「春日大社」の版間の差分
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| 金装花押散兵庫鎖太刀 ||国宝殿 || 刀剣 || [刀身]南北朝時代(貞治4年(1365)) || 備前国の長船兼光の作 | | 金装花押散兵庫鎖太刀 ||国宝殿 || 刀剣 || [刀身]南北朝時代(貞治4年(1365)) || 備前国の長船兼光の作 | ||
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2021年12月7日 (火) 00:34時点における版
春日大社(かすがたいしゃ,Kasuga-taisha)は、奈良県奈良市にある神道の神社である。旧称は「春日社」。1998年(平成10年)には、ユネスコの世界遺産「古都奈良の文化財」を構成する世界文化遺産に登録された。境内は約100ヘクタールと広大である。
概要
社伝によれば、奈良時代の768年(神護景雲2年)に、藤原永手が、鹿島の武甕槌命、香取の経津主命と、枚岡神社に祀られていた天児屋根命・比売神を併せ、御蓋山の麓の4殿の社殿を造営したとされる。社伝では768年であるが、実際には奈良時代の初めにさかのぼると考えられている。古くから神の降臨する山として神聖視されていた春日山・御蓋山の西麓に、四柱の神々を祀った。
813年(光仁4年)、藤原冬嗣が興福寺南円堂を建立し、本尊不空羂索観音菩薩坐像を春日大社・武甕槌命の本持仏とした。841年、春日山の入山・狩猟・伐採が禁止された。以降は春日大社の聖域として保護されてきた。849年、春日祭が始まる。989年、一条天皇が行幸する。996年、左大臣藤原道長が春日神社を参拝した。1135年、若宮神社が創建される。1382年、失火で全焼。足利義満が復興を支援する。1868年、神仏分離令により、興福寺と春日大社は分離した。
アクセス等
- 名称:春日大社
- 祭神:武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神
- 宗派:神道
- 拝観料 特別参拝 500円、国宝殿 一般/500円、萬葉植物園 大人/500円
- 所在地:〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
- 交通:JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行き)約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ
文化財
国宝
名称 | 場所 | 区分 | 時代 | 特色 |
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本宮御料古神宝類 蒔絵箏 | 国宝殿 | 楽器 | 平安時代(12世紀) | 王朝の工芸品を代表する最も優れた作品 |
本宮御料古神宝類 黒漆平文根古志形鏡台 | 国宝殿 | 工芸品 | 平安時代(12世紀) | 貴族の邸内で用いられていた |
宮御料古神宝類 平胡籙 | 国宝殿 | 武具 | 1131年藤原頼長が用いたことを示す墨書 | |
金地螺鈿毛抜形太刀 | 国宝殿 | 刀剣 | 平安時代(12世紀) | 螺鈿表現の最高傑作 |
金装花押散兵庫鎖太刀 | 国宝殿 | 刀剣 | [刀身]南北朝時代(貞治4年(1365)) | 備前国の長船兼光の作 |
赤糸威大鎧(梅鶯飾)兜・大袖付 | 国宝殿 | 武具 | 鎌倉時代(13世紀) | 格式高い甲冑[1] |
赤糸威大鎧(竹虎雀飾) 兜・大袖付 | 国宝殿 | 武具 | 鎌倉時代(13~14世紀) | 華やかさにおいて日本屈指の作例 |
黒韋威矢筈札胴丸 兜・大袖付 | 国宝殿 | 武具 | 南北朝時代(14世紀) | 三物皆具の胴丸の初期の遺品 |
黒韋威胴丸 兜・大袖付 | 国宝殿 | 武具 | 室町時代(14世紀) | 黒漆盛上札を用いた黒韋威 |
鼉太鼓 | 国宝殿 | 楽器 | 鎌倉時代(13世紀) | 舞楽を演奏する際に使用される楽器 |
公式ページ
参考文献
- ↑ 春日大社展】国宝甲冑4領そろい踏み!東京国立博物館