「西宮女児連れ去り傷害事件」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(「西宮女児連れ去り傷害事件」を保護しました: 暫く先編集権を保護 ([edit=sysop] (2014年3月3日 (月) 11:49(UTC)で自動的に解除) [move=sysop] (無期限)))
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
(相違点なし)

2014年2月17日 (月) 20:49時点における最新版

西宮女児連れ去り傷害事件とは、2006年9月5日兵庫県西宮市で発生した誘拐傷害事件。

事件の発生[編集]

9月5日15時20分(JST)ごろ、阪神電鉄西宮駅北側の広場で遊んでいた女児(当時2歳)が誘拐され、当時24歳の看護師である石若美咲に連れ回された。女児は看護師の自宅で重傷を負わされ、16時35分ごろ、自宅から約200m離れた和上公園のベンチに寝かせて放置した。 [1]

事件まで[編集]

逮捕された看護師に似た女が6月26日に1歳の男児を、7月30日に3歳の女児を、いずれも「迷子」として百貨店2階の警備員に届けていた。

男児のケースでは、親が警備員に迷子の届けを出した7分後に、女が「迷子です」と届けた。7月30日の事件は、数十分にわたって女児を連れ歩く女の姿が防犯カメラに映っていた。事件の当日、容疑者は百貨店内の衣装直し店を訪問。百貨店側は伝票から氏名と住所を確認しており、これが事件で容疑者特定につながった。 なお、兵庫県警捜査一課と西宮警察署は、被疑者が関与を否定していることと、物的証拠が得られないことから、傷害容疑での立件は断念した。[2]。しかし、被害者の家族などから、傷害容疑での立件を求める強い要請があったこと、公園近くの防犯ビデオに石若容疑者が元気な状態の女児を抱えて連れ去った映像が残っていることなどから、県警は自宅で傷害を負わせた疑いがあると判断した。[3]

被疑者の経歴[編集]

両親とも教師の家庭の一人娘として生まれ、幼いころより両親に甘やかされた。小学生時代の成績は比較的良かったものの、中学校に入ってからは急激に成績が低下。高校受験時は、公立校進学をあきらめ、この地域で公立校の滑り止めとして使われる私立の柳学園高等学校に入学する。高校卒業後は淡路島を離れ、呉大学(偏差値39)の看護学部に入学。大学卒業後、兵庫県立の助産師学校に入学。修了後に兵庫県立西宮病院で看護士兼助産師となった。 裕福な家庭で育ち、ほとんど苦労を経験していないため看護師としての仕事は非常にストレスのたまるものであった。このため、1年も経過しない2006年3月にはうつ病のため休職する。6月には、阪神西宮駅周辺の商業施設でたびたび子供を連れ回し、不審者として把握されるようになる。またこの時期に大阪や神戸の百貨店で万引きを繰り返すなどした。8月に復職するものの、以後も遅刻や欠勤は多かった。

脚注[編集]

  1. 西宮の女児連れ去りで24歳看護師の女逮捕 2006年9月7日付日刊スポーツ大阪版
  2. 西宮女児誘拐 県警、傷害容疑の立件断念2007年9月4日付神戸新聞
  3. 傷害容疑で看護師を追送検、西宮の2歳女児負傷事件