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2017年9月5日 (火) 20:34時点における版
ノドン(火星7)とは、朝鮮民主主義人民共和国によって開発された準中距離弾道ミサイル(以下MRBM)である。
概要
ノドンは1980年代後半からスカッド・ミサイルを元に開発を開始。1990年代前半に完成、1993年5月29日に試射。その後、素材を軽金属に変更するなど、改良をしている。また、外貨獲得の目的で、イランや、パキスタン、リビアなどに輸出。それによって、2009年時点でミサイルの総数は、320発と大量に生産されている。しかし、システムの旧式化が進み、2012年時点では、50発程度に減少している。しかし、「発展型もあるよー」by金正恩 と、決して油断はできない。
スペック
旧ソ連のR-17を、拡大改良したものである。
- 全長16m、直径1.35m、重量16t。
- 液体燃料ロケットモーターを使用。推進剤は、常温保存液体燃料。これは、1時間で補給することができる。
- 射程は1500km~2000kmほど。
- 誘導方式は、3基のジャイロスコープが1組になった慣性誘導装置を使用。
- ペイロードは約0.8t~1.2t。核弾道については、専門家の意見が別れている。GDP的に考えて、さすがに無理だろwwwwwと楽観視する人もいれば、中国のことを考えると、可能なんじゃね?と慎重に考える人もいる。
発射記録
1993年5月29日
江原道元山(ウォンサン)から発射。初めは能登半島付近に落ちたと考えられていたが、のちに日本を飛び越えて太平洋に落下したと見られている。