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2018年1月14日 (日) 13:11時点における版
西中 誠一郎(にしなか せいいちろう)とは、社会派気取りの自称ジャーナリストである。実体は反日、反原発、反米、反自民党、親中、親韓のプロ市民活動家である。
人物
今村復興相はなぜ「ブチ切れ」たのか。西中とのやりとり一部始終(2017年4月)
「こんなね、人を誹謗するようなことは許さんよ!」「避難者を困らせているのはあなたです」「うるさい!」
2017年4月4日午前、復興庁の閣議後記者会見で、今村雅弘復興相(70)が西中誠一郎の質問に「ブチ切れ」てしまった。その姿はテレビなどでも何度もリピートされ、菅義偉官房長官や公明党・井上義久幹事長からも苦言を呈されるなど、波紋を呼んでいる。今村復興相はなぜブチ切れたのか。
質問を行ったのは、震災問題など取材している西中誠一郎。会見を報じるテレビ映像を元に、両者のやりとりを再現すると――。
西中誠一郎の質問は、東日本大震災に伴う自主避難者への施策に関するものだった。福島県は避難指示区域外から自主避難を行った住民に対し、住宅の無償提供を行ってきたが、2017年3月31日、これが打ち切られた。住民や支援者などは支援の継続を求め、3月に国に対し署名を提出した。この署名について、まずは西中誠一郎が尋ねる。
今村復興相は、「いや、まだ確認はしていません」。
続けて西中誠一郎は、こうした自主避難者への支援が福島県など自治体に任されていることは、国の「責任放棄」ではないか、と詰め寄る。今村復興相は、「地元の実情に詳しいのは県」という理由から、自主避難者の窓口は県とする体制を維持する、との旨を回答したのに対し、西中誠一郎は繰り返し、国が対応に当たるよう求め、同様のやりとりが3度にわたって続く。
西中誠一郎「これから母子家庭なんかで、路頭に迷うような家庭が出てくると思うんですが、それについてはどう責任を取るおつもりでしょうか」
このあたりから、今村氏はしきりにうなずくなど、動作が大きくなりつつも、三たび同じ趣旨の回答を繰り返す。
復興相「国の役人が、ね、福島県の事情もその人の事情もわからない人たちが、やったってしょうがないでしょ?あるいは他の自治体の人が。だからそれはあくまでやっぱり、一番肝心の福島県が、やっていっていただくということが、一番いいという風に思っています」
これに対し、西中誠一郎が、ややトーンを上げて、「それは大臣自身が福島県の内実とか、なぜ帰れないかという実情をですね、ご存じないからではないでしょうか。それを人のせいにするのは僕は、それは......」 と質問した。
ここで今村復興相はさえぎるように声を上げた。
- 復興相「人のせいになんかしてないじゃないですか。誰がそんなことしたんですか。ご本人が、要するに、どうするんだということを決めて、」
- 西中誠一郎「でも帰れないですよ、実際」
- 復興相「え?」
- 西中誠一郎「帰れないから避難生活を送ってるんじゃないですか」
- 復興相「帰ってる人もいるじゃないですか」
- 西中誠一郎「帰ってる人ももちろんいます。ただ帰れない人もいらっしゃる」
- 復興相「帰ってる人だってねえ、いろんなねえ、難しい問題を抱えながら帰ってもらってるんですよ」
その後も、西中誠一郎と復興相のやりとりは続き、西中誠一郎が「判断ができない、帰れないから避難生活を続けなければいけない。それは国が責任を取るべきではないでしょうか」と質問すると、復興相が「いやだから、国はそういった方たちに、いろんな形で、対応してるじゃないですか。現に帰ってる人もいるじゃないですか。いろんな、こんな問題を......」と答えたあたりから、やりとりは熱を帯びてくる。
西中誠一郎「では帰れない人はどうなんでしょう」復興相「え?」と聞き返す。
- 西中誠一郎「帰れない人はどうするんでしょうか」
- 復興相「どうするって、それはもう本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」
- 西中誠一郎「自己責任ですか。(今村復興相、再び「え?」と聞き返す)自己責任だとお考えですか」
- 復興相「自分はそうだと思いますよ」