「カメオ」の版間の差分
提供: Yourpedia
(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=カメオ&oldid=12528123) |
|||
24行目: | 24行目: | ||
[[Category:美術の技法|かめお]] | [[Category:美術の技法|かめお]] | ||
− | + | ||
[[en:Cameo]] | [[en:Cameo]] | ||
− | [[ | + | [[wiki:カメオ]] |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + |
2007年6月4日 (月) 00:45時点における最新版
この項目では、装飾品について説明しています。映画やテレビドラマなどにおける特別出演・友情出演(カメオ出演)については「カメオ出演」をご覧ください。 |
カメオとは、瑪瑙、大理石、貝殻などに浮き彫りを施した装飾品。
日本では主に貝殻に浮き彫りを施したシェルカメオを指し、瑪瑙などの石に浮き彫りを施した物はストーンカメオ、アクリル樹脂をカメオ風に成形した物はアクリルカメオ、金属をカメオ風に成形した物はメタルカメオと素材ごとに呼び分けている。
正確には表面に浮き彫りを施したものをカメオ、沈め彫りを施したものをインタリオというが、カメオとインタリオをまとめて「カメオ」と呼ぶ場合が多く、また、カボッションカットの石の表面に女性の肖像画を印刷をしたものも「カメオ」として販売されていることがある。
古代ギリシャで発達した技法で、カメオもしくはインタリオを施した宝石を指輪にはめ、印章代わりに使用していたと考えられている。
古代より装飾品として愛され、古くはローマ時代のものも発掘されている。近年ではイタリアなどの国で工芸品として貝殻に彫り出したシェルカメオが、装飾品として珍重される。溶岩に掘り出したラバーカメオより、ストーンカメオに高価なものが多い。カメオに彫られた人物像をさらにダイヤモンド、ルビーなどで装飾したものは、カメオ・アビレと呼ばれる。
彫りの高さや、石の層の色の出方なども重要視されるが、鑑賞のポイントとなるのは、やはり彫りの出来となる。 また、シェルカメオで一般的に言われる、巻き貝の左右の向きはあまり重要ではない。