを担当) * [[村上祐子 (KBS京都)|村上祐子]]([[1978年]]入社、現在はラジオ編成制作局長) *水野潤子([[1978年]]入社、「上岡龍太郎のナツメロ大全集」「フュージョンスクエア」「ハッピーサンデー」などを担当。現在はフリーアナウンサー、CHK京都アナウンススクール講師、ラジオ関西「ラジ王」出演) * [[濱野圭司]]([[1980年]] - [[1994年]]、現:[[フリーアナウンサー]]) * [[宮本英樹]]([[1983年]] - [[2006年]]、[[2006年]][[夏]]から同局報道デスク業務) * 岡野真人「どんぐりコロコロ共和国」(フリーウェーブ枠)「TODAY'Sセンサー」(土・日)「競馬実況」などを担当 * [[石川智徳]]<ref>当時の印刷物(番組表など)にも誤記があったが「知徳」ではない。</ref>(退職後[[Jリーグ・ワールド]]、[[CS放送]]に出演) * [[寺西裕一]]([[1988年]] - [[1993年]]、現在[[競馬展望]]と[[うまDOKI]]競馬中継実況担など担当) * [[平野賢一]]([[1989年]] - [[1995年]]、フリーアナウンサー活動の後、現在は[[高校教師]]) * [[吉見由香]]([[1995年]]入社、1999年頃退職後は関西を中心にフリーアナとして活動。現在は、ニッポン放送[[エルファクトリー]]にて、DJ、フリーアナウンサーとして活動) * [[堀川節子]]([[1998年]] - [[2005年]]、現在は[[オフィスキイワード]]に所属) * [[岩崎心平]]([[2000年]] - [[2005年]]、現:[[東日本放送]][[アナウンサー]]) * [[宮内亨]]([[2008年]] - [[2011年]]、教員を目指し[[2011年]][[3月31日]]自主退職) === ラジオ === ==== サテライトスタジオ ==== *長浜まちづくり役場内KBSサテライトスタジオ - [[滋賀県]][[長浜市]]元浜町6-12 * 夢京橋あかり館サテライトスタジオ - [[滋賀県]][[彦根市]]本町1丁目2-3 夢京橋あかり館内 ; 過去のサテライトスタジオ *「ラジオ京都 高島屋サテライトスタジオ」1963年11月23日 - 1970年秋 ** 常設[[サテライトスタジオ]]第1号。西日本初([[雷門]]や[[銀座]]にはあった)。観客が集まりすぎて車道まではみ出し市電の運行に支障をきたした、との逸話があり。[[三田明]]が来た時に大勢の人でスタジオが揺れたため、大物は呼ばないことになった。前夜祭が行われ[[プラターズ]]が演奏した。当初は四条通りに面していたが、途中で河原町通りに面する場所に位置を変えた。2011年11月15日-20日、高島屋創業180周年&KBS京都創立60周年『サテスタ リバイバルウイーク 2011』として復活した。 *銀座ポップスタジオ - 東京支社の応接室の一角をガラス張りにしてスタジオにした。「ふれあい情報にしひがし」などを放送。 *原宿スタジオ - [[はいぱぁナイト]]を放送。制作会社が持っていたスタジオを使用。 *[[京都信用金庫]]西陣支店2階 *[[丸物]]屋上 - [[丸物WAIWAIカーニバル]](司会は[[はしだのりひこ]]、[[笑福亭鶴光]]とピンクピクルスの[[茶木みやこ]]と小林京子、[[笑福亭鶴瓶]]など。[[丸物百貨店]]が[[近鉄百貨店]]となった後は番組のタイトルも「近鉄WAIWAIカーニバル」に変わった) *[[大丸]]屋上 - [[アクションヤング大丸]](木曜20:00 - 、[[諸口あきら]]) *トミヤマ靴店 - トミヤマ ヤングジャンボリー([[山崎弘士]]) *[[長浜楽市]](1988年 - ?) - [[土曜が一番楽市タウン]]([[シンデレラエキスプレス]])、[[午後は気ままに楽市タウン]] * [[東映太秦映画村]](1980年ごろ東映太秦映画村の中村座に近畿放送のサテスタがあった) ** [[1980年]]([[昭和]]55年)ごろまで、腹話術師の[[川上のぼる]]による『川上のぼるのいただきます歌謡曲』を[[生放送]]していた。その後、映画村の改修時にサテライトスタジオは取り壊されたが、イベントカー「とんべい」を映画村中村座の前に出向させて土曜の昼に[[生放送]]を行っていた。 * [[明日都浜大津]] ** 浜大津港前の再開発ビルから、[[1998年]]([[平成]]10年)[[4月]] - [[1999年]]([[平成]]11年)[[9月]]末まで『[[KBSハーバーRadio]]』の放送をしていた。 * [[ナムコ]]ワンダーエッグ ** [[東京]]・[[二子玉川]]のテーマパーク「ナムコワンダーエッグ2」に『WE2ステーション(後に「WE3ステーション」と改称)』が設けられ、『[[日高のり子の Tokyo Wonder Jam うり!うり!うりほぅ!]]』の収録に使用された。その後、施設の廃園により[[2000年]]([[平成]]12年)[[12月]]末をもって使用を終了。 * 東京都庁 45階展望台 ** 元は、[[文化放送]]が東京都庁45階展望台に開設した「スタジオSOLA」である。[[2001年]]([[平成]]13年)[[4月7日]]より『[[日高のり子の Tokyo Wonder Jam うり!うり!うりほぅ!|日高のり子のHAPPY@]]』の収録に使用された。 ==== α-STATIONとの合同企画 ==== <!-- この項目を記述の場合は、エフエム京都での記述との同一性にご留意ください。 --> * [[2006年]]([[平成]]18年)[[11月3日]]の10時から16時までの6時間、同じ京都のFM局・[[エフエム京都|α-STATION]]との共同企画「KYOTO RADIO DAY」を実施した。これは、KBSラジオの開局55周年とα-STATIONの開局15周年を記念したもので、この時間帯には双方で同じ内容の番組を同時に放送するという、AMとFMの垣根を越えた特別番組を放送した。本局からは[[森谷威夫]]、[[村上祐子 (KBS京都)|村上祐子]]ら同社の[[アナウンサー]]や[[森脇健児]]、梶浦梶子などの人気DJが、α-STATION側からは[[佐藤弘樹]]、茂山千三郎、[[森夏子]]、[[谷口キヨコ]]らの人気DJが出演した。 * この間の[[ニュース]]は、本局の『[[京都新聞]]ニュース』がジングル付きでそのままα-STATIONでも放送された。[[交通情報]]と[[天気予報]]も本局のものだったがBGMはα-STATIONのものを使用し、天気予報はラインキャスターの[[百鳥秀世]]がKBSに出向き担当した。また、[[コマーシャルメッセージ|CM]]も同じものが放送された(なお、テレビで事前に放映された番組宣伝は、KBSテレビとα-STATION双方に出演中の谷口が担当した)。 * [[2007年]]([[平成]]19年)[[9月24日]]の10時から16時までの6時間、環境と文化をテーマに『ECOES』が放送され、放送は[[グリーン電力]]を用いて行われた。[[堀ちえみ]]などがゲスト出演した(月曜の放送のため、[[エフエム大阪|fm osaka]]でレギュラー番組のある谷口は出演していない)。 * なお、[[2006年]]([[平成]]18年)の放送時に両局は「同一地域に本社を置くAM局とFM局が同一番組を県域規模で放送するのは日本初」としていたが、過去に同様の前例がいくつか存在している<ref>[[1985年]]([[昭和]]60年)[[8月30日]]、[[北海道]]内の民放テレビ・ラジオ全局がサッポロビールをスポンサーに一村一品運動と地域活性化を目的とした「おおーい北海道」キャンペーンの同時放送を行っており、以降5年間続いた。このほか、[[2003年]]([[平成]]15年)[[8月6日]]に、[[鹿児島県]]の[[NHK鹿児島放送局]]([[NHKラジオ第1放送|ラジオ第1放送]])と[[南日本放送]](県域AM局)および[[鹿児島シティエフエム]]([[コミュニティ放送|コミュニティFM局]])との同時放送を実施している''(詳細は、[[南日本放送#鹿児島県内他民放ラジオ局と同時編成]]を参照)''ほか、[[2005年]]([[平成]]17年)[[11月]]には、福岡県の5局中4局の県域民間ラジオ局が『[[天神ラジオパラダイス]]』を、[[2006年]]([[平成]]18年)[[3月]]には同じく5局が『[[ライフサポーター あなたを守る防災ラジオ]]』を放送している。</ref>。 === テレビ === ==== テレビのオープニング・クロージング ==== ; オープニング * 開局 〜 [[1981年]]([[昭和]]56年)[[3月]](映像内容は不明) : '''「おはようございます。近畿放送です」'''のアナウンスが入ったものだった。 * [[1981年]]([[昭和]]56年)にKBS京都の呼称が採用されてからは、開始時はブルーバックで親局の周波数と、中継局[[スーパーインポーズ (映像編集)|テロップ]]のみのシンプルなものだった。また、[[1995年]]([[平成]]7年)[[10月1日]]放送分からは最初の画面に「京都放送 KBS京都TV」の表示にマイナーチェンジされた(音楽は変更なし)。 * [[2001年]]([[平成]]13年)[[6月]]からは、社屋と[[京都府]]内の日中に撮影した風景映像を被せた形になった。BGMは、両バージョン共に[[coba]]の『プシュケ』。 * [[2008年]]([[平成]]20年)[[4月]]からは映像とBGMが変更され、湖の映像に親局と中継局のテロップを被せたものになった。BGMは[[宮本文昭]]の『明日の記憶』。 * [[2010年]]([[平成]]22年)[[11月]]からは親局・中継局テロップとBGMが変更された(映像は変更なし)。BGMは[[スキマスイッチ]]の『蕾のテーマ』 ; クロージング * 開局 - [[1970年代]]半ば(映像内容は不明) * 1970年代後半 - [[1981年]]([[昭和]]56年)[[3月]](映像内容は'''サイコロ状にKBSと書かれたオブジェをバックに近畿放送テレビ〈改行〉JOBR-TVが書かれた物 '''→ ブルーバック「近畿放送テレビ 本日の放送はすべて終了しました。」 → 本社と京都市内の夜景をバックに技術情報と中継局テロップ → 火の元、戸締まりを喚起する画面→ラジオのご案内) : '''「近畿放送テレビの番組をご覧頂きましてありがとうございました。今日の番組はこれで終了させていただきます。おやすみなさい・・・」'''というアナウンスが入ったものだった。BGMは[[アール・クルー]]の「Julie」。バックの夜景は市電廃止後も市電の走行風景が映されていた。 * [[1981年]]([[昭和]]56年)[[4月]] - [[1997年]]([[平成]]9年)頃までは、[[KBSホール (日本)|KBSホール]](社屋内)のステンドグラスの映像を写しながら親局の周波数と中継局をテロップで紹介した後、[[京都市]]内の夜景に映像が切り替わり終了するものであった。その後、[[1998年]]([[平成]]10年)頃から[[2001年]]([[平成]]13年)[[5月]]頃までは、[[京都市]]内の夜景をバックに、親局の周波数と中継局をテロップで紹介するものに変更された。いずれのバージョンともBGMは、[[:en:Gheorghe_Zamfir|ゲオルゲ・ザンフィル]](Gheorghe Zamfir)の[[パンフルート]]による、映画『[[ライムライト (映画)|ライムライト]]』のテーマ曲である、『テリーのテーマ(エタナリー)』が長年にわたり使用されていた。 * [[2001年]]([[平成]]13年)[[6月]] - [[2008年]]([[平成]]20年)[[3月]]頃までのものは、新たに撮影された[[京都市]]内の夕暮れと夜景の映像が流れた後、スタジオの照明が消灯して終了する、と言うものであった。BGMは[[服部克久]]の『STAR DREAMER』であった。 * [[2008年]]([[平成]]20年)[[4月]] - [[2010年]]([[平成]]22年)[[10月]]までのものは、映像が[[京都市]]内の夜景の新ヴァージョン、BGMは[[内田奈織]]の『再会』であった。 * なお、いずれのバージョンでも、[[2009年]]([[平成]]21年)[[3月]]頃までは、日曜日の深夜(月曜日の未明)を除き、最後に「'''このあとはKBS京都ラジオでおたのしみください。'''」というテロップが流れていた。 * [[2010年]]([[平成]]22年)[[11月]]からは親局・中継局テロップとBGMが変更された(映像は変更なし)。BGMは[[押尾コータロー]]の『[[カノン]]』である。 * [[2011年]](平成23年)[[7月25日]]からクロージングの時間が2分から1分に短縮された。映像は京都市内の夜景が一部カットされた。BGMは変更無いが、それまでとは別の部分のメロディーが流れている。 * [[2008年]](平成20年)7月から、アナログ放送の終了告知画面を1分間放送していた(無音)。当初は他局と比べてブルーバックの色が濃く、文字が小さいもので、アナログ放送のみクロージング後の1分間流れていたが、[[2009年]](平成21年)7月より[[地デジカ]]のイラストが入った画面となり、クロージング後に加えオープニング前にアナログ放送・デジタル放送共に流れ、EPGにも番組として掲載されるものとなった。なお、クロージング後はデジタル放送が先に停波していた。 * [[2006年]](平成18年)[[4月1日]]から[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]が開始されたのに伴い、本局のテロップが一部変更され「'''JOBR-TV'''(きょうとほうそうテレビ)アナログ34ch 出力 映像:10kw(定格)音声:2.5kw(定格)'''JOBR-DTV'''(きょうとほうそうデジタルテレビジョン)デジタル23ch 出力:1kw(定格)」とアナログ、デジタルのコールサイン、チャンネルを併記していた(アナログ放送終了まで)。 *アナログ放送が終了しデジタル放送に一本化された後は、映像の開始とほぼ同時に「'''JOBR-DTV'''(きょうとほうそうデジタルテレビジョン)デジタル23ch 出力:1kw(定格)」と表示されるようになり、それまでの「おはようございます 京都放送 KBS京都テレビ」(オープニング時)、「本日のプログラムは終了しました」(クロージング時)の表記は無くなった。 ; その他、メンテナンスの対応等 * [[2006年]]([[平成]]18年)[[4月1日]]から[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]が開始されたのに伴い、本局のテロップが一部変更され「'''JOBR-TV'''(きょうとほうそうテレビ)アナログ34ch 出力 映像:10kw(定格)音声:2.5kw(定格)'''JOBR-DTV'''(きょうとほうそうデジタルテレビジョン)デジタル23ch 出力:1kw(定格)」とアナログ、デジタルのコールサイン、チャンネルを併記していた(アナログ放送終了まで)。 * 24時間放送は実施していない。深夜1-2時台迄には全ての番組が終了し、それ以降は基本的には全く放送されていない。放送休止時は基本的に、台風接近もしくは地震発生時など非常事態の放送以外は停波か[[カラーバー]]を放送する<ref>[[1969年]]([[昭和]]44年)のテレビ開局以来40年間にわたり、[[お天気カメラ]]などの[[フィラー]]は一切に行われていない</ref>。朝は午前5時50分(土曜日のみ午前5時25分)より開始する。 ==== 時刻出し ==== * 放送開始時から9時、午後5時から午後5時43分頃まで。かつては、平日のみ(ラジオ・テレビのパラレル番組をしていた頃)17時まで表示していたこともあった。 * また7時台に自社制作のワイド番組『[[スキップモーニング]]』を放送していた頃は、薄い[[鶯色]]のカスタム表示を行っていたが、番組の終了と共にこちらも終了した。 * [[2007年]]([[平成]]19年)[[12月10日]]からの新マスターの運用開始に伴い、デジタル・アナログ共に[[フォント]]が変更された。フォントは[[平成角ゴシック]]。 ==== アニメ番組について ==== * 視聴上の注意テロップについて ** [[1997年]]([[平成]]9年)に発生した[[ポケモンショック]]に端を発し各局で表示されるようになった視聴上の注意テロップは、本局でも[[1998年]](平成10年)より表示を行っていた([[全日|全日帯]]・[[UHFアニメ|深夜帯]]不問)が、[[2004年]]([[平成]]16年)[[12月]]末まで一旦表示されなくなった<ref>但し、[[テレビ東京]]制作のアニメ番組(『[[とっとこハム太郎 (アニメ)|とっとこハム太郎]]』と『[[ポケットモンスター (アニメ)|ポケットモンスター]]』)は例外である。</ref>。しかし[[2006年]]([[平成]]18年)[[8月]]より再び全てのアニメ番組で表示されるようになった<ref>同年[[7月]]より放送されたアニメ番組『[[まもって!ロリポップ]]』にて、初回より納入時の段階で表示されていた注意テロップが第3話([[7月21日]]放送分)以降表示が無くなっている。</ref>。 ** [[2009年]](平成21年)[[10月21日]]以降は全日帯アニメのみ表示となっていたが、[[2010年]](平成22年)[[7月6日]]より再び深夜帯を含む全てのアニメに表示されるようになった。 ** [[2007年]](平成19年)[[4月]]中旬から[[2008年]]([[平成]]20年)[[7月]]までの間は、全日帯のアニメ番組(一部除く)の「本編開始前」と「Bパート開始前」に[[わかさ生活]]の[[マスコットキャラクター]]「ブルブルくん」による視聴上の注意を促すCMが放送されていた<ref>番組開始後にも注意テロップが表示されるため、合計で3回注意を行っていたことになる。ちなみに、CMは[[2008年]][[5月]]に1度リニューアルしている。</ref>。2008年(平成20年)[[8月]]から2009年(平成21年)[[9月]]までの間は、同社の通常の商品CMが流れていた。 * [[深夜アニメ]]の草創期から、在京[[キー局]]で放映された一部の深夜アニメ(主に[[フジテレビジョン|フジテレビ]]や[[テレビ朝日]]で放送の作品)を[[近畿地方|関西圏]]では本局でネットする例があった<ref>[[サンテレビジョン|サンテレビ]]のみの場合や、本局とサンテレビの両方でネットされることもあるが、現在は本局のみでネットされることがあまりない。</ref>。 ** これは古くから在京キー局に対する[[在阪テレビジョン放送局|在阪局]]の対抗意識が強いこと{{要出典|date=2009年11月}}等から、両者の間で深夜帯の番組編成に大きな隔たりがあり、そのあおりを受けたものとされる。 * 木曜25時30分のアニメ番組は[[MBSテレビ|MBS]]の[[毎日放送木曜深夜アニメ枠|自社制作アニメ枠]]と競合している。2007年(平成19年)[[1月]]から[[9月]]まではMBSで放送枠を確保出来なかったTBS系のアニメ番組をこの枠で放送していたため、制作局こそ違えど本局の放映エリア内で[[Japan News Network|JNN]]系列制作のアニメ同士が競合するという状況を生じていた。 * かつては平日の17時台から18時台もしくは18時台から19時台にかけてアニメ枠を設け、他局で放送されたアニメ番組を[[番組販売|購入]]して放送していた<ref>在京キー局で放送された作品が主であったが稀に[[WOWOW]]の[[WOWOWアニメ|作品]]や[[OVA]]、海外の作品を放送したこともあった。専ら月曜から金曜までの放送で3番組を連続放映していたこともあったが、[[2000年]](平成12年)秋より規模を縮小していた。</ref>が、[[2003年]](平成15年)春に廃止されている<ref>この時期は[[サンテレビジョン|サンテレビ]]でアニメ番組『[[らいむいろ戦奇譚#TVアニメ版|らいむいろ戦奇譚]]』の放送時刻について問題が起きた時期と重なる。</ref>。 ** 在京キー局(特にテレビ朝日とフジテレビ)の購入番組については、番組の放送終了後すぐに放送時間や曜日を変え第1話に遡って放送し、これを数回繰り返す[[ヘヴィー・ローテーション|ヘビーローテーション]]形態の放送が多かった。 ** このアニメ枠は、一時期は18時25分からスタートしていた<ref>[[NHK教育テレビジョン|NHKEテレ]]では[[1999年]]までは18時25分まで『[[天才てれびくん]]』が放送されていた。</ref>。 ** この枠廃止により全日帯でのアニメ番組はしばらく土曜と日曜のみの編成となったものの、2006年(平成18年)[[4月]]より『アニメでおはよう → [[アニメでおはよっ!]]』と題した枠が設けられ、平日のアニメ枠は事実上の復活となった。 ** 2013年現在の全日帯アニメ枠は日曜[[午前]](11時台)の『[[ポケットモンスター]]』シリーズと、木曜と日曜の[[プライムタイム]]枠(22時台、MXテレビとの同時ネット枠)の3枠がある。 * 『アニメスピリッツ』枠の作品は、『アニメ魂』時代の初期の頃には土曜の朝に放送されていたことがあり、[[2005年]](平成17年)[[6月]]までは再放送も行われていた([[アニメ魂|当該項目]]も参照のこと)。 * 2007年(平成19年)[[7月]]から[[9月]]に放送された『[[魔法少女リリカルなのはStrikerS]]』は、関西圏ではシリーズを通して初めて本局と[[テレビ和歌山]]でネットされた。これは他局の深夜枠に余裕がなく、これら2局での放送を余儀なくされたためである<ref>第1期([[魔法少女リリカルなのは|無印]])は[[テレビ大阪]]で、第2期([[魔法少女リリカルなのはA's|A's]])はサンテレビで放送された。[[UHFアニメ#放送枠総数の慢性的飽和|こちら]]も参照のこと。なお2007年[[10月]]期も同じネット形態で『[[BLUE DROP]]』が放送された後、翌2008年[[1月]]期からは、[[サンテレビジョン|サンテレビ]]と[[奈良テレビ放送|奈良テレビ]]が加わって『[[フルメタル・パニック!]]』シリーズなどを放送している。</ref>。 * テレビ東京の『[[ワールドビジネスサテライト]]』を同系列での本放送終了直後に[[遅れネット|時差ネット]]していた[[2009年]]([[平成]]21年)[[3月]]までは、同系列での放送が特別編成などで23時で無くなる場合(スポーツ中継などで時刻の変更が見込まれる場合も含む)、本局では'''25時台の番組([[テレビショッピング|通販番組]]やアニメ番組)と放送の順番を入れ替え、1時間前倒して放送することが度々あった'''(60分を超える場合は、26時以降のアニメも25時に前倒し)。また、『ワールドビジネスサテライト』自体が放送時間を拡大した場合やテレビ東京で[[世界卓球選手権|世界卓球]]の中継が行われた場合、アニメ番組を'''24時台に放送した例'''もあった。 * 2007年(平成19年)[[12月10日]]から[[高精細度テレビジョン放送|HD画質]]対応の新[[主調整室|マスター]]の運用開始に伴い、デジタル放送では画面比16:9で[[標準画質映像|SD画質]]制作の番組がフルサイズで放送されるようになった。これにより、デジタル放送における[[額縁放送]]が解消されている<ref>近畿圏では、他にMBS・[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]・テレビ大阪でも実施。</ref>。 ==== ニュース番組などについて ==== * [[ニュース番組]]で全国のニュースを放送する際は、前述のようにテレビ東京から素材を送られていた時代を経て、[[1998年]]([[平成]]10年)[[9月]]頃までは[[テレビ朝日]]の『[[スーパーJチャンネル]]』の映像を流用していた(ただし、テレビ朝日によるテロップなどは[[モザイク処理|モザイク]]で隠されていた)が、現在は[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]の映像を使用している。 ''※[[NEWSワイド京都#備考]]も参照。'' * [[民間放送|民放]]としては珍しく、[[聴覚障害者]]向けに[[手話]]通訳を付けた[[京都新聞ニュース|ニュース]]([[手話ニュース]])を月曜から金曜(祝日・[[年末年始]]含む)に[[帯番組]]として放送している。 * [[天気予報]]は、放送枠を効率的に利用するために1分・3分・5分の3種類のバージョンが制作されている。 ** 2005年より天気予報のタイトル映像は、KBSで放送している(制作に参加もしくは協力している)アニメ番組の映像が使われている。2005年11月から2010年2月までは『[[Funny Pets]]』(2009年3月から半年間は『[[炬燵猫]]』も併用)、翌3月からは『[[キャラディのジョークな毎日]]』、2013年7月から9月までは『[[有頂天家族]]』、2014年1月からは『[[いなり、こんこん、恋いろは。]]』の映像が使われている。 ==== 放送事故 ==== * [[2001年]]([[平成]]13年)[[2月3日]]の11時過ぎ、京都本社で電源設備の更新作業を行っている最中に、本来なら後日通電する予定だった負荷開閉器を作業員が誤って通電してしまったため、局舎内の電気系統に過大な電圧がかかり、テレビ・ラジオの放送番組の送出停止事故が発生した。 ** その後、ラジオは11時40分頃に再開した。テレビも12時過ぎに[[KEIBAワンダーランド|競馬中継]]を生放送するために準備していた[[京都競馬場]]の映像を使って再開し、16時30分から定時放送に戻したが、テロップを表示することが出来なかったため、画用紙に手書きした[[フリップボード|フリップ]]や、競馬中継の払戻金の場合は競馬場のモニター画像を利用した。 ** また、この日の競馬中継はCMを省略し、メインレースをネット受けする予定だった[[TVQ九州放送]]([[小倉競馬場]])や[[テレビ東京]]([[東京競馬場]])からの映像が本社で受信できなかったために、映像は[[日本中央競馬会|JRA]]公式映像(競馬[[専門チャンネル]]の[[グリーンチャンネル]]と同一)を、音声は[[日経ラジオ社|ラジオたんぱ]](現在のラジオNIKKEI)から供給を受けて対処した。 ** 競馬中継終了後のCMについては[[CMバンクシステム|CMバンク]]が壊れてしまい、[[ACジャパン|AC]]や[[日本広告審査機構|JARO]]、競馬中継の関係で映像を借りることが出来た[[日本中央競馬会|JRA]]といったCMが頻繁に流れることとなり、それ以外のCMは予定通りに流れないなどの被害が出た。 ** 翌日になってテロップ表示などほぼ機能が戻ったものの、それでも放送開始時に映像が出ないなどの事故は頻発した。また、翌々日の月曜深夜には当時遅れネットしていた[[ワールドビジネスサテライト]]がこのトラブルの余波で放送出来なくなるなど、完全回復には3、4日程要した。 * [[放送事故]]が発生した時に流れる映像は、'''「しばらくお待ち下さい」'''という文字の下に、怪我をして包帯を巻いた熊のイラストが配されたものである。なお[[1990年代]]はヨットのイラストが配されたものであった。 * アニメ番組におけるもの ** [[2003年]]([[平成]]15年)[[7月]]に放送された『[[ダイバージェンス・イヴ]]』にて、番組内であらかじめ挿入されているテロップと局側が表示する視聴上の注意テロップが重なって表示されてしまった。番組終了後、改めて第1話から再放送された。 ** [[2005年]]([[平成]]17年)[[3月4日]]に放送された『[[まじかるカナン]]』(第9話)では、テープのスタンバイミスにより誤って次の第10話を放送してしまった<ref>さらに、[[キューシート]]は第9話のもので進行したために尺の矛盾が生じ、提供テロップが遅れて表示されたり、Aパート終了後CMが流れずに画面が暗転し、Bパート開始のアイキャッチ直後に流れてしまった。</ref>。翌週に第9話と第10話を連続で放送する措置がなされたほか、お詫びのテロップが表示された。なお、この時は[[CMバンクシステム|CMバンク]]とテープとのタイミングが異なっていたため90秒の間にわたって暗転したままの画面となったが、「お待ちください」画面の表示など特段の対応はなされていない。 ** [[2006年]]([[平成]]18年)[[10月4日]]に放送された『[[となグラ!]]』第13話([[最終回]])では、CMの切り替えで障害が発生し、翌週月曜の深夜に振り替えて放送された。この時も「お待ちください」画面は表示されていない。 ** また[[1995年]]([[平成]]7年)頃の18時台に放送していた[[テレビアニメ|アニメ番組]]でも、画面が暗転して音声しか流れなくなるという放送事故が頻発していた。 == 関連書籍 == * 『よみがえれKBS京都』(つむぎ出版、[[1996年]]([[平成]]8年)[[8月]]刊行、ISBN 978-4876681099) - KBS京都存続問題をテーマにした単行本。 * 『守った放送の灯 -KBS京都再建への道-』(かもがわ出版、[[2009年]]([[平成]]21年)[[8月]]刊行、ISBN 9784780302981) - KBS京都再建への道のりをテーマにした単行本。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == * [[KBSホール (日本)]] * [[KBS京都アニメ番組放送一覧]] * [[KBS滋賀]] * [[彦根テレビ中継局・荒神山FM送信所]] * [[ファンタジーステークス]] - [[中央競馬]]の重賞レース。「KBS京都賞」の冠が称される。 * [[京都フラッシュニュース]] * [[のぶちゃんマン]] * [[Monthly A Music]] * [[杉本るみ]] - かつて、KBS京都ラジオの[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]を担当していた。 * [[松村邦洋のオールナイトニッポン]] - [[1996年]]([[平成]]8年)頃から、KBS京都をネタにするハガキが多数あった(番組本である「スタードッキリ!スマッシュ報告」、「アルマゲ丼スマッシュ!―宇宙最終ギャグ戦争」などで当時のネタを見ることができる)。 == 外部リンク == * [http://www.kbs-kyoto.co.jp/ KBS京都 公式ホームページ] {{ja icon}} * {{Twitter|kbskyoto_web|KBS京都}} * [http://www.ustream.tv/channel/kbs-kyoto2 KBS京都Ustreamサイト] * [http://www.youtube.com/user/kbskyoto2 YouTube KBS京都チャンネル] {{ja icon}} <!--* [http://radiokyoto.jp/ KYOTO RADIO DAY] {{ja icon}}--> {{全国独立放送協議会}} {{東名阪ネット6}} {{NRN}} {{火曜会}} {{Tv-kansai}} {{Radio-Kansai}} {{Radiko}} {{DEFAULTSORT:きようとほうそう}} [[Category:KBS京都|*きようとほうそう]] [[Category:日本民間放送連盟会員|26きようとほうそう]] [[Category:日本ラジオ広告推進機構加盟局|54きようとほうそう]] [[Category:日本のテレビ局]] [[Category:日本のAMラジオ局]] [[Category:京都府のマスメディア]] [[Category:近畿地方のラジオ局]] [[Category:上京区の企業]] [[Category:経営破綻した企業]]