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− | 2012年の[[ロンドンオリンピック (2012年) におけるボクシング競技|ロンドンオリンピック]]ではバンタム級代表の[[清水聡 (ボクサー)|清水聡]]が銅メダルを獲得<ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=F_xnoNqXtPM Boxing Men's Bantam (56kg) Semifinals - Great Britain v Japan Replay - London 2012 Olympic Games] IOC(国際オリンピック委員会)の公式YouTubeチャンネル 2012年8月10日 {{En icon}}</ref><ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=aTl8NIBZNVM Boxing Men's Bantam (56kg) Finals Bout - Great Britain GOLD - London 2012 Olympic Games Highlights (1:29)] IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月12日 {{En icon}}</ref>。これは日本にとって44年ぶりのメダルとなり<ref name="tokyo-np0815">[http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2012081502000229.html 誇り、かみしめ メダリスト快挙報告] 東京新聞 2012年8月15日</ref>、さらに村田諒太は48年ぶりの金メダルをミドル級で獲得した<ref name="tokyo-np0815" /><ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=h29uO1J78uo Boxing Men's Middle (75kg) - Gold Medal Final - Brazil v Japan Full Replay - London 2012 Olympics] IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月11日 {{En icon}}</ref><ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=NbubzW06SCQ Boxing Men's Middle (75kg) Finals Bout - Japan GOLD - London 2012 Olympic Games Highlights] IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月12日 {{En icon}}</ref>。フライ級の[[須佐勝明]]、ウェルター級の[[鈴木康弘 (ボクサー)|鈴木康弘]]は途中で敗退したものの、清水・須佐・鈴木が敗れた相手はいずれもこの大会で金メダリストとなった選手だった<ref>[http://www.jiji.com/jc/zc?k=201208/2012081200040 村田、48年ぶり金=1点差の接戦制す-ボクシング〔五輪・ボクシング〕] 時事通信社 2012年8月12日</ref><ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2012/08/blog-post_173.html 金村田と銅清水が帰国会見] ボクシングニュース「Box-on!」 2012年8月16日</ref>。日本アマチュアボクシング連盟の山根明は2011年の会長就任以来、日本アマチュアボクシングの国際化、プロ・アマチュア交流などの改革に着手していたが、この大会で日本が躍進した背景には、この改革やコーチ陣の貢献があった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/08/13/kiji/K20120813003893881.html 初の1大会複数メダル呼んだプロとの再交流と“開国”] スポーツニッポン 2012年8月13日</ref> | + | 2012年の[[ロンドンオリンピック (2012年) におけるボクシング競技|ロンドンオリンピック]]ではバンタム級代表の[[清水聡 (ボクサー)|清水聡]]が銅メダルを獲得<ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=F_xnoNqXtPM Boxing Men's Bantam (56kg) Semifinals - Great Britain v Japan Replay - London 2012 Olympic Games] IOC(国際オリンピック委員会)の公式YouTubeチャンネル 2012年8月10日 {{En icon}}</ref><ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=aTl8NIBZNVM Boxing Men's Bantam (56kg) Finals Bout - Great Britain GOLD - London 2012 Olympic Games Highlights (1:29)] IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月12日 {{En icon}}</ref>。これは日本にとって44年ぶりのメダルとなり<ref name="tokyo-np0815">[http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2012081502000229.html 誇り、かみしめ メダリスト快挙報告] 東京新聞 2012年8月15日</ref>、さらに村田諒太は48年ぶりの金メダルをミドル級で獲得した<ref name="tokyo-np0815" /><ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=h29uO1J78uo Boxing Men's Middle (75kg) - Gold Medal Final - Brazil v Japan Full Replay - London 2012 Olympics] IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月11日 {{En icon}}</ref><ref group="映像">[http://www.youtube.com/watch?v=NbubzW06SCQ Boxing Men's Middle (75kg) Finals Bout - Japan GOLD - London 2012 Olympic Games Highlights] IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月12日 {{En icon}}</ref>。フライ級の[[須佐勝明]]、ウェルター級の[[鈴木康弘 (ボクサー)|鈴木康弘]]は途中で敗退したものの、清水・須佐・鈴木が敗れた相手はいずれもこの大会で金メダリストとなった選手だった<ref>[http://www.jiji.com/jc/zc?k=201208/2012081200040 村田、48年ぶり金=1点差の接戦制す-ボクシング〔五輪・ボクシング〕] 時事通信社 2012年8月12日</ref><ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2012/08/blog-post_173.html 金村田と銅清水が帰国会見] ボクシングニュース「Box-on!」 2012年8月16日</ref>。日本アマチュアボクシング連盟の山根明は2011年の会長就任以来、日本アマチュアボクシングの国際化、プロ・アマチュア交流などの改革に着手していたが、この大会で日本が躍進した背景には、この改革やコーチ陣の貢献があった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/08/13/kiji/K20120813003893881.html 初の1大会複数メダル呼んだプロとの再交流と“開国”] スポーツニッポン 2012年8月13日</ref>。産業能率大学スポーツマネジメント研究所が行った意識調査で男子ボクシングは、大会後に脚光を浴びた「ブレーク度」の競技部門で1位を獲得し、「びっくり度」の同部門では3位に選ばれた<ref>[http://news.mynavi.jp/news/2012/08/23/155/index.html ロンドン五輪の選手と競技に関する調査、感動度1位は福原愛選手に] マイナビニュース 2012年8月22日</ref>。 |
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=== 出典 === | === 出典 === |
2012年9月10日 (月) 01:02時点における版
オリンピックのボクシング競技における 日本のメダリスト一覧 | |
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ローマオリンピック(1960年) | 田辺清(フライ級) |
東京オリンピック(1964年) | 桜井孝雄(バンタム級) |
メキシコシティオリンピック(1968年) | 森岡栄治(バンタム級) |
ロンドンオリンピック(2012年) | 清水聡(バンタム級) |
ロンドンオリンピック(2012年) | 村田諒太(ミドル級) |
ロンドンオリンピック(2012年)の日本代表選手 | |
ミドル級・村田諒太 村田諒太 2回戦(第2シードのため初戦) 村田諒太 準々決勝 村田諒太 準決勝 村田諒太 決勝 ウェルター級・鈴木康弘 鈴木康弘 1回戦 鈴木康弘 2回戦 バンタム級・清水聡 清水聡 1回戦 清水聡 2回戦 清水聡 準々決勝 清水聡 準決勝 フライ級・須佐勝明 |
日本のオリンピックボクシング競技(にほんのオリンピックボクシングきょうぎ)は、1928年のアムステルダムオリンピックに始まり、この大会にはウェルター級の臼田金太郎とバンタム級の岡本不二が出場した[1]。監督は「日本ボクシングの父」と言われる渡辺勇次郎で、臼田はベスト8に進出した[2]。
メダリスト誕生以降
1960年、ローマオリンピックのフライ級で田辺清が銅メダルを獲得し、日本ボクシング初のオリンピックメダリストとなったが、不運な判定により決勝進出を阻まれた[3][4]。
1964年、桜井孝雄が東京オリンピックのボクシング競技で日本初となる金メダルを獲得[5]。
1968年のメキシコシティオリンピックで森岡栄治が銅メダルを獲得している[6]。
2012年のロンドンオリンピックではバンタム級代表の清水聡が銅メダルを獲得[映像 1][映像 2]。これは日本にとって44年ぶりのメダルとなり[7]、さらに村田諒太は48年ぶりの金メダルをミドル級で獲得した[7][映像 3][映像 4]。フライ級の須佐勝明、ウェルター級の鈴木康弘は途中で敗退したものの、清水・須佐・鈴木が敗れた相手はいずれもこの大会で金メダリストとなった選手だった[8][9]。日本アマチュアボクシング連盟の山根明は2011年の会長就任以来、日本アマチュアボクシングの国際化、プロ・アマチュア交流などの改革に着手していたが、この大会で日本が躍進した背景には、この改革やコーチ陣の貢献があった[10]。産業能率大学スポーツマネジメント研究所が行った意識調査で男子ボクシングは、大会後に脚光を浴びた「ブレーク度」の競技部門で1位を獲得し、「びっくり度」の同部門では3位に選ばれた[11]。
脚注
出典
- ↑ 『日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年』 ボクシング・マガジン編集部、ベースボール・マガジン社、2002年5月31日、p. 40
- ↑ 『日本プロボクシングチャンピオン大鑑』 ボクシング・マガジン編集部、ベースボール・マガジン社、2004年3月1日、p.67
- ↑ 『日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年』 ボクシング・マガジン編集部、ベースボール・マガジン社、2002年5月31日、p. 75
- ↑ 『日本プロボクシングチャンピオン大鑑』 ボクシング・マガジン編集部、ベースボール・マガジン社、2004年3月1日、p. 230
- ↑ 『日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年』 ボクシング・マガジン編集部、ベースボール・マガジン社、2002年5月31日、p. 118
- ↑ 【ボクシング】注目はミドル級・村田諒太。44年ぶりの五輪メダルなるか? web Sportiva 2012年07月24日 p. 2
- ↑ 7.0 7.1 誇り、かみしめ メダリスト快挙報告 東京新聞 2012年8月15日
- ↑ 村田、48年ぶり金=1点差の接戦制す-ボクシング〔五輪・ボクシング〕 時事通信社 2012年8月12日
- ↑ 金村田と銅清水が帰国会見 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年8月16日
- ↑ 初の1大会複数メダル呼んだプロとの再交流と“開国” スポーツニッポン 2012年8月13日
- ↑ ロンドン五輪の選手と競技に関する調査、感動度1位は福原愛選手に マイナビニュース 2012年8月22日
映像資料
- ↑ Boxing Men's Bantam (56kg) Semifinals - Great Britain v Japan Replay - London 2012 Olympic Games IOC(国際オリンピック委員会)の公式YouTubeチャンネル 2012年8月10日 (英語)
- ↑ Boxing Men's Bantam (56kg) Finals Bout - Great Britain GOLD - London 2012 Olympic Games Highlights (1:29) IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月12日 (英語)
- ↑ Boxing Men's Middle (75kg) - Gold Medal Final - Brazil v Japan Full Replay - London 2012 Olympics IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月11日 (英語)
- ↑ Boxing Men's Middle (75kg) Finals Bout - Japan GOLD - London 2012 Olympic Games Highlights IOCの公式YouTubeチャンネル 2012年8月12日 (英語)
外部リンク
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・日本のボクシング史を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |