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[[街宣右翼]]時代には暴力主義的側面もあったが、街宣右翼離脱と共に暴力主義とは縁を切っていると自身のブログで説明している。「街宣右翼は[[暴力団]]の影響下にあることが多いが、極右は違う」として、街宣右翼が行っている「上からものを言うような[[愛国心]]の占有」に反対している。愛国の私情を持つ多くの人に訴えて、やがてそれが新国家創造の使命感をもち、行動することを理想としている。 | [[街宣右翼]]時代には暴力主義的側面もあったが、街宣右翼離脱と共に暴力主義とは縁を切っていると自身のブログで説明している。「街宣右翼は[[暴力団]]の影響下にあることが多いが、極右は違う」として、街宣右翼が行っている「上からものを言うような[[愛国心]]の占有」に反対している。愛国の私情を持つ多くの人に訴えて、やがてそれが新国家創造の使命感をもち、行動することを理想としている。 | ||
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2008年1月5日 (土) 17:56時点における最新版
瀬戸弘幸(せと ひろゆき、1952年 - )は、福島県出身の右翼・保守系の政治運動家・評論家・ジャーナリスト。右翼団体世界戦略研究所代表・NPO法人外国人犯罪追放運動最高顧問。「河野談話の白紙撤回を求める市民の会」呼びかけ人。国家社会主義者同盟元副代表、元福島市職員。福島県立福島農蚕高等学校(現・福島県立福島明成高等学校)卒業。
主な経歴[編集]
1983年に静岡市長選挙に立候補するも落選。その後維新政党・新風への支持を表明し、同党への支持を訴える「新風連~新しい風を求めて~ネット連合」を立ち上げ。2007年4月3日に同党の党友となったことを公にし、5月21日には夏に行われる第21回参議院議員通常選挙に同党公認で比例区に出馬することを表明。7月29日の参院選では、新風の比例候補3名の中でトップの票を得たが、落選した。
企業、政治家の不正や疑惑を糾弾するジャーナリストとしても活躍。特に力を入れている分野としては、世界情勢分析、自然環境問題、不法滞在外国人問題、少年犯罪問題、企業犯罪問題の分野が挙げられる。 地元・福島県の右翼団体「日本憂国会」会長であった。(会社整理にまつわる恐喝で1986年10月に逮捕歴あり)
国家社会主義思想を講究し、ナチスやヒトラーに興味を持つ。1991年に国家社会主義者同盟を設立。瀬戸自身は「日本には日本の国家社会主義がある」ことを強調していて、ナチスやヒトラーに全面的に賛成というわけではない。また、国家社会主義思想の関連から極右、農本主義の主張も持っている。
徹底した反ユダヤ主義者であると同時に、反共主義者である。そのため中国共産党を敵視しており、これに対抗することを主張している。「我々《極右》は世界的視野に立った場合でも、(伝統文化を)守るだけでなく、責め滅ぼす思想として共産主義を捉える」(『ネットが変える日本の政治』、251頁)。「反共」から「滅共」への転換こそ、神聖な義務であると考えている。
街宣右翼時代には暴力主義的側面もあったが、街宣右翼離脱と共に暴力主義とは縁を切っていると自身のブログで説明している。「街宣右翼は暴力団の影響下にあることが多いが、極右は違う」として、街宣右翼が行っている「上からものを言うような愛国心の占有」に反対している。愛国の私情を持つ多くの人に訴えて、やがてそれが新国家創造の使命感をもち、行動することを理想としている。
2007年7月8日には銀座で河野談話の白紙撤回を求める市民の会呼びかけ人として演説を行い、日本政府に対しては河野談話の白紙撤回を、アメリカ合衆国下院には慰安婦への謝罪要求決議案全面撤回をそれぞれ訴えた。
主義・主張[編集]
- 「極右」こそ日本を救う唯一の道だと確信している
- 中国共産党の「新覇権主義」を阻止するために日米同盟(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約に基づく両国関係)の強化を提唱
- 民主党議員、近藤昭一が朝鮮総連に議員会館を使用させるよう手引きした件の追及
- 小泉純一郎の靖国神社参拝を歓迎
- 昭和天皇の靖国神社への思いを述べたといわれる通称「富田メモ」の真偽追究
- 在日コリアンの毎日新聞記者、朴鐘珠による不敬発言の糾弾
- 在日朝鮮人の経営者が9割を占めるとされるパチンコ産業の国営化(=経営からの外国人追放)
- 外国人犯罪を防ぐために移民・在日外国人への参政権付与に反対
- 不法滞在外国人の国外追放
- 外国人労働者受け入れの慎重化
- 「既存マスコミは偏向報道を行っており、そのようなマスコミ界を叩き潰す」と主張
- いわゆる「河野談話」の白紙撤回を求める。米下院121号決議に対しても全面撤回を求めている。
- 部落解放同盟に関わる同和利権の追及
- 創価学会が宗教団体であることを否定、またその名誉会長を務める池田大作への徹底追求
その他のエピソード[編集]
- 福島市職員をしていた24歳の時、暴力団員と斬り合いの喧嘩を演じ、相手に重傷を負わせた。傷害と暴行の容疑で逮捕され、実刑判決を受ける。市議会で追及され懲戒免職。
- 1986年(34歳)、福島県の酒造メーカー「東菱酒造」が会社整理に伴う競売で多額の金を手にした事を知り、整理を依頼されていながら社長を自分の団体の事務所に拉致・暴行して一部を脅し取った容疑で恐喝罪にて逮捕。後に不起訴処分となる。
- 2007年の参院選での落選を受け、資金集めを目的として「ナノテクゼリー」の販売を目指している。
著作[編集]
著書[編集]
- 『使途不明金 政官界を揺るがす小針暦二〝福交疑惑〟』 「せと弘幸」名義、笠倉出版社、1984年
- 『国士・中曽根康弘先生――昭和維新の志士・戦後初の右翼宰相』 けいせい出版、1984年
- 『東南アジアの反日感情を煽る“味の素”』 展転社、1986年
- 『日米友好時代は終った』 世界戦略研究所編、 展転社、1987年
- 『ヒトラー思想のススメ――自然と人類を救済するナチス・ヒトラー世界観の120%肯定論』(篠原節との対談) 展転社、1990年
- 『外国人犯罪――外国人犯罪の全貌に迫る!』 世界戦略研究所編、セントラル出版、2000年
- 『パソコンソフトウェア販売会社ソースネクストの重大疑惑』 雷韻出版、2004年
- 『ネットが変える日本の政治』 コアラブックス、2007年
近年の寄稿[編集]
- 「日の丸右翼からナチズム極右へ、そして今…」佐藤卓己編『ヒトラーの呪縛』 飛鳥新社、2000年
- 「外国人犯罪」『GYROS』12号 2005年3月
- 「新たな局面を見せる外国人犯罪」『BAN』2006年11月号
- 「外国人犯罪ファイル」 月刊『スレッド』(晋遊舎)にて担当
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- せと弘幸Blog『日本よ何処へ』 (旧 極右評論)(公式ブログ)
- 新風連(公式ブログ)
- 瀬戸弘幸 オフィシャルサイト(瀬戸弘幸公式サイト)