「鹿児島讀賣テレビ」の版間の差分

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(開局時に鹿児島テレビから移行された番組)
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鹿児島読売テレビ(かごしまよみうりテレビ)は、日本鹿児島県放送対象地域とする放送局で、正式社名は株式会社鹿児島讀賣テレビ。略称はKYT。英名はKagoshima Yomiuri Television. 日本テレビ系列NNNNNS加盟局)。

概要[編集]

鹿児島県の民放テレビ局の中では4番目、日本テレビ系列局では30番目(いずれも最後発)の放送局として1994年4月1日に開局。2006年12月1日に地上デジタルテレビジョン放送ワンセグの本放送を開始し現在に至る。

キャッチコピーは「サクッとKYT」。マスコットキャラクターは、薄緑色のクマの「山本さん」。

隣接の宮崎県沖縄県には日本テレビ系列の単独ネット局がないため、現時点では日本テレビ系最南端の局。宮崎県南西部の一部地域では、末吉中継局(主に都城市)・鹿屋中継局(主に串間市三股町)・吉松中継局(主にえびの市[1]、沖縄本島北部の一部地域では与論中継局知名中継局を直接受信して、リアルタイムで日本テレビ系の放送を楽しむ人も少なくない。宮崎県では宮崎ケーブルテレビBTVケーブルテレビ再送信を実施している。

送信所鹿児島テレビ放送(KTS、フジテレビ系列)と共用。KTSからは開局時に多数の番組が移行しており、南日本放送(MBC、TBS系列)からも少数ながら番組が移行している。

なお局名に“讀賣”の冠が付く放送局は、鹿児島讀賣テレビと近畿広域圏讀賣テレビ放送のみである(開局段階で讀賣テレビ放送が関わっていたため、准えて付けたものである)。ちなみに鹿児島県には朝日の冠(同県のテレビ朝日系列局は鹿児島放送。他県には朝日の冠が付く局が多い)および毎日の冠(近畿広域圏の毎日放送福岡県RKB毎日放送のみ。平成新局には一切存在しない)が付く局は無い。

データ[編集]

ファイル:KTSkagoshima2.jpg
送信所(鹿児島テレビ放送本社)
  • 本社:鹿児島市与次郎1-9-34 ℡099-285-5555
  • 支社:東京・大阪・福岡
  • 開局日:1994年(平成6年)4月1日
  • チャンネル番号(本局):第30チャンネル(アナログ)・第29チャンネル(デジタル リモコンキーID「4」)
  • 送信所:鹿児島市紫原6-15-8(鹿児島テレビ放送本社テレビ塔)、鹿児島親局テレビ・FM放送所を参照。ベリカードは発行していない。
  • テレビ出力:映像・10kW、音声・2.5kW(アナログ)1kW(デジタル)
  • コールサイン:JOUI-TV、JOUI-DTV
  • カバーエリア:鹿児島県全域及び宮崎県・熊本県・沖縄県の一部

年表[編集]

開局当時のアナログ中継局の数は14。そのため1割強の世帯(主に離島)ではKYTの放送を視聴することができなかった。
補足

鹿児島讀賣テレビ本社には、開局当初から数年間、読売新聞の鹿児島支局が入居していた(現在は鹿児島市内の中心部の賃貸ビルに移転)。

ネットワークの移り変わり[編集]

  • 1994年4月1日 - 日本テレビ系列局として開局した。鹿児島県では(開局当初からとして)2番目のフルネット局である。九州地区では福岡放送熊本県民テレビ長崎国際テレビに続いて4局目の日本テレビ系マストバイ局でもある。
    • 移行された割合は鹿児島テレビ = 7:南日本放送 = 3。これは前者がNNN・NNSに加盟するほど数多く番組をネットしていたためである。
    • ニュース番組は朝・昼・最終版が前者からの継承、夕方の週末が新規ネット開始、夕方平日は前者が『NNN6:30きょうのニュース』のネットを打ち切って以来9年ぶりである。

資本構成[編集]

主な番組[編集]

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。

自主制作番組[編集]

現在[編集]

過去[編集]

系列局制作番組[編集]

※マストバイ対象番組は除く

他系列番組[編集]

現在[編集]

※以上テレビ東京
※この他、ハロー!モーニング。は未ネット(以前はMBCでネットされていた)だが、「モーニング娘。Happy8期オーディション」の鹿児島選考が2006年9月2日に当放送局で行われた(その選考の模様は10日に放送された)。

※番販によるネットとはいえKTSでの放送ではない。

過去[編集]

アニメ番組[編集]

KYTでは開局から2000年ごろまで平日夕方にアニメ枠を設定していた。

放送されたアニメ番組

深夜アニメ[編集]

不定期に深夜アニメを放送することがある。過去にはエンジェル・ハート逆境無頼カイジが放送された(いずれも金曜日)。

テレビドラマの再放送(日テレ系以外)[編集]

KYTは平日の朝10時台と夕方17時台にテレビドラマ再放送枠を設けている。特に、17時台の枠で放送される作品は日本テレビ制作の連続ドラマ再放送に限らず、TBSフジテレビ関西テレビテレビ朝日が制作会社と共同制作した作品(制作放送局の権利が失効した作品)も放送されている。特にTBS系で放送されたドラマは、ドリマックス・テレビジョン(旧・木下プロダクション)が制作した作品が多く放送されている。10時台では東海テレビが制作した昼ドラマやTBSの愛の劇場で放送された作品の再放送が中心である。また、台湾韓国のテレビドラマも再放送枠で放送される場合がある。

開局時に鹿児島テレビから移行された番組[編集]

すべて、日本テレビ系列の番組

開局時に南日本放送から移行された番組[編集]

すべて、日本テレビ系列の番組

健康増進時代日本医師会提供) - KYT開局後も最終回までMBCで放送。後番組のOh!診からKYTに移行。

アナウンサー[編集]

男性[編集]

女性[編集]

以前在籍したアナウンサー[編集]

男性
女性

技術関係[編集]

情報カメラ[編集]

歴代キャッチフレーズ[編集]

  • 1994年 I'm birth land KYT
  • 1999年 5つ星宣言
  • 2002年 夢いろ色KYT
  • 2003年以降 - サクッとKYT(2003、2004年は"the 10th anniversary"が冒頭に加えられた)

放送開始・終了[編集]

局名告知のこと。デジタル・アナログいずれも30秒間放送され、放送休止中は日テレNEWS24フィラーとして放送される。

アナログ放送の放送開始・終了時に使用されている社屋CGは開局当初からそのままであり(中継局紹介などのマイナーチェンジはある)、過去にはアイキャッチとしても使用されていた。地上デジタル放送ではサービス放送期間中はアナログのものを流用しており"JOUI-TV"と案内されてしまっていたが、本放送開始(2006年12月)以降は専用の映像が用意されている。

アナログ放送の現在の放送開始時に使用されている曲(テレビドラマ「ヴァンサンカン・結婚」の劇中BGM)は開局当初、放送終了時に使用されていた。また、鹿児島シティエフエムの番組内のコーナー音楽としても使用されている。

時刻出し[編集]

2006年6月5日より現行。CM中も時刻出しをするようになった。

表示時間
  • フィラー開始 - 9:53:15(土曜は9:23・日曜は9:54まで、OP開始部分は表示オフ)
  • 平日12:00 - 12:48頃のCM入り前
  • カスタムフォント表示は表示時間中の全ての番組。(CM時と提供クレジット表示中は通常表示)

天気ループ[編集]

鹿児島県内の各地点と宮崎・熊本・東京の天気情報を一部時間帯で表示する。

テレビ欄での取り扱い[編集]

ほとんどの新聞のテレビ欄では「KYT 鹿児島読売」と表記されているが、西日本新聞西日本スポーツでは「KYT 鹿児島」と表記されている。読売新聞鹿児島版の場合、左からNHK総合教育の次の3番目に掲載され、4番目はKYTが開局するまでNNN系列だったKTSを掲載している(読売は長崎県版もNIBの次の列にNIBが開局するまでNNNに属していたKTNを掲載している)。地元の南日本新聞や、朝日新聞毎日新聞、西日本新聞の鹿児島県版は各紙とも左から6番目、日本経済新聞は左から4番目に掲載されている。放送区域外である宮崎県の場合、宮崎日日新聞、毎日、西日本はハーフサイズで掲載されているが、読売、朝日、日経は地元局と同じくフルサイズで掲載されている。九州全県で発売されるスポーツ新聞では福岡県のテレビ欄を優先的にフルサイズで掲載し、KYTなど九州・山口各局の番組欄はハーフサイズで掲載されている。なお、九州スポーツにはKYTの番組欄は掲載されていない。

その他の鹿児島県の県域放送局[編集]

脚注[編集]

  1. いずれも宮崎日日新聞番組表におけるチャンネル案内に基づく。

参考文献[編集]

  • 『南日本新聞』 南日本新聞社、1994年3月23日、31日、4月1日。

外部リンク[編集]

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