「試運転」の版間の差分

2020年9月6日 (日) 00:37時点における版

試運転（しうんてん）とは、乗り物や機械などが完成した後や修理完了した後、正式に稼働させる前に、試しに運転・稼働させることをいう^[1]。

鉄道車両については、新製時や全般検査・中間検査完了後、営業運転前に試運転を行うことが義務づけられている。

自動車でも、新車のベンチテスト（完成検査）、競技車のシェイクダウンを始め、チューニングや整備後に試運転が行なわれる。

コンピュータシステムの世界では、試運転に相当するものとして「テスト運用」と呼ばれる工程を行うことがある。

なお製品の開発途上の各段階で動かすことは、「走行実験」「飛行実験」「テストラン」「テストフライト」などと呼ばれ、試運転とは区別されていることが多い。

各鉄道会社の出場試運転時刻表

東急電鉄

長津田車両工場出場試運転

96-122レ

長津田12:12

藤が丘12:18-12:21

鷺沼12:29

96-121レ

鷺沼12:36

江田12:42-12:46

長津田12:55

小田急電鉄

大野総合車両所出場試運転

試9957レ

相模大野12:28

海老名12:39-12:43

秦野13:04

試9958レ

秦野13:12

相武台前13:42-13:48

相模大野13:53

京王電鉄

京王線

京王線と相互直通運転を行う都営新宿線の車両も若葉台工場で検査を受けて出場する。

若葉台工場出場試運転

若葉台12:44

橋本13:01-13:03

若葉台13:16

京王井の頭線

京王井の頭線で走る車両は富士見ヶ丘検車区で検査を受けて出場する。

富士見ヶ丘検車区出場試運転

富士見ヶ丘13:01

永福町13:07-13:09

吉祥寺13:21-13:22

富士見ヶ丘13:29

西武鉄道

池袋線系統

武蔵丘車両検修場出場試運転

9802列車

武蔵丘10:10

飯能10:14-10:20

小手指10:36

東武鉄道

伊勢崎・日光線系統

南栗橋工場出場試運転

試7201レ

南栗橋09:21

板倉東洋大前09:38-09:44

新栃木10:07

試7202レ

新栃木10:40

南栗橋11:24

東上線系統

川越工場出場試運転

試7051レ

川越市10:11

高坂10:40

試7050レ

高坂11:05

川越市11:37

相模鉄道

かしわ台車両センター出場試運転

8916レ

かしわ台13:26

二俣川13:42

8921レ

二俣川14:10

瀬谷14:15-14:17

かしわ台14:27

8922レ

かしわ台14:33

二俣川14:50

8927レ

二俣川15:10

瀬谷15:15-15:17

かしわ台15:27

京成電鉄

定期検査業務を京成に委託している北総鉄道の車両についても、京成と同じ宗吾車両基地で検査を行い、以下の時刻で実施される。

宗吾車両基地出場試運転

13S56

宗吾参道13:41

ユーカリが丘13:56-14:06

八千代台14:14

14S57

八千代台14:25

佐倉14:41-14:42

宗吾参道14:48

京急電鉄

久里浜工場出場前本線試運転

KC1199

久里工11:31

金沢八景11:53-12:06

京急川崎12:36

KC1298

京急川崎12:42

金沢文庫13:21-13:24

久里工13:42

脚注

関連項目

• 習熟運転
• 海上公試
• シェイクダウン (モータースポーツ)
• プロトタイプ
• テストパイロット