「クシシュトフ・ウルバンスキ」の版間の差分
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***ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21 | ***ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21 | ||
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− | 自然に流れるショスタコーヴィチ、27歳ながらただ者でない指揮者、テンポ、強弱の指示が極めて適切と評される<ref>[http://giac.web.fc2.com/g2009/20091119g.htm クリストフ・アーバンスキ/大阪フィル定期]</ref>。 | + | ***自然に流れるショスタコーヴィチ、27歳ながらただ者でない指揮者、テンポ、強弱の指示が極めて適切と評される<ref>[http://giac.web.fc2.com/g2009/20091119g.htm クリストフ・アーバンスキ/大阪フィル定期]</ref>。 |
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***モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲第 5番イ長調K.219「トルコ風」 | ***モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲第 5番イ長調K.219「トルコ風」 | ||
***ショスタコーヴィチ : 交響曲第 4番ハ短調作品43 | ***ショスタコーヴィチ : 交響曲第 4番ハ短調作品43 | ||
− | + | ***曲を分かりやすく聴かせるというより、弱点までもすべてそのまま再現するという態度であった。フォルテシモの骨太で強烈なことは言うまでもないが、それだけではなく、多彩な音楽的情景に隅々まで光を当てた、と評される<ref>[https://culturemk.exblog.jp/28117120/ 2019年03月26日]</ref> | |
==受賞等== | ==受賞等== |
2021年11月14日 (日) 12:02時点における版
クシシュトフ・ウルバンスキ(Krzysztof Urbański,1982年10月17日 - )はポーランド・パビャニツェ出身の指揮者で作曲家である。トロンハイム交響楽団の首席指揮者、インディアナポリス交響楽団の音楽監督、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者。以前は「クリストフ・アーバンスキ」とも記載されていた。
概要
生い立ち
2002年から2007年までワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーで学び、アントニ・ヴィト(Antoni Wit)に指揮を学ぶ。クルト・マズアの下で研鑽を積む。2007年に卒業し、2009年までワルシャワフィルハーモニーのアシスタント指揮者(副指揮者)を務める。
指揮者へ
2007年にプラハの春国際音楽コンクールの指揮部門で優勝。2009年9月、ノルウェーのトロンハイム交響楽団に初めてゲスト指揮として出演した。2010年から2017年までトロンハイム交響楽団の首席指揮者を務める。2017年、トロンハイム交響楽団の名誉客演指揮者となる。
演奏歴
2015年から2021年まで、ウルバンスキはNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の主席客演指揮者となる。2010年4月、インディアナポリス交響楽団(ISO)のゲスト指揮となる。 その後、国内主要オーケストラの客演指揮者として実績を重ねた。2012年から2016年まで東京交響楽団の首席客演指揮者となる。2014年5月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にデビューする。 世界的な欧州オーケストラへ次々とデビューする。ニューヨーク・フィル、ミュンヘンフィル、ドレスデンシュターツカペレ、シカゴ交響楽団など北米や欧州のオーケストラに継続的に招聘される。
- 2009年11月19日、
- 大阪フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
- 指揮:クリストフ・アーバンスキ
- ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキ
- 曲目
- キラル:オラワ
- ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
- ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調作品93
- 自然に流れるショスタコーヴィチ、27歳ながらただ者でない指揮者、テンポ、強弱の指示が極めて適切と評される[1]。
- 2019年3月25日 サントリーホール
受賞等
- 2015年にレナード・バーンスタイン賞を指揮者で初めて受賞する。
- インディアナ大学音楽学部の非常勤教授となる。
家族
ウルバンスキと妻ジョアンナは、ポーランドのワルシャワとインディアナポリスに住居を構える。