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(叶姉妹 叶姉妹 '''叶姉妹'''(かのうしまい)は、'''叶 恭子'''(かのう きょうこ、1962年10月7日 - )と'''叶 美香'''(かのう みか、[)
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'''殺人[[Image:叶姉妹1.jpg|350px|thumb|叶姉妹]]
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'''殺人'''('''さつじん'''、俗に'''人殺し'''、[[英語|英]]:'''Murder''')とは[[人間]]の[[生命|命]]を絶つこと。
[[Image:叶姉妹2.jpg|350px|thumb|叶姉妹]]
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'''叶姉妹'''(かのうしまい)は、'''叶 恭子'''(かのう きょうこ、[[1962年]][[10月7日]] - )と'''叶 美香'''(かのう みか、[[1967年]][[9月23日]] - )の2人からなるユニット。実の姉妹ではない。実の兄弟姉妹でないがユニット名で名乗るのはイギリスのテクノグループ「[[ケミカル・ブラザーズ]]」等と、また実の家族ではないが同じ名字の芸名を名乗るのはアメリカのパンクロックバンド「[[ラモーンズ]]」等と同等のコンセプトである。「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」「ライフスタイルアドバイザー」を自称。
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==メンバー==
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=== 叶 恭子 ===
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本名:'''小山 恭子'''(こやま きょうこ)。[[大阪市]][[城東区]]出身。帝国女子高等学校(現・[[大阪国際滝井高等学校]])中退。
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:*叶姉妹では姉(長女)の設定。「美香には少し厳しいが、全ての世話を美香にやらせており美香がいなくなると困ってしまう」というように、奔放で世間知らずな姉の役としている。
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:*高校中退後、さまざまな職種を経て、本名の'''小山恭子'''の名でファッションモデルとして活動。
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:*1984年頃から叶恭子と名乗り始め、グラビアやカラオケビデオなど、肌を露出した仕事を始める。
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:*[[愛称]]の「'''ココ'''(''Coco''または''Koko'')」は主に取り巻きメンズ達が使用している。
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=== 叶 美香 ===
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[[Image:叶姉妹3.jpg|350px|thumb|叶姉妹]]
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本名:'''玉井 美香'''(たまい みか)。[[愛媛県]][[西条市]](旧:[[東予市]])出身。[[大阪府]][[松原市]]育ち。[[明浄学院高等学校]]、[[夙川学院短期大学]]児童教育学科卒業。
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:*第20回[[1988年]][[ミス日本]][[グランプリ]]。
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:*[[小学校教諭]][[教育職員免許状|二種免許]]を所持している。
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:*高校時代、本名である'''玉井 美香'''の名で[[阪神タイガース]]を応援する番組「[[週刊トラトラタイガース]]」に番組アシスタントとして出演。
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:*1988年、日本テレビ系の深夜番組「[[11PM]]」のカバーガールとして月曜日にレギュラー出演。
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:*[[映画]]「[[彼女が水着にきがえたら]]」にも出演している。
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:*その後、某プロデューサーの肝煎りで'''玉乃ヒカリ'''と改名、[[グラビアアイドル]]として活動していた。当時もテレビ出演などの経験があり、新人としてはそこそこ売れていた(叶恭子に比べれば、芸歴では圧倒している)。
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:*叶姉妹では奔放な姉のフォローをするしっかりものの妹(三女)の役。恭子と一緒に出演するだけでなく、単独でのテレビ番組出演も多い。姉の行動に振り回されることもしばしばだが、それをよくテレビで笑いのネタにする。
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:*愛称は「'''美香さん'''」。
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=== 過去のメンバー ===
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;叶 晴栄(かのう はるえ)
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:*本名:小山 晴栄(こやま はるえ)。「はるゑ」の表記もあり。
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:*次女(の設定)。恭子の実妹。 
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:*デビュー当初からしばらく3人で活動していたが、結婚を理由に脱退。2000年に離婚後は、姉妹のマネージャー役を務めているとされていたが、恭子は「[[婦人公論]]」2007年8月号のインタビューで、「マネージャーは美香さん以外にはできません」と晴栄のマネージメントを否定した。また、晴栄が二度、結婚と離婚をしていたことも明かされた。
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:*叶姉妹と何度か共演したことのある[[伊集院光]]は晴栄の印象について「世間ではマネージャーと噂されているが、確かに現場には来ているが、マネージャーらしき行動はしていなかった。何もせず、ただいるだけだが、前室で出演者に用意された菓子を堂々と食べていた」と語っている。
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:*2007年1月に行方不明となる([[#騒動|後述]])。 
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:*2011年11月09日、[[横領罪]]の疑いで、[[東京地検]]に書類送検された。
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==概要==
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===職業===
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職業は、「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」と自称する。本人曰く、普段、皆が行っている事を叶姉妹らしくするというもので、ユニット名である「叶姉妹」は自分達の職業の名前でもあるという。[[テレビ番組]]に出演する事も多く、[[映画]]の試写会には招待されていることが多い。テレビに出演するとき、夏でも冬でも常に露出度の高い(特に[[胸]]を露出)[[ドレス]]で出演している。
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一般に「叶姉妹」として顔を知られるようになったのは1990年代半ば頃から。女性向けの[[ファッション誌]]で[[読者モデル]]として登場。また、時期を同じくして[[ワイドショー]]「[[スーパーワイド]]」、「[[ジャスト (情報番組)|ジャスト]]」のコーナー『[[辛口ピーコのファッションチェック]]』において、たびたび取り上げられるようになる。但し、[[ピーコ]]のコメントは辛辣なものが多かった。
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以前は関西ローカルの[[スパワールド]]の[[コマーシャルメッセージ|CM]]に出演していたこともあるが、現在は、[[DHC]]のCMキャラクターとしても活動中。同社の会誌などにも美香が時折掲載される。[[キッズステーション]]で放送される小児向け[[教育番組]]『[[モンすたージオ]]』に[[3次元コンピュータグラフィックス|CG]]キャラクター「'''スーパービューティー'''」として出演。「ココ」(恭子)と「ミカリン」(美香)。
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===メンズ===
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*自身の取り巻きである男性のことをこう呼んでいる。その中でも特別に容姿端麗な男性の事を「グッド・ルッキング・ガイ」と呼んでいる。
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*恭子の好みからメンズのほとんどは、20代前半の黄色人種以外の男性で世界的に活躍する[[スーパーモデル]]が多いという。メンバーはよく変わる。
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=== ブログ ===
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[[アメーバブログ]]にて[[2009年]][[1月9日]]に開設、ブログ名は『ABUNAI SISTERS』。これは叶姉妹をモデルとしたアニメーションの名前からとったもので、「ABUNAI(危ない)」は恭子が考えたようで、アメリカのドラマ『[[HEROES (テレビドラマ)|HEROES]]』内で[[マシ・オカ]]演じるヒロ・ナカムラが発して世界的に流行った「ヤッター!」に続いて流行らせたいと思っている[[日本語]]だという。開設直後からランキングの上位の常連であり、2009年1月31日に有名人ランキング1位を獲得している。2009年7月ごろ、恭子のレーシック手術のためブログを一時的に休止。2009年8月26日再開。
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==エピソード==
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* さまざまなプレゼントをされ「超有名[[宝石]][[ブランド]]の[[VIP]]ルームで宝石を選び放題」「[[クリスマスツリー]]に(クレジット)[[カード]]がぶら下げてある」等。今まででいちばんうれしかったプレゼントは島の権利書、[[株券]]等。 
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*『[[芸能人格付けチェック]]』でいろいろな一流品と一般品を見極めるコーナーで唯一、叶姉妹だけが12問連続正解し「一流芸能人」の座を守った。
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* [[ダウンタウンDX]]のコーナーで本人曰く「シンプルな服装」で美香が3億円、恭子にいたっては10億を超えている。服も相応に高いのだが、この億単位の値段の大部分はジュエリー類であるが故に、いつも、1位・2位となっている。2013年3月28日に放送された沖縄からの生放送スペシャルで時間が足りずに恭子の私服を披露できずに終わったこともある。その時のテーマは「ちょっと控えめなシースルー」だった。
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*女子中高生各1000人に調査される@peps!ランキンでは、「日本のセレブ芸能人といえば?」で2位のマリエに大差をつけて1位になった。
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===叶恭子===
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*メンズ、いわゆる異性関係については、[[スーパーモデル]]等総勢100人近くおり「必需品」と語る。大人数なため、名前がよく被る。被りやすい名前は「スチュアート」と「リチャード」。被ってしまうと1号、2号と付け区別する。[[電話]]がかかってきて、美香が「リチャード1号から電話ですよ」と取り次ぐと、1号にもかかわらず、3号と勘違いして会話していることもよくある。[[デート]]する人も曜日で分かれている。[[ホテル]]の大部屋で大勢の男性たちを裸にさせ「人間[[チェス]]」を楽しんだり、[[カラオケ]]に行って自身も全裸となり歌ったり、男性に跨り「お馬さんごっこ」をしている(その後複数で[[夜]]もこなすそう)。これを「[[ダウンタウンDX]]」([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系)で話し、共演者全員驚いていたが平然と「チェスの人間版ってだけのことですもの」と言い放った。恭子にのめり込み過ぎて[[ノイローゼ]]になり母国に帰ったスーパーモデルもいたそう。同時に愛することのできる男性の人数について「[[時間]]的にも[[肉体]]的にも6人までなら、男を同時に平等に愛すことができます」と「[[ダウンタウンDX]]」(日本テレビ系)で発言した。
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*自分が不利になると「美香さんがそう言えって」「ねぇ、美香さん」と言う。 
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*自宅の中では[[裸|全裸]]で生活していると語る。
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* 理解困難な数々の驚くべき発言から「[[空飛ぶグータン]]」([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系)に出演した際「30秒に1回面白いことを言う女」と紹介された。 
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*「[[結婚]]はお金のためにする。それ以外に何の目的があるというのか」と豪語しており「[[踊る!さんま御殿]]」(日本テレビ系)で[[明石家さんま]]に「どんな人と結婚したい?」と聞かれると「小さな国でも構わないので、[[王|王様]]ですかね」と答えた。もし結婚した場合も美香と一緒に暮らし、美香が先に結婚した場合も付いていくという。
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* 本屋に行くと、昆虫図鑑を中心に10~15万円分は購入する。本屋に限らず買い物の荷物持ちは男性たちである。買い物はいつも衝動買いであり「最終的には買うのが遅いか早いかだけ」と語っている。
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* 「[[ダウンタウンDX]]」に出演した際は必ずグロスについてイジられ、[[松本人志]]に「[[唐揚げ]]食べられたんですか?」や「1人だけ本番前に[[天ぷら]]食べて」とよくネタにされる。
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* 美香から語られるエピソードから「1人では何もできない」という印象をもたれるそうだが、美香によると美香が体調を崩して入院した際は恭子が1人でハイヤーの手配をしたり、スーパーに食べ物を買いに行って見舞いに来てくれたことがあったと「ダウンタウンDX」で明かす。このエピソードを聞いた番組司会者の[[浜田雅功]]は「やればできるじゃないの!」と恭子を褒めていた。
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* [[井上公造]]がアンダーヘアー部分にあるバタフライのタトゥーを見て拝んだといわれている。ちなみに、アンダーヘアーは永久脱毛した。
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===叶美香===
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* 着用しているものは姉のお下がりであると語っている。
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* 好奇心旺盛からか「[[爆笑問題の検索ちゃん]]」に出演した際、恭子に「とにかく事細かに聞いて店員を困らせることがある」と暴露された。 
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* [[ゴルフ]]が得意。芸能人ゴルフコンペに単独で出場している姿がマスコミでもよく取り上げられる。
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* 連夜姉の世話に追われ、なかなか彼氏ができない。また「付き合っている人やいいなと思う人は、なぜだか皆、姉に奪われるんです。いいなぁと思う人は、次回食事するときはだいたい姉とピッタリくっついているんです。そして1度奪われたメンズは決して帰ってこないんです」と発言している。この発言に対して恭子は、「奪っているんではなく、勝手に来るんですよ~」と発言した。ちなみに好みのタイプは「誠実な人」。 
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== 騒動 ==
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===次女・晴栄失踪 ===
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[[2007年]][[2月9日]]放送回の「[[おはよう朝日です]]」([[ABCテレビ]])で芸能レポーターの[[井上公造]]が、晴栄は恭子の3億円以上する10カラットの[[ダイヤモンド]]の[[指輪]]、ダイヤモンドがちりばめられた[[時計]]や他のジュエリーを身に着けたまま姿がわからなくなり、恭子が警察署で捜索のために相談していると語った。その後、『[[女性セブン]]』誌の報道を機に晴栄の失踪は広く知られることとなった。各種報道機関によって「叶姉妹が宝石や衣装保管のために借りた家賃60万円のマンションに住んでいた」「そのマンションに保管してあった宝石・高級家具など5億円相当を持って逃げた」「現在消息不明」「警察に被害届が出された」ことが報道されている。
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叶恭子の代理人の弁護士[[弘中惇一郎]]による[[2月22日]]の緊急会見で、[[1月26日]]に叶姉妹に晴栄と連絡が取れないとのことで相談を受けマンションに行ってみると鍵が付け替えられていて、[[1月28日|同28日]]に心配して晴栄の部屋に行ったところ、もぬけの殻というよりも綺麗に掃除されていたとのことだった。使い古しの家具などは、残っており選別した形跡があったことから、「計画的なことが伝わってきた」として、[[2月6日]]に被害届のコピーを提出。その後、警察から連絡があり、正式な文書として被害の目録を付け14日に受理された。晴栄は[[2月17日]]に弁護士とともに警察に出頭し事情聴取を受けた。
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書籍『Love&Sex』の発売時期とほぼ重なる形で今回の騒動が話題となったために、書籍の宣伝ではないかと疑惑をもたれたが、恭子、美香共に「そのようなことはありません。書籍の内容と今回の件がリンクしているとは思えません」と否定し、涙ながらに訴えた。取材をした[[井上公造]]曰く、恭子は実妹である晴栄が失踪したことで相当気を病んでおり、電話口でも疲れている様子が分かったという。恭子らは持ち逃げされた宝石などの行方よりも晴栄のことが心配であると語り、今回の騒動でストレスからか4kg痩せたという。
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[[2007年]][[2月27日]]に恭子の弁護士が会見を行ったが、晴栄は「自分のもの以外は持ち出していない」「3億円相当といわれている10カラットのダイヤモンドだけども、あんなのは1000万円程度の価値しかない」などと語っているという。一方の恭子は晴栄に対して[[刑事告訴]]([[業務上横領]])と[[所有権]]に基づく引き渡し請求を行うことを決めている。
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恭子は『[[婦人公論]]』2007年8月号に手記を寄せた。「母ががんで闘病をしていた際、妹が介護をしているというので相当な額の送金もしていた。介護していたはずの3年半の間、ベルギー人の恋人と暮らしていたようなんです」と暴露する一方で、「ただ、謝ってくれさえすればいいんです。手遅れなんて事は死ぬまでありませんから」と述べている。
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[[2007年]][[7月6日]]、恭子が警視庁赤坂署に提出した刑事告訴状が受理された。親族間の窃盗、横領は立件するのに事件から6か月以内の告訴が必要な親告罪であることから7月に告訴状を提出したという。被害額はダイヤモンド、ドレス、家具など総額2億7000万円とのこと。
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===実父による殴打事件===
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2007年12月、東京都の幾つもの電柱に「叶姉妹は金を返さない」と書かれたビラが貼られる。
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2007年[[12月25日]]、姉妹が都内のマンション地下駐車場で男に傘で殴打される事件があった。男は恭子の実父で金を無心したが断られたため、激高して美香の持っていた傘で二人を次々に殴打したという。恭子の父親である容疑者(72歳)は通報により暴力行為等処罰違反の現行犯で逮捕された。またこの事件により、事件当時の恭子の実年齢が45歳であることが改めて広く知られるようになった。
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この件に関して、「[[週刊新潮]]」は2008年1月17日号に「『実父逮捕』でバレちゃった『叶姉妹』のヒミツ」と題する記事を掲載。2008年1月11日、恭子は記事によって名誉を傷つけられたとして、発行元の[[新潮社]]に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると、原告側は「あくまで親が一方的に金を無心したにすぎない」と主張し、恭子本人も「誤った報道で名誉を傷つけられることは遺憾」とコメントした。
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===名誉毀損 ===
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2005年6月27日に関西テレビで放映された「[[快傑えみちゃんねる]]」に[[岡田美里]]が出演した際、「夫が女性から『ちょっと遊びません』と誘われた」、「興信所を使ったのか」などと発言。イニシャルと共に「あの大物姉妹」とのナレーションが流れたため、人物が特定される。これに対し叶側は「発言は真実ではない」とし、名誉毀損と計約1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴訟。2006年7月28日、「社会的評価に影響を与えた」と認定、東京地裁は岡田に計約66万円の支払いを命じる判決を下した。
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2005年に[[中村うさぎ]]が源氏名「カノウキョウコ」として性風俗店に勤務、勤務の実態を手記にしたため名誉毀損で中村を訴える。
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===「芸歴26年」のテロップでフジテレビ平謝り===
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2011年11月10日に放送された、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]「[[森田一義アワー 笑っていいとも!|笑っていいとも]]」にゲスト出演した際、テロップで「芸歴26年」と流し、コーナーの司会の[[山崎弘也]]も「芸歴26年ということで」と紹介したところ、コーナー終了後のCM明けに[[高橋真麻]]が、「先ほどの叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。お詫びして訂正いたします」と謝罪することとなった。叶姉妹の年齢や芸歴には触れないのは暗黙の了解となっているが、それを知らない若手スタッフがウィキペディアなどで調べたものをテロップで流してしまったとみられる。
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しかし、暗黙の了解に反してはいたものの伝えた芸歴は事実であったので、「叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。」と告げたことが「虚偽の事実」をそれと知った上で放送したことになり、放送倫理上の問題ではある。(「先ほどの情報を取り消します」とだけ言えば良かったのだが)
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==作品==
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===DVD===
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*『KYOKO KANO+MIKA KANO LOVE&BEAUTY II KISSING』ポニーキャニオン(2001.9)
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*『LOVE & BEAUTY3Loving』ポニーキャニオン(2001.10)
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*『叶姉妹:MIRAGE』ポニーキャニオン(2002.12)
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*『Kyokokano+Mikakano SUPER BEAUTY』[[ポニーキャニオン]](2003.5)
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*『KanoSisuteha'FABULOUS MAX』ポニーキャニオン(2004.7)
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*『[[BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。]]』(2010.9)
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===叶恭子===
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*『「どうぞこのまま」([[丸山圭子]])のレーザーカラオケ映像』東映 (出演:叶恭子クレジットあり)
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*『叶恭子のスーパービューティー・ボディメイキング』 
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*『HEAVENLY BEAUTY Kyoko kano'S Non-Fiotion』発行:ポニーキャニオン、発売:[[扶桑社]] 
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*『叶恭子・[[トリオリズム]](3P)』[[小学館]](2006.1) 
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*『INNOCENTBEAUTY-叶恭子フォト[[エッセー]]-』ポニーキャニオン(2000.12)
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*『[[IL VENTO E LE ROSE イルベントエレローゼ 愛するということ]]』「トリオリズム」を原作とした、叶恭子初主演映画。
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*『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』[[理論社|理論社・よりみちパン!セ]] レーベル(2008.8.23)
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===叶美香===
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*『MIKA KANO 叶美香 INNOCENTBEAUTY』ポニーキャニオン(2000.11) 
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*『叶美香 INNOCENTBEAUTY II~VACANCE WITHANGELIO MIKA~』ポニーキャニオン(2000.12)  
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*『[[世にも奇妙な物語]]』(秋の特別編)「知らなすぎた男」フジテレビ(2002.10)
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*『Sweet Goddess』[[バウハウス (出版)|バウハウス]](2006.4) 
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*『Sweet Goddess II』[[バウハウス (出版)|バウハウス]](2006.11) 
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*『おっぱいにつまっているもの 気くばり目くばり思いやり』講談社 (2008.9)
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'''[[コンパクトディスク|CD]]'''
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*『サルサ!アマイエクスタシー』(2000.9) 
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====玉乃ヒカリ(叶美香の旧芸名)====
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*『[[私をスキーに連れてって]]』ホイチョイ・プロダクションズ(1987)
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*『11PMカバーガール』日本テレビ(1988)
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*『[[彼女が水着にきがえたら]]』ホイチョイ・プロダクションズ(1989) ※クレジット表記は「玉井美香」。
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*『ハラスのいた日々』映画:松竹(1989)
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*『[[詩城の旅びと#テレビドラマ|詩城の旅びと]]』NHK(1989) ※第1話出演、クレジット表記は「玉井美香」。
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*『Be Cool!』写真集:大陸書房(1989.10)
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*『どっきんアイランド』ビデオ:大陸書房(1989)
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*『南の島のドッキンハンター』ビデオ:大陸書房(1990)
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===テレビアニメ===
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*『[[ミルモでポン!|わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん]]』[[テレビ東京]]系([[2003年]][[11月18日]]放送分)
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:第7話「素直なフェアリー・ミルモ?」に'''ごおじゃす妖精姉妹'''キョウラ(恭子)とミカリ(美香)として出演。また、二人の[[声優]]初挑戦作品である。
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*『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]]』(第2作)[[讀賣テレビ放送|ytv]]・[[日本テレビ放送網|日テレ]]系([[2008年]][[2月25日]]放送分)
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:第7話「セレブ姉妹もつらいよだコロン!」に叶恭子・美香共に実名のゲストキャラクターとして出演(声優として)
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====ドラマ====
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OLヴィジュアルシリーズ(テレビ朝日。)本人役
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====映画====
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東京(2014年8月30日。)美香のみ。6月26日のダウンタウンで出演とメイキング放送された
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====テレビ====
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じゃねえ(2014年4月28日フジテレビ)
+
ゴルフ大会(2014年5月6日テレビ東京)美香のみ
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ダウンタウン。(2014年6月26日。2014年6月5日。10月2日。2015年1月8日。読売テレビ)。8月21日は再放送放送。2015年1月8日はYahoo!にVTRの事乗っていた
+
ぴったんこ(2014年6月6日。TBS)
+
さんま(2014年11月4日。日本テレビ)美香のみ
+
ゴルフ(2014年11月16日。TBS)美香のみ
+
しくじり(2015年2月15日。テレビ朝日)美香のみ
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=== オリジナルアニメーション ===
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*『ABUNAI SISTERS』
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:2009年3月5日発売。叶姉妹をモデルとした3DCGアニメーション。ショートエピソード10話収録で、イラスト原案は[[松下進]]が担当。
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:「予約数が集まるほど安くなるギャザリングシステム」を採用した。初値30,000円から累積購入申込み数で段階的に販売価格が下がる方式で、90,001枚以上販売で底値2,500円になるはずだった。先着予約者500枚に発売記念パーティへの招待権・エンドロールへの名前を記録の特典、1000枚までには非売品フィギュア、2000枚までには直筆サインが付属した。
+
:当初の予約締め切り日は2009年1月29日であったが、29日時点で約150枚ほどしか予約数が無かったので、急遽2月20日まで受付期限を延長した。2009年2月20日13:00に予約受付は終了し、最終予約枚数は265枚、価格は30,000円が確定した。
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===人形===
+
*[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]叶姉妹ゴージャスドール/グラマー
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**姉妹セットの人形。2体共、赤のドレスを着用。大きな違いは細かいデザイン、装飾品、恭子人形には白のケープがついている。
+
*タカラ叶姉妹ゴージャスドール/ミューズ
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**上記の同人形別バージョンセットで、2体共マーメードスカートのドレスを着用。大きな違いはスカートの裾のデザイン、ドレスの色が恭子人形はゴールド、美香人形はシルバーである。
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====パロディ====
+
ポケモン。カクレオンのストーリーで登場。名前はエルリサ
+
本池5。三船美佳のストーリーで登場。名前は千葉。2014年10月3日に再放送放送された
+
 
+
==関連項目==
+
*[[セレブリティ]]
+
*[[ソーシャライト]]
+
*[[社交界]]
+
*[[デヴィ・スカルノ|デヴィ夫人]]
+
 
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==外部リンク==
+
*[http://ameblo.jp/kanosisters/ 叶姉妹オフィシャルブログ『ABUNAI SISTERS』]
+
*[http://www.ponycanyon.co.jp/asianbeauties/officialsite/index.html SUPER BEAUTY] 叶姉妹公認サイト
+
*[http://f-promotion.com/index.html Fプロモーション]
+
 
+
{{ミス日本グランプリ}}
+
{{DEFAULTSORT:かのうしまい}}
+
[[Category:日本のタレント]]
+
[[Category:美容関連の人物]]
+
'''('''さつじん'''、俗に'''人殺し'''、[[英語|英]]:'''Murder''')とは[[人間]]の[[生命|命]]を絶つこと。
+
  
 
特に、人間による[[故意|殺意]]によるものを指すことが一般的である。人以外の主体によるものでもいうことがある。
 
特に、人間による[[故意|殺意]]によるものを指すことが一般的である。人以外の主体によるものでもいうことがある。
298行目: 110行目:
  
 
==脚注==
 
==脚注==
<refer[[Image:叶姉妹1.jpg|350px|thumb|叶姉妹]]
+
<references />
[[Image:叶姉妹2.jpg|350px|thumb|叶姉妹]]
+
'''叶姉妹'''(かのうしまい)は、'''叶 恭子'''(かのう きょうこ、[[1962年]][[10月7日]] - )と'''叶 美香'''(かのう みか、[[1967年]][[9月23日]] - )の2人からなるユニット。実の姉妹ではない。実の兄弟姉妹でないがユニット名で名乗るのはイギリスのテクノグループ「[[ケミカル・ブラザーズ]]」等と、また実の家族ではないが同じ名字の芸名を名乗るのはアメリカのパンクロックバンド「[[ラモーンズ]]」等と同等のコンセプトである。「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」「ライフスタイルアドバイザー」を自称。
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==メンバー==
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=== 叶 恭子 ===
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本名:'''小山 恭子'''(こやま きょうこ)。[[大阪市]][[城東区]]出身。帝国女子高等学校(現・[[大阪国際滝井高等学校]])中退。
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:*叶姉妹では姉(長女)の設定。「美香には少し厳しいが、全ての世話を美香にやらせており美香がいなくなると困ってしまう」というように、奔放で世間知らずな姉の役としている。
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:*高校中退後、さまざまな職種を経て、本名の'''小山恭子'''の名でファッションモデルとして活動。
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:*1984年頃から叶恭子と名乗り始め、グラビアやカラオケビデオなど、肌を露出した仕事を始める。
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:*[[愛称]]の「'''ココ'''(''Coco''または''Koko'')」は主に取り巻きメンズ達が使用している。
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=== 叶 美香 ===
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[[Image:叶姉妹3.jpg|350px|thumb|叶姉妹]]
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本名:'''玉井 美香'''(たまい みか)。[[愛媛県]][[西条市]](旧:[[東予市]])出身。[[大阪府]][[松原市]]育ち。[[明浄学院高等学校]]、[[夙川学院短期大学]]児童教育学科卒業。
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:*第20回[[1988年]][[ミス日本]][[グランプリ]]。
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:*[[小学校教諭]][[教育職員免許状|二種免許]]を所持している。
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:*高校時代、本名である'''玉井 美香'''の名で[[阪神タイガース]]を応援する番組「[[週刊トラトラタイガース]]」に番組アシスタントとして出演。
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:*1988年、日本テレビ系の深夜番組「[[11PM]]」のカバーガールとして月曜日にレギュラー出演。
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:*[[映画]]「[[彼女が水着にきがえたら]]」にも出演している。
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:*その後、某プロデューサーの肝煎りで'''玉乃ヒカリ'''と改名、[[グラビアアイドル]]として活動していた。当時もテレビ出演などの経験があり、新人としてはそこそこ売れていた(叶恭子に比べれば、芸歴では圧倒している)。
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:*叶姉妹では奔放な姉のフォローをするしっかりものの妹(三女)の役。恭子と一緒に出演するだけでなく、単独でのテレビ番組出演も多い。姉の行動に振り回されることもしばしばだが、それをよくテレビで笑いのネタにする。
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:*愛称は「'''美香さん'''」。
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=== 過去のメンバー ===
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;叶 晴栄(かのう はるえ)
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:*本名:小山 晴栄(こやま はるえ)。「はるゑ」の表記もあり。
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:*次女(の設定)。恭子の実妹。 
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:*デビュー当初からしばらく3人で活動していたが、結婚を理由に脱退。2000年に離婚後は、姉妹のマネージャー役を務めているとされていたが、恭子は「[[婦人公論]]」2007年8月号のインタビューで、「マネージャーは美香さん以外にはできません」と晴栄のマネージメントを否定した。また、晴栄が二度、結婚と離婚をしていたことも明かされた。
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:*叶姉妹と何度か共演したことのある[[伊集院光]]は晴栄の印象について「世間ではマネージャーと噂されているが、確かに現場には来ているが、マネージャーらしき行動はしていなかった。何もせず、ただいるだけだが、前室で出演者に用意された菓子を堂々と食べていた」と語っている。
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:*2007年1月に行方不明となる([[#騒動|後述]])。 
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:*2011年11月09日、[[横領罪]]の疑いで、[[東京地検]]に書類送検された。
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==概要==
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===職業===
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職業は、「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」と自称する。本人曰く、普段、皆が行っている事を叶姉妹らしくするというもので、ユニット名である「叶姉妹」は自分達の職業の名前でもあるという。[[テレビ番組]]に出演する事も多く、[[映画]]の試写会には招待されていることが多い。テレビに出演するとき、夏でも冬でも常に露出度の高い(特に[[胸]]を露出)[[ドレス]]で出演している。
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一般に「叶姉妹」として顔を知られるようになったのは1990年代半ば頃から。女性向けの[[ファッション誌]]で[[読者モデル]]として登場。また、時期を同じくして[[ワイドショー]]「[[スーパーワイド]]」、「[[ジャスト (情報番組)|ジャスト]]」のコーナー『[[辛口ピーコのファッションチェック]]』において、たびたび取り上げられるようになる。但し、[[ピーコ]]のコメントは辛辣なものが多かった。
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以前は関西ローカルの[[スパワールド]]の[[コマーシャルメッセージ|CM]]に出演していたこともあるが、現在は、[[DHC]]のCMキャラクターとしても活動中。同社の会誌などにも美香が時折掲載される。[[キッズステーション]]で放送される小児向け[[教育番組]]『[[モンすたージオ]]』に[[3次元コンピュータグラフィックス|CG]]キャラクター「'''スーパービューティー'''」として出演。「ココ」(恭子)と「ミカリン」(美香)。
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===メンズ===
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*自身の取り巻きである男性のことをこう呼んでいる。その中でも特別に容姿端麗な男性の事を「グッド・ルッキング・ガイ」と呼んでいる。
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*恭子の好みからメンズのほとんどは、20代前半の黄色人種以外の男性で世界的に活躍する[[スーパーモデル]]が多いという。メンバーはよく変わる。
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=== ブログ ===
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[[アメーバブログ]]にて[[2009年]][[1月9日]]に開設、ブログ名は『ABUNAI SISTERS』。これは叶姉妹をモデルとしたアニメーションの名前からとったもので、「ABUNAI(危ない)」は恭子が考えたようで、アメリカのドラマ『[[HEROES (テレビドラマ)|HEROES]]』内で[[マシ・オカ]]演じるヒロ・ナカムラが発して世界的に流行った「ヤッター!」に続いて流行らせたいと思っている[[日本語]]だという。開設直後からランキングの上位の常連であり、2009年1月31日に有名人ランキング1位を獲得している。2009年7月ごろ、恭子のレーシック手術のためブログを一時的に休止。2009年8月26日再開。
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==エピソード==
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* さまざまなプレゼントをされ「超有名[[宝石]][[ブランド]]の[[VIP]]ルームで宝石を選び放題」「[[クリスマスツリー]]に(クレジット)[[カード]]がぶら下げてある」等。今まででいちばんうれしかったプレゼントは島の権利書、[[株券]]等。 
+
*『[[芸能人格付けチェック]]』でいろいろな一流品と一般品を見極めるコーナーで唯一、叶姉妹だけが12問連続正解し「一流芸能人」の座を守った。
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* [[ダウンタウンDX]]のコーナーで本人曰く「シンプルな服装」で美香が3億円、恭子にいたっては10億を超えている。服も相応に高いのだが、この億単位の値段の大部分はジュエリー類であるが故に、いつも、1位・2位となっている。2013年3月28日に放送された沖縄からの生放送スペシャルで時間が足りずに恭子の私服を披露できずに終わったこともある。その時のテーマは「ちょっと控えめなシースルー」だった。
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*女子中高生各1000人に調査される@peps!ランキンでは、「日本のセレブ芸能人といえば?」で2位のマリエに大差をつけて1位になった。
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===叶恭子===
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*メンズ、いわゆる異性関係については、[[スーパーモデル]]等総勢100人近くおり「必需品」と語る。大人数なため、名前がよく被る。被りやすい名前は「スチュアート」と「リチャード」。被ってしまうと1号、2号と付け区別する。[[電話]]がかかってきて、美香が「リチャード1号から電話ですよ」と取り次ぐと、1号にもかかわらず、3号と勘違いして会話していることもよくある。[[デート]]する人も曜日で分かれている。[[ホテル]]の大部屋で大勢の男性たちを裸にさせ「人間[[チェス]]」を楽しんだり、[[カラオケ]]に行って自身も全裸となり歌ったり、男性に跨り「お馬さんごっこ」をしている(その後複数で[[夜]]もこなすそう)。これを「[[ダウンタウンDX]]」([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系)で話し、共演者全員驚いていたが平然と「チェスの人間版ってだけのことですもの」と言い放った。恭子にのめり込み過ぎて[[ノイローゼ]]になり母国に帰ったスーパーモデルもいたそう。同時に愛することのできる男性の人数について「[[時間]]的にも[[肉体]]的にも6人までなら、男を同時に平等に愛すことができます」と「[[ダウンタウンDX]]」(日本テレビ系)で発言した。
+
*自分が不利になると「美香さんがそう言えって」「ねぇ、美香さん」と言う。 
+
*自宅の中では[[裸|全裸]]で生活していると語る。
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* 理解困難な数々の驚くべき発言から「[[空飛ぶグータン]]」([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系)に出演した際「30秒に1回面白いことを言う女」と紹介された。 
+
*「[[結婚]]はお金のためにする。それ以外に何の目的があるというのか」と豪語しており「[[踊る!さんま御殿]]」(日本テレビ系)で[[明石家さんま]]に「どんな人と結婚したい?」と聞かれると「小さな国でも構わないので、[[王|王様]]ですかね」と答えた。もし結婚した場合も美香と一緒に暮らし、美香が先に結婚した場合も付いていくという。
+
* 本屋に行くと、昆虫図鑑を中心に10~15万円分は購入する。本屋に限らず買い物の荷物持ちは男性たちである。買い物はいつも衝動買いであり「最終的には買うのが遅いか早いかだけ」と語っている。
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* 「[[ダウンタウンDX]]」に出演した際は必ずグロスについてイジられ、[[松本人志]]に「[[唐揚げ]]食べられたんですか?」や「1人だけ本番前に[[天ぷら]]食べて」とよくネタにされる。
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* 美香から語られるエピソードから「1人では何もできない」という印象をもたれるそうだが、美香によると美香が体調を崩して入院した際は恭子が1人でハイヤーの手配をしたり、スーパーに食べ物を買いに行って見舞いに来てくれたことがあったと「ダウンタウンDX」で明かす。このエピソードを聞いた番組司会者の[[浜田雅功]]は「やればできるじゃないの!」と恭子を褒めていた。
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* [[井上公造]]がアンダーヘアー部分にあるバタフライのタトゥーを見て拝んだといわれている。ちなみに、アンダーヘアーは永久脱毛した。
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===叶美香===
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* 着用しているものは姉のお下がりであると語っている。
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* 好奇心旺盛からか「[[爆笑問題の検索ちゃん]]」に出演した際、恭子に「とにかく事細かに聞いて店員を困らせることがある」と暴露された。 
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* [[ゴルフ]]が得意。芸能人ゴルフコンペに単独で出場している姿がマスコミでもよく取り上げられる。
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* 連夜姉の世話に追われ、なかなか彼氏ができない。また「付き合っている人やいいなと思う人は、なぜだか皆、姉に奪われるんです。いいなぁと思う人は、次回食事するときはだいたい姉とピッタリくっついているんです。そして1度奪われたメンズは決して帰ってこないんです」と発言している。この発言に対して恭子は、「奪っているんではなく、勝手に来るんですよ~」と発言した。ちなみに好みのタイプは「誠実な人」。 
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== 騒動 ==
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===次女・晴栄失踪 ===
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[[2007年]][[2月9日]]放送回の「[[おはよう朝日です]]」([[ABCテレビ]])で芸能レポーターの[[井上公造]]が、晴栄は恭子の3億円以上する10カラットの[[ダイヤモンド]]の[[指輪]]、ダイヤモンドがちりばめられた[[時計]]や他のジュエリーを身に着けたまま姿がわからなくなり、恭子が警察署で捜索のために相談していると語った。その後、『[[女性セブン]]』誌の報道を機に晴栄の失踪は広く知られることとなった。各種報道機関によって「叶姉妹が宝石や衣装保管のために借りた家賃60万円のマンションに住んでいた」「そのマンションに保管してあった宝石・高級家具など5億円相当を持って逃げた」「現在消息不明」「警察に被害届が出された」ことが報道されている。
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叶恭子の代理人の弁護士[[弘中惇一郎]]による[[2月22日]]の緊急会見で、[[1月26日]]に叶姉妹に晴栄と連絡が取れないとのことで相談を受けマンションに行ってみると鍵が付け替えられていて、[[1月28日|同28日]]に心配して晴栄の部屋に行ったところ、もぬけの殻というよりも綺麗に掃除されていたとのことだった。使い古しの家具などは、残っており選別した形跡があったことから、「計画的なことが伝わってきた」として、[[2月6日]]に被害届のコピーを提出。その後、警察から連絡があり、正式な文書として被害の目録を付け14日に受理された。晴栄は[[2月17日]]に弁護士とともに警察に出頭し事情聴取を受けた。
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書籍『Love&Sex』の発売時期とほぼ重なる形で今回の騒動が話題となったために、書籍の宣伝ではないかと疑惑をもたれたが、恭子、美香共に「そのようなことはありません。書籍の内容と今回の件がリンクしているとは思えません」と否定し、涙ながらに訴えた。取材をした[[井上公造]]曰く、恭子は実妹である晴栄が失踪したことで相当気を病んでおり、電話口でも疲れている様子が分かったという。恭子らは持ち逃げされた宝石などの行方よりも晴栄のことが心配であると語り、今回の騒動でストレスからか4kg痩せたという。
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[[2007年]][[2月27日]]に恭子の弁護士が会見を行ったが、晴栄は「自分のもの以外は持ち出していない」「3億円相当といわれている10カラットのダイヤモンドだけども、あんなのは1000万円程度の価値しかない」などと語っているという。一方の恭子は晴栄に対して[[刑事告訴]]([[業務上横領]])と[[所有権]]に基づく引き渡し請求を行うことを決めている。
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恭子は『[[婦人公論]]』2007年8月号に手記を寄せた。「母ががんで闘病をしていた際、妹が介護をしているというので相当な額の送金もしていた。介護していたはずの3年半の間、ベルギー人の恋人と暮らしていたようなんです」と暴露する一方で、「ただ、謝ってくれさえすればいいんです。手遅れなんて事は死ぬまでありませんから」と述べている。
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[[2007年]][[7月6日]]、恭子が警視庁赤坂署に提出した刑事告訴状が受理された。親族間の窃盗、横領は立件するのに事件から6か月以内の告訴が必要な親告罪であることから7月に告訴状を提出したという。被害額はダイヤモンド、ドレス、家具など総額2億7000万円とのこと。
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===実父による殴打事件===
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2007年12月、東京都の幾つもの電柱に「叶姉妹は金を返さない」と書かれたビラが貼られる。
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2007年[[12月25日]]、姉妹が都内のマンション地下駐車場で男に傘で殴打される事件があった。男は恭子の実父で金を無心したが断られたため、激高して美香の持っていた傘で二人を次々に殴打したという。恭子の父親である容疑者(72歳)は通報により暴力行為等処罰違反の現行犯で逮捕された。またこの事件により、事件当時の恭子の実年齢が45歳であることが改めて広く知られるようになった。
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この件に関して、「[[週刊新潮]]」は2008年1月17日号に「『実父逮捕』でバレちゃった『叶姉妹』のヒミツ」と題する記事を掲載。2008年1月11日、恭子は記事によって名誉を傷つけられたとして、発行元の[[新潮社]]に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると、原告側は「あくまで親が一方的に金を無心したにすぎない」と主張し、恭子本人も「誤った報道で名誉を傷つけられることは遺憾」とコメントした。
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===名誉毀損 ===
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2005年6月27日に関西テレビで放映された「[[快傑えみちゃんねる]]」に[[岡田美里]]が出演した際、「夫が女性から『ちょっと遊びません』と誘われた」、「興信所を使ったのか」などと発言。イニシャルと共に「あの大物姉妹」とのナレーションが流れたため、人物が特定される。これに対し叶側は「発言は真実ではない」とし、名誉毀損と計約1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴訟。2006年7月28日、「社会的評価に影響を与えた」と認定、東京地裁は岡田に計約66万円の支払いを命じる判決を下した。
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2005年に[[中村うさぎ]]が源氏名「カノウキョウコ」として性風俗店に勤務、勤務の実態を手記にしたため名誉毀損で中村を訴える。
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===「芸歴26年」のテロップでフジテレビ平謝り===
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2011年11月10日に放送された、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]「[[森田一義アワー 笑っていいとも!|笑っていいとも]]」にゲスト出演した際、テロップで「芸歴26年」と流し、コーナーの司会の[[山崎弘也]]も「芸歴26年ということで」と紹介したところ、コーナー終了後のCM明けに[[高橋真麻]]が、「先ほどの叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。お詫びして訂正いたします」と謝罪することとなった。叶姉妹の年齢や芸歴には触れないのは暗黙の了解となっているが、それを知らない若手スタッフがウィキペディアなどで調べたものをテロップで流してしまったとみられる。
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しかし、暗黙の了解に反してはいたものの伝えた芸歴は事実であったので、「叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。」と告げたことが「虚偽の事実」をそれと知った上で放送したことになり、放送倫理上の問題ではある。(「先ほどの情報を取り消します」とだけ言えば良かったのだが)
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==作品==
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===DVD===
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*『KYOKO KANO+MIKA KANO LOVE&BEAUTY II KISSING』ポニーキャニオン(2001.9)
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*『LOVE & BEAUTY3Loving』ポニーキャニオン(2001.10)
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*『叶姉妹:MIRAGE』ポニーキャニオン(2002.12)
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*『Kyokokano+Mikakano SUPER BEAUTY』[[ポニーキャニオン]](2003.5)
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*『KanoSisuteha'FABULOUS MAX』ポニーキャニオン(2004.7)
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*『[[BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。]]』(2010.9)
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===叶恭子===
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*『「どうぞこのまま」([[丸山圭子]])のレーザーカラオケ映像』東映 (出演:叶恭子クレジットあり)
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*『叶恭子のスーパービューティー・ボディメイキング』 
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*『HEAVENLY BEAUTY Kyoko kano'S Non-Fiotion』発行:ポニーキャニオン、発売:[[扶桑社]] 
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*『叶恭子・[[トリオリズム]](3P)』[[小学館]](2006.1) 
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*『INNOCENTBEAUTY-叶恭子フォト[[エッセー]]-』ポニーキャニオン(2000.12)
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*『[[IL VENTO E LE ROSE イルベントエレローゼ 愛するということ]]』「トリオリズム」を原作とした、叶恭子初主演映画。
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*『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』[[理論社|理論社・よりみちパン!セ]] レーベル(2008.8.23)
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===叶美香===
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*『MIKA KANO 叶美香 INNOCENTBEAUTY』ポニーキャニオン(2000.11) 
+
*『叶美香 INNOCENTBEAUTY II~VACANCE WITHANGELIO MIKA~』ポニーキャニオン(2000.12)  
+
*『[[世にも奇妙な物語]]』(秋の特別編)「知らなすぎた男」フジテレビ(2002.10)
+
*『Sweet Goddess』[[バウハウス (出版)|バウハウス]](2006.4) 
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*『Sweet Goddess II』[[バウハウス (出版)|バウハウス]](2006.11) 
+
*『おっぱいにつまっているもの 気くばり目くばり思いやり』講談社 (2008.9)
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'''[[コンパクトディスク|CD]]'''
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*『サルサ!アマイエクスタシー』(2000.9) 
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====玉乃ヒカリ(叶美香の旧芸名)====
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*『[[私をスキーに連れてって]]』ホイチョイ・プロダクションズ(1987)
+
*『11PMカバーガール』日本テレビ(1988)
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*『[[彼女が水着にきがえたら]]』ホイチョイ・プロダクションズ(1989) ※クレジット表記は「玉井美香」。
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*『ハラスのいた日々』映画:松竹(1989)
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*『[[詩城の旅びと#テレビドラマ|詩城の旅びと]]』NHK(1989) ※第1話出演、クレジット表記は「玉井美香」。
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*『Be Cool!』写真集:大陸書房(1989.10)
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*『どっきんアイランド』ビデオ:大陸書房(1989)
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*『南の島のドッキンハンター』ビデオ:大陸書房(1990)
+
 
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===テレビアニメ===
+
*『[[ミルモでポン!|わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ごおるでん]]』[[テレビ東京]]系([[2003年]][[11月18日]]放送分)
+
:第7話「素直なフェアリー・ミルモ?」に'''ごおじゃす妖精姉妹'''キョウラ(恭子)とミカリ(美香)として出演。また、二人の[[声優]]初挑戦作品である。
+
*『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]]』(第2作)[[讀賣テレビ放送|ytv]]・[[日本テレビ放送網|日テレ]]系([[2008年]][[2月25日]]放送分)
+
:第7話「セレブ姉妹もつらいよだコロン!」に叶恭子・美香共に実名のゲストキャラクターとして出演(声優として)
+
====ドラマ====
+
OLヴィジュアルシリーズ(テレビ朝日。)本人役
+
====映画====
+
東京(2014年8月30日。)美香のみ。6月26日のダウンタウンで出演とメイキング放送された
+
 
+
====テレビ====
+
じゃねえ(2014年4月28日フジテレビ)
+
ゴルフ大会(2014年5月6日テレビ東京)美香のみ
+
ダウンタウン。(2014年6月26日。2014年6月5日。10月2日。2015年1月8日。読売テレビ)。8月21日は再放送放送。2015年1月8日はYahoo!にVTRの事乗っていた
+
ぴったんこ(2014年6月6日。TBS)
+
さんま(2014年11月4日。日本テレビ)美香のみ
+
ゴルフ(2014年11月16日。TBS)美香のみ
+
しくじり(2015年2月15日。テレビ朝日)美香のみ
+
 
+
=== オリジナルアニメーション ===
+
*『ABUNAI SISTERS』
+
:2009年3月5日発売。叶姉妹をモデルとした3DCGアニメーション。ショートエピソード10話収録で、イラスト原案は[[松下進]]が担当。
+
:「予約数が集まるほど安くなるギャザリングシステム」を採用した。初値30,000円から累積購入申込み数で段階的に販売価格が下がる方式で、90,001枚以上販売で底値2,500円になるはずだった。先着予約者500枚に発売記念パーティへの招待権・エンドロールへの名前を記録の特典、1000枚までには非売品フィギュア、2000枚までには直筆サインが付属した。
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:当初の予約締め切り日は2009年1月29日であったが、29日時点で約150枚ほどしか予約数が無かったので、急遽2月20日まで受付期限を延長した。2009年2月20日13:00に予約受付は終了し、最終予約枚数は265枚、価格は30,000円が確定した。
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===人形===
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*[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]叶姉妹ゴージャスドール/グラマー
+
**姉妹セットの人形。2体共、赤のドレスを着用。大きな違いは細かいデザイン、装飾品、恭子人形には白のケープがついている。
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*タカラ叶姉妹ゴージャスドール/ミューズ
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**上記の同人形別バージョンセットで、2体共マーメードスカートのドレスを着用。大きな違いはスカートの裾のデザイン、ドレスの色が恭子人形はゴールド、美香人形はシルバーである。
+
====パロディ====
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ポケモン。カクレオンのストーリーで登場。名前はエルリサ
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本池5。三船美佳のストーリーで登場。名前は千葉。2014年10月3日に再放送放送された
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+
==関連項目==
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*[[セレブリティ]]
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*[[ソーシャライト]]
+
*[[社交界]]
+
*[[デヴィ・スカルノ|デヴィ夫人]]
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==外部リンク==
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*[http://ameblo.jp/kanosisters/ 叶姉妹オフィシャルブログ『ABUNAI SISTERS』]
+
*[http://www.ponycanyon.co.jp/asianbeauties/officialsite/index.html SUPER BEAUTY] 叶姉妹公認サイト
+
*[http://f-promotion.com/index.html Fプロモーション]
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{{ミス日本グランプリ}}
+
{{DEFAULTSORT:かのうしまい}}
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[[Category:日本のタレント]]
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[[Category:美容関連の人物]]
+
ences />
+
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==

2015年10月6日 (火) 21:08時点における最新版

殺人さつじん、俗に人殺しMurder)とは人間を絶つこと。

特に、人間による殺意によるものを指すことが一般的である。人以外の主体によるものでもいうことがある。

自ら命を絶つことは自殺とされ、これと区別するため、他殺たさつ)と呼ばれることもある。

概説[編集]

殺人は近代社会のいかなる法域においても最も重い犯罪として規定されており、法域によっては死刑に処される可能性がある。犯罪としての殺人については殺人罪を参照。

法治国家がその誕生と共に厳しく取り締まるようになった人間の反社会的行為の内の重要な一つが、殺人である。

古代には法律以上に社会に深く浸透していた宗教においても、殺人は忌むべきもの、犯してはならない戒律として多くの宗教に規定されている。旧約聖書にはカインアベルを殺したのが最初の殺人と書かれている。ユダヤ教においてモーゼが受けた「十戒」でも、信仰と親への孝行を除く社会生活上の禁忌五つのうち真っ先に採り上げられている。仏教の五戒においても不殺生戒があげられている。

すべての殺人が違法ではない。死刑によるなど法による殺人、正当防衛などやむをえない事情による殺人、戦争による殺人などである。その一方、殺人に対する嫌悪感も強く、理想的には死刑廃止や戦争の廃止を求める声も少なくない。ただしその場合でも、自分が生きるか死ぬかという極限状態における正当防衛だけは認めざるを得ないのが実情である。

戦争における殺人を一般の刑法で治めることは不適当なので一般に軍法が適用される。 一部は戦争犯罪として国際的に罰せられる可能性がある。国際法が根拠とされることが多いが、 しばしば法的根拠を欠く場合があったり国家間の政治的駆け引きの要素が強いので注意が必要である。

また、国家元首や政府の高官など権力を持つ者が自国民を大勢殺害した場合、その国の法律では調査・訴追・公正な裁判を行うことが極めて困難である。そのため国際刑事裁判所が設けられた。一方で、一部の国はこの枠組みに参加しておらず、更にアメリカ合衆国は参加しないだけでなく、アメリカ国民を国際刑事裁判所に引き渡さないことを約する免責協定を結ぶよう各国に要請するなど、その趣旨に自国民を加えることに反対している。このため、その実効性を疑問視する声もある。

日本も長らくこの枠組みに参加しなかったが、国内法の整備が整い平成19年(2007年7月17日国際刑事裁判所ローマ規程を批准した。

件数[編集]

も参照 ICPO調査による2002年の統計では、日本では年1,871件の殺人が発生しており、人口10万人あたりの発生率は1.10件で先進国の中ではアイルランドと並んで最も低い。

他国の発生率はアメリカ合衆国5.61件、イギリス18.51件、ドイツ3.08件、イタリア3.75件、フランス3.64件、スウェーデン1.87件、オーストラリア3.62件、スイス18.45件、ロシア22.21件[1]。なお、日本の殺人件数は毎年減少傾向にあり、1958年(昭和33年)には2,683件だったものが2007年には戦後最低の1,199件を記録した[2]

警察庁のまとめによる2008年の殺人事件(未遂含む)は前年比8.4%増の1300件であった。[3]

殺人の起源説[編集]

殺人あるいは暴力行為の説明としていくつかの説が考え出された。

一つは進化論の観点から、種内淘汰の一種であるという説。人類類人猿から進化したことは確実であり、動物であった段階から受け継がれたとする。動物のオスメスの獲得やリーダーの地位などを巡って種内闘争を行う。これに勝てる者が多くの子孫を残すことによって進化(適応化)を促す。

その際、単なる威嚇に留まらず相手のオスが致命傷を受けることがあり、殺人(同種殺害)の淵源とする。近年は激しい闘争よりも、威嚇段階で留まる方が有益であると考えられるようになっている。一般に肉食獣など殺傷力が強い武器をもつ動物ほど反撃を恐れ同族同士の実力行使に慎重である。

もう一つは生化学の立場から、男性ホルモンテストステロンが暴力性を誘発するというもの。テストステロンは筋力増強に繋がるが、一方攻撃性を増すという指摘があり、攻撃行動が重要性を持つ軍人暴力、殺人犯の大半が男性であることも統計的にこれを裏付けている(外に向ける攻撃ではないが、自殺者も男性が多い)。

進化論的にもオスはメスや縄張りをめぐるオス同士の闘争、あるいは仲間を守るために角などが発達し、攻撃性もその際は有益であったとされる。文明社会になってその必要性は薄くなり、負の面となって表れるという因果なものになっている。

殺人が起きる理由[編集]

大別して人間の感情の起伏がそれを望む場合と、利害関係がその人間の人格の破壊を試みる場合が考えられる。

一般的な理由として、恨みが高じて殺意が沸くケースがある。人間同士はお互いの間に親睦と不和などの関係を確立するが、結果対立することになることは少なくない。敵意の程度はどうあれ、殺人は個人にとって一つの選択肢であり、解決策である。ただし、現在の法体系が殺人を個人レベルでの紛争の解決策として認めることはほぼ無いだろう。

過去においては決闘など、個人レベルの紛争に対立する相手の殺害を含めた対処の仕方も珍しいものではなかったようである。実際の殺人でも、まったくの見ず知らずの者から殺されるより、家族や知人など何らかの感情の蓄積がある者から殺される確率の方が高い[4]

また、過去においては在日朝鮮人への暴行殺人、またアメリカにおいてもKKK(クー・クラックス・クラン)による黒人のリンチ殺人、宗教対立による殺人など、認識可能な「違い」が殺人の理由になったケースもある。

強盗などの際の証拠隠滅のために目撃者を殺害するケースなどが殺人の動機とされるが、他方人を殺す行為そのものに一種の快楽を求めて人を殺害(快楽殺人)する場合もまれにある。

また、集団的に武装した人間が一定のコミュニティーに対して破壊行為を仕掛ける「戦争」においては、もっとも大きな規模での「殺人」が可能であると考えられる。

その動機に関しては恐らく一定のコミュニティー内で裁量権が高い個人やグループの判断での利害の調整であると思われる。 もしくは税金というそれを払う人間にとって説明義務の低い集金システムによって集められた金を求め、軍事産業、もしくは建設企業が「名目」を求めて政府に戦争を焚きつけるという可能性も考えられる。 組織だってかつ殺人をそのものを目的とするため、一般の犯罪より効率よく甚大な数の殺人が行われる。

金銭のケース[編集]

  • 夕張保険金殺人事件 - 夫婦が保険金目的で自社の従業員宿舎に放火を依頼。
  • 練馬一家5人殺害事件 - 競売物件の取り引きのトラブルから一家5人殺害して遺体をバラバラに切断して証拠隠滅を図ろうとした事件

痴情のもつれのケース[編集]

怨恨のケース[編集]

  • 大阪産業大学付属高校同級生殺害事件 - 加害者は被害者から、授業中に自慰行為を強制されるなどの性的いじめを受けており、その報復として起こった。
  • ピアノ殺人事件 - 加害者は被害者にピアノの音がうるさいからといって注意をしたにもかかわらず、被害者は反省の態度を示していなかったため、凶行におよんだ。
  • 山形一家3人殺傷事件 - 加害者は被害者に服を脱がされるなどの性的いじめを受けており、その報復として起こった。

証拠隠滅のケース[編集]

快楽を求めたケース[編集]

  • 神戸連続児童殺傷事件 - 犯人は犯行声明文において「殺しが楽しい」という旨のコメントを載せている。
  • 大久保清による8件の殺人事件
  • 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件 - 動機は事実上解明されていないが、最高裁判決文など理由の一つとして考えられている。
  • 自殺サイト殺人事件 - 犯人は自殺希望者を自殺サイトで見つけて、自殺希望者を自殺に見せかけて殺していたという。
  • 大阪姉妹殺害事件 - 犯人はかつて母親を金属バットで撲殺した際に性的興奮を覚え射精したこと、その事が忘れられずまた血が見たいと思ったという旨の供述をと取り調べ時にしている。

(自己弁護あるいは正当化させる)正義のケース[編集]

古今東西殺人をする最も多い動機にあげられる概念“正義”。この正義を利用し戦争、宗教対立、内ゲバ等対立する人間が多く殺された。

その他のケース[編集]


脚注[編集]

  1. 犯罪率統計-ICPO調査
  2. 少年犯罪データベースドア:平成19年版より
  3. 時事通信 (2009-01-15) 時事通信 昨年の殺人事件8・4%増=刑法犯全体は6年連続減-警察庁 2009-01-15 [ arch. ] 同日
  4. 本川裕 (2008-01-28) 本川裕 図録▽犯罪者と被害者との関係(犯罪種類別) 社会実情データ図録 2008-01-28 [ arch. ] 2008-12-04

関連項目[編集]

Wiktionary
ウィクショナリー殺人の項目があります。


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