「ユーグレナ」の版間の差分
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+ | *参考情報として、動物試験では、[[コレステロール]]吸収抑制作用、[[ACE]]活性阻害による[[脳血管障害]]予防作用を報告した例がある{{Sfn|栄養研|2019|p=ニューフードインダストリー 2009 51 (5) 12-18}}。 | ||
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+ | {{Harvtxt|栄養研|2019}}によると、2019年10月末日時点で、ミドリムシ・ユーグレナをサプリメントなどとしてヒトが摂取した場合の安全性について、信頼できる十分な情報は確認されていない。他方で、ミドリムシ摂取と関連した健康被害の診断例が科学論文2件により報告されている。 | ||
+ | *日本で64歳男性がミドリムシのサプリメントを半年間摂取した結果、[[皮疹]]、[[紅斑]]、[[白血球]]数および[[肝酵素]]値の上昇を呈した例。サプリメントの摂取を中止し、[[ステロイド治療]]を受けた結果、回復。{{Sfn|栄養研|2019|p=西日本皮膚科 2013 75 (4) 375}} | ||
+ | *日本で健康な68歳女性が、ユーグレナ主成分の健康食品を6週間摂取した後で、[[発熱]]と[[全身倦怠感]]を訴え受診。[[炎症反応]]上昇と[[腎機能]]障害、[[肝逸脱酵素]]の上昇、[[尿中白血球]]増加、[[急性尿細管間質性腎炎]]が認められた。[[DLST]]で当該製品に異常高値が示されたため、摂取したユーグレナ主成分製品が原因の薬剤性腎機能障害、[[肝機能障害]]と診断された。摂取中止と加療によって回復。{{Sfn|栄養研|2019|p=日本腎臓学会誌 2015 57(6) 1135}} | ||
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2020年2月11日 (火) 09:20時点における最新版
ユーグレナ、株式会社ユーグレナは、ライブドアと関係が深く、ミドリムシ(同社は「ユーグレナ」と呼んでいる)にまつわる夢のような投資話によって資金を集めるが、配当は出さない東証1部上場会社の1つである。
ユーグレナ食品による健康被害[編集]
有効性[編集]
栄養研 (2019 )によると、2019年10月末日までに、ミドリムシ・ユーグレナをサプリメントなどとしてヒトが摂取した場合の有効性に関する科学論文は確認されていない。
安全性・健康被害[編集]
栄養研 (2019 )によると、2019年10月末日時点で、ミドリムシ・ユーグレナをサプリメントなどとしてヒトが摂取した場合の安全性について、信頼できる十分な情報は確認されていない。他方で、ミドリムシ摂取と関連した健康被害の診断例が科学論文2件により報告されている。
- 日本で64歳男性がミドリムシのサプリメントを半年間摂取した結果、皮疹、紅斑、白血球数および肝酵素値の上昇を呈した例。サプリメントの摂取を中止し、ステロイド治療を受けた結果、回復。[2]
- 日本で健康な68歳女性が、ユーグレナ主成分の健康食品を6週間摂取した後で、発熱と全身倦怠感を訴え受診。炎症反応上昇と腎機能障害、肝逸脱酵素の上昇、尿中白血球増加、急性尿細管間質性腎炎が認められた。DLSTで当該製品に異常高値が示されたため、摂取したユーグレナ主成分製品が原因の薬剤性腎機能障害、肝機能障害と診断された。摂取中止と加療によって回復。[3]
外部リンク[編集]
出雲 充bot(@izumo_mitsuru)- Twitter
Twitterに存在する、肩書き「株式会社ユーグレナ代表取締役社長」 のアカウント。1時間に1回程度、定型文のコピペ投稿を行っている(右図参照)。
付録[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 栄養研 (2019) 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の素材情報データベース > ミドリムシ、ユーグレナ 2019年10月31日最終更新、2020年2月11日閲覧