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のように記します。この入力は、内部で、 | のように記します。この入力は、内部で、 | ||
− | <nowiki> | + | これこれこうである<nowiki><ref name=FOOTNOTE</nowiki>''佐藤201819-20''<nowiki>>[[#CITEREF</nowiki>''佐藤2018''<nowiki>|</nowiki>''佐藤 2018''<nowiki> ]] </nowiki>''19-20''<nowiki> </ref></nowiki>。 |
と解釈されます。ここで、 | と解釈されます。ここで、 | ||
#refタグが付されること | #refタグが付されること | ||
#refタグに「FOOTNOTE佐藤201819-20」という名前が付されること、従って同じ名前の付されたrefタグが別にあれば、自動的に名寄せされること | #refタグに「FOOTNOTE佐藤201819-20」という名前が付されること、従って同じ名前の付されたrefタグが別にあれば、自動的に名寄せされること | ||
− | # | + | #同じ記事の中にある「CITEREF佐藤2018」というidを持つアンカーへの内部リンクが生成されること、従って別途「CITEREF佐藤2018」というidを持つアンカーを作成すれば内部参照ができること |
にご留意ください。出力は、 | にご留意ください。出力は、 | ||
これこれこうである{{Sfn|佐藤|2018|pp=19-20}}。 | これこれこうである{{Sfn|佐藤|2018|pp=19-20}}。 | ||
− | + | となります。通常のrefタグと同じように、{{Tl|Reflist}}テンプレートなどを使用して脚注の一覧の欄を設けておくと、そこに脚注が表示されます。 | |
=== 脚注(表示例) === | === 脚注(表示例) === | ||
{{Reflist}} | {{Reflist}} | ||
− | + | 脚注から参考文献への内部リンクを完成させるには、同じ記事の中に、同じidを持つアンカーを作成します。アンカーの作成には、{{Tl|Cite book}}などのCite系テンプレートや{{Tl|Aya}}を用いることができます。この説明文の最後には、{{Tl|Aya}}を用いて、 | |
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+ | <code><nowiki>*{{Aya|</nowiki>''佐藤''<nowiki>|year=</nowiki>''2018''<nowiki>}}</nowiki> 佐藤某『書題××』出版社、2018年</code> | ||
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+ | と記し、アンカーが作成してあるため、上でSfnテンプレートを使いて作成した脚注の内部リンクをクリックすると、このアンカーへジャンプします。Cite系のテンプレートを用いる場合には、著者姓(last)に「佐藤」、発行年(year)に「2018」と指定すると、同じように「CITEREF佐藤2018」というアンカーを生成することができます。 | ||
== 開発の意図 == | == 開発の意図 == | ||
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*入力例:<nowiki><ref>本文を補足すると、これこれこうである{{Harv|佐藤|2018|pp=19-20}}。</ref></nowiki> | *入力例:<nowiki><ref>本文を補足すると、これこれこうである{{Harv|佐藤|2018|pp=19-20}}。</ref></nowiki> | ||
*出力例:<ref>本文を補足すると、これこれこうである{{Harv|佐藤|2018|pp=19-20}}。</ref> | *出力例:<ref>本文を補足すると、これこれこうである{{Harv|佐藤|2018|pp=19-20}}。</ref> | ||
− | ==== | + | ==== 脚注(例) ==== |
{{Reflist}} | {{Reflist}} | ||
+ | ==== 参考文献(例) ==== | ||
+ | *{{Aya|佐藤|year=2018}} 佐藤某『書題××』出版社、2018年 | ||
<noinclude>[[Category:テンプレート文書]]</noinclude> | <noinclude>[[Category:テンプレート文書]]</noinclude> | ||
<includeonly> | <includeonly> | ||
[[Category:内部リンク用テンプレート]] | [[Category:内部リンク用テンプレート]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:出典テンプレート]] |
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2018年5月29日 (火) 12:26時点における最新版
Sfnは、著者姓-発行年方式で略記された出典注(脚注)の記載を支援するためのテンプレートです。脚注(refタグ)を生成して名寄せのための名前(name)を付し、脚注に記した著者姓-発行年から同一記事内にあるidが一致する最初のCite系テンプレートへの内部リンクを生成します。「Sfn」はShortened footnote(略記された脚注)を意味します。
目次
使い方[編集]
例えば、「佐藤某」さんの「2018年」の著書の「19-20頁」が出典の場合、脚注を付したい箇所に
これこれこうである{{Sfn|佐藤|2018|pp=19-20}}。
のように記します。この入力は、内部で、
これこれこうである<ref name=FOOTNOTE佐藤201819-20>[[#CITEREF佐藤2018|佐藤 2018 ]] 19-20 </ref>。
と解釈されます。ここで、
- refタグが付されること
- refタグに「FOOTNOTE佐藤201819-20」という名前が付されること、従って同じ名前の付されたrefタグが別にあれば、自動的に名寄せされること
- 同じ記事の中にある「CITEREF佐藤2018」というidを持つアンカーへの内部リンクが生成されること、従って別途「CITEREF佐藤2018」というidを持つアンカーを作成すれば内部参照ができること
にご留意ください。出力は、
これこれこうである[1]。
となります。通常のrefタグと同じように、{{Reflist}}テンプレートなどを使用して脚注の一覧の欄を設けておくと、そこに脚注が表示されます。
脚注(表示例)[編集]
脚注から参考文献への内部リンクを完成させるには、同じ記事の中に、同じidを持つアンカーを作成します。アンカーの作成には、{{Cite book}}などのCite系テンプレートや{{Aya}}を用いることができます。この説明文の最後には、{{Aya}}を用いて、
*{{Aya|佐藤|year=2018}} 佐藤某『書題××』出版社、2018年
と記し、アンカーが作成してあるため、上でSfnテンプレートを使いて作成した脚注の内部リンクをクリックすると、このアンカーへジャンプします。Cite系のテンプレートを用いる場合には、著者姓(last)に「佐藤」、発行年(year)に「2018」と指定すると、同じように「CITEREF佐藤2018」というアンカーを生成することができます。
開発の意図[編集]
条件文を使わないという制約下で、WikipediaのSfnテンプレートと互換性を持つように作成しました。
条件文を使用しない(場合分けが難しい)という前提があるため、
- 句読点、カンマ、ピリオド、&、括弧は表示しません。ただし、句点ないしピリオドは、引数「ps」(追記事項)に記すことによって表示できます。
- 著者姓が4人まで指定できる点はWikipediaのテンプレートと同様ですが、4人のときに出力表示が省略されることはありません。
- 頁などの参照範囲を指定する引数「p=」「pp=」「loc=」の指定内容はいずれも出力表示されますが、数字の前の「p.」「pp.」は表示しません。「佐藤 2018 pp.19-20」「佐藤 2018 19-20頁」のように表示したい場合は、入力するときに「pp=pp.19-20」「pp=19-20頁」のように指定してください。
引数一覧[編集]
引数 | 意味 | 既定値 | 入力の要否 |
---|---|---|---|
(1) | 著者姓1 | NULL | 必要 |
(2) | 発行年または著者姓2 | NULL | 必要 |
(3) | NULLまたは発行年または著者姓3 | NULL | 可略 |
(4) | NULLまたは発行年または著者姓4 | NULL | 可略 |
(5) | NULLまたは発行年 | NULL | 可略 |
p | 単一頁番号 | NULL | 可略 |
pp | 複数頁番号 | NULL | 可略 |
loc(locationの略) | 参照範囲(章、節など) | NULL | 可略 |
ps(postscriptの略) | 追記事項 | NULL | 可略 |
入出力例[編集]
事例 | 入力 | 理想の出力(内部リンクは省略) | 現状の出力(同) |
---|---|---|---|
著者1人、複数頁指定 | {{Sfn|佐藤|2018|pp=19-20}} | 佐藤 2018, pp.19-20. | 佐藤 2018 19-20 |
同2人、同 | {{Sfn|佐藤|鈴木|2018|pp=19-20}} | 佐藤 & 鈴木 2018, pp.19-20. | 佐藤 鈴木 2018 19-20 |
同3人、同 | {{Sfn|佐藤|鈴木|高橋|2018|pp=19-20}} | 佐藤, 鈴木 & 高橋 2018, pp.19-20. | 佐藤 鈴木 高橋 2018 19-20 |
同4人、同 | {{Sfn|佐藤|鈴木|高橋|田中|2018|pp=19-20}} | 佐藤 et al. 2018, pp.19-20. | 佐藤 鈴木 高橋 田中 2018 19-20 |
同5人、同(エラー) | {{Sfn|佐藤|鈴木|高橋|田中|伊藤|2018|pp=19-20}} | (エラー表示) | 佐藤 鈴木 高橋 田中 伊藤 19-20 |
同0人、同(エラー) | {{Sfn|2018|pp=19-20}} | (エラー表示) | [[#CITEREF2018{{{2}}}|2018 {{{2}}} ]] 19-20 |
発行年指定なし(エラー) | {{Sfn|佐藤|pp=19-20}} | (エラー表示) | [[#CITEREF佐藤{{{2}}}|佐藤 {{{2}}} ]] 19-20 |
著者1人、単一頁指定 | {{Sfn|佐藤|2018|p=19}} | 佐藤 2018, p.19. | 佐藤 2018 19 |
同、参照範囲指定 | {{Sfn|佐藤|2018|loc=第1章}} | 佐藤 2018, 第1章 | 佐藤 2018 第1章 |
頁範囲指定なし | {{Sfn|佐藤|2018}} | 佐藤 2018 | 佐藤 2018 |
同、複数頁指定、句点あり | {{Sfn|佐藤|2018|pp=19-20|ps=.}} | 佐藤 2018, pp.19-20. | 佐藤 2018 19-20. |
他のHarv系テンプレートとの関係[編集]
Harv[編集]
{{Harv}}は、本文中の各文の終わりに括弧書きで著者姓・発行年方式により典拠を略記する場合に用います。
- 入力例:これこれこうである{{Harv|佐藤|2018|pp=19-20}}。
- 出力例:これこれこうである(佐藤 2018 19-20)。
Harvnb[編集]
{{Harvnb}}は、Harvの括弧なし版、SfnのRefタグが付かない版です。括弧内に複数の出典を記したい場合などに用います。
- 入力例:これこれこうである({{Harvnb|佐藤|2018|pp=19-20}}、{{Harvnb|鈴木|2017|pp=38-46}})。
- 出力例:これこれこうである(佐藤 2018 19-20、鈴木 2017 38-46)。
Harvtxt[編集]
{{Harvtxt}}は、本文中で著者姓・発行年方式により典拠を略記する場合に用います。現状、複数の著者姓を指定しても1人しか表示しないという技術的な問題があります。
- 入力例:{{Harvtxt|佐藤|2018|pp=19-20}}によると、これこれこうである。
- 出力例:佐藤 (2018 19-20)によると、これこれこうである。
Refの入れ子の回避[編集]
脚注の中に本文を補足する文章を記し、その文章に出典注を付したいことはよくあると思いますが、脚注の中でSfnテンプレートを使おうとすると、SfnテンプレートはRefタグを生成するため、Refの入れ子(ネスト、nest)をして、脚注節の側で更にグルーピングを要することになり、記事の構造が複雑になってしまいます。
Refの入れ子の問題を回避するために、脚注の文章に出典注を付す場合には、Refタグを生成しないHarvテンプレート、HarvnbテンプレートおよびHarvtxtテンプレートを使いましょう。
- 入力例:<ref>本文を補足すると、これこれこうである{{Harv|佐藤|2018|pp=19-20}}。</ref>
- 出力例:[1]
脚注(例)[編集]
参考文献(例)[編集]
- 佐藤 (2018) 佐藤某『書題××』出版社、2018年