「イオントップバリュ」の版間の差分

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'''イオントップバリュ株式会社'''([[英語|英称]]:''AEON TOPVALU CO., LTD.'')は、[[イオングループ]]の[[プライベートブランド]]「'''トップバリュ'''」シリーズの開発を行っている会社である。
 
'''イオントップバリュ株式会社'''([[英語|英称]]:''AEON TOPVALU CO., LTD.'')は、[[イオングループ]]の[[プライベートブランド]]「'''トップバリュ'''」シリーズの開発を行っている会社である。
  

2020年1月13日 (月) 02:58時点における最新版

トップバリュのロゴマーク.png

イオントップバリュ株式会社英称AEON TOPVALU CO., LTD.)は、イオングループプライベートブランドトップバリュ」シリーズの開発を行っている会社である。

現在の法人は、輸出入事業を行っていたアイクが旧・イオントップバリュ株式会社を合併して商号変更した(逆さ合併)ものである。合併前についてはアイクを参照のこと。

概要[編集]

当社の事業は元々イオン株式会社が行っていたが、同社がジャスコ(現在のイオン)を展開すると共に数多くの小売業者を傘下に持つ様になり、これらの小売業者もトップバリュ製品を扱う様になった。さらに、2007年のダイエー及び丸紅との資本業務提携でプライベートブランドの共同開発が提携項目に盛り込まれた事[1]が追い風となり、イオン株式会社から当該事業を旧・イオントップバリュ株式会社に分離、2007年8月21日に発足した。トップバリュ商品に記載されている販売元の名義はイオン株式会社になっている[2]が、2009年12月で生産終了[3]した第3のビール「麦の薫り」および、「麦の薫り」の実質的な後継商品として2010年6月より販売を開始した「バーリアル」の販売者の名義はイオントップバリュ株式会社となっている。また、2010年度よりトップバリュのアパレル製品については販売者がグループ会社のトップバリュコレクション株式会社となっている。商品の生産は、国内企業や中国・韓国等の外国企業との共同企画および委託生産で、前述の「バーリアル」は韓国メーカーへの委託となっている[4]。外国企業で委託生産された食品の輸入者は、合併前のアイクの流れでイオントップバリュ名義となっている。

プライベートブランド[編集]

現在、プライベートブランドとして、「トップバリュ」(TOPVALU)シリーズを開発し、イオングループ各小売業者を通じての卸販売を展開している。

グループ会社の株式会社生活品質科学研究所やアイク株式会社との連携のもと、全商品とも当社が開発・販売している。なお、2008年5月27日から発売を開始した家電製品については、当初、業務提携した三洋電機との共同開発品であったが、現在は別の委託製造先に切り替わっている。また、2009年7月24日から発売していた新ジャンル(第3のビール)「麦の薫り」はサントリーホールディングスとの共同開発品で製品にはサントリーのコーポレートロゴも入っていた。製造はサントリー酒類が担当していた。

親会社のイオン株式会社は、ジャスコ株式会社時代の1974年に発売したカップ麺ジェーカップ[5]」を皮切りに様々なプライベートブランドを展開していた[6]。その中の一つとして1994年9月1日に統一ブランドとして導入した「トップバリュー」(現 トップバリュ[7])へ後に集約されていった一方で、トップバリュの中で様々なシリーズブランドを新たに展開する様になっている。なお、総合スーパーのイオンのみならず、マックスバリュザ・ビッグミニストップ等、他のイオングループの店舗やハピコム参加企業でも販売している他、他のプライベートブランドとの並行でダイエーマルエツいなげやマルナカグループ等でも販売している。また、関連会社のイオントップバリュ(タイランド)やAEON TOPVALU MALAYSIA SDN. BHD.を通じて、ベトナム・カンボジア・マレーシアのイオン各店でも販売されている。ベトナム・カンボジア向け製品には住友化学と共同開発した蚊帳「オリセットネット」をラインナップしている。マレーシア向けの製品では同国の宗教事情から、食料品に関してはハラール認証を受けている。

食料品に関しては遺伝子組み換え食品アレルギー物質の情報開示も徹底されており、遺伝子組み換え食品はJAS法では任意表示となっている項目も含め全て義務表示に、アレルギー物質は義務表示7品目と推奨表示18品目の計25品目を表示すると共に、食物アレルギーの方の意見を元に、原材料ごとにアレルギー物質を表示している。アレルギー物質を含む製品にはパッケージ正面に「使用しているアレルギー物質は、お買い上げのたびに表示をご覧ください。」の文言が記されており、さらに乳製品の一部には義務表示7品目を「使用しているアレルギー物質」としてパッケージ正面に表示し、一目で確認出来る様になっている。しかし製造装置の洗浄が不十分であった事から本来使っていないはずの成分が混入する事件も発生している。福島第一原子力発電所事故以降の取り組みとして、生鮮食品の放射能検査とレトルトごはんの産地変更(福島県から国産)を行っている。

飲料品は生産国を表示していない。

2014年2月にプライベートブランド誕生40周年を迎えるのを機に、「トップバリュ」の全面刷新を行うことが発表された[8]。具体的には現行のブランド体系をゼロベースから見直し、「トップバリュ 共環宣言」・「トップバリュ プレミアム」・「トップバリュ レディーミール」・「トップバリュ ヘルシーアイ」の4ブランドを「トップバリュ」・「トップバリュ セレクト」・「トップバリュ ベストプライス」の3ブランドに吸収することでブランド体系を集約し、継続展開する「トップバリュ グリーンアイ」を含めた4ブランド体系となる。

またパッケージデザインも刷新し、イオンの理念を具体化した商品であることを改めて表現するべく、パッケージ上部(中央に配置されるのが基本だが、製品によってはスペースの関係上左側に配置される場合がある)に「AEON」ロゴが新たに配置され、「TOPVALU」のロゴマークはパッケージの中央に移され、イオンからお客様への思いを込めてお届けする意味で、プレゼントに巻くリボンをイメージした「トップバリュリボン」としてデザインされた。また法律で製造所が表示されている場合(乳製品・弁当・おにぎりなど)や製造工程がない場合(生鮮食品など)を除き、パッケージに最終加工された製造所の所在地(都道府県名)が新たに明記された[9]

新パッケージデザインは同年1月15日に発売された製品の一部から導入されており、「トップバリュ ベストプライス」・「トップバリュ セレクト」・「トップバリュ グリーンアイ」の一部製品も同じパッケージデザインとなる。2015年3月発売品からマイナーチェンジが行われ、「AEON」ロゴの下に「トップバリュリボン」を配した新デザインとなった。

トップバリュ
確かな品質、この安さ」をキャッチフレーズに展開されている衣食住ブランド。ジャスコ誕生25周年にあたる1994年に「トップバリュー」として導入され、「ジャスカフェ」「ジェーフード」、紳士カジュアル衣料の「ガニー」、ホームファニシングの「ホームコーディ」など複数に分かれていたブランドを統一した。
発足から約6年が経過した2000年3月に「トップバリュ」に改め、ロゴマークが現行の2代目となった。リニューアル当初では製品ごとにロゴマークの背景色が色分けされていたが、2004年9月のリニューアルにより、ロゴマーク・製品名の背景色としてアクセントカラーのグレーを用い、パッケージデザインが統一されていた。その後、商品特性が分かるようにロゴマークをパッケージの中央上部に移動され、ロゴマークの背景色をグレーにするデザインとなっていた。2010年8月にリニューアル発売された烏龍茶2L・緑茶2Lからは、ロゴマーク周りの背景色を白に変更し、その下に赤の弧線が描かれたデザインに変更され、これまで「TOPVALU」のロゴタイプのみを用いることが多かった化粧品・生活雑貨・衣料品もこのデザインに順次変更された。2011年頃からは生鮮食品や惣菜・弁当にもラインナップを拡大している。
また、2014年2月の全面刷新に伴って、これまで展開していた環境配慮型ブランドの「トップバリュ 共環宣言」、調理済み加工食品(冷凍食品・チルド惣菜)ブランドの「トップバリュ レディーミール」、健康志向型ブランドの「トップバリュ ヘルシーアイ」の3ブランドに関しては、新製品の発売や製品のリニューアル・パッケージ変更のタイミングで順次「トップバリュ」へ移行されている。併せて、新仕様品ではロゴマークの背景色を2代目ロゴマークに移行してから長らく使用してきた旧ジャスコと同じローズレッドから、イオンのコーポレートカラーと同じマゼンタに変更している。
同年4月にはこれまで季節に応じて「COOLISHFACT(クーリッシュファクト)」や「HEATFACT(ヒートファクト)」で展開していた機能性製品(インナー類や毛布・カーペットなど)を「PEACEFIT(ピースフィット)」に改名し、同年10月には秋冬向け製品も同じ「PEACEFIT」に統一された。2015年3月には家電製品のラインナップにプロダクトデザインユニット「印デザイン」が手掛けたデザイン家電シリーズを加え、発売を開始した。
トップバリュ ベストプライス
「トップバリュ」より廉価を目指したベーシックな商品群。名称にある「ベストプライス」とは、イオングループが以前展開していた期間限定特売で、ナショナルブランドの製品から厳選したものを通常の店頭価格より安く提供しているが、元々はこの「ベストプライス」のラインナップを補う為に開発した製品群として「ベストプライスbyトップバリュ」を立ち上げた。2009年4月からは食料品や日用品を中心にラインナップを拡大すると共に、新デザインのパッケージが採用された。パッケージには「"安さ"のポイント」として安い理由を明記し、消費者にわかりやすい配慮がなされている。2012年3月から他のトップバリュと同じデザインのロゴマーク(ロゴマークの背景色は黄色、文字色は黒を採用)に統一して名称を変更した。2014年2月の全面刷新に伴って、淡いクリーム色を基調に、ロゴマークに合わせて中央の「トップバリュリボン」にイエローを採用したパッケージデザインとなった。
トップバリュ セレクト
トップバリュの中でも特に素材・産地・製法・機能にこだわった高品質ブランド。ロゴマークは背景色が黒、文字色が金色になる他、上部に記載の「QUALITY AND TRUST」が「PREMIUM」に、その下の星のデザインも異なる。また、ロゴマークと製品名の背景は金色を用いており、ほとんどの製品は製品名が手書き風に表示されていた。
2014年2月の全面刷新に伴って、パッケージ上部を黒に、中央の「トップバリュリボン」のリボン部に金を採用したパッケージデザインとなり、製品名のフォントを「トップバリュ」や「トップバリュ グリーンアイ」と同じフォントに統一した(ただし、あんパンの「あんでござる」・クリームパンの「かすたーどくりーむでござる」は例外として従来通り手書き風のフォントとなる)。
同年9月にはプライベートブランドで初めてとなるライン(肌悩み別)型ビューティーケアシリーズ「GLAMATICAL(グラマティカル)」を発売。2015年3月には日本国内のプライベートブランドで初めてとなる「ギリシャヨーグルト 脂肪ゼロ」を発売。特に、脂肪ゼロ・プレーンタイプのギリシャヨーグルトはナショナルブランドでも存在しなかった日本初の製品となる。本品は発売開始から16日目の4月8日に販売個数100万個を突破する大ヒット製品となっている[10]
トップバリュ グリーンアイ
農薬・化学肥料・抗生物質・合成添加物の使用を抑えて生産された農・水・蓄産物とそれらを原料にした加工食品のブランド。1993年2月から農産物を中心とした独自ブランドとして展開していたが、2000年5月に「トップバリュ」のサブブランドとなった事で取扱範囲が水産・畜産物及び加工食品にまで拡大した。ロゴマークは緑、製品名の背景色は濃い緑である。
2014年2月の全面刷新に伴って、パステルグリーンを基調に、ロゴマークに合わせて中央の「トップバリュリボン」にグリーンを採用したパッケージデザインとなった。同年10月には従来から展開している有機加工食品を順次新ラインの「トップバリュ グリーンアイ オーガニックシリーズ」に移行しリニューアルした。立ち上げに合わせて新たに発売された製品を含めると120品目となり、国内大手小売業のプライベートブランドでは最大規模の展開となる。
2015年6月にはマルハニチロとの協力により、日本国内でのプライベートブランドで初となる完全養殖(人工ふ化した魚を親として受精卵をとり、そこから次の世代を育てる天然資源に依存しないサイクルを確立する養殖)の本まぐろ「トップバリュ グリーンアイ 奄美うまれ生本まぐろ」を発売した[11]
トップバリュコレクション
カジュアルウエアのブランド。トップバリュコレクション株式会社がSPA(製造小売業)モデルを導入し、商品の企画・製造から販売までを一貫して行っている。着たくなる毎日。「あ、それ、いいね。」そんないいねのいっぱい詰まった服をお届けしますをスローガンに展開している。基本的にイオン内の衣料品売り場である「イオンスタイルストア」内で専門の売り場を設けている。

補足[編集]

  1. ダイエーはそれまで独自PB「セービング」を持っていたがこの提携により砂糖など一部を除きセービングは廃止され、ダイエーでもトップバリュを取扱うようになる。トップバリュで代替が出来ないものは「ダイエー開発商品」等に名称変更している。なお、セイブ(茨城県)、東武(北海道)(西武グループ東武グループとは無関連)など、ごく一部の元ダイエーグループ店舗でも、セービングを発売していた名残りからトップバリュの商品を扱う店舗が存在する。
  2. なお、一部製品(法令上製造者の記載が義務づけられているもの)を除き「販売者:イオン株式会社」のみとなっているのは、販売はもちろん、製品の企画・設計段階からグループ店舗への配送、更にはトップバリュ製品の問い合わせ対応までイオンが一手に行い、委託製造先が関わるのは製造工程のみとなる為である。但し、委託製造先については、製造所固有記号検索システムにより、商品パッケージに記載されている製造所固有記号(A○○やJ○○などのアルファベット一文字と数字の組み合わせ)を検索することで特定できる。
  3. 鳴り物入りで投入も半年で消滅イオンの100円第3のビール - 週刊ダイヤモンド
  4. 88円の第三のビール イオン「トップバリュ バーリアル」 日本経済新聞 2010年8月30日
  5. なお、イオンのプライベートブランド誕生40周年を記念して、中身やデザインを一新した「トップバリュ ジェーカップ」として、2014年2月(一部店舗は同年1月下旬)より数量限定で発売された。(参照:カップ麺「ジェーカップ」が生まれ変わって新登場!PDF  - イオン・イオントップバリュ2社連名によるリリース(配信元:イオン株式会社) - 2014年1月29日(2014年2月2日閲覧))
  6. 「ジェーフード」(食料品)・「ホワイトブランド」・「ハッピーチャオ」(ペット用品)・「シンプルリッチ」(衣料品等)・「ウィナーズフラッグ」(スポーツ用品)等
  7. 1994年にスタートした当初は「トップバリュー」で、ロゴも現在とは異なっていた。2000年3月に現名称へ改称しロゴマークもリニューアルされた。
  8. 40周年を機に、イオンのブランド「トップバリュ」を刷新PDF  - イオン株式会社・イオントップバリュ株式会社 2社連名によるリリース(配信元:イオン株式会社) 2014年2月12日
  9. ただし、販売地域によって製造所が異なるなど、同一製品が日本国内の複数の工場で生産されている場合には「国内の複数の工場で作っています。」と明記される
  10. おかげさまで販売数100万個突破!「トップバリュ セレクト ギリシャヨーグルト 脂肪ゼロ」PDF  - イオン・イオントップバリュ 2社連名によるリリース 2015年4月8日(2015年4月10日閲覧)
  11. 「トップバリュ グリーンアイ 奄美うまれ生本まぐろ」発売!PDF  - イオン・イオントップバリュ・イオンリテール 3社連名によるリリース(配信元:イオン株式会社) 2015年6月4日(2015年6月6日閲覧)

外部リンク[編集]