「塩水」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(新規)
 
(相違点なし)

2015年7月12日 (日) 14:35時点における最新版

塩水(しおみず、えんすい)またはブライン英語:brine)は、塩化ナトリウム飽和水溶液または飽和状態に近い水溶液のことである。野菜などの保存やフェタチーズの熟成に使われる。食品の保存に関しては他に、砂糖ビネガーも使われる。

塩水は、凝固点降下が起こるため真水よりも凝固点が低く、また、低コストで熱輸送を行うことができる。塩分濃度が23.3%の塩水の凝固点は-21℃であり、この温度は共晶温度と呼ばれている。塩化ナトリウムの15.5℃での溶解度は26.4gで0℃のときのそれは23.3gである。

濃度の違いによる塩化ナトリウム水溶液の呼称の変化
淡水 汽水 食塩水 塩水
< 0.05%
0.05 - 3.5%
3.5 - 5.0%
> 5.0%

備考[編集]

  • ポケットモンスターシリーズに登場する技の中に『しおみず』がある。基礎威力は中堅どころだが相手の「HP」が50%以下となった場合、威力が2倍に上がるという効果を持つ。このような効果なのは傷口に塩を撒くと痛いためだと思われる。
  • 『ブラインチリングユニット』は主に塩水を熱源として利用するチリングユニットのことである。0℃以下でも凍結しない液体として水以外の二次冷媒も利用可能である。

関連項目[編集]