有吉忠一のソースを表示

'''有吉 忠一'''（ありよし ちゅういち、[[1873年]][[6月2日]] - [[1947年]]2月10日）は、[[日本]]の[[内務省 (日本)|内務]][[官僚]]。元[[千葉県知事]]・[[宮崎県知事]]・[[神奈川県知事]]・[[兵庫県知事]]。[[京都府]]・[[宮津]]出身。

== 略歴 ==
[[帝国大学]]卒業。[[内務省 (日本)|内務省]]に入省。[[1902年]][[内務省 (日本)|内務省]][[警保局]]書記官、参事官。
*[[1908年]] 第11代千葉県知事
**[[千葉県営鉄道|千葉県営軽便鉄道]]（後の[[東武野田線]]の一部）の開通を手がける。
*[[1910年]][[6月14日]]-[[1911年]][[3月13日]] [[朝鮮総督府]]総務局長。
*[[1911年]] 第13代宮崎県知事
**[[宮崎県営鉄道]]妻線（後の[[九州旅客鉄道|JR九州]][[日豊本線]]・[[日本国有鉄道|国鉄]][[妻線]]の一部）・飫肥線（後の[[九州旅客鉄道|JR九州]][[日南線]]の一部）の敷設、[[西都原古墳群]]の発掘調査を行う。日本初の学究的発掘調査と言われる。
*[[1915年]] 神奈川県知事
**[[多摩川]]の改修を指示し[[川崎市]][[中原区]]に「[[有吉堤]]」の地名が残る。
*[[1919年]] 第15代兵庫県知事
*[[1922年]][[6月12日]]-[[1924年]][[7月4日]][[朝鮮総督府政務総監]]。
*[[1925年]] 第10代[[横浜市長]]
**[[関東大震災]]復興のため、[[山下公園]]整備などを行う。
*[[1930年]] 勅選[[貴族院議員]]となる。
*[[1933年]] [[横浜商工会議所]]会頭。

[[日本基督教団神戸教会]]の教会員であり、神奈川県知事時代には[[関東学院]]の開設に助力する。
弟に初代[[中国]]大使の[[有吉明]]、[[尼崎市]][[市長]]の[[有吉實]]、
子に日本郵船社長の[[有吉義弥]]。孫に三菱重工横浜造船所所長、同社常務の[[有吉煕]]
がいる。

== 関連項目 ==
*[[関東学院]]
*[http://www.keihin.ktr.mlit.go.jp/tama/know/property/04_5.htm  多摩川の改修を導いた「有吉堤」]（[[京浜河川事務所]]）

{{先代次代|[[千葉県知事]]|1908年 - 1910年|[[石原健三]]|[[告森良]]}}
{{先代次代|[[朝鮮総督府政務総監]]|第3代：1922年 - 1924年|[[水野錬太郎]]|[[下岡忠治]]}}
{{先代次代|{{Flagicon|日本}} [[横浜市#歴代市長|横浜市長]] [[画像:Flag of Yokohama, Japan.svg|25px]]|第10代：1925年 - 1931年|[[渡辺勝三郎]]|[[大西一郎]]}}

{{DEFAULTSORT:ありよし ちゆういち}}
[[Category:日本の内務官僚]]
[[Category:日本の警察官僚]]
[[Category:千葉県知事]]
[[Category:宮崎県知事]]
[[Category:神奈川県知事]]
[[Category:兵庫県知事]]
[[Category:横浜市長]]
[[Category:貴族院勅選議員]]
[[Category:京都府出身の人物]]
[[Category:1873年生]]
[[Category:1947年没]]