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2006年 JWIL/エホバの証人被害者家族の会の池田達人が、HCCとの間で係争していた裁判の判決が確定した(池田の敗訴という結果となった)。 | 2006年 JWIL/エホバの証人被害者家族の会の池田達人が、HCCとの間で係争していた裁判の判決が確定した(池田の敗訴という結果となった)。 | ||
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− | + | 2008年2月、被害者サイド及び加害者サイド両方による民事裁判の最終的な判決が出た。結果は双方の請求を棄却するという判決となった。被害者であるゆうきの会の訴えは時効により棄却されたものの、司法により教祖の暴力・セクハラ行為が事実認定された。 | |
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しかし榊山清志とHCCはその経歴を隠しており、現在はHCCと新城教会は絶縁状態である。 | しかし榊山清志とHCCはその経歴を隠しており、現在はHCCと新城教会は絶縁状態である。 | ||
− | + | 榊山清志と国際福音キリスト教会の卞在昌牧師とは懇意の仲である。しかし、卞牧師は現在、元信者の女性達から猥褻行為を受けたとして司法に訴えられている。また沖縄で裁判になっているいくつかのカルト教会とは大教会フォーラムを通して交流あり。 | |
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新興宗教らしく大変狂信的で、入信に当たっては創価学会なみの謗法(ほうぼう)払いが行われ、仏壇の破壊・焼却やお札やお守りの廃棄がなされる。 | 新興宗教らしく大変狂信的で、入信に当たっては創価学会なみの謗法(ほうぼう)払いが行われ、仏壇の破壊・焼却やお札やお守りの廃棄がなされる。 | ||
世的なものはすべて否定されるため、入信時には大切にしていた本やCDを廃棄させられる。 | 世的なものはすべて否定されるため、入信時には大切にしていた本やCDを廃棄させられる。 | ||
− | + | 恋愛・結婚の自由やおしゃれを楽しむことは不可。ただし牧師の子供だけはなんでも自由にできる。 | |
長男の城治が最近脱福したとの情報あり(未確定)。 | 長男の城治が最近脱福したとの情報あり(未確定)。 | ||
幹部たちは教団から一切の生活支援がなくワーキングプアの状況である。 | 幹部たちは教団から一切の生活支援がなくワーキングプアの状況である。 | ||
献金額は「うちは十分の三」と教祖が明言していることからわかるが、統一教会なみの什三献金(税引き前の総収入の三割を献金すること)である。 | 献金額は「うちは十分の三」と教祖が明言していることからわかるが、統一教会なみの什三献金(税引き前の総収入の三割を献金すること)である。 | ||
宗教法人の形態を一応とってはいるものの、教団は榊山家の個人商店といってよく、役員である幹部たちは印鑑も教祖に所有・管理されており、教祖を頂点としたトップダウンの組織である。 | 宗教法人の形態を一応とってはいるものの、教団は榊山家の個人商店といってよく、役員である幹部たちは印鑑も教祖に所有・管理されており、教祖を頂点としたトップダウンの組織である。 | ||
− | + | 牧師の「我々は神のビジネスマンだ!」「日曜日が一番の稼ぎ時だ!」という発言からみるに、牧師自身も教団を営利事業ととらえているふしが多分にある。 |
2009年12月23日 (水) 03:40時点における版
ハレルヤコミュニティーチャーチ(略称HCC、またはライブチャーチ)は静岡県浜松市中区花川町に本部をおく新興宗教団体である。教祖は榊山清志。
榊山 清志(さかきやま きよし)教祖は1951年長野県生まれ(母や兄は愛知県新城市在住)。 HCCとなる以前はイエス福音教団所属の浜松教会であった。 清志の妻は仁子(新城教会教祖滝元明の長女)である。
経歴
1977年、浜松市中区富塚町にて自宅アパートの部屋を会堂として開き、イエス福音教団浜松教会として伝道活動を開始する(五つの大学で聖書研究会を開く)。
1981年、浜松市中区高丘東に教会堂を移す(元ビリヤード場)。信者の中から塾生(献身者)が多く集まり、榊山清志牧師がスパルタ的な訓練を塾生に施す。
1987年、浜松市中区花川町(元の吉野町)に大規模な教会堂を新築する。同時期に宗教法人として認可される。
2000年、元の所属教団だったイエス福音教団から離脱する(元信者達の暴力被害相談を受けた教団監督の穐近祈と面談の上で、榊山清志本人の意思で離脱)。
2000年、日本中央聖会と銘打った大々的な伝道集会を、浜名湖畔の元ホテルにて日本有数のキリスト教伝道者だった本田弘慈(故人)などを招いて開く。
2003年、富塚会堂時代から最初の伝道者として活躍していた大木彰や実弟の榊山敬などがHCCから脱退する。
2005年、大木彰などが立ち上げた「ゆうきの会」というHCCでの被害者達のグループ(原告)が、HCC(被告)を相手取り、浜松地裁に民事訴訟を提出する。
2006年、の1月にHCCは、元の所属教団であったイエス福音教団監督の穐近祈・「ゆうきの会」の大木彰・その他原告4名に対して逆提訴に踏み切る。
2006年 JWIL/エホバの証人被害者家族の会の池田達人が、HCCとの間で係争していた裁判の判決が確定した(池田の敗訴という結果となった)。
2007年、「随想 吉祥寺の森から」というプログの執筆者、S氏がHCCに対して勝訴する(榊山清志とHCCから2006年にS氏が民事提訴されていた)。参考: http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/cat_50014342.html
2008年2月、被害者サイド及び加害者サイド両方による民事裁判の最終的な判決が出た。結果は双方の請求を棄却するという判決となった。被害者であるゆうきの会の訴えは時効により棄却されたものの、司法により教祖の暴力・セクハラ行為が事実認定された。
人物
HCCの教祖である榊山清志は、過去に愛知県新城市にある新城教会でグロリアシンガーズのメンバーとして活躍していた。また伝道活動などの実践を通して聖書を学び新城教会で牧師となった。 しかし榊山清志とHCCはその経歴を隠しており、現在はHCCと新城教会は絶縁状態である。
榊山清志と国際福音キリスト教会の卞在昌牧師とは懇意の仲である。しかし、卞牧師は現在、元信者の女性達から猥褻行為を受けたとして司法に訴えられている。また沖縄で裁判になっているいくつかのカルト教会とは大教会フォーラムを通して交流あり。
教団の特徴
新興宗教らしく大変狂信的で、入信に当たっては創価学会なみの謗法(ほうぼう)払いが行われ、仏壇の破壊・焼却やお札やお守りの廃棄がなされる。 世的なものはすべて否定されるため、入信時には大切にしていた本やCDを廃棄させられる。 恋愛・結婚の自由やおしゃれを楽しむことは不可。ただし牧師の子供だけはなんでも自由にできる。 長男の城治が最近脱福したとの情報あり(未確定)。 幹部たちは教団から一切の生活支援がなくワーキングプアの状況である。 献金額は「うちは十分の三」と教祖が明言していることからわかるが、統一教会なみの什三献金(税引き前の総収入の三割を献金すること)である。 宗教法人の形態を一応とってはいるものの、教団は榊山家の個人商店といってよく、役員である幹部たちは印鑑も教祖に所有・管理されており、教祖を頂点としたトップダウンの組織である。 牧師の「我々は神のビジネスマンだ!」「日曜日が一番の稼ぎ時だ!」という発言からみるに、牧師自身も教団を営利事業ととらえているふしが多分にある。