「Yourpedia:発信者情報開示のガイドライン(ドラフト版)」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(ページの作成:「ネットでの情報発信は、受ける側も発信する側も自己責任であることが原則です。Yourpediaでは、投稿内容の一義的な責任は投稿...」)
 
 
1行目: 1行目:
ネットでの情報発信は、受ける側も発信する側も自己責任であることが原則です。Yourpediaでは、投稿内容の一義的な責任は投稿者にあると考えております。投稿の内容が問題となり、発信者情報の開示を要求された場合は、以下のように対応します。なお、「返事が無い場合」とは、ブロック中などで投稿者ページで返事が行えない時も同様に扱います(他の手段で連絡を取ってください)。対応は、第3者の関与具合によって判断基準が異なります。いずれの場合でも、「当該情報の流通によって、請求者の権利が侵害されたことが明らかである」と判断した時は、開示を行います。
+
ネットでの情報発信は、受ける側も発信する側も自己責任であることが原則です。Yourpediaでは、投稿内容の一義的な責任は投稿者にあると考えております。投稿の内容が問題となり、発信者情報の開示を要求された場合は、以下のように対応します。いずれの場合でも、「当該情報の流通によって、請求者の権利が侵害されたことが明らかである」と判断した時は、開示を行います。
  
== 弁護士でない者から、発信者情報開示請求が届いた場合 ==
+
== 前提 ==
 +
* Yourpedia では、MediaWikiの投稿ログを約6ヶ月間保存しています。保存期間の過ぎたログは、順次MediaWikiによって自動的に削除されます。
 +
* Yourpedia では、HTTPサーバのアクセスログを最大で約2日間保存しています。なんらかの理由でサーバを再起動した場合、保存期限によらずアクセスログは全て削除されます。
 +
 
 +
== ログの証拠保全について ==
 +
何らかの開示手続きを検討中でログの消失を防ぎたい場合、メールなどでご連絡いただければ該当ログの保全を行います。保全は、ブラウザの画面をPDFに印刷する方法によって行います。保全対象のログの量が過大な場合、お断りする場合があります。
 +
 
 +
== 開示手続き・証拠保全に必要な情報 ==
 +
* 編集が行われたページのタイトルとURL
 +
* 編集を行った編集者の名前と、編集日時。「履歴表示」によって確認することが出来ます。
 +
 
 +
== 開示手続きに対する対応(民事手続き) ==
 +
 
 +
=== 弁護士でない者から、発信者情報開示請求が届いた場合 ===
 
開示しません。
 
開示しません。
  
== 弁護士から、メールまたは内容証明郵便などで開示請求が届いた場合 ==
+
=== 弁護士から、メールまたは内容証明郵便などで開示請求が届いた場合 ===
 
投稿者のトークページで、「開示に同意するかどうか」「同意しない場合は、その理由」を確認した上で、次のように回答します。
 
投稿者のトークページで、「開示に同意するかどうか」「同意しない場合は、その理由」を確認した上で、次のように回答します。
  
=== 開示の同意が得られた場合 ===
+
==== 開示の同意が得られた場合 ====
 
照会のあったログが存在している場合、指定された方法または開示請求と同じ方法で、発信者情報を回答します。
 
照会のあったログが存在している場合、指定された方法または開示請求と同じ方法で、発信者情報を回答します。
  
=== 1週間たっても返事が無い場合 ===
+
==== 1週間たっても返事が無い場合 ====
 
指定された方法または開示請求と同じ方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。
 
指定された方法または開示請求と同じ方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。
  
=== 開示の同意が得られなかった場合 ===
+
==== 開示の同意が得られなかった場合 ====
 
指定された方法または開示請求と同じ方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。
 
指定された方法または開示請求と同じ方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。
  
== 弁護士法23条の2に基づくもの(弁護士会照会が届いた場合) ==
+
=== 弁護士法23条の2に基づくもの(弁護士会照会が届いた場合) ===
 
投稿者のトークページで、「開示に同意するかどうか」「同意しない場合は、その理由」を確認した上で、次のように回答します。
 
投稿者のトークページで、「開示に同意するかどうか」「同意しない場合は、その理由」を確認した上で、次のように回答します。
  
=== 開示の同意が得られた場合 ===
+
==== 開示の同意が得られた場合 ====
 
照会のあったログが存在している場合、指定された方法で、発信者情報を回答します。
 
照会のあったログが存在している場合、指定された方法で、発信者情報を回答します。
  
=== 1週間たっても返事が無い場合 ===
+
==== 1週間たっても返事が無い場合 ====
 
照会のあったログが存在している場合、指定された方法で、発信者情報を回答します。
 
照会のあったログが存在している場合、指定された方法で、発信者情報を回答します。
  
=== 開示の同意が得られなかった場合 ===
+
==== 開示の同意が得られなかった場合 ====
 
指定された方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。
 
指定された方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。
  
== 発信者情報開示訴訟もしくは仮処分の申立があった場合 ==
+
=== 発信者情報開示訴訟もしくは仮処分の申立があった場合 ===
 
一審判決もしくは決定に従います。和解での開示は行いません。訴訟中いずれかの段階で、投稿者のトークページで投稿者の意見照会を行います。
 
一審判決もしくは決定に従います。和解での開示は行いません。訴訟中いずれかの段階で、投稿者のトークページで投稿者の意見照会を行います。
  
== 刑事訴訟法第197条第2項に基づくもの(捜査関係事項照会書が届いた場合) ==
+
== 開示手続きに対する対応(刑事手続き) ==
 +
 
 +
=== 刑事訴訟法第197条第2項に基づくもの(捜査関係事項照会書が届いた場合) ===
 
照会のあったログが存在している場合、投稿者に事前の通知をすることなく回答いたします。
 
照会のあったログが存在している場合、投稿者に事前の通知をすることなく回答いたします。
  
== 令状に基づくもの(家宅捜索が行われた場合) ==
+
=== 令状に基づくもの(家宅捜索が行われた場合) ===
 
差し押さえ対象のログが存在している場合、捜査に協力します(ログはサーバ上にのみ存在し、ログインには数十桁のパスワードが必要ですが、ダウンロード操作などで協力を行います)。
 
差し押さえ対象のログが存在している場合、捜査に協力します(ログはサーバ上にのみ存在し、ログインには数十桁のパスワードが必要ですが、ダウンロード操作などで協力を行います)。

2015年8月14日 (金) 14:16時点における最新版

ネットでの情報発信は、受ける側も発信する側も自己責任であることが原則です。Yourpediaでは、投稿内容の一義的な責任は投稿者にあると考えております。投稿の内容が問題となり、発信者情報の開示を要求された場合は、以下のように対応します。いずれの場合でも、「当該情報の流通によって、請求者の権利が侵害されたことが明らかである」と判断した時は、開示を行います。

前提[編集]

  • Yourpedia では、MediaWikiの投稿ログを約6ヶ月間保存しています。保存期間の過ぎたログは、順次MediaWikiによって自動的に削除されます。
  • Yourpedia では、HTTPサーバのアクセスログを最大で約2日間保存しています。なんらかの理由でサーバを再起動した場合、保存期限によらずアクセスログは全て削除されます。

ログの証拠保全について[編集]

何らかの開示手続きを検討中でログの消失を防ぎたい場合、メールなどでご連絡いただければ該当ログの保全を行います。保全は、ブラウザの画面をPDFに印刷する方法によって行います。保全対象のログの量が過大な場合、お断りする場合があります。

開示手続き・証拠保全に必要な情報[編集]

  • 編集が行われたページのタイトルとURL
  • 編集を行った編集者の名前と、編集日時。「履歴表示」によって確認することが出来ます。

開示手続きに対する対応(民事手続き)[編集]

弁護士でない者から、発信者情報開示請求が届いた場合[編集]

開示しません。

弁護士から、メールまたは内容証明郵便などで開示請求が届いた場合[編集]

投稿者のトークページで、「開示に同意するかどうか」「同意しない場合は、その理由」を確認した上で、次のように回答します。

開示の同意が得られた場合[編集]

照会のあったログが存在している場合、指定された方法または開示請求と同じ方法で、発信者情報を回答します。

1週間たっても返事が無い場合[編集]

指定された方法または開示請求と同じ方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。

開示の同意が得られなかった場合[編集]

指定された方法または開示請求と同じ方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。

弁護士法23条の2に基づくもの(弁護士会照会が届いた場合)[編集]

投稿者のトークページで、「開示に同意するかどうか」「同意しない場合は、その理由」を確認した上で、次のように回答します。

開示の同意が得られた場合[編集]

照会のあったログが存在している場合、指定された方法で、発信者情報を回答します。

1週間たっても返事が無い場合[編集]

照会のあったログが存在している場合、指定された方法で、発信者情報を回答します。

開示の同意が得られなかった場合[編集]

指定された方法で、同意が得られなかった旨を回答します。ログの存在は、調査しません。

発信者情報開示訴訟もしくは仮処分の申立があった場合[編集]

一審判決もしくは決定に従います。和解での開示は行いません。訴訟中いずれかの段階で、投稿者のトークページで投稿者の意見照会を行います。

開示手続きに対する対応(刑事手続き)[編集]

刑事訴訟法第197条第2項に基づくもの(捜査関係事項照会書が届いた場合)[編集]

照会のあったログが存在している場合、投稿者に事前の通知をすることなく回答いたします。

令状に基づくもの(家宅捜索が行われた場合)[編集]

差し押さえ対象のログが存在している場合、捜査に協力します(ログはサーバ上にのみ存在し、ログインには数十桁のパスワードが必要ですが、ダウンロード操作などで協力を行います)。