「5300 (放送)」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=5300 (放送)&oldid=10206836 2007年1月23日 (火) 19:07版から転記)
 
27行目: 27行目:
 
[[Category:放送局の設備|5300]]
 
[[Category:放送局の設備|5300]]
 
[[Category:報道|5300]]
 
[[Category:報道|5300]]
 +
 +
<div style="margin:0.5em 0;background-color:#f6f6f6;border:1px solid #ccc;padding:3px;font-size:80%">
 +
このページは [http://ja.wikipedia.org/ Wikipedia日本語版]由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は[http://ja.wikipedia.org/wiki/5300 (放送) '''5300 (放送)''']にあります。執筆者のリストは[http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=5300 (放送)&amp;action=history '''履歴''']をご覧ください。
 +
[[Yourpedia]]と同じく、[http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia Wikipedia]は[http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html GFDLのライセンス]で提供されています。
 +
コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。
 +
</div>
 +
[[Category:Wikipedia出典元の記事|{{PAGENAME}}]]

2007年5月6日 (日) 05:59時点における版

5300は、日本放送協会(NHK)で使用されているニュース制作システムの、通称。「ごーさんまるまる」と発音される。

概要

全国および海外のNHK放送局・支局・通信部・記者クラブ間に構築された専用LANで結ばれている。端末は、デスクトップパソコンを改良したものと、NECLaVieを流用したノートパソコンとが存在する。アクセス権者は記者報道局所属のディレクターカメラマンに限られる。

記者は貸与されたラップトップパソコンソフトを入れることで、外出先からのダイヤルアップによるアクセスも可能。

使用法

記事の作成機能および印刷しての原稿出力機能だけでなく、全国および海外総支局のニュース原稿を記入した記者名(あたま3文字のみ)とともに参照できる上、原稿の送受信機能も兼ね備えている。その際はニュースのタイトルの前に「送」「受」といった文字が表示される。また、記事を購入している共同通信ロイター通信の最新記事も閲覧できる。

ニュース原稿の編集は、横書き画面で行なう。放送時はアナウンサーが縦書きの原稿で読むため、印刷時には大きい文字で行間の空いた状態で出力される。縦書き原稿が出ると、ニュースディレクターがVTRに使用する字幕の情報などを書き入れ、アナウンサーに渡す。アナウンサーはVTRとあわせて読み合わせを行い、ニュースの本番に使用される。横原稿は参照用に使用されるため、文字が詰まった状態で表示される。

記者が通常書くのは「素原稿」と呼ばれる物で、デスクやプロデューサーのチェックを通過した「(素)原稿」にならないと、放送には使用されない。そのための確認ボタンがウインドウに備えられている。

端末は原稿執筆のみならず、ニュース制作に必要な機能にアクセスできる。

  • 電子台本ニュース番組の項目、音声、カメラやVTRの割り振りなどが編集できる。
  • アート機能…番組で使用する字幕の内容を確認できる。またニュースの制作に使用する資料写真も閲覧出来る。
  • アーカイブス機能…過去のニュース番組やVTRの著作権情報などが確認できる。
  • 連絡機能…連絡メールと言われる機能があり、アクセス権者間の連絡や関係者への周知に使用できる。事件のインタビューの内容や、取材中のネタなど、記事の下書きが記載されていることが多い。機密のパスワードをかけることで閲覧制限が出来る。

これらの機能が有機的に盛り込まれていることで、全国規模の報道に迅速に対応できる優れたニュース制作システムと言える。

関連項目

このページは Wikipedia日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は(放送) 5300 (放送)にあります。執筆者のリストは(放送)&action=history 履歴をご覧ください。 Yourpediaと同じく、WikipediaGFDLのライセンスで提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。