「冨士大石寺顕正会」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(参考文献)
(顕正会へのリダイレクト)
 
(7人の利用者による、間の10版が非表示)
1行目: 1行目:
'''冨士大石寺顕正会'''(ふじたいせきじけんしょうかい)は、[[埼玉県]][[さいたま市]][[大宮区]]寿能町に本部を置く宗教団体。[[日蓮正宗]]から[[正本堂 (大石寺)|正本堂]]建立時の[[国立戒壇]]の教義解釈が原因で破門された妙信講が母体。[[宗教法人法]]に基づく届出名は「[[宗教法人]]顕正会」。現在の代表役員は[[浅井昭衛]]。月3回、『[[顕正新聞]]』という機関紙を発行。
+
#転送 [[顕正会]]
 
+
== 動向 ==
+
* 教義及び[[折伏]]と称して行われる勧誘活動の方法が[[折伏大行進]]を行っていた時代の[[創価学会]]と似ていることで有名な団体である。顕正会信者が友人・知人を誘い出し飲食店で勧誘するパターンが多い。
+
* これらの動向に応ずる形で、[[公安調査庁]]が、「[[2004年]]の秋に信者総数が100万人になったと主張する宗教団体」や「開祖に背く日本は必ず亡ぶと言う書籍を各界関係者に配布した団体」という表現で動向を監視していることをプレスリリースで公開した。([http://www.moj.go.jp/KOUAN/NAIGAI/NAIGAI18/naigai18-04.html#05 特異集団])また、近年では、内部での上下関係が厳格で折伏の容易な[[警察]]、[[自衛隊]]関係者の中にも顕正会員が増加している。
+
 
+
== 教義 ==
+
[[日蓮]]仏法の[[国家宗教|国教]]化を目指している。[[日本|日本国]]の「真の[[主権|国主]]」を[[天皇]]と規定し、天皇の詔勅と[[国会]]の議決にもとづく日本国立戒壇の建立こそが世界[[広宣流布]]実現の絶対必要条件であると主張しており、非国立の本門戒壇を容認する一切の動きに反対する。
+
 
+
[[法華宗]]各派の祖として知られる日蓮を崇め敬い、[[大石寺]]にある本門戒壇の大御本尊を最高の本尊としている。日蓮正宗や創価学会などの他の[[富士門流]]各派と同じく、[[本仏#日蓮本仏論|日蓮本仏論]]の立場から、日蓮を「日蓮大聖人」と称している。
+
 
+
== 歴史 ==
+
[[第二次世界大戦]]下の[[1942年]]、日蓮正宗[[妙光寺]]([[東京都]][[品川区]])の総代だった[[浅井甚兵衛]]が初代講頭となって、妙光寺所属の[[法華講]]の一講中として結成した'''東京妙信講'''が前身。
+
 
+
戦後の東京妙信講は、妙光寺から法道会(東京都[[豊島区]]池袋)へと所属を変えたが、法道会法華講と合併するため、発展的に解散。
+
 
+
その後、妙縁寺(東京都[[墨田区]]吾妻橋)を所属寺院として新生妙信講を結成したが、やがて折伏大行進への社会党及び共産党支持者による物を主体とした社会的な批判による、広宣流布の教義解釈変更と、創価学会が中心となって寄進・建立した正本堂の教義上の位置づけをめぐり日蓮正宗と激しく対立するようになる。
+
 
+
[[1974年]][[8月12日]]に講中解散処分を受けた。
+
 
+
なお、同年[[10月4日]]には、創価学会本部を標的とした襲撃事件を決行したため、同年[[11月4日]]、浅井甚兵衛講頭、浅井昭衛理事長(いずれも当時の役職名)らの旧・妙信講幹部は、日蓮正宗の信徒資格そのものを剥奪されている。
+
 
+
[[1975年]]、「宗教法人[[護法山顕正寺|顕正寺]]」の成立に伴い、妙信講はその信徒団体として再出発し、第2代講頭に浅井昭衛が就任。
+
 
+
その後、日蓮正宗顕正会を経て現在に至る。
+
 
+
[[1997年]] 第1回目 一国諫暁
+
 
+
[[2003年]][[11月6日]] 顕正会総会員数が100万人に達する。此れをもって2度目の一国諫暁の準備が本格的に始まる。
+
 
+
[[2004年]] 第2回目 一国諫暁開始
+
2004年[[4月28日]] 「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」という本を会長である浅井昭衛名義で発行。
+
 
+
[[2005年]] [[新潟県]]民1万人を[[朱鷺メッセ]]に結集して「新潟大会」が行われる。
+
 
+
2005年[[9月4日]] 男子部1万3千人を[[横浜アリーナ]]結集して「男子部大会」が行われる。
+
 
+
[[2006年]]5月14日 1万人を結集して「関西大会」が行われる。
+
 
+
2006年 [[沖縄県]]民3千人を結集して「沖縄大会」が行われる。
+
 
+
2006年9月4日 男子部5千人を[[大宮ソニックシティ]]に 結集して「男子部臨時幹部会」が行われる。
+
 
+
== 主要役員、年間行事等 ==
+
* 主要役員
+
** 会長 浅井昭衛(故/浅井甚兵衛の長男)
+
** 主任理事 [[浅井克衛]](会長の長男)
+
** 男子部長 浅井城衛(会長の次男)
+
** 総合女子部長 加藤礼子
+
** 壮年部長 大野耕太郎
+
** 婦人部長 湯浅悦子
+
** 顕正新聞発行人 小峰勝彦
+
* 公称会員
+
** 約118万人。
+
* 年間行事
+
** [[1月]]教学試験
+
** [[5月]]顕正新聞推進
+
** [[10月]]御大会式(読み:おたいえしき)10月13日。日蓮大聖人の入滅日
+
** [[12月]]広布御供養(金額:下限1万~上限8万)参加は自由意志。
+
 
+
== インターネット上の動向 ==
+
会側からの反論は公式HPのみであるが、批判サイト側に問題のある場合が多く、創価学会や日蓮正宗系のサイトでは信者の脱会工作や身内の信者をやめさせたい人物などへのアドバイスに見せかけた勧誘が行われることが多いほか、非宗教系の批判サイトでは運営者の資金面の問題からか派手な行動を起こせない傾向がある。
+
== ウィキペディア日本語版との関係 ==
+
*信者による単発特攻が時折見られる。
+
*管理者の批判側・擁護側への加担は2007年5月現在見られない。
+
 
+
== 参考文献 ==
+
教団発行の書籍
+
* [[浅井昭衛|淺井昭衞]],『日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ』(2004,冨士大石寺顕正会)
+
 
+
教団に批判的な書籍、雑誌の記事
+
:自衛隊関連
+
* 『週刊新潮』2004年8月12/19併合号(P58-59) 「自衛隊」幹部に浸透する信徒100万「顕正会」
+
* 『ワールド・インテリジェンス』第6号(P131) 公安当局もマーク!? オウム事件以後も増殖する日本のカルト宗教 自衛隊に浸透する顕正会
+
:若年層への布教関連
+
* 月刊『現代』1999年12月号(P190-204)[[米本和広]] 東大、早稲田などで急伸する「[[浄土真宗親鸞会]]」、高校生に広がる「顕正会」ってなに?--若者を魅きつけるラディカル仏教「終末論」
+
** 『[[「救い」の正体|「救い」の正体。]]』(ISBN 4796694617) 上記記事から冒頭部を除いて親鸞会関連の記載を削除し、顕正会関連記事に加筆された物が掲載されている。
+
** 教祖逮捕―「カルト」は人を救うか ISBN 4796617191 月刊『[[月刊現代|現代]]』1999年12月号に掲載された記事の親鸞会関連の記述も含めた全面加筆版が掲載されている。
+
 
+
== 外部リンク ==
+
* [http://www.kenshokai.or.jp/ 公式サイト]
+
* [http://www.uranus.dti.ne.jp/~yuugeki/nitiren-kiso.html 創宗戦争の基礎知識]
+
* 批判的観点からの紹介
+
** [http://f47.aaacafe.ne.jp/~ksic/ 宗教法人顕正会問題リンク集]
+
** [http://saiou-horse.hp.infoseek.co.jp/ 宗教法人顕正会の宗教被害を考える]
+
** [http://f48.aaa.livedoor.jp/~ahchan/ 顕正会の被害者へ…]
+
** [http://2.csx.jp/~syndrome3657/ 日蓮正宗顕正会を考える]
+
** [http://windsaber.hp.infoseek.co.jp/ 自称顕正会員の発言を考える]
+
** [http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/8433/ 冨士大石寺顕正会を考証す]
+
<div style="margin:0.5em 0;background-color:#f6f6f6;border:1px solid #ccc;padding:3px;font-size:80%">
+
このページは [http://ja.wikipedia.org/ Wikipedia日本語版]由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は[http://ja.wikipedia.org/wiki/冨士大石寺顕正会 '''冨士大石寺顕正会''']にあります。執筆者のリストは[http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=冨士大石寺顕正会&amp;action=history '''履歴''']をご覧ください。
+
[[Yourpedia]]と同じく、[http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia Wikipedia]は[http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html GFDLのライセンス]で提供されています。
+
コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。
+
</div>
+
[[Category:Wikipedia出典元の記事|{{PAGENAME}}]]
+

2012年11月3日 (土) 14:26時点における最新版

転送先: