「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…」の版間の差分
細 (新しいページ: '{{Infobox animanga/Header |タイトル=機動戦士ガンダム外伝<br/>コロニーの落ちた地で… |画像= |サイズ= |説明= |ジャンル= }} {{Infobox animanga/...') |
SEOに熱心なMuttley (トーク | 投稿記録) 細 (rxy=森谷辰也=LTA:ASPE、 LTA:DCHANCE、LTA:SASHOという動かせない事実。) |
||
1行目: | 1行目: | ||
− | {{Infobox animanga/Header | + | <nowiki>{{Infobox animanga/Header |
|タイトル=機動戦士ガンダム外伝<br/>コロニーの落ちた地で… | |タイトル=機動戦士ガンダム外伝<br/>コロニーの落ちた地で… | ||
|画像= | |画像= |
2020年1月8日 (水) 04:14時点における版
{{Infobox animanga/Header |タイトル=機動戦士ガンダム外伝<br/>コロニーの落ちた地で… |画像= |サイズ= |説明= |ジャンル= }} {{Infobox animanga/Game |タイトル= |ゲームジャンル=3D[[シューティングゲーム]] |対応機種=[[ドリームキャスト]] |必要環境= |推奨環境= |ゲームエンジン= |修正パッチ= |開発元= |発売元=[[バンダイ]] |プロデューサー= |監督= |キャラクターデザイン=[[小林源文]] |メディア= |プレイ人数= |発売日=[[1999年]][[8月26日]] |販売価格=¥6,800 |売上本数= |レイティング= |インタフェース= |コンテンツアイコン= |キャラクター名設定= |エンディング数= |セーブファイル数= |セーブファイル容量= |クイックセーブ= |クイックロード= |コンテニュー= |画面サイズ= |全画面表示モード= |音楽フォーマット= |キャラクターボイス= |バックログ= |CGモード= |音楽モード= |回想モード= |メッセージスキップ= |オートモード= |その他= }} {{Infobox animanga/Game |タイトル=特別版(BANDAI the Best) |発売日=[[2001年]][[6月28日]] |販売価格=¥2,940 |売上本数= |その他=機能・データが<br/>追加された特別版 }} {{Infobox animanga/Novel |タイトル= |著者=[[林譲治 (作家)|林譲治]] |イラスト= |出版社=[[角川書店]] |掲載誌= |レーベル=[[角川スニーカー文庫]] |発売日= |開始= |終了= |巻数=全2巻 |話数= |その他= }} {{Infobox animanga/Footer}} 『'''機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…'''』(きどうせんしがんだむがいでん コロニーのおちたちで)は、[[アニメ]]作品群「[[ガンダムシリーズ]]」の一つで、[[1999年]][[8月26日]]に[[バンダイ]]から発売された[[ドリームキャスト]]用の3D[[シューティングゲーム|シューティング]][[ゲームソフト|ゲーム]]。 {{ネタバレ}} == 概要 == [[一年戦争]]末期、[[コロニー落とし]]の被災地となった[[オーストラリア]]を舞台として、主人公(マスター・ピース・レイヤー)率いる[[地球連邦軍]]ホワイト・ディンゴ隊の活躍を描いた作品。地球連邦側の視点でありながら、主役機としては最後までガンダムが登場しないという特徴がある。 ちなみに「[[ディンゴ]]」とはオーストラリアにいる野犬のこと。 地球連邦軍の勝利の要因となったとされている[[ジム (機動戦士ガンダム)|ジム]]であるが、アニメでは一方的にやられる場面ばかりであったので、視聴者の一部などでは「大量生産したにせよ、なぜジムで勝てたのか?」という疑念を持つ状態であった。その他のガンダム作品でも同様に、やられ役として[[ジオン公国]]側及びガンダムの強さを引き立てる役回りばかりであり、ジムが活躍する場面はほとんどなくその疑念は晴らされないままだった。 しかし、このゲームではそのジムが主役機である。敵機との性能差は圧倒的優位ではなく、1機で敵集団を撃破するということは出来ない。よって、情報戦用装甲車のホバートラックによって情報を収集し、敵機の配置や作戦目標から戦略を練り機体と武装を選択し、僚機と連係を取り常に多対一の形を作るなどの工夫をしないと勝利できない。反面、ジオン側は機体性能などは優れているものの、情報が無い上に機体間の連係も無く個別撃破されることになる。これがそのまま連邦がジオンに反攻できた理由となっており、このゲームをプレイした人は疑念が晴れると同時にジムを再評価することになった(このあたりの描写は特に小説版で丁寧に描かれている)。 [[モビルスーツ]]のカラーリングを派手さを抑えたものにしたり、キャラクターを[[小林源文]]デザインによる劇画調にするなどでケレン味を極力取り除き、自らも特務部隊とはいえ量産機に乗る一兵卒であることや、部下や整備兵との会話なども「リアルな戦場臭さ」を重視した演出をしている。シナリオも似た状況である『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|第08MS小隊]]』での演出や、アニメ本編の時系列、近い未来にあたる『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』との繋がりを意識したものとなっている。 ゲームシステム等は「機動戦士ガンダム外伝」シリーズの前作である[[セガサターン]]のゲーム『[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY]]』の直系にあたるが、ドリームキャストのアナログ入力が可能であることを生かし、機動中でも手動での照準合わせや細かいブーストの出力調整が可能になっている。また僚機に指令(移動コースと索敵・攻撃などのモード)を出すことも出来る。 [[角川スニーカー文庫]]から小説版が上下巻で出版されている。[[林譲治 (作家)|林譲治]]著。小説版ではゲーム中では出てこなかった裏舞台やジオン側の視点が追加され、ゲームでは点だったミッションが線で繋がるようになっている。 == ゲームソフト == ; 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… : 1999年8月26日発売。 : 初回限定版は[[ガンダムウォー]]のプロモーションカードを1枚封入。 ; 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… 特別版 (BANDAI the Best) : [[2001年]][[6月28日]]発売。 : 定価が下がっただけでなく、機能・データが追加された特別版。コクピットのフレームを非表示にするオプションが追加され、本編クリア後はネットワークからダウンロードしなければ使えなかった装備とプレミアムディスクに入っていた[[ホワイトベース]]隊のモビルスーツとの模擬戦闘モードが追加される。 == 登場人物 == === 地球連邦軍 === ; {{Anchor|マスター・ピース・レイヤー|マスター・ピース・レイヤー ('''Master Pierce Rayer''')}} : [[声優|声]]:なし(本作)/ [[山寺宏一]](『ギレンの野望 ジオンの系譜』ほか) : 地球連邦軍中尉、遊撃MS小隊「ホワイト・ディンゴ」の隊長。戦闘機パイロットから転身したという経歴を持ち、一年戦争末期、みずからの出身地でもある[[オーストラリア大陸]]で戦った。小説版では、リーダーとして苦悩し模索しながらも、使命を完遂していく様が描かれている。 : その名前は「マスター」すなわち「プレイヤー」が操作するキャラクターである事を意味する(姓名の略称「マスター・P・レイヤー」が「マスタープレイヤー」すなわち「熟練プレイヤー」のもじりであるとする説や、「マスター(主)」と「プレイヤー」という、同意の二語を組み合わせた名前、という受け取る説がある)。 : ゲーム『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望|機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜]]』では[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY|ユウ・カジマ]]と同郷という設定になっており、会話イベントがある。ちなみにユウとは名前はプレイヤーのもじり(ユウの場合は「you」)である事や、主役を務めるゲームのハードが同じ[[セガ]]からの発売(「[[プレイステーション|ここ]]では肩身が狭い」と嘆いていた)という共通点がある。 ; レオン・リーフェイ : 声:[[幹本雄之]] : 戦車兵出身。真面目で実直だが堅物ではない。口数は少なめだが、発言した際は核心を突く推察を行ったりや出所不明な噂を知っていることがある。それらは全て任務遂行に寄与するようなものなのだが…。 :実はジャブロー直属の諜報部部員。その使命はトリントン基地の核を防衛することで、一部の権限はスタンリー大佐をも上回る。しかし出所不明の噂については、半分は越権行為であり、仲間を助けるためだった。最終決戦前に正体を告白。更に団結が高まる結果となった。 ; マクシミリアン・バーガー : 声:[[宮本充]] : 軍楽隊出身の変わり者。軽いお調子者風だが、任務にはやりがいを感じ着実にこなす。厭戦放送のパーソナリティ「ジャクリーン」に夢中。 ; アニタ・ジュリアン : 声:[[土井美加]] : ホワイトディンゴの戦術と連係の要、ホバートラック「オアシス」を操る女性兵士。電子戦・情報戦にも長けている。マイクの口喧嘩相手。若干考えが堅いところと、連邦の正義を無条件に信じている所がある。 ; ボブ・ロック : 声:[[緒方賢一]] : ホワイトディンゴのメカニック長。確かな技術のみならず、新兵器などの特徴を把握していたりジオン兵器との性質差を察するなど知識も豊富で、ホワイトディンゴ隊の厚い信頼を得ている。 ; スタンリー・ホーキンス : 声:[[藤本譲]] : 地球連邦オーストラリア方面軍司令官。特務部隊であるホワイトディンゴの直接の上司。困難な任務をホワイトディンゴに与える。個人的にはそれを心苦しく思っているのだが、司令官としてそれを断じることの出来る人物。口癖は「吉報を期待している(期待する)」 === ジオン公国軍 === ; {{Anchor|ヴィッシュ・ドナヒュー}} : 声:[[平田広明]] : [[ジオン公国]]オーストラリア駐屯軍[[アリススプリングス|アリス・スプリングス]]支隊のモビルスーツ部隊隊長で階級は中尉。乗機はグフ、ゲルググ。 : 通常の装備で倍の時間戦闘が出来、更に三倍の戦果を挙げる事と、撤退時の殿を好んで勤め、しかも必ず無事帰還してくることから「'''荒野の迅雷'''」と敵味方に広く知られている。また彼自身が有能なパイロットであるにもかかわらず、部下たちには個人としてではなく、部隊の一員として戦う事を徹底させた。この方針と優秀な実績から、一時期戦線を離れ教官として新兵などの教育に専念したこともある。 : アリス・スプリングス駐屯基地において地球連邦軍のホワイト・ディンゴ隊と交戦するが、この時、市民への被害を最小にとどめるため、更には内々だが既に戦略的には拠点放棄する方向だったこと、また昔の恋人でもあるマヤ・コイズミ大尉率いる鉄道大隊が物資輸送のためにアリス・スプリングスを通過しようとしたこともあり、敵軍でしかも奇襲してきたホワイト・ディンゴに休戦を呼び掛けるなど、柔軟性に富んだ面も見られる。 : そして彼は最終指令「月の階段」が発令された後、ヒューエンデンHLV基地で友軍撤退に伴うHLV打ち上げの時間を稼ぐため出撃。元より撤退先の無い決死の出撃だった。ホワイト・ディンゴの隊長マスター・ピース・レイヤーと交戦し、戦死した。終戦を知らせる放送が流れたのは、正しくその直後だった。 : 全てが決着した直後にヴィッシュの意図を察したレイヤーは、「親友になれたかも知れない」と慟哭したという。(それを考慮してか『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜』では並んでシドニー湾を眺め、復興作業を見つめるIFシーンがある) : 彼は画才が有り、愛機に[[雷神]](彼と同じく眼帯をしたドクロ)のマークを描いた。また時にはアリス・スプリングスの子供達に絵を描いてやり、「アンクル・ドナヒュー」と呼ばれ親しまれた。 ; ウォルター・カーティス : 声:[[小山武宏]] : ジオン公国オーストラリア駐屯軍司令官。略奪行為などをよしとしない正々堂々とした軍人であり、実務と実働を重視した有能な司令官であると同時に、類稀なる戦略家でもある。ゲームでは一部デモのみに登場。 ; ニアーライト : 小説版に登場。オカマ。階級は少佐。ドムで構成されたキシリア直属の特殊部隊「'''局地戦戦技研究特別小隊'''」の隊長。 : また、両軍から「'''マッチモニード'''」という部隊名で知られているが、これは良くも悪くもザビ家の私兵部隊という意味での蔑称である。ザビ家心棒者であり、歪んだ劣等感と選民思想で凝り固まった人物。、自分以外は部下といえども一切信用せず、捨て駒同然で容赦なく利用し切り捨て、邪魔になるなら躊躇なく殺す残虐な性格。下層階級出身のため、サビ家に従い、のし上がろうとする野心家。故に当人には戦争の行方も勝敗も無意味なものでしかなかった。 : 部隊としての活動拠点は特になく、たまたまカルフォルニア・ベースにいた際に連邦軍の攻撃を受ける。その後、友軍が撤退に使用していたユーコン級潜水艦を奪い、生物兵器アスタロスをキシリアの元へ届けるためオーストラリアへ逃亡した。逃亡後、トリントン基地に保管してある核を奪取しようとするが、ホワイト・ディンゴによって阻止され管制室に立て篭もるが、ヴィッシュ・ドナヒューの乗るゲルググのビームライフルが管制室を直撃し死亡。 : ドナビューいわく装備は一流、腕は二流、人間としては三流とのこと。 == 登場兵器 == === 地球連邦軍 === ホワイト・ディンゴ隊が使用するモビルスーツのカラーリングは、ジムスナイパーII以外は'''明灰色・暗灰色'''で塗装されている。 ; [[ジム (機動戦士ガンダム)|ジム]] : プレイヤー機・僚機として最初から選択可能。標準機だが、他機と比較すると機動性に優れたタイプになる。多彩な武装を使用可能で高い汎用性を持つ。 ; [[ジム・キャノン]] : プレイヤー機・僚機として最初から選択可能。ジムに加えキャノン砲が使える分砲撃能力が高く耐久力も高めだが、やや機動性が劣る。[[モビルスーツバリエーション|MSV]]設定では、公式武装はジムと同じビームスプレーガンのみだが、本作では[[陸戦型ジム]]用のマシンガンやシールドを装備することが可能。 ; [[ガンキャノン|ガンキャノン量産型]] : 中盤以降プレイヤー機・僚機として選択可能。マシンガン二丁と二連装キャノンを持ち、高い火力があり耐久力も高いが、機動性と格闘性能が劣る。また武装が限られるため汎用性はジムより劣る。シールドを装備できない。 ; [[ジム・スナイパー|ジム・スナイパーII]] : 最終決戦時に搭乗する。ジムの汎用性に加え非常に高い機動性を持つ。 ; ホバートラック : 戦闘能力はほぼ皆無だが、情報戦に欠かせない装甲車。音紋センサーなどを装備し、ミノフスキー粒子散布下でも高い索敵能力を持つ。ホワイトディンゴ隊のホバートラックは「オアシス」と呼称されている。 ; [[61式戦車 (機動戦士ガンダム)|61式戦車]] : ; [[ミデア]](輸送機) : ; [[TINコッド]] : ; [[フライマンタ]] : ; [[FSWS計画#バストライナー|バストライナー]] : === ジオン公国軍 === ; [[ザクII]] : ; [[陸戦型ザクII|ザクキャノン]] : ; [[グフ]] : ; [[ドム]] : ; [[ゴッグ]] : ; [[ゲルググ#MS-14G 陸戦型ゲルググ(ゲルググ陸戦仕様)|ゲルググ]] :通常のゲルググと違い、腕にグレネードランチャーとガトリング砲が付いている。本作の発表時はゲームオリジナルの改修機という位置づけであったが、後に正式に陸戦型ゲルググと設定された。 ; [[ライノサラス]] :ゲームオリジナルモビルアーマー。現地製造・改修らしく寄せ集めっぽさもあるが、その攻撃性能は高い。 ; [[マゼラアタック]]・マゼラトップ・マゼラベース : ; [[ドップ]] : ; [[ガウ]] : ; [[ユーコン (機動戦士ガンダム)|ユーコン級潜水艦]] : ; [[ギャロップ (機動戦士ガンダム)|ギャロップ]] : ; アッザモード : [[アッザム]]の改良型と思われる地上用[[モビルアーマー]]。キシリア少将が提案したと言うアッザムに装備していたビーム砲を実弾砲に換装しプラズマリーダーに加えミサイルを装備し、滞空も長時間可能。まさしく「空飛ぶ砲台」である。 == 関連項目 == * [[機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079]] * [[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY]] * [[機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…]] == 外部リンク == * [http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/gaiden/index.htm DC版機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… 公式ホームページ] {{ガンダムシリーズの書籍}} {{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむかいてんころにいのおちたちて}} {{Gundam-stub}} [[Category:ガンダムシリーズゲーム作品|かいてんころにいのおちたちて]] [[Category:ガンダムシリーズ小説作品|かいてんころにいのおちたちて]] [[Category:宇宙世紀]] [[Category:ドリームキャスト用ソフト]] [[Category:1999年のコンピュータゲーム]] [[en:Gundam Side Story 0079: Rise From the Ashes]]