「ビル用マルチVe-up」の版間の差分
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==概要== | ==概要== | ||
[[業務用スカイエア]]のビル用マルチ版としての位置づけ。1台の室外機で、容量の異なる複数の室内機を個別に運転できる『異容量接続・個別運転マルチ』専用機種である。 | [[業務用スカイエア]]のビル用マルチ版としての位置づけ。1台の室外機で、容量の異なる複数の室内機を個別に運転できる『異容量接続・個別運転マルチ』専用機種である。 | ||
室内機の種類には、天井埋込みカセット形・壁掛形・天井吊形・床置形などオーソドックスなタイプの他、厨房専用機・飲食店専用機・自動清掃機能付きなど多様なラインナップがある。 | 室内機の種類には、天井埋込みカセット形・壁掛形・天井吊形・床置形などオーソドックスなタイプの他、厨房専用機・飲食店専用機・自動清掃機能付きなど多様なラインナップがある。 | ||
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− | + | 業務用スカイエアは室外機が電源とつながり、室外機から室内機に給電するが、VRVは室外機と室内機はそれぞれ別の電源となる。VRVは必ずしも全ての室内機が動いているとは限らないため、室外機と電源を分けている。 | |
− | + | また、VRVシリーズの一種であるVRV-Qは既設配管を流用した空調更新に対応している。 | |
==ラインナップ== | ==ラインナップ== | ||
===オーソドックス機種=== | ===オーソドックス機種=== | ||
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===更新専用機種機種=== | ===更新専用機種機種=== | ||
− | * | + | *VRV Q(標準タイプ) |
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===ガスヒートポンプエアコン=== | ===ガスヒートポンプエアコン=== | ||
;[[アイシン精機]]と共同開発。以前は自社専売の『'''ジオマルチ'''』も存在した。 | ;[[アイシン精機]]と共同開発。以前は自社専売の『'''ジオマルチ'''』も存在した。 | ||
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*ハイパワーシリーズ | *ハイパワーシリーズ | ||
*リニューアル専用シリーズ | *リニューアル専用シリーズ | ||
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==関連項目== | ==関連項目== | ||
*[[業務用スカイエア]] | *[[業務用スカイエア]] |
2017年10月7日 (土) 13:33時点における最新版
Ve-up | |
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商標名 | Ve-up |
種類 | ビル用マルチエアコン |
発売 | 1982年 |
製造販売元 | ダイキン工業 |
Ve-up(ヴィーアップ)とは、ダイキン工業で製造・販売する高層ビル用マルチパッケージエアコンの総称。現在は改称しVRV(ブイアールブイ)という名称になっている機種が殆どである。
概要[編集]
業務用スカイエアのビル用マルチ版としての位置づけ。1台の室外機で、容量の異なる複数の室内機を個別に運転できる『異容量接続・個別運転マルチ』専用機種である。 室内機の種類には、天井埋込みカセット形・壁掛形・天井吊形・床置形などオーソドックスなタイプの他、厨房専用機・飲食店専用機・自動清掃機能付きなど多様なラインナップがある。 業務用スカイエアとは同じパッケージエアコンの範疇ではあるものの、商店舗や戸建事務所を対象とするのが業務用スカイエアとすれば、VRV(旧・Ve-up)は主に3000m2以上の中大規模建物(特に高層ビルやホテル)を対象とした『省エネ個別空調システム』である。 業務用スカイエアは室外機が電源とつながり、室外機から室内機に給電するが、VRVは室外機と室内機はそれぞれ別の電源となる。VRVは必ずしも全ての室内機が動いているとは限らないため、室外機と電源を分けている。 また、VRVシリーズの一種であるVRV-Qは既設配管を流用した空調更新に対応している。
ラインナップ[編集]
オーソドックス機種[編集]
- VRV X(ハイグレードタイプ)
- VRV W(水冷式エアコン)
- VRV A(高効率タイプ)
- VRV G(氷蓄熱式)
- VRV H、VRV HG(寒冷地用)
- VRV DESICA(水配管レス調湿外気処理機対応タイプ)
更新専用機種機種[編集]
- VRV Q(標準タイプ)
- Ve-up QR(冷暖フリータイプ)
- VRV QG(氷蓄熱式)
ガスヒートポンプエアコン[編集]
- アイシン精機と共同開発。以前は自社専売の『ジオマルチ』も存在した。
- 標準シリーズ
- ハイパワーシリーズ
- リニューアル専用シリーズ
- ハイパワープラス(室内機は現在同社製ではなく東芝キヤリア及び日立ジョンソンコントロールズ空調製)
- 冷暖フリー(同上)