「ジャック・デリダ」の版間の差分
(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ジャック・デリダ&oldid=12526960) |
|||
91行目: | 91行目: | ||
[[Category:2004年没|てりたしやつく]] | [[Category:2004年没|てりたしやつく]] | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
[[en:Jacques Derrida]] | [[en:Jacques Derrida]] | ||
− | + | ||
− | + | <div style="margin:0.5em 0;background-color:#f6f6f6;border:1px solid #ccc;padding:3px;font-size:80%"> | |
− | + | このページは [http://ja.wikipedia.org/ Wikipedia日本語版]由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は[http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャック・デリダ '''ジャック・デリダ''']にあります。執筆者のリストは[http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ジャック・デリダ&action=history '''履歴''']をご覧ください。 | |
− | + | [[Yourpedia]]と同じく、[http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia Wikipedia]は[http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html GFDLのライセンス]で提供されています。 | |
− | + | コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。 | |
− | [ | + | </div> |
− | [ | + | [[Category:Wikipedia出典元の記事|{{PAGENAME}}]] |
− | + | ||
− | [[ | + | |
− | [ | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | [[ | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + |
2007年5月23日 (水) 03:04時点における版
ジャック・デリダ(Jacques Derrida,1930年7月15日 - 2004年10月8日)は、アルジェリア出身のフランスのユダヤ系哲学者。高等師範学校 Ecole Normale Superieure 卒。本名はジャッキー・デリダ (Jackie Derrida) 。
一般にポスト構造主義の代表的哲学者と位置づけられている。エクリチュール(書かれたもの、書法、書く行為)の特質、差異に着目し、脱構築、散種、グラマトロジー等の概念を生み出した。
フッサールの現象学から出発し(修士論文は『フッサール現象学における発生の問題』)、フッサールの『幾何学の起源』に長大な序文をつけ注目を集める。ニーチェやハイデッガーを批判的に発展させた。
サールとの論争やリクール、ハーバーマス、ガダマー、フーコーとの論争でも知られている。ハーバーマスとは911テロ後共闘。脱構築は哲学だけにとどまらず、文学理論、法哲学等に影響を与えている。ドゥルーズ、フーコーと並び、フランス現代思想の御三家とも評される。
デリダはソルボンヌ、高等師範学校などを経て、1984年から2004年に膵癌で没するまで、社会科学高等研究院(Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales:EHESS)で研究ディレクター(Directeur d'etudes、一般の大学における教授に当たる)を務めていた。
日本における代表的なデリダ研究者として高橋哲哉、鵜飼哲、港道隆などがいる。
ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインやノーム・チョムスキーらによって、言語の濫用による無意味な論文であるとの批判を受けている(→ソーカル事件参照)。
著作
- La Voix et le phenomene: introduction au problème du signe dans la phénoménologie de Husserl (1967)
- De la grammatologie (1967)
- 『グラマトロジーについて』 現代思潮社
- L'ecriture et la différence (1967)
- 『エクリチュールと差異』 法政大学出版局
- Marges, de la philosophie (1972)
- 『余白──哲学の/に』
- La Dissémination (1972)
- 『散種』
- Glas (1974)
- 『弔鐘』
- La Carte postale, de Socrate Freud et au delà (1980)
- 『葉書』
- Parages (1986)
- 『海域』
- Feu la cendre (1987)
- 『火ここになき灰』 松籟社
- Psyché, Inventions de l'autre (1987)
- 『プシュケー──他者の発明』
- Mémoires, pour Paul de Man (1988)
- 『メモワール、ポール・ド・マンのために』
- Le Problème de la genese dans la phénoménologie de Husserl (1990)
- 『フッサール現象学における発生の問題』
- Donner le temps 1. La fausse monnaie (1991)
- 『時間を与える』
- "Circonfession" in Jacques Derrida (1991)
- 『割礼告白』
- Spectres de Marx: L'etat de la dette, le travail du deuil et la nouvelle Internationale (1993)
- 『マルクスの亡霊たち』
- Politiques de l'amitie: suivi de L'oreille de Heidegger (1994)
- 『友愛のポリティックス』 みすず書房
- Force de loi, Le 《Fondement mystique de l'autorit》 (1994)
- 『法の力』 法政大学出版局
- Résistances, de la psychanalyse (1996)
- 『抵抗──精神分析の/に』
- Le Toucher, Jean-Luc Nancy (1998)
- 『彼に触れる──ジャン・リュック・ナンシー』
- Donner la mort (1999)
- 『死を与える』 筑摩書房
- Voyous: Deux essais sur la raison (2002)
- 『ならずもの──理性についての二つの試論』
対談集
- Positions (1972)
- 『ポジシオン』青土社
映画
- D'ailleurs, Derrida (1999)
- 『デリダ、異境から』
- DERRIDA (2002)
- 『デリダ』
関連項目
- 思想家一覧
- 構造主義
- ポスト構造主義
- ポストモダン
- フランス現代思想
- デリダ派
- マルティン・ハイデッガー
- ジャン・ジャック・ルソー
- ハーマン・メルヴィル
- ポール・リクール
- ジャック・ラカン
- エマニュエル・レヴィナス
外部リンク
このページは Wikipedia日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事はジャック・デリダにあります。執筆者のリストは履歴をご覧ください。 Yourpediaと同じく、WikipediaはGFDLのライセンスで提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。