「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ」の版間の差分

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* 製作:ピカチュウプロジェクト
 
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ドラゴンボール改。2014年12月21日にアイリーンと対決した
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高田清美。デスノの登場人物。2014年12月21日のシュウイチでアイリーンと共演した
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2023年12月16日 (土) 17:07時点における最新版

劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ』(げきじょうばんポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウとはどうのゆうしゃルカリオ 、Pokémon: Lucario and the Mystery of Mew)は、テレビアニメポケットモンスター』の映画版、長編第8作目である。 前売り券には初代まぼろしのポケモン・ミュウの引換券がついていた。

日本では2005年7月16日に公開、8月26日に公開終了。
2006年7月13日に地上波初放送された。


概要[編集]

今作も前売り券を買うことによってミュウを入手することが出来た。 そのため、前作の約160万枚を超える約175万枚の売上を記録した。 観客動員数393万人(公式)、国内興行収入43億円。

この作品からオープニングが復活した。

尚、オルドラン城のモチーフは外観:ドイツのノイシュヴァンシュタイン城、内部の庭園:ドイツのリンダーホーフ城。世界のはじまりの樹のモチーフは北欧伝説「ユグドラシル」。

その他[編集]

スマトラ沖地震及び津波被災地に対する支援について
ピカチュウプロジェクト(劇場版ポケットモンスター製作委員会)は、日本赤十字社を通じて、映画「ミュウと波導の勇者ルカリオ」の収益の一部を、スマトラ沖地震及び津波によるインド洋沿岸地域の被害に対する復興救援として、5,264,964円を寄付することを決定した。

注意以降に核心部分が記述されています。

ストーリー[編集]

本作品のテーマは、志を同じくする者同士の絆である。

数百年前、「波導」と呼ばれる力を操る勇者アーロンとその弟子のポケモン「ルカリオ」がオルドラン城に仕えていた。ある時、戦争が勃発しようとした寸前、アーロンは「世界のはじまりの樹」へ行き、自らの命と引きかえに波導の力で戦争を未然に防いだ。ルカリオも一緒になって戦争を防ごうとするが、アーロンはそれを拒み、自らの杖の中にルカリオを封印した。

現代に至り、オルドラン城で開催されたポケモンバトルの大会にサトシが参加し優勝を果たす。 その後祝賀パーティーに招かれた。すると突然サトシの持つ波導の力でルカリオが封印から覚醒する。またピカチュウは、幻のポケモン「ミュウ」によって「世界のはじまりの樹」へ連れ去られる。サトシたちはピカチュウを助け出すため、ルカリオと共に「世界のはじまりの樹」へ向かうが、アーロンに裏切られたと思いこんでいるルカリオは、人間とポケモン、すなわちサトシとピカチュウの絆を認めず、両者は衝突する。

数々の困難を乗り越え、「世界のはじまりの樹」でサトシとピカチュウは再会し、ルカリオは人間とポケモンの絆の深さを理解する。しかし、人間を排除する免疫を持つ「世界のはじまりの樹」はサトシたちを消してしまう。嘆き悲しむポケモンたちを見たミュウは、自らの生命力と引き換えにサトシたちを復活させたが、ミュウの生命力と連動している「世界のはじまりの樹」は崩壊を始めた。崩壊を防ぐため、ルカリオとサトシはミュウへ波導を送り、ミュウの回復を図る。しかし、ルカリオはサトシを突き飛ばし、自らの波導だけを送り続け、ミュウは回復し崩壊は止まった。

全ての力を使い果たしたルカリオは"時間の花"によって自分を思いやってくれたアーロンの真意を知り、アーロンの結晶と共に光となって消えていった。

ムサシ・コジロウとニャースの間の絆もバックストーリーとして描き出されているように、非常に重層的なストーリーが展開している。


主な登場キャラクター[編集]

ポケットモンスター (アニメ)の登場人物も参照。

サトシ声優松本梨香
アニメの主人公。世界一のポケモンマスターを目指して旅立つ。お調子者で、常に強いポケモントレーナーと戦う事を望む。現在、セキエイリーグ16位・オレンジリーグ名誉トレーナー・ジョウトリーグ8位・ホウエンリーグ8位の戦歴を持つ。 オルドラン城で行われるポケモンバトルの大会に参加するためにロータの町を訪れ、見事その年の「波導の勇者」に選ばれる。アーロンと同じ波導を持っており、ルカリオは彼の波導を感じ取り、現代に復活を遂げた。
ピカチュウ(声優:大谷育江
サトシのポケモン。モンスターボールに入る事を嫌う。ニャース曰く意外と重い。今回はミュウにさらわれる。
タケシ(声優:うえだゆうじ
ニビシティジムのリーダー。世界一のポケモンブリーダーを目指してサトシの旅についていく。岩ポケモンを使う。家族全員目が細く(母除く)、兄弟が数人いる。美人に弱い。
ハルカ(声優:KAORI
トウカシティジムリーダーセンリの娘。最近ポケモントレーナーになった。アドバンスジェネレーションより登場。サトシと旅をすることに。「~かも。」が口癖。ポケモンコーディネーターで、コーディネーターの聖地グランドフェスティバル出場を果たす。映画では、ドレスに着替えてフレディやコジロウと踊ったりしている。サトシがルカリオと喧嘩したときは、喧嘩はだめと止めに入ったりもした。
マサト(声優:山田ふしぎ
ハルカの弟。ルカリオにチョコを与える。
ムサシ(声優:林原めぐみ
ロケット団の一員。サトシのピカチュウをゲットする為に卑怯な手を使うが、常に失敗する。姉御肌だが、いつも周りの人を振り回す困ったさん。
コジロウ(声優:三木眞一郎
ロケット団の一員。ムサシと共にサトシのピカチュウをゲットしようとする。ムサシにきつく言われる事が多い。お金持ちの家に生まれ、ムサシに酷似した許嫁との結婚を押しつけられるが、それがいやでロケット団に入る。
ニャース(声優:犬山イヌコ
2足歩行して人間の言葉を喋るばけねこポケモン。ムサシとコジロウお目付け役。辛いラヴストーリーを背負っている。ピカチュウと同様ミュウにさらわれる。
ルカリオ(声優:浪川大輔
アーロンの弟子。アーロンと共に修行をした。争いを鎮めるためにルカリオは戦うものの、アーロンはルカリオのために封印をする。だが、ルカリオは裏切られたと誤解する。その後、サトシの波導によって封印から解け、ピカチュウを助けに行くのをあくまでアイリーンの命令としてサトシ達と行動を共にした。しかし、サトシのピカチュウを思う気持ちに次第に心を動かされていく。はじまりの樹で結晶化されたアーロンに遭遇し、"時間の花"によって全てを知る。
力を使い果たしアーロンの結晶と共に消えていったが、死んだわけではなく、アーロンと共に元の時代に帰っていった。
アーロン(声優:山寺宏一
数百年前、女王リーンに仕えていた"波導使い"。リーンからの命を受け、従者のポケモンルカリオと共に国を揺るがす争いを鎮めるため活躍した。現在では「波導の勇者」として人々に讃えられている。ちなみに彼が着けている手袋は、「波導グローブ」といって、波導を増幅する力を持っている。
戦いを止めるため、力を使い果たし、結晶化していた。
ダイヤモンド・パールで彼によく似たキャラクター・ゲンが登場する。主人公と行動を共にした後、くれるタマゴからはリオルが孵る。
リーン(声優:菊池桃子
数百年前、波導の勇者アーロンが仕えていた女王。争いが続く世に平和が訪れる事を願い、アーロンに争いを鎮めるよう命じた。
アイリーン(声優:菊池桃子
サトシたちが訪れた国の女王であり、オルドラン城の城主。王としての威厳と優しさをあわせ持ち、国民からも愛されている。アーロンが仕えていた女王リーンの子孫。いつもマイムポケモンのマネネを連れている。リーンと顔が酷似しているため、ルカリオはアイリーンをリーンと間違えた。
ジェニー(声優:岡江久美子
女王アイリーンに仕える乳母。若くして王国を背負うアイリーンをもり立て、時には良き相談相手にもなる、オルドラン城のご意見番。怒ると怖そうだが、自分の命に代えても女王を守ろうとする、とても頼りがいのある人。
キッド・サマーズ(声優:ベッキー
世界的に有名な女性冒険家。お嬢様育ちだが行動は大胆不敵で、危険な場面ほどワクワクする性格。パートナーは2匹のマニューラ
バンクス(声優:青野武
キッドの執事。ル-ムランナーでトレーニングをしているなど、一般的な執事のイメージでは思えない事をしている。
ウソハチ(声優:梶原雄太/キングコング
フレディ(声優:西野亮廣/キングコング)
謎多き美青年。あまりのイケメンぶりに、出会った女性は一目で夢中になってしまうという。

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

エンディングテーマ[編集]

  • 作詞:PUFFY/作曲・編曲:Andy Sturmer/歌:PUFFY(Licensed by Ki/oon Records Inc.)

2005年「ポケモンぬりえ&イラストコンテスト」テーマ曲[編集]

  • 「ポケモンかぞえうた」

スタッフ[編集]

  • 原案:田尻智増田順一杉森建
  • スーパーバイザー:石原恒和
  • アニメーション監修:小田部羊一
  • エグゼクティブプロデューサー:久保雅一、鶴宏明
  • プロデューサー:吉川兆二、松追由香子、岡本順哉、盛武源
  • アニメーションプロデューサー:奥野敏聡、神田修吉
  • アソシエイトプロデューサー:川原章三、中尾哲郎、山内克仁、伊藤憲二郎、山下善久、今井茂人、紀伊高明
  • 製作:亀井修、陣内弘之、富山幹太郎、芳原世幸、井澤昌平、原口宰、八木正男
  • 脚本:園田秀樹
  • 絵コンテ:湯山邦彦、木村哲、増井壮一、浅田裕二、宮尾佳和
  • 演出:浅田裕二、吉川博明、鎌倉由実、渡辺正彦、飯島正勝、高橋ナオヒト
  • キャラクターデザイン:毛利和昭松原徳弘一石小百合
  • 総作画監督:毛利和昭
  • 総作画監督補:松原徳弘、佐藤和巳、田口広一
  • 作画監督:井ノ上ユウ子、相澤昌弘、池平千里、松本卓也、志村隆行、高橋美香、君塚勝強、夏目久仁彦玉川明洋
  • 色彩設計:佐藤美由紀、吉野記通
  • 美術監修:金村勝義
  • 美術監督:武藤正敏
  • 撮影監督:水谷貴哉
  • CGI監督:佐藤誠
  • 編集:辺見俊夫
  • 音楽:宮崎慎二
  • 音楽プロデューサー:篠原一雄、斎藤裕二
  • 音響監督:三間雅文
  • 制作担当:小板橋司
  • 制作進行:小磯哲也、大杉善信、近藤琢磨、藤井安晶、内田晴香、栗原美果
  • 制作:小学館プロダクション
  • アニメーション制作:OLM
  • 監督:湯山邦彦
  • 製作:ピカチュウプロジェクト