「ハミパン」の版間の差分

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'''ハミパン'''とは、着用している[[ボトムス]]から[[下着]]がはみ出る事を指す[[隠語]]([[スラング]])。
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*[[ブルマー]]から女性用[[ショーツ]]([[パンティー]])がはみ出ることに限って「ハミパン」と呼ぶ場合(最狭義のハミパン)
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*ブルマーや[[体操服]]の[[ズボン]]などのボトムスから女性用ショーツがはみ出ることを「ハミパン」と呼ぶ場合(狭義のハミパン)、
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*ボトムスから女性用や男性用下着がはみ出ることを「ハミパン」と呼ぶ場合(広義のハミパン)がある。
  
 
== 語源 ==
 
== 語源 ==
 
ハミパンは、「はみ出る」の「ハミ」と、「[[パンツ]]」や「[[パンティー]]」の「パン」と、を合成した俗語である。
 
ハミパンは、「はみ出る」の「ハミ」と、「[[パンツ]]」や「[[パンティー]]」の「パン」と、を合成した俗語である。
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「ハミ」が「はみ出る」を基にしている点は争いがない。<BR />しかし、「パン」は、下半身の下着を一般的に表す「パンツ」を指すのか、女性用ショーツの別名「パンティー」を指すのかは、争いがある。
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「パンティー」説を採れば、女性用のショーツに限られるために、男性下着がはみ出た場合を「ハミパン」とは呼ばないことになる。「パンティー」説の論者は「ハミパン」に、性的な意味合いを含めて言われることが多いことを強調する。これは、特に現在は「パンティー」が性的な意味合いを含めているために敬遠され、これに代わって「ショーツ」が用いられることが多いという状況を説明する。また、「ハミパン」といえば、女性のブルマーからショーツがはみ出す状況を指すと想起する者が多いために、この立場を採る者は有力である。
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「パンツ」説を採れば、男性の下着も含まれるために、男性の下着がはみ出たときも「ハミパン」と呼ばれることになる。近年、女性のブルマーが学校教育機関では採用されず代わってハーフパンツを採用することが増えている。このために、女性のブルマーによる「ハミパン」を想起する者は減っているといえる。しかし、下着がはみ出るのはブルマーに限られず、男女問わず形が同一のランニングパンツや体操服のショートパンツにおいても下着が大きくはみ出る場合がある。女性用のブルマーが減少した時代にあっては、男女問わずハミパンと呼ぶ場合が増えると考えられる。さらに、近年男性下着がブリーフからトランクス等が優勢になっており、これらがボトムスからはみ出すことが後述のように多く見受けられるため、将来は、男女の下着両者を含めたこの立場が有力になると思われる。
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しかし、現在の時点では、学校教育現場でブルマーが減少して間もないことや、学校教育現場以外の部活動やバレーボール選手のユニフォームとしてブルマーが採用されていることがあるために、いずれの立場も尊重に値するものである。
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したがって、ここでは、「パンティー」説も「パンツ」説も、いずれの立場も尊重し、女性の「ハミパン」も男性の「ハミパン」もいずれも検討する。
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== 最狭義の「ハミパン」 ==
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ブルマーから女性用ショーツがはみ出る場合である。「ハミパン」と呼ぶ場合に最も多く想起され、「ハミパン」と呼ぶ事に争いがないのがこの場合である。
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ブルマーは、運動時に着用する体操着、スポーツ用パンツである。学校体育や部活動・スポーツにおいて女児・女子・女性が通常着用する。この内、「ハミパン」が生じるブルマーは、戦後の早い時期に多く用いられた「ちょうちんブルマー」のゴムが緩んでいる場合と、戦後の遅い時期に用いられた「ショーツ型ブルマー」の着用の仕方による場合である。通常、「ハミパン」は後者を指す。
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=== ブルマーの違いによる「ハミパン」 ===
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; 「ちょうちんブルマー」による「ハミパン」
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: ちょうちんブルマーは、家庭で手製作された場合も工業生産された場合もあるが、その形態はいずれも、布が体に密着しているのは腰部分と裾部分で、その中間部分に緩みがあるためにたるんでいて、全体としてみればカボチャ型に見える点である。腰部分は、ホック式の場合とゴム式の場合があるが、裾部分は片足ごとにゴムで締める形となっている。この足を締める部分のゴムが緩んだり切れることによってショーツがはみ出る事はありえた。
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: しかし、布全体に緩みがあるために、ゴムが切れても布が下に緩んで降りるだけで、ショーツがはみ出る度合いは小さい。足と布の隙間からショーツが少し見える場合があるというに留まり、およそ「ハミパン」と称するには至らない。 
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; 「ショーツ型ブルマー」による「ハミパン」
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:通常「ハミパン」と呼ばれるのは、「ショーツ型ブルマー」によるものである。 
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ショーツ型ブルマーには、綿繊維が用いられている場合もあるが、ポリエステルやナイロン繊維を用いられている場合が多い。これらのポリエステルやナイロンは、伸縮性・柔軟性の高い素材である。
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: そして、「ショーツ型ブルマー」は、上が腰部分から、裾は腰より少し下と股間部を斜めに結んだ鼠蹊部上の線までとなっている。つまり、ちょうちんブルマーがカボチャ型なのに対して、「ショーツ型ブルマー」は二等辺三角形に近い五角形型である。この形は下着のショーツの形とほぼ同じである。
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: そのため、内側に履いたショーツと重ねて履いたブルマーの重なり具合が、ブルマーがショーツを覆うことが出来なくなった時点で、「ハミパン」が生じることになる。 
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=== 「ショーツ型ブルマー」でのハミパンの形とメカニズム ===
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ショーツ型ブルマーでのハミパンには、布の裾からはみ出るハミパンと、腰部分からはみ出るハミパンがある。
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==== 布の裾からでるハミパン ====
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通常ハミパンの典型的な形は、裾からはみ出る場合である。これは、お尻の部分や横腰下の裾部分からはみ出ることが多く、前方からはみ出る事は少ない。
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ショーツの上にブルマーを着用した時点ではみ出ている場合がある。これは、ブルマーを履く時に布を強く上に引っ張りすぎたために、ショーツを覆う位置よりも上に上がってしまったために、ハミパンとなってしまう場合である。ショーツの丈もしくは股間の幅がブルマーより長い場合に起こり、前方からはみ出る場合もある。脚刳り(あしぐり)の位置がショーツよりブルマーが上にあれば(ローレグカットのショーツの上からハイレグカットのブルマーを穿いた場合など)自然にハミパンが起こる。あるいは、当初着用時にはハミパンとなっていなかったが、着用中にハミパンが生じる場合がある。
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まず、ブルマーがずり落ちた感覚がしたために、ブルマーの腰部分を持って上に引き上げる場合である。この時、強く上に引っ張り上げすぎると、ショーツを覆う位置よりも上に上がりハミパンとなる。また、引っ張り上げなくとも、腰付近の中にシャツの裾がはみ出ないように入れる場合に腰付近を包む容積が増えるために、ブルマー全体が上にずり上がり、ショーツがはみ出る場合がある。
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次に、座ったり立ったりしてブルマーがずれる場合である。円を描く線は、外周の方が内周よりも長いものが要求される。ブルマーの覆うお尻の切断面は円周の一部たる弧を描くが、ここでいう外周がブルマーであり、内周がショーツである。しかも立った状態と座った状態では、座った状態のほうが曲がる度合いが強く、より長い弧が要求される。したがって、座る前は、ブルマーがショーツを覆うために必要な長さの度合いがより小さくてすむ。
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しかし、座ると覆うために必要な長さの度合いはより長く必要である。そのため座ると、伸びる布質のために、必要な長さに見合う長さまで、外周のブルマーは一旦伸びる。しかし収縮性があるために一度伸びたブルマーは元に戻ろうとする。そして、ブルマーは腰の部分で強く固定され、裾部分は下へ伸びず上に戻ろうとするために、一度伸びたブルマーが少し上にずりあがる。
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その後、立つとブルマーがショーツを覆うために必要な長さの度合いが小さくてすむために、それにあわせた長さに外周のブルマーが緩む。そのためブルマーは腰の部分で固定されているために、下へ伸びず上に緩もうとするために、やはりブルマーは上に緩んでずり上がることになる。
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これが繰り返されると、いつのまにかブルマーがショーツを覆うのに必要な長さを超えてしまうことになる。この時点がハミパンの生じた状態である。
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また、ブルマーがずれるのとは逆にショーツが外にずれる場合もありうる。これは、ブルマーが体に密着した状態で締め付けようとするために内部のショーツも締め付けられて、当初ショーツがお尻の裾まであったものが段々とずり上がってお尻や陰部に食い込んだりする場合がある。また、不快に感じた着用者が内側に食い込んだショーツを元に戻そうと、ブルマーの裾から指を入れて外側に戻そうとする場合がある。この時、戻された位置がブルマーで覆われた位置よりも外側に戻った時点で、ハミパンが生じることになる。
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通常この形態によるハミパンは、指一本分程度に留まることが多いが、場合によっては数センチまではみ出す場合がある。ショーツの形が、裾にレースのついているものであれば、ハミパンもレースがはみ出ることになる。また、大きくはみ出した場合にはショーツの柄も分かる場合もありうる。また、ショーツの布質が、リブショーツか否かも分かる場合もありうる。
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きわめて稀であるが、[[ナプキン]]をショーツに装着する状態によっては、ナプキンがブルマーからはみ出る場合や、[[タンポン]]を膣に挿入して取出紐が長い場合にショーツと紐がブルマーからはみ出る場合が考えられる。
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==== 腰部分からはみ出るハミパン ====
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着用者が裾部分からのハミパンを恐れるがあまり、裾部分を伸ばす内にブルマー全体が下にずり下がり、腰部分のブルマーからショーツがはみ出る場合が見受けられる。このような場合は稀であるが、稀であるために着用者本人が気づかない場合が多く、いつまでもブルマーを上にずり上げないため、長い間ハミパンを続けることになりやすい。シャツをブルマーの中へ入れる場合、ショーツが見える事は少ない。
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=== ブルマーからショーツのはみ出る目立ちやすさ ===
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ブルマー色が紺の場合、白いショーツがはみ出ると、ショーツのはみ出た印象は非常に強い。また、ブルマーには赤・臙脂・ピンクなどの赤系、青・水色・緑色などの青系、オレンジ・黄色などの黄系など、多彩な色があるため、ショーツの色との組み合わせによって、より目立ちやすい場合がある。
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=== 性的興奮とブルマーによる「ハミパン」の弱体化 ===
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ブルマーは体との密着性が強いため、内側のショーツの形態が外側から間接的に見ることが出来る場合が多い。また、密着性のために、陰部やお尻へ食い込む事が多く、恥丘の膨らみ具合や陰裂の様子が推測出来る。このようなブルマーは、90年代までの学校教育の体育授業において、女子の指定体操服となっていることが多かったとされる。特に、小学校高学年や中学生、高校生は性的な意味合いを理解し始める頃であるために、男児・男子・男性や女児・女子・女性は下着や陰部やお尻への性的関心が強まり、視覚や触覚に興奮しマスターベーションなどの性的行為に及ぶ者もいる。この時期に、ブルマー着用者やブルマーを見ると、それ自体は本来衣類に過ぎず性的な意味合いがないにも関わらず、着用者の陰部・性器の膨らみや入り込む様子、ショーツ等の下着がはみ出る事から、強い性的印象を抱く者が多い。このため、「ハミパン」から想起する者の多くは、学校教育の体育等でのブルマーからショーツ等の下着がはみ出る様子を想起することが多いと考えられる。
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また、ブルマーの性的印象があまりに強いために、女性用ブルマーにかつて興奮したことを思い出し、これに性的刺激を求める者はいる。このような者は、男性であっても、あるいはブルマーを着用することを要しない女性でも、また、ブルマーが少なくなった現在でも、ブルマーを着用して性器の膨らみや陰部へ入り込む感触や視覚に興奮しマスターベーション等の性的行為に没頭する者がいる。
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現在では様々な事情によって、ブルマーに代わってハーフパンツを採用する学校教育機関が増えているため、一般に、ブルマーによる「ハミパン」を目にする機会は減少しているとされる。しかし、地方や学校によっては、スカートの下へのブルマーの重ね履きがごく一般的であり、こうした場合に「ハミパン」を目にすることもある。さらに、こうした場合は、ハミパンへの警戒が体操服としてのブルマーよりも薄く、ハミパンの率が比較的高いこともある。
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== 狭義のハミパン ==
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ブルマーや体操服のズボンなどのボトムスから女性用ショーツがはみ出ることである。狭義のハミパンを認める立場は、ブルマーからのハミパンにはこだわらないが、「パン」の語源を「パンティー」に限定する立場のものが採ることになる。
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=== ボトムスの形態によるハミパンの多様性 ===
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この場合、ブルマーを含め、ボトムスの形によって様々なハミパンがある。例えば、体操服のショートパンツ・ズボンによるハミパンは、体型に比べて大きめのものを履いているために、裾からショーツがはみ出る場合である。しかし、ショーツの形は通常体操服よりも短く、はみ出る度合いは極めて少ない。したがって、ブルマー以外でハミパンが生じる場合とは、裾が大きく開いたボトムスの場合に限られることになる。
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例えば、ランニングパンツの下にスポーツ用サポーターを着用せずショーツのままで着用する場合である。ランニングパンツは走りやすいように大きく裾が開いている。そのために着用者が座ったりあおむけに寝ると、ランニングパンツの内側が極めて大きく見える。ランニングパンツは柔らかい薄い布で作られているために、形を大きく変えることが出来る。そのために、ランニングパンツの布がめくりあがり、裾から内側のショーツが大きくはみ出す事が多い。
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ショーツにナプキンを装着していれば、座ったランニングパンツからは、股間部のナプキンを見ることが出来ることが多い。また、ブルマーよりも大きく裾が開くために、ショーツの柄を直接見ることができる。
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特に、小学校高学年や中学生、高校生は性的な意味合いを理解し始める頃であるために、男児・男子・男性や女児・女子・女性は下着や陰部やお尻への性的関心が強まり、興奮しマスターベーションなどの性的行為に及ぶ者もいる。この時期に、ショーツなどの下着の柄や汚れ、陰部に入り込む様子や生理用品の装着の様子を見ると、強い性的印象を抱く者が多い。
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== 広義のハミパン ==
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ボトムスから女性用や男性用下着がはみ出ることをいう。広義のハミパンを認める立場は、ブルマーからのハミパンにはこだわらず、かつ「パン」の語源を「パンツ」に広げて捉える立場のものが採ることになる。これは、ブルマーからのハミパンやはみ出る下着がショーツであることに限定せず、男性のパンツも含めて考える立場である。
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男性のパンツがボトムスからはみ出る場合としては、上記同様裾の大きく広がったランニングパンツを挙げられる。例えば、着用者がゴール後に仰向けになって倒れているときに。めくれたランニングパンツの裾からブリーフがはみ出る場合である。これに加えて、トランクスやボクサーブリーフの場合は、裾の大きく広がることがないボトムスであっても下着がはみ出す事になる。
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つまり、トランクスやボクサーブリーフはそれ自体裾が長いために、上に重ねて履く体操パンツ・短パンから、中身のトランクス等がはみ出ることになる。近年、ブリーフ着用者が減少し、トランクスやボクサーブリーフの着用者が増加しているため、体操パンツ・短パンからそれらをはみ出させている事は多く見受けられる。特にトランクスの場合、トランクス自体も裾が開いていることから、着用者が座ったり仰向けになるとボトムスからトランクスがはみ出すばかりでなく、陰茎や睾丸もはみ出る場合がある。
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トランクスを着用する小学生・中学生・高校生は、下着や陰部への性的関心が強まる時期である。これは男女を問う事はない。男女共に性的に興奮する場合もあるし、マスターベーションなどの性的行為に及ぶ者もいる。この時期に、男児・男子・男性の下着の柄や陰茎や睾丸がはみ出たり、はみでた下着の隙間から性器の様子を見た者は、極めて強い性的印象を抱くことになる。
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更に広い意味で捉えると、トレパンの上からウインドブレーカーパンツを穿くように、長ズボンを2枚重ねて穿く場合に、下に穿いているズボンの裾やウエストが上側のズボンの外にはみ出る場合もある。
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
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* [[腰パン]]
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* [[見せパン]]
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* [[パンチラ]]
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* [[ブリチラ]]
 
* [[ブルマー]]
 
* [[ブルマー]]
 
* [[下着]]
 
* [[下着]]
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* [[フェティシズム]]
 
* [[フェティシズム]]
  
[[Category:性的嗜好|はみはん]]
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{{DEFAULTSORT:はみはん}}
[[Category:性語|はみはん]]
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[[Category:性的嗜好]]
[[Category:スラング|はみはん]]
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[[Category:性の俗語]]
 
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[[Category:性の文化]]
*[[wiki:ハミパン]]
+
[[Category:男性用下着]]
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[[Category:性語]]
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[[Category:スラング]]

2010年10月17日 (日) 16:03時点における最新版

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ハミパンとは、着用しているボトムスから下着がはみ出ることを指す隠語スラング)。

  • ブルマーから女性用ショーツパンティー)がはみ出ることに限って「ハミパン」と呼ぶ場合(最狭義のハミパン)
  • ブルマーや体操服ズボンなどのボトムスから女性用ショーツがはみ出ることを「ハミパン」と呼ぶ場合(狭義のハミパン)、
  • ボトムスから女性用や男性用下着がはみ出ることを「ハミパン」と呼ぶ場合(広義のハミパン)がある。

語源[編集]

ハミパンは、「はみ出る」の「ハミ」と、「パンツ」や「パンティー」の「パン」と、を合成した俗語である。

「ハミ」が「はみ出る」を基にしている点は争いがない。
しかし、「パン」は、下半身の下着を一般的に表す「パンツ」を指すのか、女性用ショーツの別名「パンティー」を指すのかは、争いがある。

「パンティー」説を採れば、女性用のショーツに限られるために、男性下着がはみ出た場合を「ハミパン」とは呼ばないことになる。「パンティー」説の論者は「ハミパン」に、性的な意味合いを含めて言われることが多いことを強調する。これは、特に現在は「パンティー」が性的な意味合いを含めているために敬遠され、これに代わって「ショーツ」が用いられることが多いという状況を説明する。また、「ハミパン」といえば、女性のブルマーからショーツがはみ出す状況を指すと想起する者が多いために、この立場を採る者は有力である。

「パンツ」説を採れば、男性の下着も含まれるために、男性の下着がはみ出たときも「ハミパン」と呼ばれることになる。近年、女性のブルマーが学校教育機関では採用されず代わってハーフパンツを採用することが増えている。このために、女性のブルマーによる「ハミパン」を想起する者は減っているといえる。しかし、下着がはみ出るのはブルマーに限られず、男女問わず形が同一のランニングパンツや体操服のショートパンツにおいても下着が大きくはみ出る場合がある。女性用のブルマーが減少した時代にあっては、男女問わずハミパンと呼ぶ場合が増えると考えられる。さらに、近年男性下着がブリーフからトランクス等が優勢になっており、これらがボトムスからはみ出すことが後述のように多く見受けられるため、将来は、男女の下着両者を含めたこの立場が有力になると思われる。

しかし、現在の時点では、学校教育現場でブルマーが減少して間もないことや、学校教育現場以外の部活動やバレーボール選手のユニフォームとしてブルマーが採用されていることがあるために、いずれの立場も尊重に値するものである。

したがって、ここでは、「パンティー」説も「パンツ」説も、いずれの立場も尊重し、女性の「ハミパン」も男性の「ハミパン」もいずれも検討する。

最狭義の「ハミパン」[編集]

ブルマーから女性用ショーツがはみ出る場合である。「ハミパン」と呼ぶ場合に最も多く想起され、「ハミパン」と呼ぶ事に争いがないのがこの場合である。

ブルマーは、運動時に着用する体操着、スポーツ用パンツである。学校体育や部活動・スポーツにおいて女児・女子・女性が通常着用する。この内、「ハミパン」が生じるブルマーは、戦後の早い時期に多く用いられた「ちょうちんブルマー」のゴムが緩んでいる場合と、戦後の遅い時期に用いられた「ショーツ型ブルマー」の着用の仕方による場合である。通常、「ハミパン」は後者を指す。

ブルマーの違いによる「ハミパン」[編集]

「ちょうちんブルマー」による「ハミパン」
ちょうちんブルマーは、家庭で手製作された場合も工業生産された場合もあるが、その形態はいずれも、布が体に密着しているのは腰部分と裾部分で、その中間部分に緩みがあるためにたるんでいて、全体としてみればカボチャ型に見える点である。腰部分は、ホック式の場合とゴム式の場合があるが、裾部分は片足ごとにゴムで締める形となっている。この足を締める部分のゴムが緩んだり切れることによってショーツがはみ出る事はありえた。
しかし、布全体に緩みがあるために、ゴムが切れても布が下に緩んで降りるだけで、ショーツがはみ出る度合いは小さい。足と布の隙間からショーツが少し見える場合があるというに留まり、およそ「ハミパン」と称するには至らない。
「ショーツ型ブルマー」による「ハミパン」
通常「ハミパン」と呼ばれるのは、「ショーツ型ブルマー」によるものである。

ショーツ型ブルマーには、綿繊維が用いられている場合もあるが、ポリエステルやナイロン繊維を用いられている場合が多い。これらのポリエステルやナイロンは、伸縮性・柔軟性の高い素材である。

そして、「ショーツ型ブルマー」は、上が腰部分から、裾は腰より少し下と股間部を斜めに結んだ鼠蹊部上の線までとなっている。つまり、ちょうちんブルマーがカボチャ型なのに対して、「ショーツ型ブルマー」は二等辺三角形に近い五角形型である。この形は下着のショーツの形とほぼ同じである。
そのため、内側に履いたショーツと重ねて履いたブルマーの重なり具合が、ブルマーがショーツを覆うことが出来なくなった時点で、「ハミパン」が生じることになる。

「ショーツ型ブルマー」でのハミパンの形とメカニズム[編集]

ショーツ型ブルマーでのハミパンには、布の裾からはみ出るハミパンと、腰部分からはみ出るハミパンがある。

布の裾からでるハミパン[編集]

通常ハミパンの典型的な形は、裾からはみ出る場合である。これは、お尻の部分や横腰下の裾部分からはみ出ることが多く、前方からはみ出る事は少ない。

ショーツの上にブルマーを着用した時点ではみ出ている場合がある。これは、ブルマーを履く時に布を強く上に引っ張りすぎたために、ショーツを覆う位置よりも上に上がってしまったために、ハミパンとなってしまう場合である。ショーツの丈もしくは股間の幅がブルマーより長い場合に起こり、前方からはみ出る場合もある。脚刳り(あしぐり)の位置がショーツよりブルマーが上にあれば(ローレグカットのショーツの上からハイレグカットのブルマーを穿いた場合など)自然にハミパンが起こる。あるいは、当初着用時にはハミパンとなっていなかったが、着用中にハミパンが生じる場合がある。

まず、ブルマーがずり落ちた感覚がしたために、ブルマーの腰部分を持って上に引き上げる場合である。この時、強く上に引っ張り上げすぎると、ショーツを覆う位置よりも上に上がりハミパンとなる。また、引っ張り上げなくとも、腰付近の中にシャツの裾がはみ出ないように入れる場合に腰付近を包む容積が増えるために、ブルマー全体が上にずり上がり、ショーツがはみ出る場合がある。

次に、座ったり立ったりしてブルマーがずれる場合である。円を描く線は、外周の方が内周よりも長いものが要求される。ブルマーの覆うお尻の切断面は円周の一部たる弧を描くが、ここでいう外周がブルマーであり、内周がショーツである。しかも立った状態と座った状態では、座った状態のほうが曲がる度合いが強く、より長い弧が要求される。したがって、座る前は、ブルマーがショーツを覆うために必要な長さの度合いがより小さくてすむ。

しかし、座ると覆うために必要な長さの度合いはより長く必要である。そのため座ると、伸びる布質のために、必要な長さに見合う長さまで、外周のブルマーは一旦伸びる。しかし収縮性があるために一度伸びたブルマーは元に戻ろうとする。そして、ブルマーは腰の部分で強く固定され、裾部分は下へ伸びず上に戻ろうとするために、一度伸びたブルマーが少し上にずりあがる。

その後、立つとブルマーがショーツを覆うために必要な長さの度合いが小さくてすむために、それにあわせた長さに外周のブルマーが緩む。そのためブルマーは腰の部分で固定されているために、下へ伸びず上に緩もうとするために、やはりブルマーは上に緩んでずり上がることになる。

これが繰り返されると、いつのまにかブルマーがショーツを覆うのに必要な長さを超えてしまうことになる。この時点がハミパンの生じた状態である。

また、ブルマーがずれるのとは逆にショーツが外にずれる場合もありうる。これは、ブルマーが体に密着した状態で締め付けようとするために内部のショーツも締め付けられて、当初ショーツがお尻の裾まであったものが段々とずり上がってお尻や陰部に食い込んだりする場合がある。また、不快に感じた着用者が内側に食い込んだショーツを元に戻そうと、ブルマーの裾から指を入れて外側に戻そうとする場合がある。この時、戻された位置がブルマーで覆われた位置よりも外側に戻った時点で、ハミパンが生じることになる。

通常この形態によるハミパンは、指一本分程度に留まることが多いが、場合によっては数センチまではみ出す場合がある。ショーツの形が、裾にレースのついているものであれば、ハミパンもレースがはみ出ることになる。また、大きくはみ出した場合にはショーツの柄も分かる場合もありうる。また、ショーツの布質が、リブショーツか否かも分かる場合もありうる。

きわめて稀であるが、ナプキンをショーツに装着する状態によっては、ナプキンがブルマーからはみ出る場合や、タンポンを膣に挿入して取出紐が長い場合にショーツと紐がブルマーからはみ出る場合が考えられる。

腰部分からはみ出るハミパン[編集]

着用者が裾部分からのハミパンを恐れるがあまり、裾部分を伸ばす内にブルマー全体が下にずり下がり、腰部分のブルマーからショーツがはみ出る場合が見受けられる。このような場合は稀であるが、稀であるために着用者本人が気づかない場合が多く、いつまでもブルマーを上にずり上げないため、長い間ハミパンを続けることになりやすい。シャツをブルマーの中へ入れる場合、ショーツが見える事は少ない。

ブルマーからショーツのはみ出る目立ちやすさ[編集]

ブルマー色が紺の場合、白いショーツがはみ出ると、ショーツのはみ出た印象は非常に強い。また、ブルマーには赤・臙脂・ピンクなどの赤系、青・水色・緑色などの青系、オレンジ・黄色などの黄系など、多彩な色があるため、ショーツの色との組み合わせによって、より目立ちやすい場合がある。

性的興奮とブルマーによる「ハミパン」の弱体化[編集]

ブルマーは体との密着性が強いため、内側のショーツの形態が外側から間接的に見ることが出来る場合が多い。また、密着性のために、陰部やお尻へ食い込む事が多く、恥丘の膨らみ具合や陰裂の様子が推測出来る。このようなブルマーは、90年代までの学校教育の体育授業において、女子の指定体操服となっていることが多かったとされる。特に、小学校高学年や中学生、高校生は性的な意味合いを理解し始める頃であるために、男児・男子・男性や女児・女子・女性は下着や陰部やお尻への性的関心が強まり、視覚や触覚に興奮しマスターベーションなどの性的行為に及ぶ者もいる。この時期に、ブルマー着用者やブルマーを見ると、それ自体は本来衣類に過ぎず性的な意味合いがないにも関わらず、着用者の陰部・性器の膨らみや入り込む様子、ショーツ等の下着がはみ出る事から、強い性的印象を抱く者が多い。このため、「ハミパン」から想起する者の多くは、学校教育の体育等でのブルマーからショーツ等の下着がはみ出る様子を想起することが多いと考えられる。

また、ブルマーの性的印象があまりに強いために、女性用ブルマーにかつて興奮したことを思い出し、これに性的刺激を求める者はいる。このような者は、男性であっても、あるいはブルマーを着用することを要しない女性でも、また、ブルマーが少なくなった現在でも、ブルマーを着用して性器の膨らみや陰部へ入り込む感触や視覚に興奮しマスターベーション等の性的行為に没頭する者がいる。

現在では様々な事情によって、ブルマーに代わってハーフパンツを採用する学校教育機関が増えているため、一般に、ブルマーによる「ハミパン」を目にする機会は減少しているとされる。しかし、地方や学校によっては、スカートの下へのブルマーの重ね履きがごく一般的であり、こうした場合に「ハミパン」を目にすることもある。さらに、こうした場合は、ハミパンへの警戒が体操服としてのブルマーよりも薄く、ハミパンの率が比較的高いこともある。

狭義のハミパン[編集]

ブルマーや体操服のズボンなどのボトムスから女性用ショーツがはみ出ることである。狭義のハミパンを認める立場は、ブルマーからのハミパンにはこだわらないが、「パン」の語源を「パンティー」に限定する立場のものが採ることになる。

ボトムスの形態によるハミパンの多様性[編集]

この場合、ブルマーを含め、ボトムスの形によって様々なハミパンがある。例えば、体操服のショートパンツ・ズボンによるハミパンは、体型に比べて大きめのものを履いているために、裾からショーツがはみ出る場合である。しかし、ショーツの形は通常体操服よりも短く、はみ出る度合いは極めて少ない。したがって、ブルマー以外でハミパンが生じる場合とは、裾が大きく開いたボトムスの場合に限られることになる。

例えば、ランニングパンツの下にスポーツ用サポーターを着用せずショーツのままで着用する場合である。ランニングパンツは走りやすいように大きく裾が開いている。そのために着用者が座ったりあおむけに寝ると、ランニングパンツの内側が極めて大きく見える。ランニングパンツは柔らかい薄い布で作られているために、形を大きく変えることが出来る。そのために、ランニングパンツの布がめくりあがり、裾から内側のショーツが大きくはみ出す事が多い。

ショーツにナプキンを装着していれば、座ったランニングパンツからは、股間部のナプキンを見ることが出来ることが多い。また、ブルマーよりも大きく裾が開くために、ショーツの柄を直接見ることができる。

特に、小学校高学年や中学生、高校生は性的な意味合いを理解し始める頃であるために、男児・男子・男性や女児・女子・女性は下着や陰部やお尻への性的関心が強まり、興奮しマスターベーションなどの性的行為に及ぶ者もいる。この時期に、ショーツなどの下着の柄や汚れ、陰部に入り込む様子や生理用品の装着の様子を見ると、強い性的印象を抱く者が多い。

広義のハミパン[編集]

ボトムスから女性用や男性用下着がはみ出ることをいう。広義のハミパンを認める立場は、ブルマーからのハミパンにはこだわらず、かつ「パン」の語源を「パンツ」に広げて捉える立場のものが採ることになる。これは、ブルマーからのハミパンやはみ出る下着がショーツであることに限定せず、男性のパンツも含めて考える立場である。

男性のパンツがボトムスからはみ出る場合としては、上記同様裾の大きく広がったランニングパンツを挙げられる。例えば、着用者がゴール後に仰向けになって倒れているときに。めくれたランニングパンツの裾からブリーフがはみ出る場合である。これに加えて、トランクスやボクサーブリーフの場合は、裾の大きく広がることがないボトムスであっても下着がはみ出す事になる。

つまり、トランクスやボクサーブリーフはそれ自体裾が長いために、上に重ねて履く体操パンツ・短パンから、中身のトランクス等がはみ出ることになる。近年、ブリーフ着用者が減少し、トランクスやボクサーブリーフの着用者が増加しているため、体操パンツ・短パンからそれらをはみ出させている事は多く見受けられる。特にトランクスの場合、トランクス自体も裾が開いていることから、着用者が座ったり仰向けになるとボトムスからトランクスがはみ出すばかりでなく、陰茎や睾丸もはみ出る場合がある。

トランクスを着用する小学生・中学生・高校生は、下着や陰部への性的関心が強まる時期である。これは男女を問う事はない。男女共に性的に興奮する場合もあるし、マスターベーションなどの性的行為に及ぶ者もいる。この時期に、男児・男子・男性の下着の柄や陰茎や睾丸がはみ出たり、はみでた下着の隙間から性器の様子を見た者は、極めて強い性的印象を抱くことになる。

更に広い意味で捉えると、トレパンの上からウインドブレーカーパンツを穿くように、長ズボンを2枚重ねて穿く場合に、下に穿いているズボンの裾やウエストが上側のズボンの外にはみ出る場合もある。

関連項目[編集]