「ボンカレー」の版間の差分
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− | '''ボンカレー'''(''Bon Curry'')は、[[大塚食品]]が発売する[[レトルトカレー]]の商品名で、同社の[[登録商標]](日本第961090号)である。日本初のレトルト食品。甘口、中辛、辛口の三種類がある。現在の主流はフルーツベースの'''ボンカレーゴールド'''、温色で描かれた同心円のパッケージで知られる。キャッチフレーズは'''「牛肉・野菜入り 3分で本場の味」'''。 | + | <nowiki>'''ボンカレー'''(''Bon Curry'')は、[[大塚食品]]が発売する[[レトルトカレー]]の商品名で、同社の[[登録商標]](日本第961090号)である。日本初のレトルト食品。甘口、中辛、辛口の三種類がある。現在の主流はフルーツベースの'''ボンカレーゴールド'''、温色で描かれた同心円のパッケージで知られる。キャッチフレーズは'''「牛肉・野菜入り 3分で本場の味」'''。 |
商品名の由来は[[フランス語]]の[[形容詞]] "''bon''" からきていて、「良い(優れた)、おいしい」という意味である。 | 商品名の由来は[[フランス語]]の[[形容詞]] "''bon''" からきていて、「良い(優れた)、おいしい」という意味である。 |
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'''ボンカレー'''(''Bon Curry'')は、[[大塚食品]]が発売する[[レトルトカレー]]の商品名で、同社の[[登録商標]](日本第961090号)である。日本初のレトルト食品。甘口、中辛、辛口の三種類がある。現在の主流はフルーツベースの'''ボンカレーゴールド'''、温色で描かれた同心円のパッケージで知られる。キャッチフレーズは'''「牛肉・野菜入り 3分で本場の味」'''。 商品名の由来は[[フランス語]]の[[形容詞]] "''bon''" からきていて、「良い(優れた)、おいしい」という意味である。 一人暮らしの男性(独身)でも温めるだけで簡単に食べられることから「'''[[チョンガー]]カレー'''」という案もあった<ref>「超ロングセラー大図鑑 花王石鹸からカップヌードルまで」 竹内書店新社 2001年9月25日発行 243頁。</ref>。 == 歴史・概要 == [[ファイル:ボンカレーホーロー看板A217583.jpg|thumbnail|220px|営業マンが自ら貼って回ったという[[ホーロー看板]]]] ボンカレーを発売するきっかけとなったのは、会社にあった不良在庫のカレー粉をなくすためだったといわれている。大塚化学での約2年の研究開発期間を経て、[[1968年]]([[昭和]]43年)[[2月12日]]に、大塚食品工業<ref>大塚食品工業は[[1955年]](昭和30年)に中外貿易(現:[[CBC (企業)|CBC]])の関連会社のシービーシー食品工業として創業、[[1964年]](昭和39年)大塚化学の傘下に入った。現在の大塚食品。</ref>より世界初の一般向けの市販レトルト食品として発売された。当初は阪神地区限定発売とされた。当時の[[レトルト食品#パッケージング|レトルトパウチ]](高圧釜レトルトで高温加熱殺菌する為に食品を封入する袋)は、透明な合成樹脂のみによる2層の積層加工であったが、これは強度に問題があり、輸送中に穴が空くなどの事故が多発した。このため内側のポリプロピレンと外側のポリエステル間にアルミ箔を挟んだパウチに改良して強度を増した。同時に、空気遮断機能が向上し、光も遮断するようになったため、賞味期限が3ヶ月から2年に延びた。翌[[1969年]](昭和44年)4月には、この改良版パウチで全国発売された。[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]にはパッケージのモデルである[[俳優|女優]]の[[松山容子]]と俳優の[[品川隆二]]を起用した。 ボンカレー発売当時の宣伝は「'''3分温めるだけですぐ食べられる'''」という内容のものであった。宣伝からも分かるように、保存性よりも簡便性を前面に打ち出しており、[[インスタント食品]]の一種として普及していった。また松山容子パッケージのもので味は野菜ベースであった。当時、営業マンが全国各地に、[[ホーロー看板]]を自ら貼りにまわって普及に努めた。 [[1973年]](昭和48年)、[[毎日放送]]が制作し全国ネットで放送された[[バラエティ番組]]『[[ヤングおー!おー!]]』の司会で人気者になった[[落語家]]の[[笑福亭仁鶴 (3代目)|笑福亭仁鶴]]が出演したテレビCMは、当時流行した[[時代劇]]『[[子連れ狼]]』の[[パロディ]]で大ヒットした。仁鶴が『子連れ狼』の主人公・[[拝一刀]]に扮したCMで、仁鶴の「'''3分間待つのだぞ'''」という台詞と「'''じっと我慢の子であった'''」の[[滝口順平]]によるナレーションが日本中に多くの関心を集めた。仁鶴のCMは、[[日本放送協会|NHK]]の[[大河ドラマ]]『[[勝海舟 (NHK大河ドラマ)|勝海舟]]』に因んで、[[勝海舟]]に扮した仁鶴が「'''時勢は待っちゃぁくれないよ。でも3分間待つわさ!'''」「'''[[アメリカ合衆国|メリケン]]にもこいつぁないわさ!'''」と言ったり、[[野球選手]]に扮したバージョン(CMソングは大塚グループ提供の[[テレビアニメ]]『[[巨人の星 (アニメ)|巨人の星]]』のテーマ曲)もあった。 [[1978年]](昭和53年)には、'''ボンカレーゴールド'''を発売。ボンカレーと食材の構成を替えたこの商品は、ボンカレーに取って代わり主力製品となる。CMキャラクターには、[[読売ジャイアンツ|巨人軍]](当時)の[[王貞治]](後に[[郷ひろみ]]→[[田村正和]]→[[所ジョージ]]→[[松坂慶子]]→[[池谷幸雄]]→[[ともさかりえ]])を起用した。 [[1989年]](平成元年)、第10回レトルト食品品評会において、ボンカレーゴールドが農林水産大臣賞を受賞。ボンカレーゴールドの内容量が180gから200gとなった'''ボンカレーゴールド200'''にリニューアル。 [[1993年]](平成5年)、食べる直前に別添の香味[[スパイス]]を振りかけて食べるカレー'''ボンデラックスカレー'''を発売。カレー自体は中辛だが、香味スパイスをり振りかける量に応じて、辛さを自由自在に調整できる。テレビCMには、松坂慶子と当時[[光GENJI]]のメンバーであった[[山本淳一]]を起用していた。 [[2001年]]([[平成]]13年)2月、[[21世紀]]に入ったのを記念し、ボンカレーゴールドは'''ボンカレーゴールド21'''としてリニューアル発売された。 [[2002年]](平成14年)8月までは[[大塚化学]]が製造、大塚食品の販売であったが、大塚化学が2002年(平成14年)[[9月1日]]に持株会社化して大塚化学ホールディングスとなったのに伴い、食品・飲料事業(オロナミンC事業は除く)は大塚食品に移管された。 [[2003年]](平成15年)に、ボンカレーがリニューアルされる。従来の調理法は沸騰したお湯に袋ごといれ煮立つのを待つもので、電子レンジを使う場合は袋から容器に移し替えて温めなければならなかったが、レトルトパウチの改良により袋のまま電子レンジにいれて調理できるようになった。CMキャラクターには[[阿部寛]]と[[由紀さおり]]を起用。これに伴い初代ボンカレー(松山容子パッケージ)は、[[沖縄県]]の消費者嗜好から主に沖縄県向けに販売が継続された。 [[2005年]](平成17年)に新しいパッケージと味の'''ボンカレークラシック'''([[松坂慶子]]パッケージ)を発売。クラシックと商品名にあるが復刻版ではなくまったくの新商品である。また[[2007年]](平成19年)5月には「ボンカレー発売40周年記念」として、初代松山版が50万食限定で全国発売された。 [[2009年]](平成21年)2月12日に、箱ごと電子レンジで温める'''ボンカレーネオ'''を発売。その1日前にこの商品を記念して、カレー好きの[[関根勤]]、[[黒沢薫]]及び[[ゴスペラーズ]]を呼んで『ボンカレーネオ誕生祭』が行われた<ref>大塚食品公式HP[http://www.boncurry.jp/event/index.html 『ボンカレーネオ誕生祭』]</ref>。さらに[[9月8日]]には『'''ボンカレースマイルプロジェクト'''』がスタート、関根勤がCBO(Chief Boncurry Officer―最高ボンカレー責任者)を務め、2010年3月まで半年にわたり展開された。 発売45周年を迎える[[2013年]](平成25年)2月12日に、主力商品の「ボンカレーゴールド21」を発売当初と同じ名前の'''ボンカレーゴールド'''にリニューアルし、「ボンカレーネオ」と同様に箱ごと電子レンジでの調理に対応した。テレビCMには[[鈴木京香]]を起用している。 発売開始以降、世界中でおよそ20億食が消費されているロングセラー商品である。 == 商品ラインナップ == [[ファイル:Bon curry.jpg|thumb|220px|ボンカレーゴールド21(2012年まで)]] * '''ボンカレーネオ'''(甘口、中辛、辛口) : 2009年発売。ボンカレー【新】の後継商品。 * '''ボンカレーゴールド'''(甘口、中辛、辛口、大辛<!-- 、熱辛<ref>熱辛のみ一部地域、一部店舗で販売。</ref> -->) : ボンカレーシリーズの基幹商品。旧ボンカレーゴールド時代には大辛(「ゴールド21」での熱辛に相当)も存在した([[1980年代]]末期頃)。ボンカレーとは別に商標登録されている(第1638487号)。 : ボンカレーゴールドシリーズは[[1978年]]発売。CMには当時[[読売ジャイアンツ|巨人軍]]の[[王貞治]]を起用した<ref>王は[[カロリーメイト]]のCMにも出演している。王が起用されたのは、大塚化学が取り扱った[[オロナミンCドリンク]]で巨人の選手が出演していたことと、大塚グループが[[読売新聞グループ本社|読売グループ]]と友好関係が深かったことが挙げられている。</ref>。その後、内容量がこれまでの180gから200gへ変更した「ボンカレーゴールド200」を経て[[2000年]]に「ボンカレーゴールド21」となり、これに伴い内容量も200gから210gへ変更されている<ref>21を付けたのはボンカレーが[[21世紀]]でも通用するという意味が込められていた。</ref>。ちなみに「ボンカレーゴールド200」までは[[日本農林規格|JAS認定]]食品だった。[[2013年]]現在のシリーズ主力商品である。[[1992年]]・[[1993年]]のCMでは、最後に「'''お野菜ゴロゴロボンカレーゴールド'''」というCMソングが流れていた。 : 誕生から45周年を迎えた[[2013年]]2月に全面リニューアルを行い、「ボンカレーネオ」と同様にレンジ調理に対応、商品名も「ボンカレーゴールド」に戻している。従来のパッケージは甘口が赤、辛口が黄だったがリニューアル後は逆になった。合わせてピューレした[[ハバネロ]]や[[唐辛子]]、ブラックペッパーなどを使用し、辛さのレベルが辛口の約1.6倍の「大辛」を同時発売した。 : 2013年11月、冬季限定商品として、[[クリームソース|ホワイトソース]]のコクとカレーの[[スパイス]]が香る「[[シチュー]]仕立て」の「ボンカレーゴールド ホワイトカレー」を発売した。 : 2014年11月、夏季限定商品として、ドライ[[マンゴー]]や[[コンコード (ブドウ)|コンコード]][[グレープフルーツ]]の濃縮果汁で深みを出したソースに、グリーンペッパーとブラックペッパーを合わせた「Wペッパー」の爽やかな辛さの「ボンカレーゴールド トロピカルカレー」を発売した。 * '''ボンカレー'''(オリジナル・松山容子パッケージ)(甘口、中辛、辛口) : [[2012年]]現在、主に[[沖縄県]]を中心に販売を継続(同県出身者の多い[[大阪市]][[大正区]]等の他、一部地域でも販売。)。[[2007年]][[5月28日]]より、全国にて50万個限定で再発売された<ref>沖縄を訪れた本土からの観光客がお土産に買って行く事もある。この「オリジナル版ボンカレー」が、TV番組などで紹介されたこともあり、沖縄以外の主に都市部を中心に一般販売が再開されつつある。ネットショップ等の他、都市部の大手スーパーの一部でも販売されるようになった。</ref>。 : 内容量は発売当初と同様の180g。オリジナルのボンカレーは発売当初からJAS認定食品として販売されていたが2009年[[1月]]製造分よりJAS認定マークが表示されなくなった。 === 姉妹商品 === *[[ハローキティ]]シリーズ **ママの思いやりプラスカレー<コーン&ビーフ> **ママの思いやりプラスドリア<カレー><クリームソース> === 過去に発売されていた商品 === * ボンシチュー(ビーフ) *: [[1971年]]発売。CMには[[植木等]]を起用していた。植木が歌う「この際、カアちゃんと別れよう」がキャッチコピーに。 * ボングラタン * ボンピラフ * ボンカレー ファイブスター(中辛、辛口) *: [[1981年]]発売。CMには当時歌手の[[松本伊代]]を起用。「涙が、出ます」篇や「だって[[らっきょう]]が転がっちゃう」篇が有名。 *: 2013年には上海大塚食品が、同名の高価格レトルトカレーを中国・上海地区で販売している。 * ボンデラックスカレー * ボンカレーデラックス(中辛) * ボンカレージュニア(甘口、辛口) * ボントレイ *: [[1987年]]発売。電子レンジ調理で食べられるレトルト米飯。ドライカレー、チキンピラフ、中華おこわ・ちまき、鶏そぼろといったバリエーションがあった。 * 街角レストラン ボンカレービーフ(中辛、辛口) *: [[1988年]]発売。発売1年後にはCMキャラクターにタレントの[[山瀬まみ]]を起用。CMキャッチコピーは「'''ボンビー山瀬です'''」だった。 * ボンカレーカルシウム *: [[1992年]]発売。 カルシウムが多く入っているボンカレー。CMキャラクターに松坂慶子を起用。CMソングで、「'''カルシウムも摂らなきゃボンカレーカルシウム'''」が最後に流れる。 * ボンカレーGood(グー)(ログハウス、レストラン風、家庭風) *: パッケージに[[松岡修造]]と[[桜井幸子]]が写真で登場していた異色作。「家庭風」が松岡、「レストラン風」が桜井、「ログハウス」は2人で掲載。CMにも出演していた。 * あ! あれたべよ 元祖ボンカレー&ライス(中辛) *: レトルトパックではなく、白飯とセットで電子レンジ調理で食べられる。「あ! あれたべよ」シリーズのバリエーションの一つ。同シリーズのCMキャラクターに女優の[[ともさかりえ]]が起用されていたことがある。 * ボンカレー【新】(甘口、中辛、辛口、熱辛) *: [[2003年]]発売。箱ごと電子レンジで調理可能である点が特長。[[2009年]][[2月]]より後継のボンカレーネオにとって代わられた。 * アウトドアシリーズ(森のボンカレー、海のボンカレー、畑のボンカレー) * ハローキティボンカレー * ボンカレーパン *: [[2000年]] - [[2002年]]にかけての期間限定で[[ファミリーマート]]が販売した商品。パッケージは松山容子で、『あまくち』『ちゅうから』『からくち』のほか『げきから』まで登場した。 * ボンカレークラシック(甘口、中口、辛口) *: [[2006年]]発売。[[プレミアム]]系のボンカレーで、和服姿の[[松坂慶子]]がパッケージにデザインされていた。先述のボンカレー【新】同様、2009年2月に販売を終了した。 * 冷しカレー その他にも一部地域のみの限定販売商品等も多数。 === パロディ商品 === * どぜうモンのバカレー : テレビ番組『[[めちゃ×2イケてるッ!]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])のキャラクター・どぜうモン([[濱口優]])を起用したパロディ商品で、パッケージ・看板・「バカレー」のロゴともにボンカレーにそっくりである。黄色・オレンジ二つのパッケージがあるが味は両方とも「あまくち」。フジテレビが[[2006年]]夏に開催したイベント『[[お台場冒険王|お台場冒険王2006〜キミが来なくちゃはじまらない!〜]]』の「東京めちゃイケランド」内のグッズ販売にて実際に販売されていた。 * 由美カレー : [[なんばグランド花月]]でお土産用に販売されている。松山容子の代わりに[[末成由美]]がパッケージを飾っている。 === コラボレーション === * PON!カレー : テレビ番組『[[PON!]]』([[日本テレビ放送網|日本テレビ]])の企画により、ボンカレーとコラボレーション(大塚食品が監修)、[[2013年]]より発売。味は甘口・辛口の2種類があり、同番組の司会者がパッケージ写真に起用されている。甘口は[[海苔]]の[[佃煮]]を使用し、パッケージは黄色で、月~水曜日MCの[[ビビる大木]]の写真を使用。辛口は[[辛子明太子]]を使用、パッケージは赤色で、木・金曜日MCの[[岡田圭右]]([[ますだおかだ]])の写真が使われている。発売・販売は日本テレビ関連会社の[[日本テレビサービス]]で、同局オフィシャルグッズショップ「日テレ屋」で販売されている。 == その他 == * 1970年代には「ボンカレーライス」の名称で、ライス付きのボンカレーを販売する[[自動販売機]]が展開されていた。2013年現在も、この自販機を所有し稼働させている[[コインスナック]]が存在する<ref>[http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20130602ddlk36040337000c.html ボンカレー自販機:国内唯一、40年健在 部品特注し修理 所有者の吉本さん「続ける」] - [[毎日新聞]] 2013年06月02日 徳島版</ref>。 * 近年、カレーの本場である[[インド]]でもレトルトカレーが普及しており、夫婦共稼ぎの家庭などで人気を博している。 * [[日本赤十字社]]などで非常用備蓄食糧に使用されている。 * [[手塚治虫]]の漫画『[[ブラック・ジャック]]』の作中では、「どう作ってもうまいもの」として採り上げられており、ブラック・ジャックの特徴ある台詞の一つとされる。ただし、アニメ版では[[スポンサー]]への配慮により、そのような[[台詞]]は取り除かれている。 * アニメ版『[[アタックNo.1]]』(フジテレビ)では、大塚グループがスポンサーを務めた縁でボンカレーが登場しており、[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK-BS2]]での再放送以外では台詞としてそのまま残されている。 * 大塚食品はかつて『[[火曜ワイドスペシャル]]』(フジテレビ)の提供スポンサーをしていたが、同枠で放送された『[[ドリフ大爆笑]]』でのコント([[ドリフ大爆笑#棺桶コント(ブーの大災難)|棺桶コント]]において、ボンカレーをレトルトパックから中身を出して入れた)が原因で、スポンサーから降板した。 * [[2007年]]に『[[探偵!ナイトスクープ]]』([[朝日放送|ABCテレビ]])において、「37年間一度も開封されなかったボンカレー」という代物が登場した。[[徳島県]]にある大塚食品の研究所に持ち込まれ、サンプル採取も行っている。大塚食品曰く、恐らく、世界に現存する最古にして唯一のボンカレーであったという。この依頼の探偵であった[[カンニング竹山]]は「[[漢方薬]]のような臭いだ」と言っていた為に安全性を考慮し、試食は行われなかった。なお、後に行った検査では一切の雑菌類が発見されなかったことから、ボンカレーのレトルトパッケージは40年近くも条件次第では無菌状態を保てることが証明された。のちにこの発見は、『[[世界一受けたい授業]]』([[日本テレビ放送網|日本テレビ]])においても紹介されている。 * 『[[パチンコ必勝ガイド]]』([[白夜書房]])誌上において「ボンカレー打法」と銘打った攻略法が掲載されたことがある。3分間パチンコ台を休ませてから再び打ち始めるといった、いわゆるオカルト攻略法(機械の仕様上効果はないが、特定の方法で大当たりを促進できるという思い込みや経験則による自己流攻略法の総称)の類であった。「3分待つ=ボンカレー」という繋がりはあるものの、このネーミングに至った理由は不明。 * ゲームソフト『[[メタルギアソリッド ピースウォーカー]]』([[コナミ]])では回復アイテムとして登場し、[[ビッグ・ボス|スネーク]]と[[マクドネル・ミラー|ミラー]]が「3分間待つのだぞ」や「じっと我慢の子であった」といったセリフを発言する。 * [[2014年]]には緊急用食品「ボンカレー72H」を[[バイオテックジャパン]]と共同開発し、「ライス72H」とのセットで企業・団体・自治体向けに販売された。加熱・水不要で調理せずにすぐ食べられるもの。常温保存で賞味期限は製造後約3年間。 * 電子レンジ対応商品の注意点として、以下があげられる。 ** 箱を開けた際、蒸気口が上にあることを確認する。 ** 業務用の電子レンジでは加熱しない。 ** 一度加熱したものは保存が利かない(蒸気口が開いてしまうため)ので、必ず使い切る。 ** 従来通り湯煎でも調理できるが、その場合鍋に蓋をしない。 * CMキャラクターに出演した、所ジョージは[[2012年]]大塚グループの[[大塚製薬]]のOS-1のCMに出演している。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{reflist}} == 外部リンク == * [http://www.boncurry.jp/ ボンカレー] * [http://www.otsukafoods.co.jp/ 大塚食品] * [http://retro-kanban.com/otsuka/ れとろ看板写真館 / 大塚系れとろ看板] {{DEFAULTSORT:ほんかれ}} [[Category:日本のカレー]] [[Category:保存食]] [[Category:大塚グループ]] [[Category:沖縄県の食文化]]