「インスタントラーメン」の版間の差分
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− | '''インスタントラーメン'''(Instant ramenから、[[英語]]:'''Instant noodles''')とは、熱湯をかけるだけ、もしくは、[[鍋]]などで[[煮る]]など、簡易な[[調理法]]で調理が終わる即席の[[袋]]・カップ入り、[[フライ (料理)|フライ]][[麺]]・[[乾麺]]等のことで、日本国外でも多く食べられている[[食品]]である。 | + | <nowiki>'''インスタントラーメン'''(Instant ramenから、[[英語]]:'''Instant noodles''')とは、熱湯をかけるだけ、もしくは、[[鍋]]などで[[煮る]]など、簡易な[[調理法]]で調理が終わる即席の[[袋]]・カップ入り、[[フライ (料理)|フライ]][[麺]]・[[乾麺]]等のことで、日本国外でも多く食べられている[[食品]]である。 |
日本で生まれたインスタントラーメンであるが、日本国外に多数[[輸出]]されており、日本国外における「[[ラーメン]]」は、この即席製品を調理した料理である事も少なくない([[韓国]]など)。 | 日本で生まれたインスタントラーメンであるが、日本国外に多数[[輸出]]されており、日本国外における「[[ラーメン]]」は、この即席製品を調理した料理である事も少なくない([[韓国]]など)。 |
2020年1月8日 (水) 04:13時点における版
'''インスタントラーメン'''(Instant ramenから、[[英語]]:'''Instant noodles''')とは、熱湯をかけるだけ、もしくは、[[鍋]]などで[[煮る]]など、簡易な[[調理法]]で調理が終わる即席の[[袋]]・カップ入り、[[フライ (料理)|フライ]][[麺]]・[[乾麺]]等のことで、日本国外でも多く食べられている[[食品]]である。 日本で生まれたインスタントラーメンであるが、日本国外に多数[[輸出]]されており、日本国外における「[[ラーメン]]」は、この即席製品を調理した料理である事も少なくない([[韓国]]など)。 別名称として「'''即席麺'''」<ref name="kosyo">[http://www.instantramen.or.jp/outline/outline01.html 呼称] - 即席麺家頁([[日本即席食品工業協会]])。</ref>「'''即席ラーメン'''」とも呼称される。 == 概要 == 広義では「ラーメン」という範囲を超え、[[和風]]麺の[[うどん]]・[[蕎麦]]や[[焼そば]]等も含めた、多種多様存在する袋入り即席麺([[袋麺]])およびカップ入り即席麺([[カップ麺]])全体を指す場合に用いられる。狭義ではその中にてラーメンのみを指す場合や、更に袋入りラーメンに限定して指す場合に用いられる<ref name="kosyo"/>。[[公正競争規約]]上の正式名は「即席めん」である<ref name="kiyaku">{{PDFlink|[http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/A-31.pdf 即席めん類等の表示に関する公正競争規約]}}</ref>。また、食器として使用できる容器(カップ状の耐熱耐水容器等)に入れてかやくを添付したタイプは[[カップ麺|カップラーメン]]と呼称され、公正競争規約上の正式名は「'''即席カップめん'''」である<ref name="kiyaku"/>。 [[社団法人]][[日本即席食品工業協会]]の統計によれば、[[2006年]]度に全世界で消費された量は約916億食(カップ麺を含む)。うち日本の消費分は約53億食だった。現在では、世界各地で作られており、ほぼ製造国にて消費される。主な生産・消費地は[[東アジア]]および[[アメリカ合衆国]]である。 == 歴史 == 中国の[[清]]の時代に、麺類を油で揚げる製法が開発され伊府麺と呼ばれ広がる。 [[1953年]]に村田製麺所(現・[[都一]]株式会社)の村田良雄が、即席麺に欠かせない屈曲麺製法を発明し特許をとる。 [[1955年]]に松田産業(現・[[おやつカンパニー]])<ref>[http://web.archive.org/web/20070506160237/http://www.082.oyatsu.co.jp/company/enkaku.html 会社の沿革] - おやつカンパニー</ref>が「味付中華麺」を即席麺製品として開発した。余り売れずに、細かく砕かれたものが「[[ベビースターラーメン|ベビーラーメン]]」として売られて人気となった<ref>[http://j-net21.smrj.go.jp/develop/foods/entry/2011070601.html 「ベビースターラーメン」-“もったいない”の心から生まれた日本初のラーメンスナック|飲食品でヒット商品をつくる|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]中小企業基盤整備機構]</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20090827081244/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090823-00000046-san-bus_all 【底流 ニュースの裏側】愛されて半世紀 ご長寿商品 止まらぬ進化で定番に(産経新聞) - Yahoo!ニュース 2009年8月23日7時56分配信 産経新聞]</ref>。 [[1956年]]、第一次[[南極観測隊]]に東明商行のインスタントラーメンが持ち込まれる<ref>[http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA45029552 南極食糧ハンドブック]</ref><ref>[http://www.jare.org/jareOB_Hc/na_club/nankyoku/Nankyoku_No11.pdf 南極OB会]</ref>。 [[1958年]]、大和通商から鶏糸麺、東明商行から長寿麺が発売される。どちらも湯をかけて食べることができた<ref name="jbpress">[http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5833?page=3 熾烈な争いが生んだ世界に冠たるインスタントラーメン]</ref>。 [[1958年]]に[[日清食品]]の創業者・[[安藤百福]]が「[[チキンラーメン]]」を開発した<ref>[http://www.nissinfoods.co.jp/knowledge/chronicle/index.html 日清食品クロニクル] - [[日清食品]]</ref>。即席麺を作る基本となる麺を糊化(アルファ化)する技術に関する特許申請やその商品化は松田産業や日清食品以前にも存在したとする説もある<ref>{{要出典範囲|date=2012年1月|光デパート「チキンラーメンは世界初のインスタントラーメンか?」『と学会会誌 25』[[と学会]]、2010年、同人誌。}}</ref>。<!--信憑性に疑問がある。具体的に、どの特許か、またどの製品か、出典を要す--> [[1961年]]、[[明星食品]]が世界初のカップ入り即席麺「明星叉焼麺」を[[由比ヶ浜]]の海の家で試験販売する。[[アイスクリーム]]容器に近いカップに、揚げ麺・乾燥具材・粉末スープが入っていて470mlのお湯を注いで食べると言う、現在のカップ麺と変わり無い商品だった。しかし容器の耐油性に問題があり、失敗に終わる。その上、従来の即席麺を単に容器に入れただけと見なされ、[[特許]]や[[実用新案権]]を取得出来なかった。<ref>ラジオ番組「[[伊集院光_日曜日の秘密基地|伊集院光 日曜日の秘密基地]]」2008年1月13日放送分で、そのエピソードが紹介された。</ref> [[1962年]]には、明星食品が[[でん粉]]を使って[[スープ]]を[[粉|粉末]]にするスープ別添技術を開発し、粉末スープを麺と別の袋に入れ添付した「支那筍入明星ラーメン」を発売した<ref name="hayamizu122">[[#愛国|ラーメンと愛国]] P.122</ref>。なお、本来は食品とは関連のない異業種である[[任天堂]]は、その子会社「三近食品」を設立させ、[[ポパイ]]の版権を使って出した「ポパイラーメン」を販売するが、これも失敗に終わっている。[[1968年]]に発売された「[[出前一丁]]」に[[ゴマ]][[ラー油]]が付く。 [[1963年]][[7月2日]]、日清食品は即席麺では世界で初めての焼そば「[[日清焼そば]]」が発売開始となった<ref group="注釈">日清焼そば50周年記念限定「しなやか麺」5食パックの外装に開発秘話と発売開始日が掲載された。</ref>。以後、同業他社でも即席麺タイプの焼そばが開発・発売されている。 1966年にはサンヨー食品の「サッポロ一番」に乾燥ネギが付けられ<ref name="hayamizu122" />、これ以降[[1970年代]]には、麺を油で揚げず冷凍乾燥させる[[フリーズドライ]]製法が普及し、乾燥[[ネギ]]に代表される[[加薬|かやく]]を封入する製品が一般化する。スープもフリーズドライ等によって乾燥粉末化され、塩味、味噌味、カレー味など、スープの味にもバラエティが広がった。 [[1971年]]、日清食品が「[[カップヌードル]]」を発売し、[[カップラーメン]]が登場。 [[1975年]]、[[東洋水産]]が、世界初のカップうどんである「マルちゃんのカップうどんきつね」を発売する。 [[1980年代]]からは、調味油、[[味噌]]、ゴマだれなどの複数の液体の調味料を付ける製品も多くなり、小[[エビ]]や[[豚肉]]、[[鶏卵]]などの具材も乾燥して同梱するインスタントラーメンが普及した。もっとも、豊富な具材が製品単価を押し上げる要因にもなり、また生の食材には味が及ばないとして、一部のカップ麺を除き一旦は市場から消えた。しかし、[[1990年代]]には[[レトルト食品|レトルト]]化した調理済みの具材や麺を同梱した高級品も登場し、[[2000年代]]には人気ラーメン店とのコラボレーションへと進化、それらが付属しない通常の製品と二極化が進んでいる。 一方、健康志向の高まりから、ノンフライ麺の採用が増えている。油で揚げる代わりに、蒸したり、熱風乾燥することで、煮る必要がない製品も多い。また、麺を[[小麦粉]]ではなく[[フォー]]や[[ビーフン]]のような[[コメ]]を原料とする[[ライスヌードル]]や、[[リョクトウ|緑豆]]や[[デンプン]]を原料とする[[春雨]]も増えている。ライスヌードルや[[春雨]]は比較的低[[カロリー]]なので若年の女性層に支持されている。 また、風味や見た目に特徴を持たせるために、麺に食材を練りこむケースも見られる。例として「麺許皆伝」([[クロレラ]])、「とんがらし麺」([[唐辛子]])などがある。 袋麺の消費量はカップ麺に押されて減少していたが、2012年に東洋水産の「マルちゃん正麺」の大ヒットにより盛り返した<ref>{{cite news|url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121108/biz12110818270027-n1.htm|title=即席ラーメン「マルちゃん正麺」、1年間で2億食販売の大ヒット|publisher=[[産経新聞|MSN産経ニュース]]|date=2012-11-08|accessdate=2012-11-30}}</ref>。生麺をそのまま乾燥させる新しい製法で生麺に近い食感を実現した。日清食品の「[[日清ラ王]] 袋麺」、サンヨー食品の「サッポロ一番 麺の力」といった追随商品も登場した。 === 発明者 === 日清食品によれば、インスタントラーメンは1958年に同社創業者の安藤百福が発明したとしている。また海外でもそう認める報道が多い<ref>世界を変えた「日本の発明10選」新華社通信 2013年11月24日</ref>。ただし、この説には異論が多く出されている。 インスタントラーメンの定義自体が一定しておらず、「数分ゆでれば食べられる'''麺'''」とするなら、古くからある乾麺はすべて該当する。また、「油で揚げて保存性を高めた麺」とするならば、[[清|清代]]には「伊府麺」という[[油]]で[[揚げる]]製法で、ある程度の保存性があり、[[デンプン|でん粉]]が糊化(α化)した麺がつくられており、[[香港]]や[[台湾]]では現在も一般的に食べられている。フライ麺という製法で作り置きができ、手早く食べられるという点ではこの伊府麺はインスタントラーメンと同じ発想の食品とみることができる。<ref group="注釈">日清食品の食文化アカデミー「麺ロードを行く2」でも奇妙な麺として取り上げられている。[[台南]]に近い[[嘉義県]]の出身であるため、伊府麺、意麺の存在を知っていたという見方もあるが、現在のインスタントラーメンの成立との因果関係は言及されていない。</ref>しかし、これらは麺以外に[[スープ]]を別に用意する必要があり、即席にすぐ食べられるものではなかった。 また、「鍋ひとつで、数分でスープも含め料理できる即席麺」は、1958年以前にも複数の会社が製品化を試み、一部は販売されていた<ref name="jbpress" /><ref>[http://www.kyushu01.com/01/0108/0108-226.html 財界九州]{{リンク切れ|date=2012年1月}}</ref>。ただし、それらは現在は姿を消している。 === 日本国外進出 === 日本国外での生産は、[[明星食品]]<ref group="注釈">当時は単独の会社。現在は[[日清食品]]ホールディングス傘下</ref>が[[大韓民国|韓国]]の[[三養ラーメン|三養食品]](삼양라면、Samyang)との合弁で[[1963年]]に製造を始めたのが最初とされる。 [[アジア]]では(主に東アジア、東南アジア)、1980年代以後に同種の即席食品が製造され、地域色の豊かな製品も増えている。 当初は日本メーカーのブランド名や商品名が使われる製品が発売された。多くは商標の使用権(ライセンス)を得た製品で、日本メーカーが製造に直接関与していない場合もある。これらの製品にはライセンス製造であると表記されている。 その後、もともと「汁麺」や「炒め麺」が食文化に定着していたアジアでは、[[消費者]]の嗜好にあわせて伝統食を取り入れた独自の製品が数多く販売された。[[台湾]]、[[香港]]、[[中華人民共和国|中国]]はもちろん、[[タイ王国|タイ]]の[[トムヤムクン]]味や、[[インドネシア]]の即席[[ミーゴレン]]、[[フィリピン]]の即席パンシット、[[ベトナム]]の即席[[フォー]]など多様に進化した。アジア各国で販売されているインスタントラーメンは数百種類に及び、日本にも輸入され、[[コンビニエンスストア]]で販売される商品もある。 [[欧米]]では、主にスナックフードとして利用された事もあり、調理の手間が少ない[[カップ麺|カップラーメン]]が先に受け入れられた。当初、袋麺は輸入食品店以外では見掛けられなかったが、近年[[北米]]では一般のスーパーマーケットでも販売されている。一方、[[マグカップ]]等に乾燥麺を入れて熱湯を注ぐ軽食向き製品も欧米で人気があり、1990年代には、[[日本]]でも同様の製品が登場している。これらの製品では、煮て調理する事が出来ないため、麺もカップラーメン同様に細く薄く平らで、具も小さな乾燥[[鳴門巻き|なると]]程度である。 == 状況 == === 生産と消費 === 2000年代では、年間約850億食の即席めんが世界で生産されている。国別で最も多く生産しているのは、中国で、[[2007年]]で498億食<ref>[http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0109&f=business_0109_007.shtml 即席めん、世界の半分中国が生産 原料高でも生産増] - サーチナ(中国情報局) [[2008年]][[1月9日]]付配信</ref>である。日本からの輸出は、2006年度時点での世界ラーメン協会調べによれば年間約8,700万食<ref name="sekai">[http://www.instantramen.or.jp/data/data02.html 世界インスタントラーメン事情] - 即席麺家頁(日本即席食品工業協会)。</ref>。中国最大手のメーカーである[[康師傅]](カンシーフ、台湾系)は日本の[[サンヨー食品]]、第2位の華龍日清は日清食品と提携する。 2012年の国別の消費量は、中国が440億食と全世界の半分近くを占め、次がインドネシアの141億食、三位が日本の54億食と続く。一方、一人当たりの年間消費量では、韓国が72食でトップ、二位がインドネシアの57食、ベトナム56食、マレーシア44食で、五位の日本が43食である<ref>[http://instantnoodles.org/jp/noodles/expanding-market.html 世界ラーメン協会 即席めんの世界総需要]世界ラーメン協会</ref>。 ==== 各国の状況 ==== * 韓国でラミョン('''라면'''、拉麺の朝鮮語読み)といえばインスタントラーメンを指し、生麺を使うラーメンは一般的ではない。韓国では、[[食堂]]や[[屋台]]でもインスタントラーメンを調理して客に出している。また、[[鍋料理]]の[[プデチゲ]]にはインスタントラーメンを用いる。販売メーカーは60社で、キムチラーメンなどを輸出している。伝統食の[[トッポッキ]]にインスタントラーメンを入れた「ラポッキ」という料理も定着している。 * タイ、ベトナム、[[カンボジア]]、[[マレーシア]]、インドネシアでもインスタントラーメンを供する屋台がある。 * [[香港]]には朝食などにインスタントラーメンを調理して出す[[茶餐廳]]というスタイルの喫茶軽食店が多くある。日本でも形態は異なるものの、同様に調理をして食べさせる店(「[[インスタントラーメン屋]]」「[[インスタントラーメン店]]」などと呼称。全国チェーン店としては「[[インスタントラーメンさくら]]」など)が存在する。 * アメリカでは小麦の産地ということもあってかインスタントラーメンは格安で販売されており、家計の苦しい大学生がよく食べていることから、学生生活の象徴として言及されることがある。他、[[空母]]勤務のアメリカ海軍軍人にプライベートタイム時での間食として浸透が進んでいる。 * [[メキシコ]]には[[1980年代]]に[[東洋水産]]がインスタントラーメンの輸出を開始し、[[東洋水産]]が圧倒的なシェアを獲得している。 * 日清食品と[[宇宙航空研究開発機構]](JAXA)により、無重量空間で飛び散らないよう麺にまぶす程度にスープを減らし、摂氏70度で戻せるようにした[[宇宙食]]としてのインスタントラーメンが「スペース・ラム」(Space Ram)という名で開発され、[[2005年]]7月、[[国際宇宙ステーション]]で提供された。 === 日本 === * 2005年度…生産量 54.4億食(前年度比1.6%減)<ref name="sokuseki">[[日本即席食品工業協会]]調べ</ref><ref name="yomi"/> * 2006年度…生産量 53.1億食、一人当たり年間消費量41.3食<ref name="sokuseki"/><ref name="arekore">[http://www.instantramen.or.jp/data/data01.html 日本インスタントラーメン事情] - 即席麺家頁(日本即席食品工業協会)。</ref> * 2008年度…生産量 52.5億食、一人当たり年間消費量40.9食<ref name="sokuseki"/><ref name="arekore"/> * [[日本食糧新聞]]調べによると、全インスタントラーメン中売り上げ一位は[[サッポロ一番みそラーメン]]となっている<ref>[http://www.mbs.jp/rankin/backno/20070504_1.shtml ランキンの花園] [[MBSテレビ|MBS]] [[2012年]][[8月31日]]閲覧。</ref>。 {| class="messagebox" |+ '''即席めんの生産数量の推移'''<ref>[http://www.instantramen.or.jp/data/data04.html 第4章 即席めんの生産数量の推移]]</ref> |- | align="center" | {| class="" style="font-size:80%;margin:20px" |- | | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:0.7px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:3.2px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:7.5px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:27.5px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:50px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:100px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:110px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:125px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:150px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:155px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:165px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:175px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:180px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:182.7px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:190px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:195px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:200px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:205px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:203px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:207px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:0px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:267.5px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:265.5px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:276.5px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:273.8px; background-color:#0080c0"></div> | valign="bottom" | <div style="width:12px; height:273.8px; background-color:#0080c0"></div> |- style="text-align:center" | 生産数量(千万食) || 1.3 || 7.0 || 15.0 || 55.0 || 100.0 || 200.0 || 220.0 || 250.0 || 300.0 || 310.0 || 330.0 || 350.0 || 360.0 || 365.4 || 380.0 || 390.0 || 400.0 || 410.0 || 405.0 || 415.0 || - || 534.9 || 530.9 || 553.0 || 547.6 || 547.5 |- style="text-align:center" | 年度 || 1958 || 1959 || 1960 || 1961 || 1962 || 1963 || 1964 || 1965 || 1966 || 1967 || 1968 || 1969 || 1970 || 1971 || 1972 || 1973 || 1974 || 1975 || 1976 || 1977 || - || 2009 || 2010 || 2011 || 2012 || 2013 |} |} == 日本の主な即席めんメーカー == <!--シェアが低いなど項目が無いメーカー等は一覧の下部へ追加し、「主な即席めんメーカー」以外はNG--> * [[日清食品]]([[日清食品ホールディングス]]傘下。[[大阪府]][[大阪市]][[淀川区]]) * [[東洋水産]](マルちゃん。[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]) * [[サンヨー食品]](サッポロ一番。[[群馬県]][[前橋市]]) * [[明星食品]](日清食品ホールディングス傘下。東京都[[渋谷区]]) * [[エースコック]](サンヨー食品系。大阪府[[吹田市]]) * [[ハウス食品]](大阪府[[東大阪市]]) * [[マルタイ (企業)|マルタイ]](サンヨー食品系。[[福岡県]][[福岡市]][[西区 (福岡市)|西区]]) * [[まるか食品]](ペヤング。群馬県[[伊勢崎市]]) * [[ヤマダイ]](ニュータッチ。[[茨城県]][[結城郡]][[八千代町]]) * [[麺のスナオシ]](茨城県[[水戸市]]) * [[永谷園]](東京都港区) * [[テーブルマーク]](旧:加ト吉。東京都[[中央区 (東京都)|中央区]]、[[クラシエフーズ|カネボウフーズ]]即席めん製造部門を譲受) * [[寿がきや食品]]([[愛知県]][[豊明市]]) * [[徳島製粉]](金ちゃん。[[徳島県]][[徳島市]]) * [[山本製粉]](愛知県[[豊川市]]) * [[おやつカンパニー]]([[三重県]][[津市]]) * [[ヤクルト食品工業]](佐賀県[[神埼市]]) * [[大黒食品工業]](群馬県[[佐波郡]][[玉村町]]) * [[イトメン]]([[兵庫県]][[たつの市]]) * [[とかち麺工房]]([[北海道]][[中川郡 (十勝国)|中川郡]][[池田町 (北海道)|池田町]]) * [[サンポー食品]]([[佐賀県]][[三養基郡]][[基山町]]) * [[五木食品]]([[熊本県]][[熊本市]][[南区 (熊本市)|南区]]) * [[ヒガシマル]](ヒガシフーズ。[[鹿児島県]][[日置市]]) * [[都一]]([[千葉県]][[千葉市]][[若葉区]]) === 日本国内の即席めん出荷額シェア === * 2005年度<ref name="yomi">[http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20061107mh07.htm 読売新聞 金融ニュース 2006年11月7日掲載]{{リンク切れ|date=2012年1月}}</ref><ref>[http://www.nikkankeizai.co.jp/ 日刊経済通信社]調べ{{リンク切れ|date=2012年1月}}</ref> ** 日清食品(チキンラーメン、カップヌードルなど) 40.4% ** 東洋水産(赤いきつねなど) 19.2% ** サンヨー食品(サッポロ一番など) 11.5% ** 明星食品(チャルメラなど) 9.9% ** エースコック(スーパーカップなど) 8.3% ** その他 10.7% == 参考文献 == *{{Cite book|和書 |author = [[速水健朗]] |date = 2011-10 |title = ラーメンと愛国 |publisher = [[講談社]] |isbn = 978-4062800419 |ref = 愛国 }} == 関連項目 == * [[ラーメン]] * [[袋麺]] - 袋入りの乾燥麺を取り出し調理する方式のインスタントラーメン。 * [[カップ麺]] - 乾燥麺の入った容器に直接熱湯を注ぐ方式のインスタントラーメン。 * [[おやつカンパニー]] - 日本初のインスタントラーメンを発売。乾燥麺に似たスナック菓子「[[ベビースターラーメン]]」やミニサイズのカップ麺「[[ブタメン]]」を発売する。 * [[安藤百福]] - インスタントラーメン「[[チキンラーメン]]」を開発。日本で初めて商業的に成功したインスタントラーメンとなる。 * [[インスタントラーメン発明記念館]] * [[らーめん缶]] - インスタントでは無いが、開封すれば食べられる[[缶詰]]。[[こんにゃく]]の麺をラーメンの[[中華麺]]の代わりにしている。 * [[日本即席食品工業協会]] - 日本のインスタントラーメン製造会社で構成する業界団体。 == 外部リンク == {{Commonscat|Instant noodles}} * {{PDFlink|[http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/A-31.pdf 即席めん類等の表示に関する公正競争規約]}} * [http://www.instantramen.or.jp/index.html 即席麺家頁]([[日本即席食品工業協会]])- [http://www.instantramen.or.jp/IRMA/ IRMA(International Ramen Manufacturers Association)]{{En icon}} {{DEFAULTSORT:いんすたんとらあめん}} [[Category:麺料理]] [[Category:中国の食文化]]