「虹野ゆめ」の版間の差分
(→力の謎) |
(→画像) |
||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
117行目: | 117行目: | ||
虹野ゆめ No.3.jpg| | 虹野ゆめ No.3.jpg| | ||
虹野ゆめ No.4.jpg| | 虹野ゆめ No.4.jpg| | ||
+ | 虹野ゆめ No.7.jpg| | ||
+ | </gallery> | ||
+ | <gallery widths="300" heights="300px"> | ||
+ | 虹野ゆめ No.6.jpg| | ||
+ | 虹野ゆめ No.8.jpg| | ||
</gallery> | </gallery> | ||
<gallery widths="400" heights="300px"> | <gallery widths="400" heights="300px"> |
2018年9月17日 (月) 15:55時点における最新版
虹野 ゆめ(にじの ゆめ)とは、アニメ「アイカツスターズ!」の主人公。
プロフィール[編集]
- 学年/専攻 中学1年→2年/花の歌組
- 身長 154cm
- 血液型 O型
- 誕生日 3月3日
- 好きなもの 動物、お菓子
- 苦手なもの 漢字
- 特技 妄想、あきらめないこと
- 趣味 バレーボール、お菓子づくり
- 愛用ブランド MyLittleHeart(マイリトルハート)→Berry Parfaie(ベリーパルフェ)→Rainbow Berry Parfaie(レインボーベリーパルフェ)|
- 決め台詞 ワクワクが止まらない!
- システム起動時の台詞 虹野ゆめ、いきま~す!
- スタープレミアムレアドレス使用時の台詞 ドレスが、みんなを輝かせる!
- CV 富田美憂
- 歌唱担当 せな from AIKATSU☆STARS!
人物[編集]
「アイカツスターズ!」の主人公。親友の七倉小春と共にアイドル学校「四ツ星学園」への入学手続きを行い、審査に合格。晴れて生徒としてアイカツの道を歩み始めた。パティシエである父親と母親の三人家族。 明るく前向きな性格。涙もろい感動家で、絶対にあきらめない意志の強さも持つが、幼い頃より方向音痴なのがたまに傷。 また、漢字の読み書きが苦手で台本には自分で振り仮名を振っている。 学園のトップスターS4の一人である白鳥ひめに憧れており、当初はS4に選ばれて彼女のようなアイドルになることを目標にしていた。 また、同じS4の如月ツバサが主演のドラマ『CA物語』の大ファンでもある。 如月ツバサをかっこよくてセクシーと称しその熱意は自身の勉強も予て新ドラマの撮影現場に無断で忍び込むほど。
経歴[編集]
第1部[編集]
熱意は人一倍であり、運動神経も良いが、アイドルとしての技量はあまり高いとは言えず、レッスンでの成績もあまり芳しくなかった。 しかし、新入生のお披露目ステージで初めて舞台に立った際には新入生とは思えないほどの熱いライブを披露し、S4や学園関係者を驚嘆させる。 だがゆめ本人はステージに立った瞬間からライブの間の記憶が一切なく、ライブ終了直後には体力を使い果たして意識を失ってしまう。そのため、目を覚ました後に自身のライブ映像を見せられても困惑するばかりであった。 そしてこのライブでなまじ高評価を受けただけに、普段のレッスンやそれ以降のステージとの差で周囲からは奇異の目で見られる事になる。
それでも、裏方の仕事やスタッフ達の姿を通してアイドルとしての自覚を促し、時にはライバル達に声援を送り自力を育んでいる。 地道な努力が報われてきたのか、各組1位の生徒がS4と共演できる特典付きの実力テストで、歌組で桜庭ローラに次ぐ2位を獲得。またフレッシュアイドル大投票会でも4位に滑り込むなど、人気・実力とも確実に上がってきた。この頃から初ステージの時に見せた不思議な**力**の発動が度々見られるようになる
前述の通り「ひめ先輩みたいなS4になる」事を目標にしていたが、あの時先輩である白銀リリィとひめ本人の前でその事を語ったところ両者から否定的な言葉をかけられる。 その後、桜庭ローラ,香澄真昼,早乙女あこ,七倉小春の目標やアンナ先生の過去、リリィがアイドルを目指したきっかけを知った事で自分だけのS4像を模索していく事になる。 しかし、その矢先に小春が家庭の事情により転校、自身も後述の**力**を短い期間に何度も使った事の反動で倒れてしまうという試練に直面する。
同じ力を持つひめから力の副作用について教えられ、無意識のうちに力に頼りきっていた事でアイドル活動に恐怖を覚えるようになるゆめ。 しかし、ゆずこしょうやひめとのデュオなどのユニット活動を経験した事と、かつて力によってアイドル生命を絶たれた元アイドルと出会い、彼女の後悔を聞いた事で、仲間のローラ・真昼・あこ、そして先輩であるひめとの絆を思い出す。 ゆめはその思いを胸にステージに立ち、ついに力に頼らずに力を使った時以上のステージを成功させたのであった。
その後しばらくは他のアイドルのサポートに回る事が多かったが、バレンタインデーを前にチョコレートを貰いたいアイドルNo.1に選ばれた事で、M4と歌番組で共演する。アイカツ仲間達のバレンタインデーのチョコにかけた様々な思いを胸にステージを成功させ、ゆめは自分だけのドレスを作る事ができるスペシャルグリッターを手に入れる。 帰宅後、ゆめは特別なチョコレートを渡したい相手の事を思い浮かべる。そして、その相手と「どちらがアイドルの一番星になるか競走だ」と約束する。
S4戦では出番の直前に小春から連絡が来た事で、自分がアイドルになってから出会った全ての物への感謝を歌にしようという思いでステージに立つ。この時点で1位だったローラを抜いて暫定1位となるも、ひめのトップアイドルとしての誇りを背負ったステージの前に敗れる。 激辛ひめカレーを食べながらこの敗北を糧に成長して、次にひめと戦う時には絶対に勝つと誓うゆめ。その様子を見ていたひめは「(ローラと2人で)今よりももっと輝いてみせて」というエールをゆめとローラに贈った。
第2部『星のツバサ』[編集]
本格的にS4としての活動を開始。自身のブランドとして「Berry Parfeit」を立ち上げたが、元々服のデザインは得意でないこともあり、悪戦苦闘している。また、空気椅子を難なくこなせるようになった上、後輩たちにスクールドレスの可能性を示すためにローラと共にステージを行うなど、すっかりS4らしく成長している。
しかしそんな中、白鳥ひめをヴィーナスアークに引き入れる布石として、エルザフォルテに狙われることに。エルザは何度もゆめをスカウトしようとしたが、S4としての仕事がある事、第52話で再度勧誘した際に一緒にいたローラを侮辱されたことから、ヴィーナスアークへの入学をはっきりと拒絶したが、エルザは未だ諦める素振りを見せておらず、ゆめ自身内心ではヴィーナスアークに思いを巡らすようになっていた。
そんな事から「FuwaFuwaDream」のお披露目ステージの後、二階堂ゆずからの提案で学園長の命により、ローラ・真昼と共にヴィーナスアークへ留学することになった。(一方ゆず、あこは留学を見送った)。 そこで、ゆめはエルザの自他共に決して妥協を許さない高いプロ意識とその裏返しである非情さと優しさに触れていく中で、(明確に反発する仲間もいる中で)次第に魅せられていく。一方で、エルザの方ももはや価値のなくなったアイドルの輝きを取り戻してみせたゆめを単なる白鳥ひめのおまけとしてではなく、一人のアイドルとして意識するようになる。 こうして、両者の間にはある種の師弟関係が生まれていく。
夏のイベント『ヴィーナスウェーブ』では、会場で発生したきららファンとローラファンの抗争を鎮めるべく奔走。Berry ParfaieのシャツにFuwaFuwaDreamの靴とSPICE CHORDのスカートを合わせる、ローラとエール交換をするなどのアイデアによって星のツバサを持たないアイドルでは最高位となる3位に入賞した。
71話でヴィーナスアークがしばらく日本を離れると知り、ゆめは小春と再び離れ離れになると思って取り乱すが、小春はエルザから卒業を認められて、四ツ星学園に復学する手続きのついでにきららの買い物に付き合っていた。こうして、また一緒に暮らす事になったゆめと小春は「小春が作ったドレスを着てアイドルの一番星になる」「一番星になったゆめと同じステージに立つ」という互いの夢を語り合った。
その後は小春の協力を得て、エルザに指摘された「デザイン力の圧倒的な不足」という弱点に向き合う事になる。
これまで築いてきたイメージを優先するゆめと新たな魅力を主張する小春とで、四ツ星学園入学以来初となる本気の喧嘩をするという事態に陥るも、幼い頃一緒に見た虹の事を思い出したゆめと小春は、共にBerry Parfaitの発展的解消を直訴する。スタッフからはブランド解消のリスクを説かれるが、ゆめは小春が自分に足りないデザイン力を補ってくれる存在である事を説明した上で、新ブランドのコンセプトとブランド展開のプラン、そして何よりも小春のデザイン画を以て説得する。 こうして行われたBerry Parfait改めRainbow Berry Parfaitの御披露目イベントでのステージで、ゆめは遂に地球の星のツバサを手に入れる。直後にゆめは小春をステージ上に呼んだ事で、新ブランド御披露目イベントは七倉小春の活動再開イベントにもなった。
第79話では、ヴィーナスアークとの対抗戦となった『ハロウィンナイト』にて四ツ星学園側の総大将という立場となる。 小春と二人でステージに立つという約束を守るために奮闘するも、エルザの前に追い込まれてしまう。しかし、小春の提案により急遽予定を早めて二人でステージに立ち、エルザに負けを認めさせる事に成功する。
ヴィーナスアークでの経験から、ゆめは他のアイドルを自分が輝かせ、他のアイドルの輝きをもらい、一緒に輝く事が自分のアイカツだという考えを持つようになる。
85話では、新曲(第4代OP『MUSIC of DREAM!!』)の初披露の場として『みんなで輝け!ドリームガールオーディション』というオーディションに参加する事を直訴し、作詞作業を覗き見していたアリス・キャロルや後輩達を一緒に参加するように誘う。 審査の内容は手持ちのアイカツカードではなくあらかじめ用意された衣装を使って2分半のステージを行うというもの。ゆめは早々に自分のプランを固めた事もあり、休憩時間に他校の生徒を含めた参加者達の最終審査向けセルフプロデュースを手伝う。この行動により、休憩時間は参加者達が互いにプロデュース案を交換し合う時間となった。ゆめはオーディション本番でも自分ではなく他のアイドルの魅力を審査員と観客に伝える。 一連の行動が図らずも参加者の中で最初にオーディション名の意味に気づいた行動と審査員から評価された事でゆめは優勝し、優勝者ステージにて新曲を披露した。
『アイカツ!ランキング決勝トーナメント』ではエルザと優勝を争う。パーフェクトながら孤独だったエルザに対し、ゆめは四ツ星学園のみならずヴィーナスアーク勢の面々(きらら・レイ・アリア)からのバックアップも得てのステージだった。ゆめはエルザに続いて太陽のドレスを獲得、エルザを僅差で破って優勝した。仲間との絆が力になることを象徴するような結果であった。
その後ゆめはS4戦連覇を果たし、さらに**ローラの忘れ物探しを手伝う**という名目で白鳥ひめと1年ぶりの対決に挑む。この時のために切り札**月のドレス**を温存していたひめだったが、ゆめは太陽のドレスで迎え撃つ。 結果、ついにひめ越えを果たしローラの忘れ物を見つける事に成功する。
ローラの忘れ物、それは「ゆめに勝ちたい」という気持ちだった。 そして、1年後…
力の謎[編集]
学園長やひめの会話から、ゆめには他のアイドルにはない特別な力があることが仄めかされている。 前述のお披露目ライブを始め、彼女が度々本来の実力以上のライブを披露するのはこの力によるものである。
今のところ、ゆめ以外でこの力を把握しているのは学園長とひめとローラだけであり、後にひめも同じ力を持っていることが明らかになっている。また、四ツ星学園創生期に活躍した往年の人気アイドルである雪乃ホタルもまた同じ力を持っていたとされ、学園長が力の事を知っていたのは雪乃ホタルの弟だったため。ローラはいくつかのオーディションでズルをしていたとゆめから謝られる形で力の事を知った。 周りからは単に「本番に強い」と解釈されているが、他のアイドルのオーラをかき消してしまうなど「本番に強い」というだけでは説明がつかない現象を引き起こす事もある。 ゆめ自身もまだこの力をはっきりとは自覚していないが、ライブ後には自分の実力によるものではないような違和感を覚えていた。 また、全てのライブで発揮されるわけではなく、絶対に失敗できない重要なライブでのみ発揮されている。
他のアイドルを圧倒するこの力は体に相当の負荷がかかるらしく、ライブ後に喉を痛めたり、意識を失うほど体力を消耗するといった症状が出ている。第一話ではライブ後に倒れた時記憶を失っていたため諸刃の刃といってもいいかもしれない。 しかも、この力には依存性も認められ、発現者は揃って力無しではアイカツができないという妄想に取り付かれている。ゆめは力に頼ってローラに勝ってしまった事、小春のお別れパーティーで倒れてしまった事、そして何よりも力に頼らないとアイカツができないように思い込んでしまった事がトラウマになっている。 更に学園長曰く、このまま力を行使し続けることはゆめのアイドル生命にも関わるらしく、実際に雪乃ホタルは力の酷使した事で、アイドルとして再起不能になったという。
第30話で白鳥ひめによる推察という形で力の正体が語られる。 それによるとゆめとひめはアイカツシステムに愛された人間で、謎の力とはアイカツシステムによって潜在能力が肉体的な限界を超えて強制的に引き出されたものだという。 ひめが言うには、アイカツシステムに頼らずとも同じパフォーマンスができるだけの実力と意志の力を身につけることで、力への依存は断ち切れるらしいのだが、ゆめは雪乃ホタルのアドバイスによって別の方法で力への依存を克服する。その方法とは、小春、ローラ、あこ、真昼、そしてひめといった仲間達との絆であった。
第二部「星のツバサ」のキーアイテムである「プレミアムスターレアコーデ」はそのアイカツシステムによって認められたアイドルに与えられる存在で一概に無関係とは言い切れず、彼女がそれを手に入れるには再びその力が必要になると思われた。 しかし、雪乃ホタルの栄光と破滅の経緯から分かるように、アイカツシステムの力はある意味独りよがりなアイカツの行き着く先であり、再び力を使う事はこれまでのゆめ自身のアイカツを否定する事と同義であった。
結局、仲間との絆の大切さを知ったゆめが再び力に手を出す事は無く、自分の足りない部分を支えてくれる存在によって星のツバサを手に入れている。 また、他の星のツバサの持ち主であるアイドル達も「先頭を走る者の重圧と誇り」、「自分の殻を打ち破る覚悟」、「柔軟な思考の中にある揺るぎない信念」、「より強大な存在に立ち向かっていく意志」、「周りにどう思われようと自分を貫く決意」、「自分の半身と言える相手との大切な思い出」、「自然を愛しアイカツを純粋に楽しむ心」、「友の為に逆境を甘んじて受け入れるという誓い」といった要素によりアイカツシステムに認められている。