福田篤泰のソースを表示

'''福田 篤泰'''（ふくだ とくやす、[[1906年]][[10月13日]] – [[1993年]][[8月7日]]）は、[[昭和]]期の[[男性]][[政治家]]。

== 来歴・人物 ==
[[東京都]]出身。[[東京都立両国高等学校・附属中学校|府立三中]]、[[浦和高等学校 (旧制) |旧制浦和高等学校]]を経て、[[1930年]][[東京大学|東京帝国大学]][[経済学部]]を卒業後[[外務省]]に入省。情報局秘書課長などを経て[[吉田茂]][[首相秘書官]]となる。吉田の名代として[[林譲治 (政治家)|林譲治]]や[[益谷秀次]]との折衝を任されるなど信頼を得ていた。[[1949年]][[第24回衆議院議員総選挙]]に旧東京7区から[[日本自由党]]公認で立候補し当選、以後当選10回。吉田系の中央官僚出身政治家にしては珍しく、保守合同後は[[大野伴睦]]派-[[村上勇]]派-[[三木武夫]]派と、党人派系の派閥を遍歴している。

入閣歴は豊富で、[[1959年]][[第2次岸内閣改造内閣|第2次岸内閣]]で[[総理府総務長官]]、[[1963年]][[第2次池田内閣第3次改造内閣|第2次池田内閣]]で[[防衛庁長官]]、[[1965年]][[第1次佐藤内閣第1次改造内閣|第1次佐藤内閣]]で[[行政管理庁長官]]兼[[北海道開発庁長官]]、[[1976年]][[三木内閣]]で[[郵政大臣]]を務めた。また、戦争で離島を余儀なくされた[[小笠原諸島|小笠原]]島民の要望に応え、[[1960年]]小笠原協会会長に就任、日米両国政府に[[ロビイング]]を行い[[1968年]]の日本復帰に道を開いた。

[[1979年]]落選により政界引退。[[1977年]][[勲一等旭日大綬章]]受章。1993年8月7日死去。[[享年]]88（86歳没）。
　

[[世界連邦運動]]の推進団体・世界連邦日本国会委員会第8代会長である。

{{先代次代|[[総理府総務長官]]|1959 - 1960|[[松野頼三]]|[[藤枝泉介]]}}
{{先代次代|[[防衛庁長官]]|1963 - 1964|[[志賀健次郎]]|[[小泉純也]]}}
{{先代次代|[[行政管理庁長官]]|1965 - 1966|[[増原恵吉]]|[[田中茂穂]]}}
{{先代次代|[[北海道開発庁長官]]|1965 - 1966|増原恵吉|[[前尾繁三郎]]}}
{{先代次代|[[郵政大臣]]|1976|[[村上勇]]|[[小宮山重四郎]]}}
{{防衛大臣}}
{{総務大臣}}

{{DEFAULTSORT:ふくた とくやす}}
[[Category:衆議院議員]]
[[Category:日本の閣僚経験者]]
[[Category:日本の外交官]]
[[Category:東京都の政治家]]
[[Category:1906年生]]
[[Category:1993年没]]