「ネオナチ」の版間の差分
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多くの国に組織があり国際的なネットワークも存在するなど、世界的に見られる現象となっている。 | 多くの国に組織があり国際的なネットワークも存在するなど、世界的に見られる現象となっている。 |
2020年1月8日 (水) 03:55時点における版
'''ネオナチ'''とは、[[ナチズム]]を復興しようとする、または類似性を持つ、[[第二次世界大戦]]後の社会的あるいは政治的運動の総称である。「ネオナチ」という語は、それらの運動の[[イデオロギー]]を指す意味でも使われている。ネオナチのイデオロギーは、オリジナルのナチスやナチズムに近いものから、相違点が大きいものなどさまざまである。概して部外者に使う言葉である。 多くの国に組織があり国際的なネットワークも存在するなど、世界的に見られる現象となっている。 {{see also|ファシズム#一覧}} いくつかの[[ヨーロッパ]]諸国では、[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]を擁護する発言、[[人種差別]]、[[反ユダヤ主義]]などは法律で禁止されており、またネオナチを規制する目的で多くのナチスに関連した[[シンボル]]も禁止されている。 ネオナチは通常は、[[ネオ・ファシズム]]と同様に[[極右]]と呼ばれるが、それぞれのオリジナルの[[ナチズム]]や[[ファシズム]]同様に異論もある。 {{see also|政治的シンクレティズム|ファシズム#政治的スペクトル上の位置}} == 概要 == ネオナチのイデオロギーは、[[外国人排斥]]・[[同性愛]]嫌悪・[[共産党]]敵対が柱である。[[教会]]などによる地域社会への帰属感を持たず、旧ナチスシンパを標榜することをアイデンティティとし反社会的行動を行っている。極左的[[アナーキズム]]([[無政府主義]]的)としての傾向から内部に特定の指導者を立てることができないため、同じ[[国家主義|国粋主義]]であっても旧ナチスやイスラム圏の[[原理主義]]運動のような組織性を持てず、計画的な行動も取れないケースが散見される。 彼らは信奉するナチスに習う形で[[ナチズム]]を己の思想として掲げ、[[ファシズム]]的な[[権威主義|強権政治]]、[[民族主義]]、[[人種差別]]([[白人至上主義]])、[[外国人]]追放など排他的な主張を行っている。しかしながら旧ナチスが[[アーリア人]]を至上とする[[アーリアン学説]]などに代表される白色人種、特に[[北方人種]]の優越論を支持し、民族面でも[[ゲルマン]]系民族を特別視して他民族を見下すなど、発祥国[[ドイツ]]を中心とした思想として構築されていた(ただし[[人種]]に関しては当時からドイツ国民の人種構成の実態と矛盾していた)のに対し、ネオナチはそうした「ドイツ中心主義」から脱して国際色を深めている点で大きく異なる。 具体的には、かつて[[アドルフ・ヒトラー|ヒトラー]]時代に「劣等民族」と目の敵にされていた[[スラヴ]]民族の居住する[[東欧]]での浸透が挙げられ、ドイツのネオナチが必ずしも[[スラブ系]]は劣等と見なさず「アーリア人」という広いくくりでまとめようとする動きが功を奏しているためである。更にロシアでは旧[[ソ連]]時代の[[共産主義]]・[[ソ連型社会主義]]と結びついて(もともとナチズムの母体であるイタリアの[[ファシズム]]は修正[[マルクス主義]]の影響を受けている)、ナチスの[[ハーケンクロイツ]]に[[ソビエト連邦共産党|ソ連共産党]]の[[鎌と槌]]を合わせた党旗を持つ[[ロシア]]の[[国家ボリシェヴィキ党]]など、一昔前の観念では奇妙にすら映る組織が生み出されている。 国別に見ると、旧ソ連領では[[ウクライナ]]、東欧では[[クロアチア]]、[[ルーマニア]]、セルビア、ブルガリア、ポーランド、西欧ではドイツ、[[ベルギー]]、[[オーストリア]]、[[ギリシャ]]、[[スペイン]]、[[イギリス]]、スイス、北欧のスウェーデンなどにネオナチの存在、もしくは勢力拡大が見られる。ウクライナでは2014年現在、新政権の一部にネオナチ勢力が加わっている。さらにアメリカ、オセアニアのオーストラリア、アフリカ大陸の南アフリカ、果てはナチスが迫害した[[ユダヤ人]]の[[イスラエル]]にもネオナチは存在している。アメリカにはアメリカ・ナチ党があるほか、ネオナチではないが、極右のKKKやジョン・バーチ協会もいる。一方で[[フランス]]や[[イタリア]]などでは(組織は存在しているが)あまり盛んではない。これは既に[[国民戦線 (フランス)|フランス国民戦線]]やファシスト系の[[国民同盟 (イタリア)|イタリア国民同盟]]など、既存の[[極右]]勢力が受け皿となっているからと考えられる。 多くの場合では、自国の[[労働者]]の雇用拡大を掲げて[[外国人労働者]]の排斥を訴えるなど、就職問題に絡んだ活動で参画者を募っている。<!--メモ:また外国人労働者の問題は、[[最低賃金]]の補償などで法的に保護や制限の多い・また単純に労働者としての質が低い国内の自民族余剰労働者(失業者)に対する雇用問題に負う所もあるため、これらネオナチの掲げる他民族労働者を排斥することに疑問を挟む余地が残る。-->さらに左右を問わず独裁者に一方的な好意を寄せる傾向があるなど、ナチズムの復興を目指すというより、反社会性のシンボルとしてナチズムが掲げられている状況である。 その一方、[[ヘルマン・ゲーリング]]の様に[[職権濫用]]で私財を蓄えたり女装癖に耽るといった腐敗はせず、[[マルティン・ボルマン]]の様に権力序列の向上になりふり構わず猛執して政敵追い落としに執心する事も無く、或いは[[ハインリヒ・ヒムラー]]やゲーリングの様にドイツ敗戦目前となった途端に保身目的で変節して[[連合国 (第二次世界大戦)|連合軍]]と勝手に和平交渉を始める事を目論む事無く、極め付けに[[ニュルンベルク裁判]]中・[[シュパンダウ刑務所]]収容後も[[転向]]しない姿勢を獄中自殺するまで終始貫き通した元ナチス副総統[[ルドルフ・ヘス]]を清廉潔白・禁欲的なまでにナチスに忠実であった理想的党幹部として(団体によっては間違った戦争指導を幾つか採ってしまったヒトラー以上に)熱烈に信奉する傾向が強まっている。[[バイエルン州]]ブンジーデルに作られたルドルフ・ヘスの墓がネオ・ナチ達より聖地として崇められ、2000年代初頭には数千人規模になる程、巡礼者が絶え間無く続いていた事を重く見た(墓地管理をしていた)現地教会が遺族了解の基、同墓を撤去している。 また、[[第二次世界大戦]]中にナチスが行なったとされている[[ホロコースト]]については「存在しなかったものとする[[ホロコースト否定]]」の立場をとっている。 {{-}} == ネオナチの暴力的思想 == === 歴史的背景とその変遷 === 当初は[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国]]側の[[戦争犯罪人]]追及から逃れた(ナチスとの関わりにおいて、非人道的な活動に従事していなかったなどの)ナチスの元関係者などが活動の中心となるケースが多かった。 しかし近年では若者、特に米国南部州の者がネオナチの名をかたり、白人主義から、移民や外国人労働者の排斥を訴え、暴行・略奪などの犯罪行為を行うケースが増加している。しかも多くの場合、ナチズムを深く理解せずに、単に暴力に訴えることと曲解されていることが多い。現に、彼らは[[ルドルフ・ヘス]]存命中に彼を崇拝していたが、ヘス自身はネオナチを「ナチズムを歪ませている」と言って、嫌っていたという(ヘスの項を参照)。 このような単なる他民族排斥活動や暴力容認と混同されるに至り、特に[[ロシア]]や[[ドイツ]]等、他民族の[[移民|移住者]]により職を奪われたと感じる若者達の間で一種の流行となっているのに加え、近年は[[イスラム教]]=[[テロリズム]]との誇大解釈からイスラム教自体を迫害対象として名指ししているために、[[宗教]]と[[民族]]を巻き込んだ問題と見なされるようになっている。 === 外国人襲撃の事例 === これらの活動は、ドイツ国内の[[ムスリム]]移民、主に[[トルコ]]系移民に対する攻撃などで同国内での現象がよく知られており、[[2006年]]にはドイツで開催される[[FIFAワールドカップ]]に併せて大規模な行動を起こすと警告をするに至っており、[[連邦首相府 (ドイツ)|ドイツ首相府]]報道官を務め、当時は反レイシズム運動に警鐘を鳴らす運動をしていたハイエは「[[ブランデンブルク州]]の中小都市などに、肌の色が違う人は立ち入るべきではない。入れば生きては戻れないだろう」と警告を発していた。現に州都[[ポツダム]]では、[[2006年]]4月に黒人男性が襲撃される事件も発生した。 また、2006年5月には[[ベルリン|ベルリン市]]東部の[[プレンツラウアーベルク]]地区で[[イタリア人]]男性がネオナチとみられる集団に襲撃されている。このとき被害者はスキンヘッドの男たちに「何人か」と訊かれ、「イタリア人だ」と答えると、男たちは差別的な言葉を発して突如殴りかかってきたという。同日にはドイツ東部の[[アイゼナハ]]でも[[チュニジア]]人男性が暴行を受けている。 2006年5月22日には、ドイツ東部の[[マクデブルク]]で韓国人学生がドイツ人青年に侮辱的言葉をかけられ暴行を受けたと韓国メディアが報じた。地元での報道では、加害者は韓国人学生に自転車をぶつけられたと主張していることを伝えている。 [[ベルリン]]の[[プレンツラウアーベルク]]地区では[[トルコ]]系の男性が4人の男に外国人を差別する言葉を浴びせられ殴られた。 ドイツ連邦犯罪捜査局によると、2005年はネオナチ関連の暴力事件が958件発生し、2004年の776件に比べて23%も増加したという。 また、年度別統計では、[[2005年]][[9月]]から[[2006年]][[8月]]までの年度において、ドイツ国内で極左思想や外国人排斥を動機とした暴力犯罪は7994件発生し、前年度を1400件、率にして56%上回った。 [[2007年]][[9月]]には、外国人や[[同性愛者]]や[[シナゴーグ]]に出入りする[[ユダヤ教徒]]を次々と襲撃していたネオナチが[[イスラエル]]で摘発された。8人の[[ユダヤ人]]の若者で構成されていたこのネオナチ集団は、[[アドルフ・ヒトラー]]の肖像を掲げつつ自宅にナチスの制服や拳銃や爆薬を所持し、自宅から押収された[[ビデオテープ]]には、[[ナチス式敬礼]]を行う彼らの姿や、麻薬中毒者を路上にひざまずかせたうえで『ユダヤ人であること』を詫びるように脅す様子などが映っていた。彼らは旧ソ連からの移民ユダヤ人だった。 2011年11月には、ドイツ東部[[チューリンゲン州]]を拠点にしている「[[国家社会主義地下組織]](National Socialist Underground、NSU)」を名乗るネオナチの男女3人により、2000年から2007年までにトルコ系男性8人、ギリシャ系男性1人、ドイツ人女性警察官1人の計10人を連続殺人した容疑が発覚した。[[銀行強盗]]の容疑で追われていた男2人が自殺し、1人残った女性のベアテ・チェーペ(Beate Zschaepe)が自首し、家宅捜索したことで発覚した。ネオナチを名乗るグループの大規模連続殺人が明るみに出たのは初であり、[[アンゲラ・メルケル|メルケル]]ドイツ首相は「ドイツの恥だ」と非難した。その後、2013年5月6日に、10人を殺害した連続殺人事件に関する裁判が開始された。この事件に関連して、ドイツ内務省傘下の情報機関である[[連邦憲法擁護庁]](BfV)の要員が事件関連のファイルを破棄していたことが発覚し、ハインツ・フロム([[:de:Heinz Fromm|Heinz Fromm]])長官が引責辞任するなど、治安当局と極右勢力の間に密接な繋がりがあるのではないかとの疑念が渦巻いている。 == ドイツ本国における現状 == かつてナチズムが支配した[[ドイツ]]では[[第二次世界大戦]]後はナチズムを非合法化し、ナチズムの肯定及びそれに類する発言は全面的に法令上禁止された。ナチス時代の軍服や武器を一般市民が手に入れることは原則禁止であり、販売も許されない。また、ナチスのシンボルである鉤十字、あるいはそれを彷彿(ほうふつ)させるような図柄を公共の場に掲揚することも禁止されている。 こうした政策は、[[ドイツ再統一]]を経て現在のドイツ連邦共和国でも継続されている。[[ドイツ国家民主党]]など、ネオナチズム政党が[[地方議会]]進出を果たした前例はあるが、いずれも[[連邦憲法擁護庁]]から厳しい監視を受け、活動は制約されている。一方、[[冷戦]]期にドイツの東半分を統治していた[[ドイツ民主共和国]]は、「ナチスと戦ってきた[[共産主義者]]が中心となって建設した国家」として自らを定義し、ナチス及びその行為に対しては一切無関係であるという立場をとった。そのため、ナチズムの歴史を自分自身の問題として位置づけることはむしろ拒み続け、反ナチス・反ファシズム教育が共産主義思想に基づいた形式だけの思想教育に留まった。そのことからドイツ再統一後の旧東ドイツ地域では、西に比べてより深刻な失業問題や、かつての[[ドイツ社会主義統一党]]による共産主義政治への反感からネオナチ活動に身を投じる若者が増加したと言われている。 ドイツでは反ナチ的極左の最大組織の[[コンスル (テロ組織)|コンスル]]などの国民革命派系や、反ヒトラー派のナチスであるナチス左派系などの流れをくむものも少なくない。 === スキンヘッド === その一方でドイツ国内(特に旧[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]地域)では[[スキンヘッド]]と呼ばれる若者集団が、外国人の移民や労働者に対する[[暴行]]事件を起こしているが、スキンヘッド自体は統一された政治勢力ではなく、単なる[[ファッション]]、もしくは露悪趣味化された様式に過ぎないとも見なされるケースもある。 スキンヘッド族は[[2006年]]現在、[[ドイツ]]全土で1万人を越えているとみられている。 ==== 中欧・東欧諸国におけるスキンヘッド ==== 一般に、スキンヘッド族が多く、ネオナチなど排外主義的な思想が一般社会で盛んなのは[[ロシア]]・[[クロアチア]]・[[ハンガリー]]・[[スロバキア]]・[[ルーマニア]]・[[リトアニア]]・[[ラトビア]]・[[エストニア]]といわれる。なお、これらの国々はロシア以外はみな[[第二次世界大戦]]で[[ナチス・ドイツ]]に国家体制で協力した国家・民族であるが、ロシアも[[武装親衛隊]]、(第14SS武装擲弾兵師団 や第29SS武装擲弾兵師団 )、[[ロシア解放軍]]、[[ヒヴィ]]、[[ロシアファシスト党]]等で、枢軸軍側に立って、ソ連の共産体制と戦った協力者は、かなり多かったことは事実である。また、これらの国々の多くは旧共産圏であり、[[冷戦]]終結・[[東欧革命]]による自由化・資本主義化の流れの中で経済運営がスムーズに行っておらず、経済不況や貧富の格差がいずれも問題となっているケースが多い。 一方、スキンヘッド活動が低調な国は[[ポーランド]]・[[チェコ]]である。チェコでは[[ロマ]]に対する制度的・社会的差別は苛烈(かれつ)で、難民も発生しているが、ネオナチやスキンヘッドの活動とは直接関係があるとはいえない。またポーランドはかつてナチスに蹂躙された経験(これが[[第二次世界大戦]]勃発のきっかけである)からネオナチを忌避している。ただ、ポーランドにも「[[新生ポーランド]]」という極右・ファシズム政党が存在している。 == ネオナチを扱った作品やミュージシャン == 「ネオナチ」ではなく「[[ナチス残党]]」を扱った作品は、斜体文字で記述。 === アニメ・映画 === *『[[フォーリング・ダウン]]』 *『ハーケンクロイツ ネオナチの刻印』 *:[[1993年]]・[[オーストラリア]] *『[[アメリカン・ヒストリーX]]』 *:[[1998年]]・[[アメリカ合衆国|アメリカ]] *『[[クリムゾン・タイド]]』 *『[[トータル・フィアーズ]]』 *『[[This is England]]』 *『[[クレージーの大爆発]]』 *''『[[ブラジルから来た少年]]』'' *''『[[マラソンマン]]』'' *『[[ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!]]』 *『[[サウダーヂ]]』 - ネオナチそのものではないが、[[国粋主義]]と[[外国人排斥]]に現状打破を見出そうとする若者が登場する。 *『[[狂い咲きサンダーロード]]』 *『[[勝手にしやがれ!! 英雄計画]]』 - [[オリジナルビデオ]]『[[勝手にしやがれ!!]]』シリーズの最終作。[[無為]]の[[人生]]を否定し、「正義」と「街の浄化」を旗印に異質のものを社会から排除しようとする[[市民運動]]家が登場する。(監督:[[黒沢清]]) *''『[[アイアン・スカイ]]』'' === 小説 === *『[[凶気の桜]]』 - [[ヒキタクニオ]]の[[2000年]]の作品。[[渋谷]]を舞台に「'''ネオ・[[東條英機|トージョー]]'''」と称して、無秩序な若者達や外国人達への襲撃を繰り返す少年達の顛末を描く。[[2002年]]に[[窪塚洋介]]主演で映画化もされている(配給:[[東映]])。 *''『[[オデッサ・ファイル]]』'' * ''『{{仮リンク|宇宙船ガリレオ号|en|Rocket Ship Galileo}}』'' === 漫画 === *『[[MONSTER]]』 *『[[ブラック・ラグーン|BLACK LAGOON]]』 *''『[[HELLSING]]』'' *『[[スプリガン (漫画)|スプリガン]]』 *『[[パタリロ!]]』(55巻「サンライズ・サンセット」という作品に登場。) *『[[エロイカより愛をこめて]]』(冷戦終了後の20巻以降に登場) *『[[リングにかけろ#ドイツJr.|リングにかけろ(ドイツJr.編)]]』(続編シリーズ『リングにかけろ2』では海外版購読者を考慮し、ナチスやネオナチを連想させる演出・設定は排除されている) *''『[[キャプテン・アメリカ]]』'' *『[[ビッグX]]』 *''『[[潜水艦スーパー99]]』'' *『[[サイボーグ009]]』(初期のエピソードに、新ナチスという組織が登場した) *''『[[ゴルゴ13]]』''(10巻、52巻、53巻等に大規模なナチス残党組織が登場) *『[[リトルコップ]]』 - 日本に国家主義政権を樹立すべく結成された私設軍隊が登場。 *『[[新・旭日の艦隊]]』(コミック版のみに登場) *''『[[ムダヅモ無き改革]]』'' === ロック音楽 === ハードコア・パンクやブラック・メタルのバンドが多い。他にもヘイト・コアやRAC、NSBM、ホワイト・パワー・ミュージックなどのジャンル名がある。 *[[Absurd]](ドイツ) *[[Blue Eyed Devils]](アメリカ) *[[Blood And Honour]](UK) *[[Hate for Breakfast]](イタリア) *[[Hate Forest]](ウクライナ) *[[Hate Society]](ドイツ) *[[Kill Baby,Kill!]](ベルギー) *[[Landser]](ドイツ) *[[Nokturnal Mortum]](ウクライナ) *[[No Remorse]](UK) *[[Skrewdriver]](UK) *[[Ultima Thule]](スウェーデン) *[[プルシアン・ブルー]](アメリカ) *[[トンプソン (バンド)|トンプソン]](クロアチア) いずれのバンドも極右思想や排外主義、白人至上主義をかかげ、絶望した若者をターゲットにしており、非常に危険であることにかわりはない。 == 関連項目 == * [[ネオ・ファシスト]] * [[全体主義]] * [[民族主義]] * [[国粋主義]] * [[排外主義]] * [[右翼]] * [[極右]] * [[人種差別]] * [[白人アーリア抵抗]] * [[国家社会主義運動]] * [[ヘイトクライム]] * [[NSBM]](国家社会主義ブラックメタル) * [[RAC]](ロック・アゲインスト・コミュニズム) * [[統一リトアニア人国家労働者運動]] * [[第四帝国]] == 外部リンク == *[http://www.adl.org/Braun/dim_13_1_neonazism.asp Mainstreaming Neo-Nazism] *[http://www.tau.ac.il/Anti-Semitism/asw99-2000/baltics.htm Antisemitism And Racism in the Baltic Republics] *[http://www.aeronautics.ru/nws001/bbc003.htm The history of modern fascism]{{リンク切れ|date=2013年2月}} {{レイシズム}} {{DEFAULTSORT:ねおなち}} [[Category:ネオナチ|*]] [[Category:人種差別]] [[Category:政治的極右]] [[Category:白人優越主義]] [[Category:反共主義]] [[Category:シンクレティックな政治運動]]