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:レズビアンの略称で、女性同性愛者のこと。「レズ」という略称は侮蔑的に使われてきたので、当人はほとんど使わない。
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:レズビアンの略称で、女性同性愛者のこと。「レズ」という略称は侮蔑的に使われてきたので、当人はほとんど使わない。百合・ガールズラブなども使用されることもあるが、雑誌や記事で第三者からの視点で語られる場合が多い<ref>雑誌「百合姫」、記事「ガールズ・ラブ特集」など</ref>。
  
 
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:ファッションが[[ヴィジュアル系]]バンドの影響を受けているレズビアン。黒を基調とする服が中心で、エナメルブーツ、骸骨や十字架等のチェーン等をコーディネートして身につける事が多い。バンドファンの間ではセクシャルマイノリティに寛容な人間が多い為か、若年の場合はいわゆる「なんちゃってビアン」である可能性が高いと見られてしまうことが多い。
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:ファッションが[[ヴィジュアル系]]バンドの影響を受けているレズビアン。黒を基調とする服が中心で、[[エナメル]]ブーツ、骸骨や十字架等のチェーン等をコーディネートして身につける事が多い。バンドファンの間ではセクシャルマイノリティに寛容な人間が多い為か、若年の場合はいわゆる「なんちゃってビアン」である可能性が高いと見られてしまうことが多い。
  
 
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*[[wiki:レズビアン用語]]

2017年10月1日 (日) 15:38時点における最新版

レズビアン用語(レズビアンようご)は、女性同性愛者両性愛者間で用いられる言葉である。ゲイ用語も参照。

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Aセクシャル
:Asexual) 性欲がないか、性欲が他人に向かず、性行為を望まない人。無性愛者、非性愛者。
アウティング
同性愛者であるという秘密を暴露すること。
ウケ
性行為で受け身の、いわゆる女役のこと。ビアンの場合は「ネコ」の表現が一般的で「ウケ」とは言わない。
FtM
女性として生まれたが、男性としての生活を望む人。トランスジェンダー。女性として女性を愛するレズビアンとは異なり、男性が好きだという人も少なくない(FtMゲイ)。
オナベ
男装して主に女性相手に接客(水商売)する女性たちの総称。男性ホルモン投与や乳房切除などの手術を行っている人も多い。(類義語:FTM)

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カミングアウト
ビアン・バイであることを周囲に認知させること。coming out of the closetの略。

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サッフィズム
レズビアンの異称。「レズビアン」の語源となった古代ギリシャの故事から。
ジャリタチ
子供っぽいボーイッシュなタチの人。ときに非常識・粗暴・無神経なレズビアンを示す言葉として使われることもある。
主婦レズ
結婚しているレズビアン。「夫と恋人の二股をかけている」という目で見られ、レズビアンの間では疎外されがちである。主婦ビアンとは言わないあたり、蔑視の意味をわざと込めている。
家庭環境などから泣く泣く結婚したビアン女性もいるが、女性との恋愛は浮気にならないとでも思っているかのような開き直った考えの者を指すことが多い。
スカタチ
性行為で能動的な側であり、スカートをはきフェミニンな衣装を好む人。(対義語:バリタチ 関連語:ズボネコ)。最近は「フェムタチ」が一般的でありスカタチとは言わない。
ストレート
異性愛者のこと。(同義語:ノンケ)
ズボネコ
性行為で受動的な側であり、パンツルックでボーイッシュなファッションを好むレズビアン。(関連語:スカタチ)
セパレイティスト
男性とかかわりを持たずに女性だけの独立した世界を理想とする人。
セリバシー
禁欲主義。Aセクシャルと違い性的な欲求がないのでなく、性的行動欲求を持っているが敢えてしないこと。

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ダイク
(Dyke)
もともとはレズビアンの蔑称。今は主に欧米で男っぽい見かけのレズビアンに対して使われる。(類義語:ブッチ 対義語:フェム)
ただし今でもレズビアン全体を代表させる言葉として使われることもある。主に欧米で使われる用語で、現在の日本ではこの言葉はめったに使われない。
タチ
性行為で能動的な側。歌舞伎の「立役(男役)」から。なお、外見やふるまいが男性的とは限らず、フェムのタチも多い。(類義語:攻め 対義語:ネコ)
ダナー、ダナー系
肉体は女性であるが、男性的な気質が強く男性的なふるまいを好む人。自らを男性として認識していることもある。旦那が語源。自然発生では無く、あるダナー系サイトが言葉を作り普及に努め現在浸透している。
ダナーズ
ダナーが好きなダナー。
中性
見た目や服装が男性っぽくもなく、女性っぽくもない女性のこと。レズビアン用語の中性は見た目を基準としており、半陰陽とは異なる。
トラ
トランスジェンダー、トランスセクシャル、トランスヴェスタイト総称としての略で、"虎"とも表記。また最近は、外見は女性としてのお洒落を満喫し、違和感も無く内面的には男性の自覚があるフェムトラというセクシャリティをも出現した。
TG
トランスジェンダー (Trans Gender)。戸籍上とは反対の性自認であり、男装し社会的にも男性と扱われることを求めるが身体的な耐え難い違和感は無い。また性別の自認自体が無い、もしくはどちらでもありたいという自認の意味も指す(類義・FTX) 戸籍上女性の場合、本来同性愛とは無関係であるが、セクシャルマイノリティという括りで、レズビアンサイトの利用を許されている場合が多い。
TS
トランスセクシュアル (Trans Sexual) 。性同一性障害と言われるものと同一の状態。身体的、社会的にも戸籍上の性とは反対の自認があり、身体的な耐え難い違和感を抱きSRS手術を熱望する。

戸籍上女性の場合、本来同性愛とは無関係であるが、セクシャルマイノリティという括りで、レズビアンサイトの利用を許されている場合が多い。

TV
Trans Vestite 異性装。MTFビアンと称し、男性の女装趣味によるいわゆる「女装子ビアン」がビアンサイトに出入りしているので、本当にMTFなのかどうか慎重に確認したほうが良いとされる。見た目やふるまいが男性的であれば、FTMビアンを自称していてもビアンとして受け入れられるのは難しい。

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ナベシャツ
胸を押さえて目立たなくするために着用するベスト型の下着。
ネコ
性行為で受動的な側(類義語:受け 対義語:タチ)
ノンケ
気(け)がない(:non- +:ケ)という意から、異性愛者のこと。
ノンセク
ノンセクシャル(:nonsexual)の略で、性的指向がない、もしくははっきりしないこと。バイ、Aセクシャル、もしくはリバとも重なるが、それらとは区別されて語られることもある。

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バイ
バイセクシュアルの略称で、両性愛者のこと。
ブッチ
(Butch)
レズビアン全体をさすこともあるが、「タチ」に近い意味として使われることもあり、このときはフェムの対義語として使われる。日本で実際に使われることは無い。
バリタチ
フェムであり、全くリバになりえない性志向。(対義語:バリネコ)
短髪だったり、革ジャンジーンズなどハードな衣装を好むタチという意味もある。FTMのトランスジェンダーと区別がつきにくいことが多い(対義語:スカタチ)
ビアン
レズビアンの略称で、女性同性愛者のこと。「レズ」という略称は侮蔑的に使われてきたので、当人はほとんど使わない。百合・ガールズラブなども使用されることもあるが、雑誌や記事で第三者からの視点で語られる場合が多い[1]
ビッフェ
"Bian as Feminine for Feminine"の略で、自分自身がフェムで、なおかつ恋愛対象としてフェムを求める人。「フェム×フェム」という表現が一般的である。
V系
ファッションがヴィジュアル系バンドの影響を受けているレズビアン。黒を基調とする服が中心で、エナメルブーツ、骸骨や十字架等のチェーン等をコーディネートして身につける事が多い。バンドファンの間ではセクシャルマイノリティに寛容な人間が多い為か、若年の場合はいわゆる「なんちゃってビアン」である可能性が高いと見られてしまうことが多い。
フェム
(Femme)
見た目・ファッションが女性的なビアン。日本では「フェムタチ」、「フェムネコ」という言い方もされる。北米などで「ブッチ」の対義語として使われる時は、カップルにおいて女役の方(ネコ)をさす。
フェム×フェム

自身がフェミニンであり、恋愛対象もフェムのみの場合、自己紹介などで略称的に用いる。日本でしか使われない。

ポリガミー
 (:Polygamy) 同時に複数の恋人と付き合う人、付き合える人。(対義語:モノガミー)

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モノガミー 
(:Monogamy) 特定の恋人一人だけと付き合う人、付き合いたい人。(対義語:ポリガミー)

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ユリ(百合)
ガールズラブ、またはレズビアンを表わす隠語。

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リバ
相手によって、どちらとでもなれる(:reverse=逆・反対)の意からタチでもネコでも出来ること。または相手によりタチ・ネコと立場を変えること


その他[編集]

〇〇寄りの△△
リバだが、どちらかといえばネコに回ることが多い・タチに回ることが多い場合の表現。または、バイだが主に男性、女性を好む場合、それぞれヘテロ(ノンケ)寄り、ビアン寄りなどという表現をしたりする。(例:ネコ寄りリバ、ビアン寄りのバイ)。
性行為はできるが、なくても満足あるいはない方が良いという場合は、「Aセク寄りのタチ」などとも言う。

関連項目[編集]

  • 雑誌「百合姫」、記事「ガールズ・ラブ特集」など