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− | 文化12年(1815)6月26日、[[下谷]]青石横丁に生れる{{Sfn|大井|1868|p=37}}。 | + | 文化12年(1815)6月26日、[[下谷]]青石横丁に生れる{{Sfn|大井|1868|p=37}}。[[佐野量丸]]の弟にあたる{{Sfn|藤田|2019|p=352 - 日本淘道会『淘道』による。}}。 |
天保5年(1834)4月、20歳のとき、天源淘宮学を称していた横山に入門{{Sfn|大井|1868|p=37}}。 | 天保5年(1834)4月、20歳のとき、天源淘宮学を称していた横山に入門{{Sfn|大井|1868|p=37}}。 | ||
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− | *{{Aya|大井|year=1868}} | + | *{{Aya|大井|year=1868}} 大井正元三始氏「淘宮元祖先聖伝記并略年譜」天源淘宮術研究会『天源淘宮術秘訣』松成堂、1909・明治42(原著:慶応4・1868)、pp.4-44、{{NDLJP|2209062/10}} |
*{{Aya|井上|year=1896}} 井上円了(講述)『妖怪学講義 合本第3冊 増補再版』哲学館、明治29、pp.225-236、{{NDLJP|1080793/118}} | *{{Aya|井上|year=1896}} 井上円了(講述)『妖怪学講義 合本第3冊 増補再版』哲学館、明治29、pp.225-236、{{NDLJP|1080793/118}} | ||
− | *{{Aya|西川|year=1914}} 西川光次郎『神道教祖伝 - 霊験奇瑞』永楽堂、1914・大正3、{{NDLJP|908681}} | + | *{{Aya|西川|year=1914}} 西川光次郎『神道教祖伝 - 霊験奇瑞』永楽堂、1914・大正3、{{NDLJP|908681/70}} |
*{{Aya|細川|year=1922}} 細川潤次郎「淘宮術」『梧園随筆 賸編 3』西川忠亮、大正11、{{NDLJP|985320/7}} | *{{Aya|細川|year=1922}} 細川潤次郎「淘宮術」『梧園随筆 賸編 3』西川忠亮、大正11、{{NDLJP|985320/7}} | ||
+ | *{{Aya|藤田|year=2019}} 藤田英昭「幕末維新期の大奥と『淘宮術』」『論集大奥人物研究』東京堂出版、pp.345-371、ISBN 978-4490210200 | ||
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青木 十丸(あおき そまる/そがん、1815年 - 没年不詳)は、淘宮術の創始者・横山丸三の直弟子、免許皆伝を受けた6人のうちの1人[1]。諱は雅言、通称は永之助[2]。
文化12年(1815)6月26日、下谷青石横丁に生れる[2]。佐野量丸の弟にあたる[3]。
天保5年(1834)4月、20歳のとき、天源淘宮学を称していた横山に入門[2]。
天保14年(1841)6月、皆伝を許され、青亀斎十丸と号した[2]。
嘉永元年(1848)10月に開運陶宮術は幕府によって集会を禁止された[4]。
明治維新の後、青木は佐野量丸と共に内務省の許可を受け、大成教会の管理下で、再び一般に淘宮術の布教活動ができるようになった[7]。[8]
青木は佐野やその門下から出た吉川尹哲と教勢を競い、没後はその男子某が門跡を継いだ[9]。
- その後継者について西川 (1914 126)は、「不学無術にして、名家の嗣とするに足らず」と評している。
のち隠居・剃髪して露斎と称した[2]。
付録[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 大井 (1868) 大井正元三始氏「淘宮元祖先聖伝記并略年譜」天源淘宮術研究会『天源淘宮術秘訣』松成堂、1909・明治42(原著:慶応4・1868)、pp.4-44、NDLJP 2209062/10
- 井上 (1896) 井上円了(講述)『妖怪学講義 合本第3冊 増補再版』哲学館、明治29、pp.225-236、NDLJP 1080793/118
- 西川 (1914) 西川光次郎『神道教祖伝 - 霊験奇瑞』永楽堂、1914・大正3、NDLJP 908681/70
- 細川 (1922) 細川潤次郎「淘宮術」『梧園随筆 賸編 3』西川忠亮、大正11、NDLJP 985320/7
- 藤田 (2019) 藤田英昭「幕末維新期の大奥と『淘宮術』」『論集大奥人物研究』東京堂出版、pp.345-371、ISBN 978-4490210200