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{{生物分類表
 
| 色 = lightblue
 
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| 画像キャプション = カキシメジ
 
| 名称 = カキシメジ<br />''Tricholoma ustale''
 
| 界 = [[菌界]] [[:w:Fungus|Fungus]]
 
| 門 = [[担子菌門]] [[:en:Basidiomycota|Basidiomycota]]
 
| 綱 = [[菌じん綱]] [[:en:Hymenomycetes|Hymenomycetes]]
 
| 目 = [[ハラタケ目]] [[:en:Agaricales|Agaricales]]
 
| 科 = [[キシメジ科]] [[:w:Tricholomataceae|Tricholomataceae]]
 
| 属 = [[キシメジ属]] [[:w:Tricholoma|Tricholoma]](Fr.)Quél.
 
| 亜属 = [[キシメジ亜属]] [[:en:Subgen|Subgen]] ''Tricholoma''
 
| 節 = [[キシメジ節]] Sect. ''Tricholoma''
 
| 種 = カキシメジ ustale
 
| 学名 = ''Tricholoma ustale (Fr. : Fr.) Kummer''
 
| 和名 = カキシメジ}}
 
 
 
'''カキシメジ'''(柿占地、''Tricholoma ustale'')は[[ハラタケ目]][[キシメジ科]][[キシメジ属]]の[[キノコ]]。[[キノコ#毒キノコ|毒キノコ]]として知られる。
 
'''カキシメジ'''(柿占地、''Tricholoma ustale'')は[[ハラタケ目]][[キシメジ科]][[キシメジ属]]の[[キノコ]]。[[キノコ#毒キノコ|毒キノコ]]として知られる。
  
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== 概要 ==
 
秋、[[クヌギ]]、[[シラカシ]]といった[[広葉樹林]]やマツなど[[針葉樹林]]の地上に生える。中型。傘は色は茶ないし赤褐色でやや滑りがある。[[キノコの部位#柄|柄]]には[[キノコの部位#つば|つば]]や[[キノコの部位#つぼ|つぼ]]などはない。[[キノコの部位#ひだ|ひだ]]は柄に湾生し白いが、のちに褐色のシミが生じる。[[胞子]]は楕円形で1個の油球がある。
 
秋、[[クヌギ]]、[[シラカシ]]といった[[広葉樹林]]やマツなど[[針葉樹林]]の地上に生える。中型。傘は色は茶ないし赤褐色でやや滑りがある。[[キノコの部位#柄|柄]]には[[キノコの部位#つば|つば]]や[[キノコの部位#つぼ|つぼ]]などはない。[[キノコの部位#ひだ|ひだ]]は柄に湾生し白いが、のちに褐色のシミが生じる。[[胞子]]は楕円形で1個の油球がある。
  
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[[ツキヨタケ]]や[[クサウラベニタケ]]と並び、もっとも中毒例の多いキノコのひとつである。「見た目の派手なものは有毒であり、地味なキノコは食べられる」という迷信から本種が食用と誤認されるものと思われる。特に、外見が似ていて地上に生える食用の[[チャナメツムタケ]](''Pholiota lubrica'')と間違われることが多い。
 
[[ツキヨタケ]]や[[クサウラベニタケ]]と並び、もっとも中毒例の多いキノコのひとつである。「見た目の派手なものは有毒であり、地味なキノコは食べられる」という迷信から本種が食用と誤認されるものと思われる。特に、外見が似ていて地上に生える食用の[[チャナメツムタケ]](''Pholiota lubrica'')と間違われることが多い。
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== カキシメジの画像 ==
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== 外部リンク ==
 
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* [http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kinoko/kakishim.html 中毒の原因となる毒キノコ(カキシメジ)] 東京都福祉保健局
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* [http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kinoko/kakishim.html 中毒の原因となる毒キノコ(カキシメジ)] 東京都福祉保健局
 
* [http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/tricholoma_ustale/index.htm カキシメジ]
 
* [http://toolate.s7.coreserver.jp/kinoko/fungi/tricholoma_ustale/index.htm カキシメジ]
  
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[[Category:日本の毒キノコ]]
 
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[[Category:キシメジ科]]
 
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2012年3月12日 (月) 02:45時点における版

カキシメジ(柿占地、Tricholoma ustale)はハラタケ目キシメジ科キシメジ属キノコ毒キノコとして知られる。

概要

秋、クヌギシラカシといった広葉樹林やマツなど針葉樹林の地上に生える。中型。傘は色は茶ないし赤褐色でやや滑りがある。にはつばつぼなどはない。ひだは柄に湾生し白いが、のちに褐色のシミが生じる。胞子は楕円形で1個の油球がある。

成分はウスタル酸(Ustalic acid)で、Na+/K+-ATPアーゼを阻害して頭痛、腹痛、嘔吐、下痢を引き起こす[1]。この成分は2002年になって河岸洋和静岡大学農学部教授により発見された[2]

ツキヨタケクサウラベニタケと並び、もっとも中毒例の多いキノコのひとつである。「見た目の派手なものは有毒であり、地味なキノコは食べられる」という迷信から本種が食用と誤認されるものと思われる。特に、外見が似ていて地上に生える食用のチャナメツムタケPholiota lubrica)と間違われることが多い。

カキシメジの画像

カキシメジ 1.jpgカキシメジ 2.jpgカキシメジ 3.jpgカキシメジ 4.jpgカキシメジ 5.jpgカキシメジ 6.jpgカキシメジ 7.jpgカキシメジ 8.jpgカキシメジ 9.jpg

外部リンク