「クシシュトフ・ウルバンスキ」の版間の差分
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==指揮者へ== | ==指揮者へ== | ||
− | + | 2007年に[[プラハの春国際音楽コンクール]]の指揮部門で優勝。2009年9月、ノルウェーの[[トロンハイム交響楽団]]に初めてゲスト指揮として出演した。2010年から2017年までトロンハイム交響楽団の首席指揮者を務める。2017年、[[トロンハイム交響楽団]]の名誉客演指揮者となる。 | |
==演奏歴== | ==演奏歴== | ||
2015年から2021年まで、ウルバンスキは[[NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団]]の主席客演指揮者となる。2010年4月、インディアナポリス交響楽団(ISO)のゲスト指揮となる。 | 2015年から2021年まで、ウルバンスキは[[NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団]]の主席客演指揮者となる。2010年4月、インディアナポリス交響楽団(ISO)のゲスト指揮となる。 | ||
その後、国内主要オーケストラの客演指揮者として実績を重ねた。2012年から2016年まで東京交響楽団の首席客演指揮者となる。2014年5月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にデビューする。 | その後、国内主要オーケストラの客演指揮者として実績を重ねた。2012年から2016年まで東京交響楽団の首席客演指揮者となる。2014年5月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にデビューする。 | ||
− | 世界的な欧州オーケストラへ次々とデビューする。ニューヨーク・フィル、ミュンヘンフィル、ドレスデンシュターツカペレ、[[シカゴ交響楽団]] | + | 世界的な欧州オーケストラへ次々とデビューする。ニューヨーク・フィル、ミュンヘンフィル、ドレスデンシュターツカペレ、[[シカゴ交響楽団]]など北米や欧州のオーケストラに継続的に招聘される<ref name=tokyo1></ref>。 |
− | + | 2017年3月には首席客演指揮者のポスト(2015年9月~)にあるNDR(北ドイツ放送協会)エルプフィルハーモニー管弦楽団(旧・北ドイツ放送交響楽団)との日本ツアーを成功させた。 | |
− | * | + | ==日本公演歴=== |
− | *大阪フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会 | + | *2009年11月14日(土) (初来日) |
+ | **東京オペラシティシリーズ第52回 | ||
+ | **楽団:東京交響楽団 | ||
+ | **指揮:クリストフ・アーバンスキ | ||
+ | **ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキ* | ||
+ | **コンサートマスター:大谷康子 | ||
+ | **曲目 | ||
+ | ***キラール:オラヴァ~弦楽オーケストラのための | ||
+ | ***ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21 | ||
+ | ***ショパン:マズルカ第47番 イ短調 作品68-2 | ||
+ | ***ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」 | ||
+ | *2009年11月19日、(初来日) | ||
+ | **大阪フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会 | ||
**指揮:クリストフ・アーバンスキ | **指揮:クリストフ・アーバンスキ | ||
**ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキ | **ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキ | ||
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***ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21 | ***ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21 | ||
***ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調作品93 | ***ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調作品93 | ||
− | 自然に流れるショスタコーヴィチ、27歳ながらただ者でない指揮者、テンポ、強弱の指示が極めて適切と評される<ref>[http://giac.web.fc2.com/g2009/20091119g.htm クリストフ・アーバンスキ/大阪フィル定期]</ref>。 | + | ***自然に流れるショスタコーヴィチ、27歳ながらただ者でない指揮者、テンポ、強弱の指示が極めて適切と評される<ref>[http://giac.web.fc2.com/g2009/20091119g.htm クリストフ・アーバンスキ/大阪フィル定期]</ref>。 |
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*2019年3月25日 サントリーホール | *2019年3月25日 サントリーホール | ||
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***モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲第 5番イ長調K.219「トルコ風」 | ***モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲第 5番イ長調K.219「トルコ風」 | ||
***ショスタコーヴィチ : 交響曲第 4番ハ短調作品43 | ***ショスタコーヴィチ : 交響曲第 4番ハ短調作品43 | ||
− | + | ***曲を分かりやすく聴かせるというより、弱点までもすべてそのまま再現するという態度であった。フォルテシモの骨太で強烈なことは言うまでもないが、それだけではなく、多彩な音楽的情景に隅々まで光を当てた、と評される<ref>[https://culturemk.exblog.jp/28117120/ 2019年03月26日]</ref> | |
− | + | *2021年11月6日 | |
+ | **会場:ミューザ川崎シンフォニーホール | ||
+ | **楽団:[[東京交響楽団]] | ||
+ | **曲目 | ||
+ | ***モーツァルト「魔笛」序曲、 | ||
+ | ***ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第2番」(ソリスト児玉麻里)、 | ||
+ | ***ブラームス「交響曲第4番」 | ||
+ | *2021年11月13日(土)18:00開演(17:15開場) | ||
+ | **会場:サントリーホール | ||
+ | **楽団:[[東京交響楽団]] | ||
+ | **ヴァイオリン:[[弓 新]] | ||
+ | **ソプラノ:[[盛田麻央]] | ||
+ | **テノール:[[彌勒忠史]] | ||
+ | **バリトン:[[町 英和]] | ||
+ | **曲目 | ||
+ | ***[[シマノフスキ]]:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.35 | ||
+ | ***[[オルフ]]:[[カルミナ・ブラーナ]] | ||
==受賞等== | ==受賞等== | ||
*2015年に[[レナード・バーンスタイン賞]]を指揮者で初めて受賞する。 | *2015年に[[レナード・バーンスタイン賞]]を指揮者で初めて受賞する。 |
2021年11月14日 (日) 18:51時点における最新版
クシシュトフ・ウルバンスキ(Krzysztof Urbański,1982年10月17日 - )はポーランド・パビャニツェ出身の指揮者で作曲家である。トロンハイム交響楽団の首席指揮者、インディアナポリス交響楽団の音楽監督、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者。以前は「クリストフ・アーバンスキ」とも記載されていた。
概要[編集]
生い立ち[編集]
2002年から2007年までワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーで学び、アントニ・ヴィト(Antoni Wit)に指揮を学ぶ。クルト・マズアの下で研鑽を積む。2007年に卒業し、2009年までワルシャワフィルハーモニーのアシスタント指揮者(副指揮者)を務める[1]。
指揮者へ[編集]
2007年にプラハの春国際音楽コンクールの指揮部門で優勝。2009年9月、ノルウェーのトロンハイム交響楽団に初めてゲスト指揮として出演した。2010年から2017年までトロンハイム交響楽団の首席指揮者を務める。2017年、トロンハイム交響楽団の名誉客演指揮者となる。
演奏歴[編集]
2015年から2021年まで、ウルバンスキはNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の主席客演指揮者となる。2010年4月、インディアナポリス交響楽団(ISO)のゲスト指揮となる。 その後、国内主要オーケストラの客演指揮者として実績を重ねた。2012年から2016年まで東京交響楽団の首席客演指揮者となる。2014年5月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にデビューする。 世界的な欧州オーケストラへ次々とデビューする。ニューヨーク・フィル、ミュンヘンフィル、ドレスデンシュターツカペレ、シカゴ交響楽団など北米や欧州のオーケストラに継続的に招聘される[1]。 2017年3月には首席客演指揮者のポスト(2015年9月~)にあるNDR(北ドイツ放送協会)エルプフィルハーモニー管弦楽団(旧・北ドイツ放送交響楽団)との日本ツアーを成功させた。
日本公演歴=[編集]
- 2009年11月14日(土) (初来日)
- 東京オペラシティシリーズ第52回
- 楽団:東京交響楽団
- 指揮:クリストフ・アーバンスキ
- ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキ*
- コンサートマスター:大谷康子
- 曲目
- キラール:オラヴァ~弦楽オーケストラのための
- ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
- ショパン:マズルカ第47番 イ短調 作品68-2
- ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
- 2009年11月19日、(初来日)
- 大阪フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
- 指揮:クリストフ・アーバンスキ
- ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキ
- 曲目
- キラル:オラワ
- ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
- ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調作品93
- 自然に流れるショスタコーヴィチ、27歳ながらただ者でない指揮者、テンポ、強弱の指示が極めて適切と評される[2]。
- 2019年3月25日 サントリーホール
- 2021年11月6日
- 会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
- 楽団:東京交響楽団
- 曲目
- モーツァルト「魔笛」序曲、
- ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第2番」(ソリスト児玉麻里)、
- ブラームス「交響曲第4番」
- 2021年11月13日(土)18:00開演(17:15開場)
受賞等[編集]
- 2015年にレナード・バーンスタイン賞を指揮者で初めて受賞する。
- インディアナ大学音楽学部の非常勤教授となる。
家族[編集]
ウルバンスキと妻ジョアンナは、ポーランドのワルシャワとインディアナポリスに住居を構える。
公式ページ[編集]
注・参考文献[編集]
- ↑ 1.0 1.1 「Symphony 2021年11月号」東京交響楽団(非売品)
- ↑ クリストフ・アーバンスキ/大阪フィル定期
- ↑ 2019年03月26日