「闇の血族」の版間の差分
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『'''闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#1'''』<ref name="d4e_systemsacom">{{Cite web |url=http://www.d4e.co.jp/lights_cat/systemsacom |title=弊社所有権利物一覧 システムサコム|publisher=[[D4エンタープライズ]] |accessdate=2019-06-05}}</ref>(やみのけつぞく)は、1990年に[[システムサコム]]からノベルウェア第6弾として[[X68000]]向けに発売されたアドベンチャー・コンピュータゲームである。 | 『'''闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#1'''』<ref name="d4e_systemsacom">{{Cite web |url=http://www.d4e.co.jp/lights_cat/systemsacom |title=弊社所有権利物一覧 システムサコム|publisher=[[D4エンタープライズ]] |accessdate=2019-06-05}}</ref>(やみのけつぞく)は、1990年に[[システムサコム]]からノベルウェア第6弾として[[X68000]]向けに発売されたアドベンチャー・コンピュータゲームである。 | ||
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: 本作の主人公。新宿にある「スタジオYo」に所属する新人アパレルデザイナー。一見すると普通の女性だが、人並み以上の勘といった不思議な力を持ち、名探偵の異名を持つ。 | : 本作の主人公。新宿にある「スタジオYo」に所属する新人アパレルデザイナー。一見すると普通の女性だが、人並み以上の勘といった不思議な力を持ち、名探偵の異名を持つ。 | ||
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: 喫茶店FELICSのマスター。謎めいた雰囲気を放つ美男子で、女子大生だけでなく、モデルたちまでもが瞬目当てで店に通う。 | : 喫茶店FELICSのマスター。謎めいた雰囲気を放つ美男子で、女子大生だけでなく、モデルたちまでもが瞬目当てで店に通う。 | ||
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+ | : 「スタジオYo」の専属モデルで、魅由の同僚。連続殺人事件の最初の犠牲者。夜の[[公園]]で体中の[[血液]]を抜き取られた[[裸|全裸]][[死体]]となって発見された。 | ||
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: 声:[[緒方恵美]] | : 声:[[緒方恵美]] | ||
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+ | : モデルクラブ「サリー」所属の[[美少女]]モデルで、魅由の親友。連続殺人事件の2番目の犠牲者。 | ||
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; 矢萩葉 | ; 矢萩葉 | ||
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; 守山拓朗 | ; 守山拓朗 | ||
− | : 声:[[中尾みち雄]] | + | : 声:[[中尾みち雄]] |
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; 鷹野優也 | ; 鷹野優也 | ||
: 声:[[風間信彦]] | : 声:[[風間信彦]] | ||
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: リーンと親しかった男性。 | : リーンと親しかった男性。 | ||
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; スチュワーデス | ; スチュワーデス | ||
: 声:[[笠原留美]] | : 声:[[笠原留美]] | ||
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; クマーハ | ; クマーハ | ||
: 声:[[若本規夫]] | : 声:[[若本規夫]] | ||
: 中南米の邪神。 | : 中南米の邪神。 | ||
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+ | == 移植版 == | ||
+ | 原典であるX68000版の発売後、1991年2月にはシステムサコムによる[[FM-TOWNS]]移植版『'''闇の血族Special'''』が、1993年12月17日には[[加賀電子|ナグザット]]による[[PCエンジン]]移植版『'''闇の血族 遥かなる記憶'''』が、それぞれ発売されている。いずれも『#1』と『完結編』を1つにまとめた内容となっているが、『Special』が『#1』と『完結編』のBGMを[[CD-DA]]化しただけの移植にとどまったのに対し、『遥かなる記憶』は『#1』と『完結編』のシナリオを一本化したうえ、グラフィックを[[いのまたむつみ]]による新規キャラクターデザインで[[桂憲一郎]]によるセルアニメ調に差し替えているほか、[[声優]]による音声を収録している。 | ||
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+ | なお、X68000版は後年に[[プロジェクトEGG]]による配信も行なわれており、2004年8月24日には『#1』が、同年10月27日には『完結編』がそれぞれ配信されている。 | ||
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+ | == 評価 == | ||
+ | 『遥かなる記憶』は、ゲーム雑誌『[[週刊ファミ通]]』262号のクロスレビューで40点満点中20点がつけられた。 | ||
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+ | [[Category:ミステリゲーム]] | ||
+ | [[Category:プロジェクトEGG対応ソフト]] | ||
+ | [[Category:X68000用ゲームソフト]] |
2020年1月20日 (月) 09:34時点における最新版
闇の血族 | |
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ゲームジャンル | ミステリ、アドベンチャー |
対応機種 | X68000(#1,完結編) FM-TOWNS(Special) PCエンジン(遥かなる記憶) |
開発メーカー | システムサコム |
発売メーカー | システムサコム |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 1990年(#1) 1991年(完結編) 1993年12月17日(遥かなる記憶) 2004年8月24日[1] 2004年10月27日[2] |
『闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#1』[3](やみのけつぞく)は、1990年にシステムサコムからノベルウェア第6弾としてX68000向けに発売されたアドベンチャー・コンピュータゲームである。
本稿では、1991年に発売された続編にしてノベルウェア第7弾『闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#2 完結編』[3]および移植版についても解説する。
いずれもシナリオに同期したアニメーションを特徴としており、PCエンジン移植版『闇の血族 遥かなる記憶』ではセルアニメ調に一新されたグラフィック共々、それが顕著となっている。
あらすじ[編集]
- 闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#1
- 1990年5月、モデルのマリーが血を抜き取られて死ぬという事件が発生し、その翌日には唯という女性も同様の死を遂げる。2人の共通の友人であるアパレルデザイナー伊澤魅由がマリーたちの死を調べる中、もう一つの殺人事件が起きる。
- 闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#2 完結編
- 1990年6月、魅由は被害者たち3人が中南米系の血を引いていることと、殺された理由が邪神〈クマーハ〉への生贄にするためだったことを突き止めた親友の理沙とともに、メキシコを訪れる。
登場人物[編集]
声優は『遥かなる記憶』でのもの。
- 伊澤魅由
- 声:山崎和佳奈
- 年齢:19歳
- 誕生日:7月16日
- 身長:168cm
- 体重:5?g
- 本作の主人公。新宿にある「スタジオYo」に所属する新人アパレルデザイナー。一見すると普通の女性だが、人並み以上の勘といった不思議な力を持ち、名探偵の異名を持つ。
- 姫野里沙
- 声:白鳥由里
- 年齢:18歳
- 誕生日:4月2日
- 身長:163cm
- 体重:45g
- 魅由の親友。『完結編』では魅由のメキシコ行きに同行する。
- 雪原リーン
- 年齢:20歳
- 声:井上喜久子
- 誕生日:2月10日
- 身長:170cm
- 体重:53g
- 魅由の先輩。
- 河野瞬
- 声:塩沢兼人
- 年齢:22歳
- 喫茶店FELICSのマスター。謎めいた雰囲気を放つ美男子で、女子大生だけでなく、モデルたちまでもが瞬目当てで店に通う。
- 矢萩葉
- 年齢:43歳
- 声:小林俊夫
- 守山拓朗
- 声:中尾みち雄
- 鷹野優也
- 声:風間信彦
- 年齢:21歳
- リーンと親しかった男性。
- スチュワーデス
- 声:笠原留美
- クマーハ
- 声:若本規夫
- 中南米の邪神。
移植版[編集]
原典であるX68000版の発売後、1991年2月にはシステムサコムによるFM-TOWNS移植版『闇の血族Special』が、1993年12月17日にはナグザットによるPCエンジン移植版『闇の血族 遥かなる記憶』が、それぞれ発売されている。いずれも『#1』と『完結編』を1つにまとめた内容となっているが、『Special』が『#1』と『完結編』のBGMをCD-DA化しただけの移植にとどまったのに対し、『遥かなる記憶』は『#1』と『完結編』のシナリオを一本化したうえ、グラフィックをいのまたむつみによる新規キャラクターデザインで桂憲一郎によるセルアニメ調に差し替えているほか、声優による音声を収録している。
なお、X68000版は後年にプロジェクトEGGによる配信も行なわれており、2004年8月24日には『#1』が、同年10月27日には『完結編』がそれぞれ配信されている。
評価[編集]
『遥かなる記憶』は、ゲーム雑誌『週刊ファミ通』262号のクロスレビューで40点満点中20点がつけられた。
出典[編集]
- ↑ (#1,プロジェクトEGGでの配信日)
- ↑ (#2,プロジェクトEGGでの配信日)
- ↑ 3.0 3.1 () 弊社所有権利物一覧 システムサコム D4エンタープライズ [ arch. ] 2019-06-05