「間久部緑郎 (キャラクター)」の版間の差分
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+ | 『ブラック・ジャック』のエピソードの一つである「刻印」は、初出の「指」(未収録)を大幅に改稿したものである。ブラック・ジャックと再会した間久部が少年時代の思い出を語るシーンがあるが、間久部は生まれつき指が六本あったことが緑郎という名前の由来とされていた。 | ||
+ | また、「指」では間久部が自らの意思でブラック・ジャックに罠を仕掛けたという部分も変更されている。 | ||
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+ | == 関連項目 == | ||
+ | *[[写楽保介]] - ロック・ホームと同じく、名前のモデルを[[シャーロック・ホームズ]]とする[[手塚治虫]]のキャラクター。 | ||
+ | *[[サングラス]] | ||
+ | *[[スター・システム]] | ||
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+ | {{Wikipedia/Ja|ロック・ホーム}} | ||
+ | {{DEFAULTSORT:まくへ ろくろう}} | ||
+ | [[Category:手塚治虫の作品のキャラクター]] | ||
+ | [[Category:架空の探偵]] | ||
+ | [[Category:推理漫画の登場人物]] |
2016年12月13日 (火) 07:27時点における最新版
この項目では、手塚治虫の作品に登場する架空の人物について説明しています。ウィキペディアの利用者については「間久部緑郎 (利用者)」をご覧ください。 |
間久部緑郎(まくべ ろくろう)は、手塚治虫の漫画作品に登場する架空の人物である。作品によってはロック・ホームという名で登場することもある。
外見はユニセックスな顔立ちで没個性的で、その風貌から心優しい美少年的な役柄も多いが、その性質は同年代設定のケン一とは対照的に、単純に純粋で正義に満ちた少年ではなかったり、作中で虐待を受けて性格が変わってしまうなど、二枚目から悪役まで、複雑で幅広い活躍を見せる。初期は小学生~中学生ほどの年齢体格として描かれていたが、後に成長して大人びた姿として描かれる事も多くなり、名脇役の一人として多数の作品に登場した。当初はあまり人気がなかったが、『バンパイヤ』で悪役になったら、若い娘がファンレターを山のように送ってくるほどの人気になった[1]。
登場作品[編集]
ロック・ホームとして[編集]
名前の由来は、シャーロック・ホームズから。
- 『少年探偵ロック・ホーム』(1949年)ロック・ホームのデビュー作。
- 『来るべき世界』(1951年)
- 『化石島』(1951年)
- 『ロック冒険記』(1952年~1954年)
- 『鉄腕アトム』(1952年~1970年)
- 『ふしぎな少年』(1961年~1962年)
- 『火の鳥 未来編』(1967年~1968年)
- 『アラバスター』(1970年~1971年)
- 『ブラック・ジャック』(1973年~1983年)
間久部緑郎として[編集]
名前の由来は、マクベス (シェイクスピア)から。
- 『バンパイヤ』(1966年~1967年,1968年~1969年) 主人公として登場。
- 『ブラック・ジャック』(1973年~1983年)
- 『ブッキラによろしく!』(1985年)
その他[編集]
- 『孔雀石』(1955年)
- バッサニオ - 『ベニスの商人』(1959年)
- 星野マモル - 『キャプテンKen』(1960年~1961年)
- 『バンパイヤ』(1968年~1969年)
- ガノモス - 『ブルンガ1世』(1968年~1969年)
- ビンビサーラ - 『ブッダ』(1972年~1983年)
- 『ブラック・ジャック』(1973年~1983年)
- 『七色いんこ』(1981年~1983年)
- フランツ - 『リボンの騎士』(1953年~1967年)
- 『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)
- 『 愛のコスモゾーン』(1980年)
- 『鉄腕アトム』(1980年)
- 『メトロポリス』(2001年)
カメオ出演[編集]
演じた俳優・声優[編集]
- 喜多道枝: - (声)『リボンの騎士』テレビアニメシリーズ(1967年)フランツ
- 井上真樹夫 - (声)『リボンの騎士』テレビアニメシリーズ(1967年)フランツ(代役)
- 佐藤博 - 『バンパイヤ』テレビシリーズ(1968年)〈間久部緑郎〉
- 風間杜夫 - (声)『火の鳥 未来編』ラジオドラマシリーズ(1977年)
- 武岡淳一 - (声)『海底超特急マリンエクスプレス』テレビアニメ単発(1979年)
- 池田秀一 - (声)『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』アニメ映画(1980年)
- 水島裕 - (声)『鉄腕アトム』テレビアニメシリーズ(1980年)
- 塩沢兼人 - (声)『フウムーン』テレビアニメ単発、来るべき世界のアニメ版(1980年)
- 隆大介 - 『ミュージカル 火の鳥』舞台(1989年)
- - 『松竹音楽劇 火の鳥』舞台(1994年)
- 山岡泰一郎 - 『新・七人の代役〜A concert of destiny』舞台(1997年)間久部六郎
- 岡田浩暉 - (声)『メトロポリス』アニメ映画(2001年)
- 神奈延年/江森浩子 - (声)『ブラック・ジャック』ネット配信アニメ(2003年)間久部緑郎
- 藤井フミヤ - (声)『アストロボーイ・鉄腕アトム』テレビアニメシリーズ(2003年)
- 桐本琢也 - (声)『火の鳥 未来編』テレビアニメシリーズ(2004年)
- 森久保祥太郎 - (声)『ブラック・ジャック 命をめぐる4つの奇跡』テレビアニメ単発(2004年)アクド
- 保志総一朗 - (声)『ブラック・ジャック 命をめぐる4つの奇跡』テレビアニメ単発(2004年)デビイの整形後
- 石垣佑磨 - (声)『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』アニメ映画(2005年)
エピソード[編集]
『ブラック・ジャック』のエピソードの一つである「刻印」は、初出の「指」(未収録)を大幅に改稿したものである。ブラック・ジャックと再会した間久部が少年時代の思い出を語るシーンがあるが、間久部は生まれつき指が六本あったことが緑郎という名前の由来とされていた。 また、「指」では間久部が自らの意思でブラック・ジャックに罠を仕掛けたという部分も変更されている。
脚注[編集]
- ↑ ぼくはマンガ家
関連項目[編集]
- 写楽保介 - ロック・ホームと同じく、名前のモデルをシャーロック・ホームズとする手塚治虫のキャラクター。
- サングラス
- スター・システム
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