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'''蔡和安'''（英語：'''Chua Ho Ann'''　日本語読み：'''チュア ホーアン'''、生年不詳－[[1976年]][[11月7日]]）は、シンガポールの実業家・慈善家にして、シンガポール最大の{{仮リンク|マレーシア私会党|label=私会党|zh|马来西亚私会党}}の関係者。若くして[[福建省]][[漳浦県]]から[[シンガポール]]へ渡り、[[クルマエビ]]の養殖や炭焼きなどの事業に成功して{{仮リンク|西海岸 (シンガポール)|label=西海岸|en|West Coast, Singapore}}の有力者となる。1942年2月からの日本軍による占領期間中は、[[浪機関]]、[[茨木機関]]などの日本の[[特務機関]]に協力して慈善団体・[[黒十字会]]を組織し、米などの密貿易に携わって利益を得る一方で、秘かに[[プロテスタント]]教会や[[シンガポール国立博物館|博物館]]・[[シンガポール植物園|植物園]]への資金援助を行っていたとされる。戦後は{{仮リンク|林有福|en|Lim Yew Hock}}と{{仮リンク|シンガポール連盟党|en|Singapore Alliance Party}}（SAP）を支援し、1959年の選挙で[[人民行動党]]（PAP）運動員への暴行事件を指揮したとして[[リー・クアンユー]]によって逮捕・投獄され、その釈放を巡るリーと[[トゥンク・アブドゥル・ラーマン|ラーマン]]の対立は1965年のシンガポールの分離独立の一因となった。直情型で、自分を頼って来る困っている人には誰にでも救いの手を差し伸べる義理堅い性格の人物として知られた。

== 経歴 ==
=== 戦前 ===
[[福建省]][[漳浦県]]の出身{{Sfn|南洋商報|1976-11-08}}。若くして単身[[シンガポール]]へ渡り、{{仮リンク|西海岸 (シンガポール)|label=西海岸|en|West Coast, Singapore}}に定住{{Sfn|南洋商報|1976-11-08}}。

{{Harvtxt|コーナー|1982|p=94}}によると、1922年に中国を離れてシンガポールに移住し、当初2年ほど波止場の人夫（[[苦力]]）として働いていた。その後、[[シンガポール植物園|ラッフルズ植物園]]が管理していたパンダンの植物森林保護地区<ref>現存しない{{Harv|コーナー|1982|p=94}}。{{仮リンク|パンダン・ガーデン|en|Pandan Gardens}}も参照。</ref>の[[マングローブ]]林に近いパンダンの川岸の家に無断で住みついて[[クルマエビ]]の養殖や炭焼きをして暮らし、無給で森番の仕事をするかわりに保護地区内に住むことを許可してもらった{{Sfn|コーナー|1982|p=94}}。商売で財を成したことで、東家（地区の有力者）と見なされるようになった{{Sfn|コーナー|1982|p=94}}。

=== 戦時中 ===
==== ジュロン湿地事件 ====
{{Harvtxt|コーナー|1982|p=94}}によると、1942年2月のシンガポール陥落後、蔡は日本軍に逮捕されて数日間収監され、家族はマングローブ林の中に隠れて日本軍の捜索を逃れた。

{{Harvtxt|篠崎|1981|p=50}}および{{Harvtxt|篠崎|1972-08-29}}によると、1942年2月の日本軍によるシンガポール占領直後、蔡が{{仮リンク|カトン|en|Katong}}の弾薬集積所の近くを通りがかったときに、たまたま弾薬集積所で爆発がおき、蔡は駆けつけた憲兵隊に逮捕され、東洋ホテルにあった憲兵隊・[[横田昌隆|横田]]分隊の臨時本部に連行された。そのとき東洋ホテルにいた篠崎は、中国人のコックから蔡がシンガポール西海岸の有力者で、[[儒教]]を信奉する[[南洋聖教総会]]のメンバーであると聞き、蔡を釈放させた。篠崎はそれ以来、蔡と親交があったという。

また[[シンガポール華僑粛清事件]]の際の篠崎の宣誓供述書{{Sfn|茶園|1995|p=28}}によると、1942年2月末に、シンガポールの西海岸一帯の中国系住民の女性・子供ら約350人が、シンガポール市の西部地区を所管した[[第5師団 (日本軍)|日本軍（第5師団）]]の福本部隊<ref>編注：未詳</ref>の指示を受けたマレー系住民の集団によって[[ジュロン]]の湿地帯に追いやられて3日ほど軟禁され、3-4名が満潮時に溺死するという事件があり、連絡を受けた篠崎が現場に到着するとマレー人は包囲を解いたとされ、蔡は事件の詳細を知る人物とされている。{{Harvtxt|篠崎|1981|p=50}}では、包囲されていた住民の中に蔡の家族が含まれており、篠崎に助けを求めにきたのは蔡だったとし、事件以来、蔡は篠崎に湿地で獲れたエビや魚を届け、また篠崎に相談や頼み事をするなど、篠崎は蔡と親しくなった、としている{{Sfn|篠崎|1981|p=51}}。

篠崎は、蔡らからの依頼で、{{仮リンク|カリムン島|en|Great Karimun}}に潜伏していたところを[[昭南憲兵隊#第25軍憲兵隊|水上憲兵隊]]に捕えられ、拷問を受けていた[[李振殿]]や黄慶昌の釈放を働きかけた、という{{Sfn|篠崎|1972-09-04}}{{Sfn|篠崎|1972-09-02}}。

*編注：篠崎の証言や著書は内容の信憑性が低く、裏付けを要する。

==== 占領下の事業活動 ====
{{Harvtxt|コーナー|1982|p=95}}によると、日本軍による占領以後、蔡は森番の仕事を離れていたが、1942年7月初旬に街中でコーナーと再会し、コーナーが日本軍にとりなして森番としての仕事を再開した。蔡は、養殖したクルマエビを日本軍にも提供するなどして事業を拡大し、[[木炭]]の製造も繁盛して再び財を成した{{Sfn|コーナー|1982|p=95}}。

{{Harvtxt|本田|1988|p=41}}によると、蔡は南洋華僑の有力者・[[陳嘉庚]]に近く、陳が日本軍のシンガポール占領に伴い海外に逃亡している間、その財産を管理していたという。

==== 日本の特務機関への協力 ====
{{Harvtxt|篠崎|1981|p=51}}によると、日本の戦況不利が伝えられていた1944年頃、蔡は篠崎を訪ね、[[茨木機関]]に協力することになったと報告したという。{{Harvtxt|本田|1988|p=41}}では、蔡が憲兵隊に捕えられていたところを、[[重慶無線スパイ検挙事件]]で日本軍に検挙されて対日協力者となった[[陳奇山]]のつてで茨木機関が「貰い下げた」としており、{{Harvtxt|中西|1994|p=139}}では、蔡の息子がスパイ容疑で憲兵隊に捕まったのを、機関で貰い下げて助けたと聞いた、としている。

蔡は、当時55-56歳くらいだったといい、それほど大きくない米屋・雑貨屋を営む一方で、たくさんのジャンクを保有する船主で{{Sfn|中西|1994|p=139}}{{Sfn|本田|1988|p=41}}、日本の特務機関に協力するかわりに、密貿易を黙認してもらっていた{{Sfn|中西|1994|p=139}}。

蔡は、日本側の肝煎りでできた慈善団体・[[黒十字会]]を主宰し<ref>黒十字会は、表面的には親日団体だったが、所属している有力な華僑や[[ユーラシアン]]は必ずしも親日的であったわけではなく、日本側もむしろ反日分子を集約し統制することを目的として組織を作らせていた面もあったという{{Harv|本田|1988|p=42}}。</ref>、黒十字会は、日本軍の指示を受けて密輸を行い、昭南にあった砂糖、煙草、衣料品、薬品などを[[ビルマ]]・[[タイ]]・[[仏印]]へ運び、米と交換して食糧の不足している昭南へ運び、半分を軍に納品し、残りを船主である蔡らが取って、更にその半分を黒十字会の慈善事業として公定価格と闇値の中間程度の価格で市民に販売した{{Sfn|本田|1988|pp=42-43}}。黒十字会の売上資金は[[浪機関]]の工作資金として使用され、蔡も密貿易によって巨額の利益を得たとされる{{Sfn|本田|1988|p=43}}。

==== 資金援助 ====
日本軍による占領期間中、蔡は[[シンガポール国立博物館|博物館]]・[[シンガポール植物園|植物園]]の管理に携わっていたコーナーに資金援助を申し出て、コーナーはたびたび蔡から資金を受け取り、シンガポールの[[プロテスタント]]教会の牧師に維持資金として提供したり、博物館・植物園の職員の給料に充てたりしていた{{Sfn|コーナー|1982|pp=95-96}}。
*コーナーが資金が必要になったとき、蔡から教えられた{{仮リンク|クロス街|en|Cross Street}}の家に電話をして面識のない男性に伝言をすると、蔡がコーナーを訪問して、秘かに直接資金を手渡していた。あるとき、蔡とコーナーが面会しているときに刑事に踏み込まれたことがあり、そのとき蔡は「自分は憲兵の命令で白人を監視しているのだ」と言って刑事を威圧し、騙して帰したという。「彼があんな大胆なことをするのを見たのは、あれが最初で最後であった」。{{Sfn|コーナー|1982|pp=95-96}}

終戦後、コーナーは、博物館・植物園の職員に、彼らの給料が蔡の援助によって賄われていたことを打ち明け、職員たちは驚きながらも蔡に感謝したという{{Sfn|コーナー|1982|p=161}}。

=== 戦後 ===
==== 終戦直後 ====
{{Harvtxt|コーナー|1982|p=97}}によると、1945年9月、英国の軍政部が到着する数日前に、蔡は日本の[[軍票]]で[[マッチ]]を買い占め、英国軍政部が新紙幣を発行するとマッチを換金した。
*コーナーは、蔡の商才に舌を巻いた、と評価している。

また同書によると、日本の占領が終った後、蔡は中国系の住民に呼びかけ、黒十字会を通じて路傍に放置されていた死体を収容して埋葬し始め、同年11月に[[救世軍]]が引き継ぐまで事業を継続、その記録文書の保管をコーナーに依頼した{{Sfn|コーナー|1982|pp=96-97}}。

同月、蔡は対日協力者裁判にかけられそうになったが、コーナーが弁護士に依頼したため、起訴取り下げとなった{{Sfn|コーナー|1982|p=97}}。
*コーナーは、蔡が商売上手だったために日本軍との関係を疑われたが、「虎を捕えようとしてねずみを見つけたようなものだった」と記している{{Sfn|コーナー|1982|p=97}}。

==== 石島少佐の脱走を支援 ====
日本の敗戦後、茨木機関の機関員はシンガポールから[[スマトラ島]]北部へ逃亡・潜伏したが、機関員たちは「いざというときはシンガポールへ密航し、蔡を頼るように」と言い含められていた{{Sfn|本田|1988|pp=93-94,172}}。同機関の機関長・石島少佐は、スマトラ島で英軍に戦犯容疑で逮捕された後、[[ジョホール・バル]]にあったイギリスの情報部に監禁されていたが{{Sfn|中西|1994|p=203}}<ref>{{Harvtxt|篠崎|1981|pp=51-52}}は、英軍野戦保安隊に引取られて拘留されていた、としている。</ref>、蔡は日本への帰還船に乗りそびれてシンガポールの日本人収容所に残っていた元機関員の中西淳をジョンゴス（召使い）としてイギリス情報部に潜入させて石島と連絡を取り、石島は蔡の手引きを受けて拘置所からの脱走に成功した{{Sfn|中西|1994|pp=203-205}}。石島はその後[[ジョホール州]]内に潜伏した後、蔡と同じ南洋聖教総会のメンバーの支援を受けて香港経由で日本に帰国したとされる{{Sfn|篠崎|1981|pp=51-52。1951年の[[サンフランシスコ講和条約]]締結後、蔡は日本を訪問し、東京で篠崎や茨木機関の石島元少佐、浪機関の吉永元大尉らと再会したという{{Harv|篠崎|1981|p=54}}。}}。

==== SAPの黒幕 ====
戦後、蔡は{{仮リンク|林有福|en|Lim Yew Hock}}と{{仮リンク|シンガポール連盟党|en|Singapore Alliance Party}}（SAP）を支持し、1959年の選挙で[[人民行動党]]の運動員に対する暴行事件を指示したシンガポール最大の{{仮リンク|マレーシア私会党|label=私会党|zh|马来西亚私会党}}の首領として、人民行動党の[[リー・クアンユー]]によって逮捕・投獄された{{Sfn|リー|2000|p=315}}。

1963年8月、大マレーシア連邦の成立にあたり、[[トゥンク・アブドゥル・ラーマン|ラーマン]]は、[[統一マレー国民組織]]（UMNO）に従順な林有福をシンガポール州の代表にしたいと考え、リーに蔡の釈放を要求して揺さぶりをかけたが、リーは蔡の釈放を拒否し、シンガポールの警察権を手放すことに抵抗、両者の間に確執を生んだ{{Sfn|リー|2000|pp=327,339}}。{{Harvtxt|リー|2000|pp=327,339}}によると、このことが1965年のシンガポールの分離独立の一因になったという。

==== 晩年 ====
晩年の蔡の肩書きには、[[豊安建築有限公司]]の董事主席、[[徳成建築工程有限公司]]の董事主席{{Sfn|南洋商報|1971-12-06}}、[[星洲励正社]]名誉社長の1人{{Sfn|南洋商報|1974-03-11}}、[[漳州総会]]名誉顧問の1人{{Sfn|南洋商報|1974-06-12}}などがある。

また（公立）[[懷南學校]]の理事を務め{{Sfn|南洋商報|1972-01-26}}、[[南洋大学]]工学管理系の卒業生の日本・台湾・タイ・香港などへの海外視察旅行にあたり、台湾の関係先との連絡に協力したとされている{{Sfn|南洋商報|1973-03-31}}。

晩年は自宅で静養し、1976年11月7日に死去した。享年積閏78。{{Sfn|南洋商報|1976-11-11|p=。編注：「積閏」は満年齢に3歳加算している可能性がある。}}

死去時の新聞報道によると、葬儀は同月13日に行なわれ、遺骸は{{仮リンク|チョア・チュー・カン墓地|en|Choa Chu Kang Cemetery}}に埋葬される予定となっている{{Sfn|南洋商報|1976-11-11|p=。埋葬先は「南山塚之原」。}}{{Sfn|南洋商報|1976-11-08|p=。埋葬先は「仏教塚之原」。}}。

== 人物 ==
*{{Harvtxt|篠崎|1981|p=50}}は、蔡は小柄な男で、実直な人物だったと評している。
*{{Harvtxt|コーナー|1982|pp=93,96-97}}は、蔡が裸一貫で富を築き、日本軍の占領下で助けを求める多くの人を支援し助けたことを高く評価している。また同書では、蔡は言葉は粗雑で、小柄で風采はあがらなかったが、交渉事には長けていた、と評している。
*{{Harvtxt|本田|1988|p=41}}および{{Harvtxt|中西|1994|p=139}}は、蔡は太っていて一見柔和だが顔に似合わず直情径行な性格で、親分肌で気前がよく、人付き合いがよかったと評している。また{{Harvtxt|本田|1988|p=42}}によると、蔡は政治談議が好きだったという。
*死去時の新聞報道{{Sfn|南洋商報|1976-11-11}}では、直情で義理堅く人助けに熱心な性格で、各界から賞賛を受けた、と評されている。

== 家族 ==
出典：{{Harvnb|南洋商報|1976-11-08}}

妻：林玉葉
*長男：俊御
*次男：振裔
*三男：俊承は、1971年当時、徳成建築工程有限公司に勤務
**1971年12月5日に程慧貞と結婚{{Sfn|南洋商報|1971-12-06}}。
*長女：俊彬
*次女：俊鳳
*三女：俊翠

==付録==
=== 脚注 ===
{{Reflist|20em}}

=== 参考文献 ===
* {{Cite book|last=リー|year=2000|first=クアンユー|authorlink=リー・クアンユー|title=リー・クアンユー回顧録|volume=上|translator=小牧利寿|publisher=日本経済新聞社|id={{ISBN|4532163625}}}}
* {{Cite book|last=茶園|year=1995|first=義男|title=シンガポール英軍法廷・華僑虐殺事件起訴詳報|publisher=不二出版|id={{JPNO|96014396}} }}
* {{Cite book|last=中西|year=1994|first=淳|title=諜報部員脱出せよ‐実りなき青春の彷徨い|publisher=浪速社|date=1994-8|id={{ISBN|4888541523}} }}
* {{Cite book|last=本田|year=1988|first=忠尚|title=茨木機関潜行記|publisher=図書出版社|date=1988-2|id={{JPNO|88020883}} }}
* {{Cite book|last=コーナー|year=1982|first=E.J.H.|translator=石井美樹子|authorlink =|title=思い出の昭南博物館|publisher=中央公論社|series=中公新書|id={{JPNO|82050003}} }}
* {{Cite journal|last=篠崎|year=1981|first=護|authorlink=篠崎護|title=大東亜戦争と華僑 - ある特務機関長の脱走|editor=現代史懇話会|journal=史|volume=45|date=1981-4|pages =50-54|id={{NDLJP|7925922/27}}{{閉}} }}
* {{Cite book|last=篠崎|year=1976|first=護|authorlink=篠崎護|title=シンガポール占領秘録 - 戦争とその人間像|publisher=原書房|id={{JPNO|73016313}} }}
**口絵に1961年に[[蒋介石]]に招待され訪台した際の写真が掲載されているが、本文中には言及がない。

*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1976-11-11 |date= 1976-11-11 |title= 聞人蔡和安逝世星期六発引還山 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19761111-1.1.16.aspx |page= 16 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1976-11-08 |date= 1976-11-08 |title= 敬告知交‐蔡和安老先生 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19761108-1.1.20.aspx |page= 20 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1974-06-12 |date= 1974-06-12 |title= 漳州総会‐新職員已就職由魏雅聆監誓 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19740612-1.1.8.aspx |page= 8 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1974-03-11 |date= 1974-03-11 |title= 星洲励正社‐新職員就職 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19740311-1.1.10.aspx |page= 10 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1973-03-31 |date= 1973-03-31 |title= 南大工管系卒業班‐一行人昨出国考察 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19730331-1.1.8.aspx |page= 8 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |last = 篠崎 |year= 1972-09-04 |first= 護 |translator= 陳加昌 |date= 1972-09-04 |title= 新加坡淪陥三年半‐(6) 湯瑪斯総督夫人 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19720904-1.1.14.aspx |page= 14 |agency= |accessdate=2016-07-08}}
*{{Cite news |last = 篠崎 |year= 1972-09-02 |first= 護 |translator= 陳加昌 |date= 1972-09-02 |title= 新加坡淪陥三年半‐(5) 昭南特別市 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19720902-1.1.18.aspx |page= 18 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |last = 篠崎 |year= 1972-08-29 |first= 護 |translator= 陳加昌 |date= 1972-08-29 |title= 新加坡淪陥三年半‐(1) 占領与混乱 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19720829-1.1.14.aspx |page= 14 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1972-01-26 |date= 1972-01-26 |title= 公立懷南學校‐新董事經選出 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19720126-1.1.4.aspx |page= 4 |agency= |accessdate=2016-08-21}}
*{{Cite news |author = 南洋商報 |year= 1971-12-06 |date= 1971-12-06 |title= 締結良緣‐蔡俊承・程慧貞 |newspaper= 南洋商報 |url= http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Page/nysp19711206-1.1.14.aspx |page= 14 |agency= |accessdate=2016-08-21}}

{{デフォルトソート:ちゆあ ほおあん}}

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[[Category:シンガポールの実業家]]
[[Category:シンガポールの慈善家]]
[[Category:暴力団関係者]]
[[Category:生年不明]]
[[Category:1976年没]]