「竪場島」の版間の差分
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島には、みかん畑や石器時代の遺跡が存在している。最高峰である由加山には、由加神社の本宮があり、[[江戸時代]]には岡山藩主池田氏の祈願所となっていた。 | 島には、みかん畑や石器時代の遺跡が存在している。最高峰である由加山には、由加神社の本宮があり、[[江戸時代]]には岡山藩主池田氏の祈願所となっていた。 |
2018年11月27日 (火) 17:41時点における最新版
竪場島(たてばじま)は、岡山県倉敷市児島唐琴町に所属する、瀬戸内海の児島港に浮かぶ、児島諸島に含まれる無人島。面積は約0.12km2、周囲は約2km、最高標高は45m。通称「くじら島」「軍艦島」[1]など。
概要[編集]
島の名称は、風待ちの場所という意味である『ふなたてば』という言葉から由来している。かつては、「蓼場島」という表記もみられた。「くじら島」という通称は、朝焼けや夕暮れ時に、そのシルエットがくじらに見えることから由来している。
下津井沖ではなく、児島市街地南東沖の児島港に浮かんでいるため、児島諸島自体は水島諸島に含まれるが、この島は水島諸島に含まない場合も多い。
島には、みかん畑や石器時代の遺跡が存在している。最高峰である由加山には、由加神社の本宮があり、江戸時代には岡山藩主池田氏の祈願所となっていた。
アクセスするには、定期船がないため、児島観光港や下津井港からチャーター船を使用する必要がある。
1990年及び1995年の国勢調査では、人口2人という記録があるが、それ以降は0人となっている[2]。
くじら島プロジェクト[編集]
2018年現在、玉野市に本社を持つ不動産企業宇野港土地株式会社の所有地となっている。また、その企業によって2018年4月28日より、1日1組限定で貸切できる、キャンプアイランド「瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA-JIMA」を開催している。
脚注[編集]
- ↑ 長崎の端島になぞられたのが由来。
- ↑ 竪場島(たてばじま) 日本の島へ行こう 2018年11月25日閲覧