「京都精華大学生通り魔殺人事件」の版間の差分
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2020年12月7日 (月) 00:58時点における版
京都精華大学生通り魔殺人事件(きょうとせいかだいがくせいとおりまさつじんじけん)は、2007年1月15日に京都市左京区で発生した、通り魔殺人事件。
なお、日本人(除:一部の良識人)特有の「見て見ぬふり大好き」かつ「罪無き人間の犯罪被害など他人事」主義の所為で犯人は逮捕されておらず、2024年11月12日現在、未解決事件である。
事件の状況
2007年1月15日午後7時50分頃、京都精華大学マンガ学部1年生の男性(当時20歳)が、本校から自転車で帰宅途中に京都市左京区岩倉幡枝町の歩道で、通りかかった年齢20~30歳位の男が持っていた小型の刃物で、胸など全身10か所ほどを刺され、死亡した。
直後に通行人が発見した時には被害者本人は「知らない人に刺されました。救急車を呼んでください」と証言していた。
しかし午後7時52分、事件現場に到着した京都市消防局救急隊員によって病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された[1]。
現場は京都精華大の南東およそ600メートル、叡山電鉄木野駅から南に約100メートルの閑静な住宅街で、容疑者の少年は大学生に向かって「アホ」、「ボケ」を繰り返しながら、大声で暴言を吐き興奮していた。
第一発見者が事件現場を自転車で通過したとき、不審な男が畑に背を向け車道に座り込み、その後ろの畑に人が倒れているのを目撃。気になったので2分後に現場に戻ると、男の姿は既になく、代わりに被害者が携帯電話を横に血を流し座り込んでいた[2]。
被害者は明るい性格でクラスのリーダー的な存在で、知人らは「トラブルなどは聞いたこともない」と話している[1]。また、直後に到着した府警下鴨警察署員には「犯人は知らない人間だった」と被害者は述べていた[3]。
犯人とみられる男の情報を求めており捜査特別報奨金制度の対象となっている。
犯人と思われる人物
警察は目撃証言と遺留品から犯人は以下の特徴を持っていると考え、行方を追っている。
- 年齢:20~30歳
- 身長:170~180センチ
- 髪:センター分け(ボサボサ)
- 服:上下黒っぽい服装
- その他:黒っぽいママチャリ風の自転車に乗っている。
- 態度等:興奮すると、顔や上半身を左右に振り言葉尻に「アホ、ボケ」を連発し、目の焦点が合っていない。
- 靴の大きさ:28~29センチ
脚注
- ↑ 1.0 1.1 朝日新聞 2007年1月16日付 朝刊、社会面、P.31
- ↑ 目撃証言を元にした映像あり[1](京都府警のHPからの引用)
- ↑ 朝日新聞 2007年1月16日付 夕刊、社会面、P.11