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{{競馬の競走
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'''ブリーダーズゴールドカップ'''は、[[ホッカイドウ競馬]]が施行している[[競馬]]の[[重賞]][[競馬のレース|レース]]である。
|馬場    = ダート
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|競走名  = ブリーダーズゴールドカップ
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|施行日  = [[2011年]][[8月11日]]
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|創設    = [[1989年]][[10月10日]]
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'''ブリーダーズゴールドカップ'''は、[[ホッカイドウ競馬]]が施行している[[競馬]]の[[重賞]][[競馬の競走|競走]]である。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[1989年]]に、当時はまだ数少ない[[中央競馬]]と[[地方競馬]]のサラブレッド系4歳(現3歳)以上の馬による全国交流競走として創設。[[1994年]]までは[[札幌競馬場]]のダート2400mで秋季に施行されていたが、[[1995年]]より[[旭川競馬場]]のダート2300mに変更、施行時期も夏季となり旭川開催における最大のレースとして定着していたが[[2009年]]より[[門別競馬場]]のダート2000mに変更。
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[[1989年]]に、当時はまだ数少ない[[中央競馬]]と[[地方競馬]]のサラブレッド系4歳(現:3歳)以上の馬による全国交流レースとして創設。[[1994年]]までは[[札幌競馬場]]のダート2400mで秋季に施行されていたが、[[1995年]]より[[旭川競馬場]]のダート2300mに変更、施行時期も夏季となり旭川開催における最大のレースとして定着していたが[[2009年]]より[[門別競馬場]]のダート2000mに変更。
  
[[1996年]]の第8回では、スパーキングナイター開催中の[[川崎競馬場]]で[[ダートグレード競走|指定交流重賞競走]]としては初となる地域間場外発売が実施された。この日、川崎競馬場での馬券発売締切時刻は発走10分前であったにもかかわらず、当時関東地方では購入できなかったホッカイドウ競馬の馬券が買えるとあって、地元のみならず関東地方各地からも地方競馬ファンが集まり、この日の川崎競馬場はメインレースが下級条件馬の特別戦であったにも関わらず、重賞開催日並みの盛況をみせた<ref>現在では、南関東地方競馬の[[電話投票]]システム「SPAT4」でホッカイドウ競馬全レースの購入が可能である。</ref>。この成功がきっかけとなり、全国各地で広域場外発売が盛んに行われるようになった。
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[[1996年]]の第8回では、スパーキングナイター開催中の[[川崎競馬場]]で[[ダートグレードレース|指定交流重賞レース]]としては初となる地域間場外発売が実施された。この日、川崎競馬場での馬券発売締切時刻は発走10分前であったにもかかわらず、当時関東地方では購入できなかったホッカイドウ競馬の馬券が買えるとあって、地元のみならず関東地方各地からも地方競馬ファンが集まり、この日の川崎競馬場はメインレースが下級条件馬の特別戦であったにも関わらず、重賞開催日並みの盛況をみせた<ref>現在では、南関東地方競馬の[[電話投票]]システム「SPAT4」でホッカイドウ競馬全レースの購入が可能である。</ref>。この成功がきっかけとなり、全国各地で広域場外発売が盛んに行われるようになった。
  
[[1997年]]よりダート競走格付け委員会によって[[ダートグレード競走]]に指定され、ホッカイドウ競馬の競走では最高のGIIとして格付けされ、[[2007年]]には国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告より、重賞格付けがJpnIIへ変更された。
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[[1997年]]よりダート競走格付け委員会によって[[ダートグレードレース]]に指定され、ホッカイドウ競馬のレースでは最高のGIIとして格付けされ、[[2007年]]には国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告より、重賞格付けがJpnIIへ変更された。
  
第1回を「笠松の怪物」と呼ばれた[[フェートノーザン]]が制した後は[[日本中央競馬会|JRA]]所属馬が連勝を続けていたが、[[2007年]]の第19回でギルガメッシュがホッカイドウ競馬所属馬として初優勝した<ref>第19回はJRA施設内で所属馬の一部に[[馬インフルエンザ]]の感染が確認され、JRAに所属する全馬の移動が制限されたため、出走を予定していたJRA所属馬4頭が、防疫上の理由から競走除外となった(なお、この日は別のJRA交流競走でも同様の理由から6頭のJRA所属馬が競走除外となった)。</ref>。[[2008年]]以降は再びJRA所属馬が連勝している。
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第1回を「笠松の怪物」と呼ばれた[[フェートノーザン]]が制した後は[[日本中央競馬会|JRA]]所属馬が連勝を続けていたが、[[2007年]]の第19回でギルガメッシュがホッカイドウ競馬所属馬として初優勝した<ref>第19回はJRA施設内で所属馬の一部に[[馬インフルエンザ]]の感染が確認され、JRAに所属する全馬の移動が制限されたため、出走を予定していたJRA所属馬4頭が、防疫上の理由からレース除外となった(なお、この日は別のJRA交流レースでも同様の理由から6頭のJRA所属馬がレース除外となった)。</ref>。[[2008年]]以降は再びJRA所属馬が連勝している。
  
 
第1回の優勝馬フェートノーザンに騎乗した安藤勝己は当時[[笠松競馬場]]所属であったが、その後JRAの騎手免許を取得して移籍したため、第16回ではJRA所属騎手として自身2度目の優勝を果たしている。
 
第1回の優勝馬フェートノーザンに騎乗した安藤勝己は当時[[笠松競馬場]]所属であったが、その後JRAの騎手免許を取得して移籍したため、第16回ではJRA所属騎手として自身2度目の優勝を果たしている。
  
札幌開催時は道内向けに[[北海道放送|HBC]]がテレビで中継していた時期もあったものの、旭川開催に移った後も全国向けに放送していた[[日経ラジオ社|ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)]]が撤退してからは、地上波放送での実況生中継はテレビ・ラジオともに行われていない<ref>ただし、インターネットや「[[懐かし音楽★グラフィティTV/keiba]]」([[スカパー!]]795ch等)ではホッカイドウ競馬の全レース完全生中継が行われている。</ref>。
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札幌開催時は道内向けに[[北海道放送|HBC]]がテレビで中継していた時期もあったものの、旭川開催に移った後も全国向けに放送していた[[日経ラジオ社|ラジオたんぱ(現:ラジオNIKKEI)]]が撤退してからは、地上波放送での実況生中継はテレビ・ラジオともに行われていない<ref>ただし、インターネットや「[[懐かし音楽★グラフィティTV/keiba]]」([[スカパー!]]795ch等)ではホッカイドウ競馬の全レース完全生中継が行われている。</ref>。
  
 
多くの企業や団体などから賞の提供や協賛を受けており、名称は「'''JBC協会賞・農林水産大臣賞典スポーツニッポン杯 ブリーダーズゴールドカップ'''」と表記される。
 
多くの企業や団体などから賞の提供や協賛を受けており、名称は「'''JBC協会賞・農林水産大臣賞典スポーツニッポン杯 ブリーダーズゴールドカップ'''」と表記される。
  
[[2010年]]の賞金総額は5250万円。1着賞金は3500万円で、以下2着700万円、3着525万円、4着350万円、5着175万円。<br />
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[[2010年]]の賞金総額は5250万円。1着賞金は3500万円で、以下2着700万円、3着525万円、4着350万円、5着175万円。1着賞金はホッカイドウ競馬における最高額である。
1着賞金はホッカイドウ競馬における最高額である。
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[[ホッカイドウ競馬#スタリオンシリーズ競走|スタリオンシリーズ競走]]として施行されており、2009年と2010年は[[アドマイヤムーン]]の種付権が副賞として贈られた。
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[[ホッカイドウ競馬#スタリオンシリーズレース|スタリオンシリーズレース]]として施行されており、2009年と2010年は[[アドマイヤムーン]]の種付権が副賞として贈られた。
  
出走資格は[[サラブレッド]]系3歳(旧4歳)以上の競走馬で、出走枠はホッカイドウ競馬所属馬7頭、他地区の地方競馬所属馬4頭、JRA所属馬5頭と定められている。なお、[[外国産馬]]は2006年から出走可能となった。
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出走資格は[[サラブレッド]]系3歳(旧:4歳)以上の競走馬で、出走枠はホッカイドウ競馬所属馬7頭、他地区の地方競馬所属馬4頭、JRA所属馬5頭と定められている。なお、[[外国産馬]]は2006年から出走可能となった。
  
 
[[負担重量]]はグレード別定で、3歳は53キロ、4歳以上は56キロを基本とし、牝馬は2キロ減。これに牝馬限定GI(JpnI)優勝馬を除くGI(JpnI)優勝馬は2キロ加増、牝馬限定GI(JpnI)優勝馬、牝馬限定GII(JpnII)優勝馬を除くGII(JpnII)優勝馬は1キロ加増。ただし、2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。
 
[[負担重量]]はグレード別定で、3歳は53キロ、4歳以上は56キロを基本とし、牝馬は2キロ減。これに牝馬限定GI(JpnI)優勝馬を除くGI(JpnI)優勝馬は2キロ加増、牝馬限定GI(JpnI)優勝馬、牝馬限定GII(JpnII)優勝馬を除くGII(JpnII)優勝馬は1キロ加増。ただし、2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。
  
 
== 歴代優勝馬 ==
 
== 歴代優勝馬 ==
優勝馬の馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。
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※[[馬齢]]は、[[2000年]]以前も現行表記(国際基準)に揃えている。
 
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{| border="1px #aaa solid" style="margin:1em 1em 1em 0; background:#f9f9f9; border-collapse:collapse"
{| class="wikitable"
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|-style="background:#f2f2f2"
!回数!!施行日!!開催地!!距離!!頭数!!優勝馬!!性齢!!所属!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師
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!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!所属!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師
 
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|style="text-align: right;"|第1回||[[1989年]][[10月10日]]||[[札幌競馬場|札幌]]||2400m||12頭||[[フェートノーザン]]||牡7||[[笠松競馬場|笠松]]||2:31.9||[[安藤勝己]]||吉田秋好
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|style="text-align:center"|第1回||[[1989年]][[10月10日]]||[[フェートノーザン]]||牡6||[[笠松競馬場|笠松]]||2:31.9||[[安藤勝己]]||吉田秋好
 
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|style="text-align: right;"|第2回||[[1990年]][[9月24日]]||札幌||2400m||10頭||プレジデントシチー||牡8||[[日本中央競馬会|JRA]]||<span style="color: red;">R</span>2:31.0||[[村本善之]]||[[中尾謙太郎]]
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|style="text-align:center"|第2回||[[1990年]][[9月24日]]||プレジデントシチー||牡7||[[日本中央競馬会|JRA]]||2:31.0||[[村本善之]]||[[中尾謙太郎]]
 
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|style="text-align: right;"|第3回||[[1991年]]10月10日||札幌||2400m||12頭||[[カミノクレッセ]]||牡5||JRA||2:32.0||[[南井克巳]]||[[工藤嘉見]]
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|style="text-align:center"|第3回||[[1991年]]10月10日||[[カミノクレッセ]]||牡4||JRA||2:32.0||[[南井克巳]]||[[工藤嘉見]]
 
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|style="text-align: right;"|第4回||[[1992年]][[8月27日]]||札幌||2400m||10頭||マンジュデンカブト||牡7||JRA||2:32.1||[[山田和広]]||[[坪正直]]
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|style="text-align:center"|第4回||[[1992年]][[8月27日]]||マンジュデンカブト||牡6||JRA||2:32.1||[[山田和広]]||[[坪正直]]
 
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|style="text-align: right;"|第5回||[[1993年]][[10月11日]]||札幌||2400m||11頭||ヒデノリード||牡5||JRA||2:32.8||[[斉藤博美]]||[[斉藤義美]]
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|style="text-align: right;"|第6回||[[1994年]]10月10日||札幌||2400m||12頭||[[カリブソング]]||牡9||JRA||2:33.4||[[安田富男]]||[[加藤修甫]]
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|style="text-align: right;"|第7回||[[1995年]][[8月16日]]||[[旭川競馬場|旭川]]||2300m||9頭||[[ライブリマウント]]||牡5||JRA||2:28.0||[[石橋守]]||[[柴田不二男]]
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|style="text-align: right;"|第8回||[[1996年]][[8月15日]]||旭川||2300m||10頭||メイショウアムール||牡6||JRA||2:30.2||[[河内洋]]||[[高橋直]]
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|style="text-align: right;"|第9回||[[1997年]][[8月20日]]||旭川||2300m||12頭||[[デュークグランプリ]]||牡7||JRA||2:28.8||[[田中勝春]]||[[小西一男]]
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|style="text-align:center"|第9回||[[1997年]][[8月20日]]||[[デュークグランプリ]]||牡6||JRA||2:28.8||[[田中勝春]]||[[小西一男]]
 
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|style="text-align: right;"|第10回||[[1998年]]8月20日||旭川||2300m||12頭||メイショウアムール||牡8||JRA||2:31.0||河内洋||高橋直
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|style="text-align: right;"|第11回||[[1999年]]8月16日||旭川||2300m||14頭||スノーエンデバー||牡6||JRA||2:29.2||[[武豊]]||[[森秀行]]
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|style="text-align: right;"|第12回||[[2000年]]8月15日||旭川||2300m||13頭||[[ウイングアロー]]||牡6||JRA||2:32.5||[[岡部幸雄]]||南井克巳
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|style="text-align: right;"|第13回||[[2001年]]8月16日||旭川||2300m||10頭||ウイングアロー||牡6||JRA||2:29.5||岡部幸雄||南井克巳
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|style="text-align: right;"|第16回||[[2004年]][[8月12日]]||旭川||2300m||9頭||[[タイムパラドックス (競走馬)|タイムパラドックス]]||牡6||JRA||2:31.4||安藤勝己||[[松田博資]]
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|style="text-align: right;"|第18回||[[2006年]]8月17日||旭川||2300m||12頭||ハードクリスタル||牡6||JRA||2:31.0||[[横山典弘]]||[[作田誠二]]
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|style="text-align: right;"|第19回||[[2007年]]8月16日||旭川||2300m||8頭||ギルガメッシュ||牡4||[[ホッカイドウ競馬|北海道]]||2:36.2||[[齋藤正弘]]||[[角川秀樹]]
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|style="text-align: right;"|第22回||[[2010年]]8月12日||門別||2000m||13頭||[[シルクメビウス]]||牡4||JRA||2:03.0||[[田中博康]]||[[領家政蔵]]
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|style="text-align:center"|第22回||[[2010年]]8月12日||[[シルクメビウス]]||牡4||JRA||2:03.0||[[田中博康]]||[[領家政蔵]]
 
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<span style="color: red;">R</span>はコースレコード
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
* [[ブリーダーズゴールドジュニアカップ]]
 
* [[ブリーダーズゴールドジュニアカップ]]
  
== 脚注 ==
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{{デフォルトソート:ふりいたあるこおるとかつふ}}
<references />
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{{ダートグレード競走}}
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{{ホッカイドウ競馬の重賞競走}}
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[[Category:地方競馬の競走|ふりたすこるとかつふ]]
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2024年4月25日 (木) 01:22時点における最新版

ブリーダーズゴールドカップは、ホッカイドウ競馬が施行している競馬重賞レースである。

概要[編集]

1989年に、当時はまだ数少ない中央競馬地方競馬のサラブレッド系4歳(現:3歳)以上の馬による全国交流レースとして創設。1994年までは札幌競馬場のダート2400mで秋季に施行されていたが、1995年より旭川競馬場のダート2300mに変更、施行時期も夏季となり旭川開催における最大のレースとして定着していたが2009年より門別競馬場のダート2000mに変更。

1996年の第8回では、スパーキングナイター開催中の川崎競馬場指定交流重賞レースとしては初となる地域間場外発売が実施された。この日、川崎競馬場での馬券発売締切時刻は発走10分前であったにもかかわらず、当時関東地方では購入できなかったホッカイドウ競馬の馬券が買えるとあって、地元のみならず関東地方各地からも地方競馬ファンが集まり、この日の川崎競馬場はメインレースが下級条件馬の特別戦であったにも関わらず、重賞開催日並みの盛況をみせた[1]。この成功がきっかけとなり、全国各地で広域場外発売が盛んに行われるようになった。

1997年よりダート競走格付け委員会によってダートグレードレースに指定され、ホッカイドウ競馬のレースでは最高のGIIとして格付けされ、2007年には国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告より、重賞格付けがJpnIIへ変更された。

第1回を「笠松の怪物」と呼ばれたフェートノーザンが制した後はJRA所属馬が連勝を続けていたが、2007年の第19回でギルガメッシュがホッカイドウ競馬所属馬として初優勝した[2]2008年以降は再びJRA所属馬が連勝している。

第1回の優勝馬フェートノーザンに騎乗した安藤勝己は当時笠松競馬場所属であったが、その後JRAの騎手免許を取得して移籍したため、第16回ではJRA所属騎手として自身2度目の優勝を果たしている。

札幌開催時は道内向けにHBCがテレビで中継していた時期もあったものの、旭川開催に移った後も全国向けに放送していたラジオたんぱ(現:ラジオNIKKEI)が撤退してからは、地上波放送での実況生中継はテレビ・ラジオともに行われていない[3]

多くの企業や団体などから賞の提供や協賛を受けており、名称は「JBC協会賞・農林水産大臣賞典スポーツニッポン杯 ブリーダーズゴールドカップ」と表記される。

2010年の賞金総額は5250万円。1着賞金は3500万円で、以下2着700万円、3着525万円、4着350万円、5着175万円。1着賞金はホッカイドウ競馬における最高額である。

スタリオンシリーズレースとして施行されており、2009年と2010年はアドマイヤムーンの種付権が副賞として贈られた。

出走資格はサラブレッド系3歳(旧:4歳)以上の競走馬で、出走枠はホッカイドウ競馬所属馬7頭、他地区の地方競馬所属馬4頭、JRA所属馬5頭と定められている。なお、外国産馬は2006年から出走可能となった。

負担重量はグレード別定で、3歳は53キロ、4歳以上は56キロを基本とし、牝馬は2キロ減。これに牝馬限定GI(JpnI)優勝馬を除くGI(JpnI)優勝馬は2キロ加増、牝馬限定GI(JpnI)優勝馬、牝馬限定GII(JpnII)優勝馬を除くGII(JpnII)優勝馬は1キロ加増。ただし、2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。

歴代優勝馬[編集]

馬齢は、2000年以前も現行表記(国際基準)に揃えている。

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 1989年10月10日 フェートノーザン 牡6 笠松 2:31.9 安藤勝己 吉田秋好
第2回 1990年9月24日 プレジデントシチー 牡7 JRA 2:31.0 村本善之 中尾謙太郎
第3回 1991年10月10日 カミノクレッセ 牡4 JRA 2:32.0 南井克巳 工藤嘉見
第4回 1992年8月27日 マンジュデンカブト 牡6 JRA 2:32.1 山田和広 坪正直
第5回 1993年10月11日 ヒデノリード 牡4 JRA 2:32.8 斉藤博美 斉藤義美
第6回 1994年10月10日 カリブソング 牡8 JRA 2:33.4 安田富男 加藤修甫
第7回 1995年8月16日 ライブリマウント 牡4 JRA 2:28.0 石橋守 柴田不二男
第8回 1996年8月15日 メイショウアムール 牡5 JRA 2:30.2 河内洋 高橋直
第9回 1997年8月20日 デュークグランプリ 牡6 JRA 2:28.8 田中勝春 小西一男
第10回 1998年8月20日 メイショウアムール 牡7 JRA 2:31.0 河内洋 高橋直
第11回 1999年8月16日 スノーエンデバー 牡5 JRA 2:29.2 武豊 森秀行
第12回 2000年8月15日 ウイングアロー 牡5 JRA 2:32.5 岡部幸雄 南井克巳
第13回 2001年8月16日 ウイングアロー 牡6 JRA 2:29.5 岡部幸雄 南井克巳
第14回 2002年8月15日 アルアラン 牡6 JRA 2:30.2 本田優 昆貢
第15回 2003年8月14日 イングランディーレ 牡4 JRA 2:30.7 五十嵐冬樹 清水美波
第16回 2004年8月12日 タイムパラドックス 牡6 JRA 2:31.4 安藤勝己 松田博資
第17回 2005年8月17日 サカラート 牡5 JRA 2:32.2 秋山真一郎 石坂正
第18回 2006年8月17日 ハードクリスタル 牡6 JRA 2:31.0 横山典弘 作田誠二
第19回 2007年8月16日 ギルガメッシュ 牡4 北海道 2:36.2 齋藤正弘 角川秀樹
第20回 2008年8月14日 メイショウトウコン 牡6 JRA 2:31.3 藤田伸二 安田伊佐夫
第21回 2009年8月13日 スマートファルコン 牡4 JRA 2:02.2 岩田康誠 小崎憲
第22回 2010年8月12日 シルクメビウス 牡4 JRA 2:03.0 田中博康 領家政蔵

脚注[編集]

  1. 現在では、南関東地方競馬の電話投票システム「SPAT4」でホッカイドウ競馬全レースの購入が可能である。
  2. 第19回はJRA施設内で所属馬の一部に馬インフルエンザの感染が確認され、JRAに所属する全馬の移動が制限されたため、出走を予定していたJRA所属馬4頭が、防疫上の理由からレース除外となった(なお、この日は別のJRA交流レースでも同様の理由から6頭のJRA所属馬がレース除外となった)。
  3. ただし、インターネットや「懐かし音楽★グラフィティTV/keiba」(スカパー!795ch等)ではホッカイドウ競馬の全レース完全生中継が行われている。

関連項目[編集]