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利用者の投稿記録
MediaWiki 1.25.1
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源君物語
2019-10-10T12:54:52Z
<p>Ohmy20: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より[[2019年40号]]まで連載された。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性<ref>「私以外の女」(第2話)と言っていた最初の言葉に反して、香子自身が「14人目」になった。</ref>)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
;占い郷(うらないごう)<br />
: 関西地方にある明石家が運営している霊場<ref>どういう宗教、宗派であるのかは不明である。</ref>。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど僻地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民が多くいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。<br />
:光海の生母の桐乃が育った場所である。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第14巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第12巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第9巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=371937
源君物語の登場人物一覧
2019-10-10T12:53:12Z
<p>Ohmy20: /* 光海の「14股」相手 */</p>
<hr />
<div>== 主要人物 ==<br />
<br />
;源光海(みなもと てるみ)<br />
:『[[源君物語]]』の主人公。18歳。紫雲大学文学部1年生。<br />
:女性と間違われるような可愛らしい顔立ちをしているが、それが原因で中学2年生の頃に同じ学校の女子たちから執拗ないじめを受け、女性恐怖症となった。また、牛乳を使ったいじめもされたことから牛乳恐怖症にもなっている。<br />
:「物心つく前」に母親を亡くした<ref>第41話 ただし、本作品中に、光海の実母が死去したとする記述はない。父親との離婚であった可能性も完全には否定できない。</ref>過去から、年上の女性に惹かれる[[マザーコンプレックス|マザコン]]気質を持つ<ref>第38話</ref>。<br />
:大学入学後は彼女を作って女性恐怖症を克服しようとするが、性欲優先の行動をとってしまい暴走する癖がある。<br />
: 香子の研究の一環で光源氏と同じ14股を目指す。ファーストキスやペッティングなどの手ほどきを受け女性を紹介されることになる。1人目の朝日とは無理やりセックスしようとするが拒まれる。2人目の葵とは[[初体験]]を果たすが、すぐに萎えてしまい葵を満足させられず終ってしまう。<ref>第49話</ref>トラウマの原因である中将つかさの「心をモノに」しようと必死になるが、「これ以上関わる必要を感じない」<ref>第66話</ref>からと、関係の打ち切りを香子に通告される。3人目の千里とは初めての彼女として「相思相愛の平穏な」<ref>第67話</ref>セックスができたと思ったものの「心をモノにする」ことには失敗する。4人目の美也には初めて好意を抱かれてセックスするが、首輪をつけられ監禁されるなどといった愛の重みに耐えられなくなり、一時[[不能]]になる。5人目の紫亜を紹介されて懐かれるも、相手が小学生なので、(当然)アプローチはなにもしなかった。6人目の伊予に惹かれセックスするが、一夜だけの関係にするようにと言われたのであきらめて身を引かざるをえなかった。7人目の夕とは二人目の彼女として本気で交際しようとしたが、夕の大阪転勤後振られ、かなり落ち込んでしまう。8人目の華とは声優の練習に協力して、夕に振られた後で叱咤激励され、彼女の打算から性行為に及ぶ。9人目の典子に最初は年相応に扱われひどくけなされたが、セックス後に男として認められるようになった。10人目のるりとはセックスをしなかったものの、黒髭の夜這い(レイプ)を防いだことで、お姉様として尊敬されるようになる。11人目の月子とは、朝日の親友であり付き合いの長い先輩でもあるだけにかえって、男女の間柄にまで進展させることが難しかったが、取材としてラブホテルにいっしょに行く。<br />
:香子の手ほどきなどもあり、キスのテクニックは向上しつつある。<br />
:1年時の大学祭において、親友の村上の推薦により女装をして[[ミスコン]]に参加し、優勝を果たすが、過去のトラウマもあって女装をすることは本意ではなく、賞を辞退する。<br />
: 叔母-甥という[[近親相姦]]のタブーな関係であることを知りつつも、香子に魅かれていく。<br />
:アルコールの入った酒は飲まない<ref>第9話、第62話 アルコールが苦手であるためなのか、本人の価値観のためなのか、飲まない理由は不明。</ref>。家事全般が得意である<ref>第33話</ref>。<br />
:継母の産んだ、母親違いの弟がいる。<br />
;藤原香子(ふじわら かおるこ)<br />
:光海の父方の叔母で、紫雲大学の[[准教授]]。29歳独身。[[縦ロール]]風の髪型と豊満な胸が特徴で、誰もが魅了されるほどの美女である。<br />
:兄(光海の父)に土下座して頼み込まれ、光海の居候を引き受けた。<br />
:日本古典文学を研究しており、特に[[源氏物語]]を誰よりも深く読み解くことをテーマにしている。<br />
:その為にも[[源氏物語]]の[[主人公]]光源氏の心情理解が必要となり、光海を現代の光源氏に仕立てあげようとする。<br />
:[[光源氏]]の女性遍歴にならい「14股」<ref>香子によれば「14人というのは源氏の君[=[[光源氏]]]が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>(=香子の指定する女性14人と[[セックス]]すること)を実行するよう光海に命じ、その目的を果たすため、女性馴れしていない光海にさまざまな手ほどきをする<ref>第3話で、香子が「この扉を開けて入ってきた私以外の女 その全ての女の心を君のモノにしてもらいたい」と言っているので、香子自身は光海の「14股」相手に含まれていないものとおもわれる。<br />
ちなみに「藤原香子」は、[[源氏物語]]の作者である[[紫式部]]の本名であるとされる。</ref>。光海に対する羞恥心は希薄で、研究の一環として〈光海のファーストキスを奪う〉<ref>第2話</ref>、〈自分の胸を揉ませたり、吸わせる〉<ref>第15話</ref>、〈一緒のベッドで寝る〉<ref>第30話</ref>などの大胆な行動で光海を翻弄する。<br />
:登場人物の女性の心理や情報に通じている。光海に女性を紹介し恋愛のお膳立てをする。<br />
:全く顔色が変わらないほど酒には強い<ref>第9話</ref>。<br />
<br />
=== 光海の「14股」相手 ===<br />
;桃園朝日(ももぞの あさひ)<br />
:光海の父方の従姉で、香子の姪。21歳。紫雲大学文学部4年生で香子のゼミに所属している。<br />
:図書館の[[司書]]を目指し就職活動<ref>第9話</ref>をしていたが内定が決まる<ref>第116話</ref>。<br />
:香子によって光海の14股相手の1人目に選ばれる。源氏物語の[[朝顔 (源氏物語)|朝顔の君]]に見立てられている。<br />
:「美人レベルが全国最高」<ref>第6話</ref>ということで有名な紫雲大学にあっても見劣りしない美人である。<br />
:[[2次元#転用|2次元]]の男にしか興味がないエロコミック愛好の「[[腐女子]]」<ref>第8話 ただし、ここでは「[[オタク]]の女性」という意味である。</ref>で、現実の男性との交際経験も皆無の[[処女]]。貞操意識が強く、現実の性関係に対して過敏な反応をする。<br />
:本心では「漫画に出てくるような中性的な男の子」<ref>第17話</ref>すなわち光海のような男が好みである。<br />
:幼馴染である光海のことは弟のように思っていたが、自分に迫り暴走する光海を拒絶してしまい、気まずい関係となるが、これをきっかけに光海を異性として意識し始める。光海に襲われたことを思い出して[[自慰|オナニー]]をしたり<ref>第29話</ref>、光海と親しく話す親友の月子に対して嫉妬するようになる<ref>第54話</ref>。しかし、(香子によると)恋愛への恐怖から自分の気持ちを素直に認めようとしない<ref>第29話で、香子が「朝日は恋愛が怖いから自分の気持ちを認めようとしない」と言っている。</ref>。第6巻の時点で、光海のキスは受け入れるようになる。また、光海への好意は親友の月子にはそれとなく見透かされており、からかい半分に探りを入れられることもある。光海の女性関係を少しずつ知るようになってからは嫉妬の感情を募らせるようになる。そのことに危機感を抱いて、就職に伴う引っ越し作業で二人きりになった時、光海に気持ちを告白しようとしたが、光海が熟睡していたため機会を逃してしまう。光海に迫られた後に[[オナニー]]をしてしまいがちである。<br />
:光海の14股相手の中では比較的出番が多い。下着も地味で派手さはないが、童顔で愛嬌のある顔として描かれている。最終回の時点でも(自分の本心に正直になれず)、光海に対して無関心な態度を装っている。<br />
;桐山葵(きりやま あおい)<br />
:香子の友人で、同じマンションに住む[[ネイルサロン]]経営者。24歳。<br />
:やや高圧的な目つきとショートヘアーが特徴のクールビューティー。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の2人目に選ばれた。源氏物語の[[葵の上]]に見立てられている。<br />
:世界的企業の社長令嬢であり、偉大な父親の背中を見て育ったため、父親以外の男性を愛せない重度の[[ファーザー・コンプレックス]](ファザコン)となった。男性との交際経験自体はあるものの、セックスの最中に「お父様」と叫ぶ癖があり、本人はそれを恥じている<ref>第48-49話</ref>。光海の初体験の相手となる<ref>第48-49話</ref>。しかし、光海がすぐに萎えてしまったことが原因で一時関係が疎遠になってしまう。以後しばらくは光海に無関心のような態度をとり続けていたが、その後は自身が気が向いたときに会う程度には関係が修復している模様(ただし、香子の前では相変わらず光海には関心のない態度を装っている)。香子が研究のため光海に14股相手を紹介していることを知りつつも、それを黙認する態度をとっている。朝日や美也とは面識があるが、互いにあまりよい印象は持っていない。最終回に近い時点では美也を牽制する行動にでている。<br />
;花田千里(はなだ ちさと)<br />
:紫雲[[家政]]専門学校1年生。18歳。見た目は地味であるが、温厚で家庭的な性格を持ち、笑顔が魅力的な[[癒し系]]の女性である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の3人目に選ばれた。源氏物語の[[花散里]]に見立てられている。<br />
:蕎麦屋の「紫雲そば」で[[アルバイト]]をしている。<br />
:男性が苦手で、香子に相談をもちかけていた。胸を小さく見せる下着を身に着けているが、実は香子よりも[[乳房|胸]]が大きい。小学生時代から胸が目立って大きかったので苦労してきたため、男が苦手になった。<br />
:アルバイト先で[[セクハラ]]をされたり、悪い男に狙われたりしている。<br />
:同居している姉がいる。<br />
:光海に自分から[[処女]]をささげたが、(香子によると)光海だけを特別な恋愛相手として意識しているわけではない<ref>第92話</ref>。香子から「14股」のことを明かされた後も、光海と「メル友」<ref>第97話</ref>としての関係は続いている。最終回の時点でも、「紫雲そば」でアルバイトをしている。<br />
;六条美也(ろくじょう みや)<br />
:紫雲大学情報処理チューター。25歳。明るく優しい性格で学生、児童に慕われているが、裏では光海を[[ストーカー]]して撮影していた写真を自分の部屋の壁一面に飾っている[[ヤンデレ]]である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の4人目に選ばれた。源氏物語の[[六条御息所]]に見立てられている。<br />
:実は5年前に教育実習生として光海の中学に赴任しており、当時から光海に対しては鮮烈な印象を抱いていた。ただし、光海自身はいじめのトラウマから当時の記憶がほとんどなく、彼女のことも覚えていなかった。光海へのいじめを見過ごしてきたという負い目から、光海の心の傷を癒せるのは自分だけだと思い込んでいる。香子の後輩である。先輩の香子から「14股」計画を聞かされたうえで光海と関係する。光海を満足させるセックスをするが、光海に結婚を迫り監禁しようとした。<br />
:[[読唇術]]ができる。[[乳房|胸]]は小さい。<br />
:のちに光海と夕の恋仲を妬み邪魔立てをするが、その行き過ぎた行動が香子の怒りを買う形となり、光海の写真やパネルなどをすべて没収される。それを機に、光海の“保護者”としての香子の存在に警戒心を抱くようになる。最終回の時点では紫雲大学の准教授になっている。<br />
;小若紫亜(こわか しあん)<br />
:紫雲大学初等部5年。10歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の5人目に選ばれた。源氏物語の[[若紫|紫の上]]に見立てられている。<br />
:小学生でありながら光海に思わず「異性」を意識させてしまうほどの、不思議な色香と雰囲気を持っている。一人称が自分の名であったり、大学にやって来て迷子になるなど、言動は幼さが抜け切れていない。香子にはよく懐いており、光海に対しても抱きついたり手を繋いだりと無邪気な振る舞いを見せる。母子家庭に暮らしている。香子が'''人道に外れた研究'''のために自分を利用することを知りながら、香子と別れたくない寂しさから、14股相手の一人になることを自ら引き受けた。光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、「お兄ちゃん(光海)は私のものだから出場して欲しくない」と甘えてむずかって見せた。将来は、香子のような[[グラマー]]な体型になることを夢見ている<ref>単行本第8巻197pのおまけイラストより。</ref>。乙女とは[[SNS]]を通じて知り合った友人同士である。<br />
;瀬見伊予(せみ いよ)<br />
:紫雲大学売店店員。27歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の6人目に選ばれた。源氏物語の[[空蝉]]に見立てられている。<br />
:黒縁の眼鏡をかけている。惰性で付き合っている男性がいて通ってきているが、結婚はしてもらえず独り暮らしである。酒が好きであるが、節約を心がけている。自己評価の低さから現状を変えるような行動が起こせず、他人をやっかんだり酒を煽るなどして焦燥を募らせる日々を送っていた。香子はそんな彼女のことを気にかけており、「自縄自縛からの解放」に期待して光海に接触を命じる。光海と一夜を共にしてからは、少しだけ前向きになる。最終回の時点では典子の秘書になっている。<br />
;常夏夕(とこなつ ゆう)<br />
:紫雲フィットネスクラブのインストラクター。22歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の7人目に選ばれた。源氏物語の[[夕顔]]に見立てられている。<br />
:関西弁を話す。中学、高校時代と病弱であったため男性と交際した経験はまったくなく恋愛に憧れていた。職場の同僚からは経験豊富なものと誤解されている。自ら強くなろうとして体を鍛えたが、香子によれば夕の「強さはみせかけ」で「もろく儚い部分を隠すための鎧」である。夕の写真が、紫雲フィットネスクラブの看板になっている。誕生日は8月31日。<br />
:好きな男性のタイプは「男らしい人」であり、正反対のタイプである光海のことは当初敬遠していたものの、コーチングやデートを重ねる中でその真摯な態度や優しさに魅かれていき、やがて処女を捧げる。<br />
:光海との仲は相思相愛であり、その後も順調に交際を重ねていたものの、彼の垣間見せる「香子への思慕」には一抹の不安を拭えずにいた。そんなある日、職場の辞令により大阪に転勤することとなり、光海とは遠距離恋愛になる。そこに、以前より光海との交際を妨害していた美也から「14股」計画をリークされるなどの揺さぶりをかけられた結果、光海に別れを告げる。およそ1年ぶりに占い郷で光海と再会したが、'''光海の本命は香子'''であり、自分は光海のことが好きであるからこそ辛くて別れたのであると本心を告げ、けっきょく関係回復には至らなかった。<br />
; 末摘 華(すえつむ はな)<br />
: 紫雲大学放送学科の2年生。20歳。美声の持ち主で、[[声優]]を志望している。[[雀卵斑|ソバカス]]顔で眼鏡を掛けた小柄な少女だが、胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の8人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[末摘花 (源氏物語)|末摘花]]に見立てられている。<br />
:他人と話すのが苦手で友達がおらず、異性との交際経験もない処女。当初、女装で[[ミスコン]]に優勝した光海のことを自信家だと誤解し苦手意識を抱いていたが、香子の口添えもあって友人となり、[[成人向けゲーム]]の[[オーディション|声優オーディション]]への特訓に付き合ってもらう仲となる。しかし、性経験が皆無であることから、特訓を続けていても演技に自信が持てず思い悩むようになり、意を決して光海に「性の手ほどき」を願い出る。その時は、光海がまだ夕と恋人関係にあったことから断られてしまうが、のちに夕と破局したショックから放心状態になっていた光海に「慰めたい」と申し出て関係を結び、処女を捧げた後は、自信をもってオーディションに臨んだ。その後も光海との交流は続いており、巫女のアルバイトを通して朝日・千里・月子とも友人関係となった。最終回の時点では、声優として活躍しておりテレビに出演することもある。<br />
; 源内 典子(げんない のりこ)<br />
:紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。かなりの年長であるらしく、香子のことは呼び捨てで呼んでいる。<br />
:香子によって光海の14股相手の9人目に選ばれた。源氏物語の[[源典侍]]に見立てられている。<br />
:香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の目の前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。実は自分自身を偏愛するナルシストであり、「14股」計画のことも承知済みであった。香子は光海に「彼女の愛する『自分』以上の、特別な存在になってくれ」と指示を出す。のちに香子に罵倒され落ち込んでいた光海に優しい言葉をかけ、自宅に招き入れて関係を持つかに思われたが、典子は鏡に映る自分を見ながらの自慰行為だけで満足し、光海に家に帰るよう告げる。その後クリスマスの日に再びアプローチをかけてきた光海に、今度は打って変わって辛辣な言葉の数々を投げかけたが、それにより彼のマゾヒズム的な「変態性」を吐露されたことから心を許し、セックスをして年末までの4日間を共に過ごした。<br />
; 玉鬘 るり(たまかずら るり)<br />
:女子高校の3年生。18歳。光海が運転免許の講習に行った先の田舎にある大きな屋敷に住む、地元一の箱入り娘。顔は夕に似ているが、[[乳房|胸]]は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の10人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[玉鬘]]に見立てられている。いわゆる「[[愛人]]の子」[12]であったが、子どものできなかった玉鬘家に[[養子]]として引き取られてきた。義母からは愛情を向けてもらえず心を失いかけていたところに、使用人である黒髭家の姉弟と交流を持ち救われたという過去を持つ。純粋で自立心旺盛な性格をしており、紫雲大学への進学にあたってさまざまなものに取り組んでいる。光海と出会った時点で、[[カップラーメン]]を食べたことがなかった。[[性]]について知ることを禁じられて育ち、小学校、中学校にも通わせてもらえなかったため、光海に教えられるまでは、その知識が皆無であった。親の決めた結婚相手がいる。婚約解消を狙った黒髭によって[[強制性交罪|寝込みを襲われ]]そうになるも、光海によって阻止される。その後、香子の計画によって女装した光海に1晩世話を焼いてもらったことで彼を「お姉様」と呼んで慕うようになり、バレンタインデーにはチョコレートを渡した。<br />
:紫雲大学に入学後は、千里と同じマンションで暮らし、千里の姉に一般常識を教育されている。<br />
; 朧 月子(おぼろ つきこ)<br />
: 朝日の親友で腐女子仲間。紫雲大学4年生。22歳。香子によって光海の14股相手の11人目に選ばれた。源氏物語の[[朧月夜 (源氏物語)|朧月夜]]に見立てられている。光海以外の男性とは会話がまったくできないほどの男性[[恐怖症]]である。光海と親しくなりメールのやり取りをする仲となる。性愛関係の妄想が好きで、官能小説家になるのが夢。光海や朝日に自作小説の感想モニターを頼むこともある。卒業後は大学院に進学する予定である。妹に高校生の凪子がいる。<br />
: ふだんは[[ゴスロリ]]風のファッションをしていることが多い。ブランド物のバッグを一度に多く買っても懐が痛まないほどのお金持ちである。メイクアップが得意で、光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、朝日とともに協力を申し出た。<br />
: 第261話で、光海の11人目の相手であることが明かされ、第262話で、[[名字]]が読者に初めて公表された。<br />
: 男性恐怖症を直す一環として光海にキスしようとして逆に彼からキスされるが、嫌な顔をするどころかむしろ微笑んだ。後日、香子からの提案もありラブホテルに光海とともに取材に行き、夜中までゲームをした後、(朝日には悪いと思いつつも)今度は自分から光海にキスをし、服を着たままバスルームで行為に及んだ。光海との初体験後は男性恐怖症が緩和された。光海との関係を妹の凪子に目撃されてしまい、SNSに書きこまれて拡散されることを恐れていた。最終回の時点では、作家としてかなり成功しているらしい。<br />
;三宮 乙女(みつみや おとめ)<br />
:紫雲大学附属中等部の2年生(春から3年生)。14歳。香子によって光海の14股相手の12人目に選ばれた。源氏物語の女三宮に見立てられている。年齢の割には精神が幼い。学校のクラスに馴染めず引きこもりになっており、光海がお試しで家庭教師を引き受けた。ウサギのぬいぐるみを肌身離さず持ち、[[うまるちゃん]]が家の中で着用しているようなフードをいつもかぶって生活している。香子の住んでいる同じマンションに、紫雲大学の大学生である腹違いの姉「乙姫」と2人暮らしであるが、姉妹の仲はあまりよくない。<br />
:当初は光海にもまったく心を閉ざしていたものの、乙女の友人である紫亜にアドバイスを受けた光海が散歩に連れ出すなどした結果、光海に心を許し懐くようになり、勉学への意欲も取り戻した。また、光海との交流が深まるに連れて姉との関係も改善された様子。<br />
:光海に思慕を抱くようになるが、あえて家庭教師継続の話は断り「光海にとっての一番」になるべく努力することを決意する。<br />
;明石 夢告(あかし むつげ)<br />
:紫雲大学文学部1年生。18歳。[[関西弁]]を話し、黒い長髪を纏めている少女。左胸の内側に小さな痣がある。香子によって光海の14股相手の13人目に選ばれた。源氏物語の明石の君に見立てられている。神社で光海と出会った時に、彼に自慰行為を目撃された。[[占い]]を愛しており、(香子によると)思い込みの強い性格である。<br />
:実家の明石家は、関西地方にある「占い郷」とよばれる霊場にある。光海とセックスをし処女を卒業したが、 占いの結果光海には本命の相手が居ることがわかり、また、家業を継ぐこともあり、光海とは一夏限りの恋人という関係に終わり、紫雲大学も退学する。<br />
<br />
=== 光海の14股相手には指定されていない美女たち ===<br />
;朧 凪子(なぎこ)<br />
:月子の妹。高校生。源氏物語に熱心で、紫雲大学に入学して香子に学ぶことを望んでいる。古語を使うのが口癖。<br />
:光海とは紫雲大学のオープンキャンパスで出会った。月子から光海が「源氏の君っぽい」と聞かされていたものの、実際に会ってみて「たいしたことない」「源氏の君からほど遠い」との印象をもつ<ref>第135話</ref>。ただし、光海の半裸姿を見たときはまんざらでもない反応を見せていた。<br />
;中将つかさ(ちゅうじょう つかさ)<ref>[[平仮名]]の「つかさ」は、台湾の尖端出版から発行された[[中国語]]([[繁体字]])訳版『源君物語 三』では「司」と表記されている。[[中国語]]([[繁体字]])の [[ファンサブ]]では「司紗」と表記されている。</ref><br />
:中学時代に光海をいじめていた女子グループの中心人物。「学年一美人」<ref>第56話</ref>として有名だったが、憧れていた先輩が自分よりも光海の容姿を褒めていたことで自尊心を傷つけられ、光海を目の敵にするようになる。<br />
:偶然にも光海と同じ紫雲大学に進学し、国際教養学部に在籍している。最初は光海のことを覚えていなかった。<br />
:妻のいる教員である近衛教授と[[不倫]]関係にあった。<br />
:自分のステータス・シンボルのアクセサリーとして「誰もが欲しがる」<ref>第57話</ref>男が好みである。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第92話で<br />
:「中将つかさ<br />
: ↑<br />
:14人に含まれない一般の女」<br />
:とノートに記されている描写がある。</ref>。<br />
;千里の姉<br />
:千里と同居しており、胸の大きいことで悩み続けた千里を励ましてきた。千里が光海との交際で悩んでいた際も妹の動揺している様子を見落とさず、声をかけ助言を与える。姉妹仲は非常によく、ライトノベルでは千里と二人で温泉旅行に出掛けている。<br />
:紫雲大学に入学してきた るりの教育を引き受ける。<br />
:名は読者に明かされていない。<br />
<br />
=== 光海の友人 ===<br />
;村上(むらかみ)<br />
:光海の親友。[[童貞]]。紫雲大学1年生。香子に憧れて紫雲大学に入学した。<br />
:村上は姓である。名は読者に明かされていない。<br />
:「ほどよい年上のお姉さんに[童貞を]奪われたい」<ref>第32話</ref>と思っているが、学内の美人チェックも怠っていない。何かと女性に縁のある光海を羨ましがる。<br />
<br />
=== 光海の親族 ===<br />
;光海の父(香子の兄)<br />
:[[婿養子]]に入ったために「源」姓となる<ref>第1話 ただし、本作品中に、光海の実母の姓が「源」であるとする記述はない。</ref>。再婚相手とはいわゆる[[できちゃった結婚]]でもある。それがこの作品の発端となる。<br />
:再婚の際、光海に家を出ていき香子との同居を一方的に言い渡した裏で、香子には街中で土下座してまで同居の件を頼み込んでいた。<br />
;源 桐乃(みなもと きりの)<br />
:光海の実母。故人。16歳で光海を妊娠した。香子と顔見知りであった。彼女の思い出の顔写真は、光海の家にはプリクラぐらいしか残されていない。「光海」と名付けたのも、実は香子であった。<br />
:占い郷で育った人間であり、占い郷とバスで往来する場所にある温泉町の近所に彼女の墓がある。<br />
;光海の継母<br />
:光海の父と結婚した女性。<br />
:妊娠と光海の父との結婚が原因で、実家から[[勘当]]されたらしい。息子を出産する。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第139話で香子が「君の義母はターゲットにしない」と言っている。</ref>。<br />
;源 薫(みなもと かおる)<br />
:光海の異母弟。父の後妻が産んだ。光海に風貌がそっくりで、とても大人しく、人と触れ合うより本が好きな子どもである。最終回で名前が判明した。<br />
;朝日の母(光海の伯母)<br />
:光海の父および香子の姉。<br />
:朝日が年頃なのに恋人がいないことを心配しており、色気のない下着を身に着けていることにつっこみをいれている<ref>第35話</ref>。<br />
<br />
== その他 ==<br />
=== 第3巻で初登場 ===<br />
;近衛(このえ)教授<br />
:紫雲大学の[[心理学]]教授で、理事長の息子。妻子がいるが外見が良く、女子学生から一番人気のある教員である。<br />
:中将つかさと不倫関係にあり相当入れ込んでいた。香子にも色目を使ってくるらしい。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第4巻で初登場 ===<br />
;「紫雲そば」店主の息子<br />
:まだ幼い子どもであるが、千里に[[セクハラ]]を繰り返している。千里を光海に取られたと思っている。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第5巻で初登場 ===<br />
;「恋愛の達人」<br />
:女なら誰でもいいという感じで、「この程度の」<ref>第95話</ref>者と光海から思われたような[[チャラ男]]。紫雲大学のトイレでセックスしていたのを光海に見られたことがあるが、当人はそれを覚えていない。<br />
:「狙い目は極上女の横にいる中位の女」<ref>第95話</ref><ref>香子によると「中位の女を狙え」などの女性談義は、さしずめ([[源氏物語]]第2帖「帚木」に出てくる)「雨夜の品定め」であるという(第96話)。</ref>であるという。<br />
<br />
=== 第11巻で初登場 ===<br />
; 黒髭(くろひげ)<br />
玉鬘家の屋敷に仕えている女性の弟。黒髭は[[姓]]である。名は読者に明かされていない。一人暮らしをしている大学生で、色黒の肌にアフロヘアーという容姿。複数の女性と同時交際をするなど女癖が悪いが、幼少のころより兄妹のようにして育ったるりに[[プロポーズ]]をする。源氏物語で玉鬘を強引に自分の妻にしてしまう髭黒に見立てられている。るりに[[夜這い]]をして[[強姦]]しようとしたが、光海に阻止される。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=371877
源君物語の登場人物一覧
2019-10-05T18:13:18Z
<p>Ohmy20: /* 光海の親族 */</p>
<hr />
<div>== 主要人物 ==<br />
<br />
;源光海(みなもと てるみ)<br />
:『[[源君物語]]』の主人公。18歳。紫雲大学文学部1年生。<br />
:女性と間違われるような可愛らしい顔立ちをしているが、それが原因で中学2年生の頃に同じ学校の女子たちから執拗ないじめを受け、女性恐怖症となった。また、牛乳を使ったいじめもされたことから牛乳恐怖症にもなっている。<br />
:「物心つく前」に母親を亡くした<ref>第41話 ただし、本作品中に、光海の実母が死去したとする記述はない。父親との離婚であった可能性も完全には否定できない。</ref>過去から、年上の女性に惹かれる[[マザーコンプレックス|マザコン]]気質を持つ<ref>第38話</ref>。<br />
:大学入学後は彼女を作って女性恐怖症を克服しようとするが、性欲優先の行動をとってしまい暴走する癖がある。<br />
: 香子の研究の一環で光源氏と同じ14股を目指す。ファーストキスやペッティングなどの手ほどきを受け女性を紹介されることになる。1人目の朝日とは無理やりセックスしようとするが拒まれる。2人目の葵とは[[初体験]]を果たすが、すぐに萎えてしまい葵を満足させられず終ってしまう。<ref>第49話</ref>トラウマの原因である中将つかさの「心をモノに」しようと必死になるが、「これ以上関わる必要を感じない」<ref>第66話</ref>からと、関係の打ち切りを香子に通告される。3人目の千里とは初めての彼女として「相思相愛の平穏な」<ref>第67話</ref>セックスができたと思ったものの「心をモノにする」ことには失敗する。4人目の美也には初めて好意を抱かれてセックスするが、首輪をつけられ監禁されるなどといった愛の重みに耐えられなくなり、一時[[不能]]になる。5人目の紫亜を紹介されて懐かれるも、相手が小学生なので、(当然)アプローチはなにもしなかった。6人目の伊予に惹かれセックスするが、一夜だけの関係にするようにと言われたのであきらめて身を引かざるをえなかった。7人目の夕とは二人目の彼女として本気で交際しようとしたが、夕の大阪転勤後振られ、かなり落ち込んでしまう。8人目の華とは声優の練習に協力して、夕に振られた後で叱咤激励され、彼女の打算から性行為に及ぶ。9人目の典子に最初は年相応に扱われひどくけなされたが、セックス後に男として認められるようになった。10人目のるりとはセックスをしなかったものの、黒髭の夜這い(レイプ)を防いだことで、お姉様として尊敬されるようになる。11人目の月子とは、朝日の親友であり付き合いの長い先輩でもあるだけにかえって、男女の間柄にまで進展させることが難しかったが、取材としてラブホテルにいっしょに行く。<br />
:香子の手ほどきなどもあり、キスのテクニックは向上しつつある。<br />
:1年時の大学祭において、親友の村上の推薦により女装をして[[ミスコン]]に参加し、優勝を果たすが、過去のトラウマもあって女装をすることは本意ではなく、賞を辞退する。<br />
: 叔母-甥という[[近親相姦]]のタブーな関係であることを知りつつも、香子に魅かれていく。<br />
:アルコールの入った酒は飲まない<ref>第9話、第62話 アルコールが苦手であるためなのか、本人の価値観のためなのか、飲まない理由は不明。</ref>。家事全般が得意である<ref>第33話</ref>。<br />
:継母の産んだ、母親違いの弟がいる。<br />
;藤原香子(ふじわら かおるこ)<br />
:光海の父方の叔母で、紫雲大学の[[准教授]]。29歳独身。[[縦ロール]]風の髪型と豊満な胸が特徴で、誰もが魅了されるほどの美女である。<br />
:兄(光海の父)に土下座して頼み込まれ、光海の居候を引き受けた。<br />
:日本古典文学を研究しており、特に[[源氏物語]]を誰よりも深く読み解くことをテーマにしている。<br />
:その為にも[[源氏物語]]の[[主人公]]光源氏の心情理解が必要となり、光海を現代の光源氏に仕立てあげようとする。<br />
:[[光源氏]]の女性遍歴にならい「14股」<ref>香子によれば「14人というのは源氏の君[=[[光源氏]]]が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>(=香子の指定する女性14人と[[セックス]]すること)を実行するよう光海に命じ、その目的を果たすため、女性馴れしていない光海にさまざまな手ほどきをする<ref>第3話で、香子が「この扉を開けて入ってきた私以外の女 その全ての女の心を君のモノにしてもらいたい」と言っているので、香子自身は光海の「14股」相手に含まれていないものとおもわれる。<br />
ちなみに「藤原香子」は、[[源氏物語]]の作者である[[紫式部]]の本名であるとされる。</ref>。光海に対する羞恥心は希薄で、研究の一環として〈光海のファーストキスを奪う〉<ref>第2話</ref>、〈自分の胸を揉ませたり、吸わせる〉<ref>第15話</ref>、〈一緒のベッドで寝る〉<ref>第30話</ref>などの大胆な行動で光海を翻弄する。<br />
:登場人物の女性の心理や情報に通じている。光海に女性を紹介し恋愛のお膳立てをする。<br />
:全く顔色が変わらないほど酒には強い<ref>第9話</ref>。<br />
<br />
=== 光海の「14股」相手 ===<br />
;桃園朝日(ももぞの あさひ)<br />
:光海の父方の従姉で、香子の姪。21歳。紫雲大学文学部4年生で香子のゼミに所属している。<br />
:図書館の[[司書]]を目指し就職活動<ref>第9話</ref>をしていたが内定が決まる<ref>第116話</ref>。<br />
:香子によって光海の14股相手の1人目に選ばれる。源氏物語の[[朝顔 (源氏物語)|朝顔の君]]に見立てられている。<br />
:「美人レベルが全国最高」<ref>第6話</ref>ということで有名な紫雲大学にあっても見劣りしない美人である。<br />
:[[2次元#転用|2次元]]の男にしか興味がないエロコミック愛好の「[[腐女子]]」<ref>第8話 ただし、ここでは「[[オタク]]の女性」という意味である。</ref>で、現実の男性との交際経験も皆無の[[処女]]。貞操意識が強く、現実の性関係に対して過敏な反応をする。<br />
:本心では「漫画に出てくるような中性的な男の子」<ref>第17話</ref>すなわち光海のような男が好みである。<br />
:幼馴染である光海のことは弟のように思っていたが、自分に迫り暴走する光海を拒絶してしまい、気まずい関係となるが、これをきっかけに光海を異性として意識し始める。光海に襲われたことを思い出して[[自慰|オナニー]]をしたり<ref>第29話</ref>、光海と親しく話す親友の月子に対して嫉妬するようになる<ref>第54話</ref>。しかし、(香子によると)恋愛への恐怖から自分の気持ちを素直に認めようとしない<ref>第29話で、香子が「朝日は恋愛が怖いから自分の気持ちを認めようとしない」と言っている。</ref>。第6巻の時点で、光海のキスは受け入れるようになる。また、光海への好意は親友の月子にはそれとなく見透かされており、からかい半分に探りを入れられることもある。光海の女性関係を少しずつ知るようになってからは嫉妬の感情を募らせるようになる。そのことに危機感を抱いて、就職に伴う引っ越し作業で二人きりになった時、光海に気持ちを告白しようとしたが、光海が熟睡していたため機会を逃してしまう。<br />
:下着も地味で派手さはないが、童顔で愛嬌のある顔として描かれている。<br />
;桐山葵(きりやま あおい)<br />
:香子の友人で、同じマンションに住む[[ネイルサロン]]経営者。24歳。<br />
:やや高圧的な目つきとショートヘアーが特徴のクールビューティー。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の2人目に選ばれた。源氏物語の[[葵の上]]に見立てられている。<br />
:世界的企業の社長令嬢であり、偉大な父親の背中を見て育ったため、父親以外の男性を愛せない重度の[[ファーザー・コンプレックス]](ファザコン)となった。男性との交際経験自体はあるものの、セックスの最中に「お父様」と叫ぶ癖があり、本人はそれを恥じている<ref>第48-49話</ref>。光海の初体験の相手となる<ref>第48-49話</ref>。しかし、光海がすぐに萎えてしまったことが原因で一時関係が疎遠になってしまう。以後しばらくは光海に無関心のような態度をとり続けていたが、その後は自身が気が向いたときに会う程度には関係が修復している模様(ただし、香子の前では相変わらず光海には関心のない態度を装っている)。香子が研究のため光海に14股相手を紹介していることを知りつつも、それを黙認する態度をとっている。朝日や美也とは面識があるが、互いにあまりよい印象は持っていない。 <br />
;花田千里(はなだ ちさと)<br />
:紫雲[[家政]]専門学校1年生。18歳。見た目は地味であるが、温厚で家庭的な性格を持ち、笑顔が魅力的な[[癒し系]]の女性である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の3人目に選ばれた。源氏物語の[[花散里]]に見立てられている。<br />
:蕎麦屋の「紫雲そば」で[[アルバイト]]をしている。<br />
:男性が苦手で、香子に相談をもちかけていた。胸を小さく見せる下着を身に着けているが、実は香子よりも胸が大きい。小学生時代から胸が目立って大きかったので苦労してきたため、男が苦手になった。<br />
:アルバイト先で[[セクハラ]]をされたり、悪い男に狙われたりしている。<br />
:光海に自分から[[処女]]をささげたが、(香子によると)光海だけを特別な恋愛相手として意識しているわけではない<ref>第92話</ref>。香子から「14股」のことを明かされた後も、光海と「メル友」<ref>第97話</ref>としての関係は続いている。<br />
:同居している姉がいる。<br />
;六条美也(ろくじょう みや)<br />
:紫雲大学情報処理チューター。25歳。明るく優しい性格で学生、児童に慕われているが、裏では光海を[[ストーカー]]して撮影していた写真を自分の部屋の壁一面に飾っている[[ヤンデレ]]である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の4人目に選ばれた。源氏物語の[[六条御息所]]に見立てられている。<br />
:実は5年前に教育実習生として光海の中学に赴任しており、当時から光海に対しては鮮烈な印象を抱いていた。ただし、光海自身はいじめのトラウマから当時の記憶がほとんどなく、彼女のことも覚えていなかった。光海へのいじめを見過ごしてきたという負い目から、光海の心の傷を癒せるのは自分だけだと思い込んでいる。香子の後輩である。先輩の香子から「14股」計画を聞かされたうえで光海と関係する。光海を満足させるセックスをするが、光海に結婚を迫り監禁しようとした。胸は小さい。<br />
;小若紫亜(こわか しあん)<br />
:紫雲大学初等部5年。10歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の5人目に選ばれた。源氏物語の[[若紫|紫の上]]に見立てられている。<br />
:小学生でありながら光海に思わず「異性」を意識させてしまうほどの、不思議な色香と雰囲気を持っている。一人称が自分の名であったり、大学にやって来て迷子になるなど、言動は幼さが抜け切れていない。香子にはよく懐いており、光海に対しても抱きついたり手を繋いだりと無邪気な振る舞いを見せる。光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、「お兄ちゃん(光海)は私のものだから出場して欲しくない」と甘えてむずかって見せた。将来は、香子のような[[グラマー]]な体型になることを夢見ている<ref>単行本第8巻197pのおまけイラストより。</ref>。<br />
;瀬見伊予(せみ いよ)<br />
:紫雲大学売店店員。27歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の6人目に選ばれた。源氏物語の[[空蝉]]に見立てられている。<br />
:黒縁の眼鏡をかけている。惰性で付き合っている男性がいて通ってきているが、結婚はしてもらえず独り暮らしである。酒が好きであるが、節約を心がけている。自己評価の低さから現状を変えるような行動が起こせず、他人をやっかんだり酒を煽るなどして焦燥を募らせる日々を送っていたが、光海と一夜限りのセックスをしてからは少しだけ前向きな心になった。<br />
;常夏夕(とこなつ ゆう)<br />
:紫雲フィットネスクラブのインストラクター。22歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の7人目に選ばれた。源氏物語の[[夕顔]]に見立てられている。<br />
:関西弁を話す。中学、高校時代と病弱であったため男性と交際した経験はまったくなく恋愛に憧れていた。職場の同僚からは経験豊富なものと誤解されている。自ら強くなろうとして体を鍛えたが、香子によれば夕の「強さはみせかけ」で「もろく儚い部分を隠すための鎧」である。夕の写真が、紫雲フィットネスクラブの看板になっている。誕生日は8月31日。<br />
:好きな男性のタイプは「男らしい人」であり、正反対のタイプである光海のことは当初敬遠していたものの、コーチングやデートを重ねる中でその真摯な態度や優しさに魅かれていき、やがて処女を捧げる。<br />
:光海との仲は相思相愛であり、その後も順調に交際を重ねていたものの、彼の垣間見せる「香子への思慕」には一抹の不安を拭えずにいた。そんなある日、職場の辞令により大阪に転勤することとなり、光海とは遠距離恋愛になってしまう。そこに、以前より光海との交際を妨害していた美也から「14股」計画をリークされるなどの揺さぶりをかけられ、考慮の末に光海に別れを告げる。<br />
; 末摘 華(すえつむ はな)<br />
: 紫雲大学放送学科の2年生。20歳。美声の持ち主で、[[声優]]を志望している。[[雀卵斑|ソバカス]]顔で眼鏡を掛けた小柄な少女だが、胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の8人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[末摘花 (源氏物語)|末摘花]]に見立てられている。<br />
:他人と話すのが苦手で友達がおらず、異性との交際経験もない処女。当初、女装でミスコンに優勝した光海のことを自信家だと誤解し苦手意識を抱いていたが、香子の口添えもあって友人となり、[[成人向けゲーム]]の[[オーディション|声優オーディション]]への特訓に付き合ってもらう仲となる。しかし、性経験が皆無であることから、特訓を続けていても演技に自信が持てず思い悩むようになり、意を決して光海に「性の手ほどき」を願い出る。その時は、光海がまだ夕と恋人関係にあったことから断られてしまうが、のちに夕と破局したショックから放心状態になっていた光海に「慰めたい」と申し出て関係を結び、処女を捧げた後は、自信をもってオーディションに臨んだ。<br />
; 源内 典子(げんない のりこ)<br />
:紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。かなりの年長であるらしく、香子のことは呼び捨てで呼んでいる。<br />
:香子によって光海の14股相手の9人目に選ばれた。源氏物語の[[源典侍]]に見立てられている。<br />
:香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の目の前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。実は自分自身を偏愛するナルシストであり、「14股」計画のことも承知済みであった。香子は光海に「彼女の愛する『自分』以上の、特別な存在になってくれ」と指示を出す。のちに香子に罵倒され落ち込んでいた光海に優しい言葉をかけ、自宅に招き入れて関係を持つかに思われたが、典子は鏡に映る自分を見ながらの自慰行為だけで満足し、光海に家に帰るよう告げる。その後クリスマスの日に再びアプローチをかけてきた光海に、今度は打って変わって辛辣な言葉の数々を投げかけたが、それにより彼のマゾヒズム的な「変態性」を吐露されたことから心を許し、セックスをして年末までの4日間を共に過ごした。<br />
; 玉鬘 るり(たまかずら るり)<br />
:女子高校の3年生。18歳。光海が運転免許の講習に行った先の田舎にある大きな屋敷に住む、地元一の箱入り娘。光海の恋人であった夕にそっくりな美少女だが、夕よりもかなり胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の10人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[玉鬘]]に見立てられている。いわゆる「[[愛人]]の子」<ref>第239話</ref>であったが、子どものできなかった玉鬘家に[[養子]]として引き取られてきた。義母からは愛情を向けてもらえず心を失いかけていたところに、使用人である黒髭家の姉弟と交流を持ち救われたという過去を持つ。<br />
:純粋で自立心旺盛な性格をしており、大学進学にあたって様々なものに取り組んでいる。光海と出会った時点で、[[カップラーメン]]を食べたことがなかった。[[性]]についての知識もほとんど皆無であるらしい。<br />
; 朧 月子(おぼろ つきこ)<br />
: 朝日の親友で腐女子仲間。紫雲大学4年生。22歳。香子によって光海の14股相手の11人目に選ばれた。源氏物語の[[朧月夜 (源氏物語)|朧月夜]]に見立てられている。光海以外の男性とは会話がまったくできないほどの男性[[恐怖症]]である。光海と親しくなりメールのやり取りをする仲となる。性愛関係の妄想が好きで、官能小説家になるのが夢。光海や朝日に自作小説の感想モニターを頼むこともある。卒業後は大学院に進学する予定である。妹に高校生の凪子がいる。<br />
: ふだんは[[ゴスロリ]]風のファッションをしていることが多い。ブランド物のバッグを一度に多く買っても懐が痛まないほどのお金持ちである。メイクアップが得意で、光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、朝日とともに協力を申し出た。<br />
: 第261話で、光海の11人目の相手であることが明かされ、第262話で、[[名字]]が読者に初めて公表された。<br />
;三宮 乙女(みつみや おとめ)<br />
:紫雲大学附属中等部の2年生(春から3年生)。14歳。香子によって光海の14股相手の12人目に選ばれた。源氏物語の女三宮に見立てられている。年齢の割には精神が幼い。学校のクラスに馴染めず引きこもりになっており、光海がお試しで家庭教師を引き受けた。ウサギのぬいぐるみを肌身離さず持ち、うまるちゃんが家の中で着用しているようなフードをいつもかぶって生活している。香子の住んでいる同じマンションに、紫雲大学の大学生である腹違いの姉「乙姫」[13]と2人暮らしであるが、姉妹の仲はあまりよくない。<br />
:当初は光海にもまったく心を閉ざしていたものの、乙女の友人である紫亜にアドバイスを受けた光海が散歩に連れ出すなどした結果、光海に心を許し懐くようになり、勉学への意欲も取り戻した。また、光海との交流が深まるに連れて姉との関係も改善された様子。<br />
:光海に思慕を抱くようになるが、あえて家庭教師継続の話は断り「光海にとっての一番」になるべく努力することを決意する。<br />
;明石 夢告(あかし むつげ)<br />
:紫雲大学文学部1年生。18歳。関西弁を話し、黒い長髪を纏めている少女。左胸の内側に小さな痣がある。香子によって光海の14股相手の13人目に選ばれた。源氏物語の明石の君に見立てられている。神社で光海と出会った時に、彼に自慰行為を目撃された。占いを愛しており、(香子によると)思い込みの強い性格である。<br />
:実家の明石家は、関西地方にある「占い郷」とよばれる霊場にある。光海とセックスをし処女を卒業したが、 占いの結果光海には本命の相手が居ることがわかり、また、家業を継ぐこともあり、光海とは一夏限りの恋人という関係に終わり、紫雲大学も退学する。<br />
<br />
=== 光海の14股相手には指定されていない美女たち ===<br />
;朧 凪子(なぎこ)<br />
:月子の妹。高校生。源氏物語に熱心で、紫雲大学に入学して香子に学ぶことを望んでいる。古語を使うのが口癖。<br />
:光海とは紫雲大学のオープンキャンパスで出会った。月子から光海が「源氏の君っぽい」と聞かされていたものの、実際に会ってみて「たいしたことない」「源氏の君からほど遠い」との印象をもつ<ref>第135話</ref>。ただし、光海の半裸姿を見たときはまんざらでもない反応を見せていた。<br />
;中将つかさ(ちゅうじょう つかさ)<ref>[[平仮名]]の「つかさ」は、台湾の尖端出版から発行された[[中国語]]([[繁体字]])訳版『源君物語 三』では「司」と表記されている。[[中国語]]([[繁体字]])の [[ファンサブ]]では「司紗」と表記されている。</ref><br />
:中学時代に光海をいじめていた女子グループの中心人物。「学年一美人」<ref>第56話</ref>として有名だったが、憧れていた先輩が自分よりも光海の容姿を褒めていたことで自尊心を傷つけられ、光海を目の敵にするようになる。<br />
:偶然にも光海と同じ紫雲大学に進学し、国際教養学部に在籍している。最初は光海のことを覚えていなかった。<br />
:妻のいる教員である近衛教授と[[不倫]]関係にあった。<br />
:自分のステータス・シンボルのアクセサリーとして「誰もが欲しがる」<ref>第57話</ref>男が好みである。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第92話で<br />
:「中将つかさ<br />
: ↑<br />
:14人に含まれない一般の女」<br />
:とノートに記されている描写がある。</ref>。<br />
;千里の姉<br />
:千里と同居しており、胸の大きいことで悩み続けた千里を励ましてきた。千里が光海との交際で悩んでいた際も妹の動揺している様子を見落とさず、声をかけ助言を与える。姉妹仲は非常によく、ライトノベルでは千里と二人で温泉旅行に出掛けている。<br />
:紫雲大学に入学してきた るりの教育を引き受ける。<br />
:名は読者に明かされていない。<br />
<br />
=== 光海の友人 ===<br />
;村上(むらかみ)<br />
:光海の親友。[[童貞]]。紫雲大学1年生。香子に憧れて紫雲大学に入学した。<br />
:村上は姓である。名は読者に明かされていない。<br />
:「ほどよい年上のお姉さんに[童貞を]奪われたい」<ref>第32話</ref>と思っているが、学内の美人チェックも怠っていない。何かと女性に縁のある光海を羨ましがる。<br />
<br />
=== 光海の親族 ===<br />
;光海の父(香子の兄)<br />
:[[婿養子]]に入ったために「源」姓となる<ref>第1話 ただし、本作品中に、光海の実母の姓が「源」であるとする記述はない。</ref>。再婚相手とはいわゆる[[できちゃった結婚]]でもある。それがこの作品の発端となる。<br />
:再婚の際、光海に家を出ていき香子との同居を一方的に言い渡した裏で、香子には街中で土下座してまで同居の件を頼み込んでいた。<br />
;源 桐乃(みなもと きりの)<br />
:光海の実母。故人。16歳で光海を妊娠した。香子と顔見知りであった。彼女の思い出の顔写真は、光海の家にはプリクラぐらいしか残されていない。「光海」と名付けたのも、実は香子であった。<br />
:占い郷で育った人間であり、占い郷とバスで往来する場所にある温泉町の近所に彼女の墓がある。<br />
;光海の継母<br />
:光海の父と結婚した女性。<br />
:妊娠と光海の父との結婚が原因で、実家から[[勘当]]されたらしい。息子を出産する。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第139話で香子が「君の義母はターゲットにしない」と言っている。</ref>。<br />
;源 薫(みなもと かおる)<br />
:光海の異母弟。父の後妻が産んだ。光海に風貌がそっくりで、とても大人しく、人と触れ合うより本が好きな子どもである。最終回で名前が判明した。<br />
;朝日の母(光海の伯母)<br />
:光海の父および香子の姉。<br />
:朝日が年頃なのに恋人がいないことを心配しており、色気のない下着を身に着けていることにつっこみをいれている<ref>第35話</ref>。<br />
<br />
== その他 ==<br />
=== 第3巻で初登場 ===<br />
;近衛(このえ)教授<br />
:紫雲大学の[[心理学]]教授で、理事長の息子。妻子がいるが外見が良く、女子学生から一番人気のある教員である。<br />
:中将つかさと不倫関係にあり相当入れ込んでいた。香子にも色目を使ってくるらしい。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第4巻で初登場 ===<br />
;「紫雲そば」店主の息子<br />
:まだ幼い子どもであるが、千里に[[セクハラ]]を繰り返している。千里を光海に取られたと思っている。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第5巻で初登場 ===<br />
;「恋愛の達人」<br />
:女なら誰でもいいという感じで、「この程度の」<ref>第95話</ref>者と光海から思われたような[[チャラ男]]。紫雲大学のトイレでセックスしていたのを光海に見られたことがあるが、当人はそれを覚えていない。<br />
:「狙い目は極上女の横にいる中位の女」<ref>第95話</ref><ref>香子によると「中位の女を狙え」などの女性談義は、さしずめ([[源氏物語]]第2帖「帚木」に出てくる)「雨夜の品定め」であるという(第96話)。</ref>であるという。<br />
<br />
=== 第11巻で初登場 ===<br />
; 黒髭(くろひげ)<br />
玉鬘家の屋敷に仕えている女性の弟。黒髭は[[姓]]である。名は読者に明かされていない。一人暮らしをしている大学生で、色黒の肌にアフロヘアーという容姿。複数の女性と同時交際をするなど女癖が悪いが、幼少のころより兄妹のようにして育ったるりに[[プロポーズ]]をする。源氏物語で玉鬘を強引に自分の妻にしてしまう髭黒に見立てられている。るりに[[夜這い]]をして[[強姦]]しようとしたが、光海に阻止される。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=371876
源君物語の登場人物一覧
2019-10-05T18:08:17Z
<p>Ohmy20: /* 光海の「14股」相手 */</p>
<hr />
<div>== 主要人物 ==<br />
<br />
;源光海(みなもと てるみ)<br />
:『[[源君物語]]』の主人公。18歳。紫雲大学文学部1年生。<br />
:女性と間違われるような可愛らしい顔立ちをしているが、それが原因で中学2年生の頃に同じ学校の女子たちから執拗ないじめを受け、女性恐怖症となった。また、牛乳を使ったいじめもされたことから牛乳恐怖症にもなっている。<br />
:「物心つく前」に母親を亡くした<ref>第41話 ただし、本作品中に、光海の実母が死去したとする記述はない。父親との離婚であった可能性も完全には否定できない。</ref>過去から、年上の女性に惹かれる[[マザーコンプレックス|マザコン]]気質を持つ<ref>第38話</ref>。<br />
:大学入学後は彼女を作って女性恐怖症を克服しようとするが、性欲優先の行動をとってしまい暴走する癖がある。<br />
: 香子の研究の一環で光源氏と同じ14股を目指す。ファーストキスやペッティングなどの手ほどきを受け女性を紹介されることになる。1人目の朝日とは無理やりセックスしようとするが拒まれる。2人目の葵とは[[初体験]]を果たすが、すぐに萎えてしまい葵を満足させられず終ってしまう。<ref>第49話</ref>トラウマの原因である中将つかさの「心をモノに」しようと必死になるが、「これ以上関わる必要を感じない」<ref>第66話</ref>からと、関係の打ち切りを香子に通告される。3人目の千里とは初めての彼女として「相思相愛の平穏な」<ref>第67話</ref>セックスができたと思ったものの「心をモノにする」ことには失敗する。4人目の美也には初めて好意を抱かれてセックスするが、首輪をつけられ監禁されるなどといった愛の重みに耐えられなくなり、一時[[不能]]になる。5人目の紫亜を紹介されて懐かれるも、相手が小学生なので、(当然)アプローチはなにもしなかった。6人目の伊予に惹かれセックスするが、一夜だけの関係にするようにと言われたのであきらめて身を引かざるをえなかった。7人目の夕とは二人目の彼女として本気で交際しようとしたが、夕の大阪転勤後振られ、かなり落ち込んでしまう。8人目の華とは声優の練習に協力して、夕に振られた後で叱咤激励され、彼女の打算から性行為に及ぶ。9人目の典子に最初は年相応に扱われひどくけなされたが、セックス後に男として認められるようになった。10人目のるりとはセックスをしなかったものの、黒髭の夜這い(レイプ)を防いだことで、お姉様として尊敬されるようになる。11人目の月子とは、朝日の親友であり付き合いの長い先輩でもあるだけにかえって、男女の間柄にまで進展させることが難しかったが、取材としてラブホテルにいっしょに行く。<br />
:香子の手ほどきなどもあり、キスのテクニックは向上しつつある。<br />
:1年時の大学祭において、親友の村上の推薦により女装をして[[ミスコン]]に参加し、優勝を果たすが、過去のトラウマもあって女装をすることは本意ではなく、賞を辞退する。<br />
: 叔母-甥という[[近親相姦]]のタブーな関係であることを知りつつも、香子に魅かれていく。<br />
:アルコールの入った酒は飲まない<ref>第9話、第62話 アルコールが苦手であるためなのか、本人の価値観のためなのか、飲まない理由は不明。</ref>。家事全般が得意である<ref>第33話</ref>。<br />
:継母の産んだ、母親違いの弟がいる。<br />
;藤原香子(ふじわら かおるこ)<br />
:光海の父方の叔母で、紫雲大学の[[准教授]]。29歳独身。[[縦ロール]]風の髪型と豊満な胸が特徴で、誰もが魅了されるほどの美女である。<br />
:兄(光海の父)に土下座して頼み込まれ、光海の居候を引き受けた。<br />
:日本古典文学を研究しており、特に[[源氏物語]]を誰よりも深く読み解くことをテーマにしている。<br />
:その為にも[[源氏物語]]の[[主人公]]光源氏の心情理解が必要となり、光海を現代の光源氏に仕立てあげようとする。<br />
:[[光源氏]]の女性遍歴にならい「14股」<ref>香子によれば「14人というのは源氏の君[=[[光源氏]]]が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>(=香子の指定する女性14人と[[セックス]]すること)を実行するよう光海に命じ、その目的を果たすため、女性馴れしていない光海にさまざまな手ほどきをする<ref>第3話で、香子が「この扉を開けて入ってきた私以外の女 その全ての女の心を君のモノにしてもらいたい」と言っているので、香子自身は光海の「14股」相手に含まれていないものとおもわれる。<br />
ちなみに「藤原香子」は、[[源氏物語]]の作者である[[紫式部]]の本名であるとされる。</ref>。光海に対する羞恥心は希薄で、研究の一環として〈光海のファーストキスを奪う〉<ref>第2話</ref>、〈自分の胸を揉ませたり、吸わせる〉<ref>第15話</ref>、〈一緒のベッドで寝る〉<ref>第30話</ref>などの大胆な行動で光海を翻弄する。<br />
:登場人物の女性の心理や情報に通じている。光海に女性を紹介し恋愛のお膳立てをする。<br />
:全く顔色が変わらないほど酒には強い<ref>第9話</ref>。<br />
<br />
=== 光海の「14股」相手 ===<br />
;桃園朝日(ももぞの あさひ)<br />
:光海の父方の従姉で、香子の姪。21歳。紫雲大学文学部4年生で香子のゼミに所属している。<br />
:図書館の[[司書]]を目指し就職活動<ref>第9話</ref>をしていたが内定が決まる<ref>第116話</ref>。<br />
:香子によって光海の14股相手の1人目に選ばれる。源氏物語の[[朝顔 (源氏物語)|朝顔の君]]に見立てられている。<br />
:「美人レベルが全国最高」<ref>第6話</ref>ということで有名な紫雲大学にあっても見劣りしない美人である。<br />
:[[2次元#転用|2次元]]の男にしか興味がないエロコミック愛好の「[[腐女子]]」<ref>第8話 ただし、ここでは「[[オタク]]の女性」という意味である。</ref>で、現実の男性との交際経験も皆無の[[処女]]。貞操意識が強く、現実の性関係に対して過敏な反応をする。<br />
:本心では「漫画に出てくるような中性的な男の子」<ref>第17話</ref>すなわち光海のような男が好みである。<br />
:幼馴染である光海のことは弟のように思っていたが、自分に迫り暴走する光海を拒絶してしまい、気まずい関係となるが、これをきっかけに光海を異性として意識し始める。光海に襲われたことを思い出して[[自慰|オナニー]]をしたり<ref>第29話</ref>、光海と親しく話す親友の月子に対して嫉妬するようになる<ref>第54話</ref>。しかし、(香子によると)恋愛への恐怖から自分の気持ちを素直に認めようとしない<ref>第29話で、香子が「朝日は恋愛が怖いから自分の気持ちを認めようとしない」と言っている。</ref>。第6巻の時点で、光海のキスは受け入れるようになる。また、光海への好意は親友の月子にはそれとなく見透かされており、からかい半分に探りを入れられることもある。光海の女性関係を少しずつ知るようになってからは嫉妬の感情を募らせるようになる。そのことに危機感を抱いて、就職に伴う引っ越し作業で二人きりになった時、光海に気持ちを告白しようとしたが、光海が熟睡していたため機会を逃してしまう。<br />
:下着も地味で派手さはないが、童顔で愛嬌のある顔として描かれている。<br />
;桐山葵(きりやま あおい)<br />
:香子の友人で、同じマンションに住む[[ネイルサロン]]経営者。24歳。<br />
:やや高圧的な目つきとショートヘアーが特徴のクールビューティー。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の2人目に選ばれた。源氏物語の[[葵の上]]に見立てられている。<br />
:世界的企業の社長令嬢であり、偉大な父親の背中を見て育ったため、父親以外の男性を愛せない重度の[[ファーザー・コンプレックス]](ファザコン)となった。男性との交際経験自体はあるものの、セックスの最中に「お父様」と叫ぶ癖があり、本人はそれを恥じている<ref>第48-49話</ref>。光海の初体験の相手となる<ref>第48-49話</ref>。しかし、光海がすぐに萎えてしまったことが原因で一時関係が疎遠になってしまう。以後しばらくは光海に無関心のような態度をとり続けていたが、その後は自身が気が向いたときに会う程度には関係が修復している模様(ただし、香子の前では相変わらず光海には関心のない態度を装っている)。香子が研究のため光海に14股相手を紹介していることを知りつつも、それを黙認する態度をとっている。朝日や美也とは面識があるが、互いにあまりよい印象は持っていない。 <br />
;花田千里(はなだ ちさと)<br />
:紫雲[[家政]]専門学校1年生。18歳。見た目は地味であるが、温厚で家庭的な性格を持ち、笑顔が魅力的な[[癒し系]]の女性である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の3人目に選ばれた。源氏物語の[[花散里]]に見立てられている。<br />
:蕎麦屋の「紫雲そば」で[[アルバイト]]をしている。<br />
:男性が苦手で、香子に相談をもちかけていた。胸を小さく見せる下着を身に着けているが、実は香子よりも胸が大きい。小学生時代から胸が目立って大きかったので苦労してきたため、男が苦手になった。<br />
:アルバイト先で[[セクハラ]]をされたり、悪い男に狙われたりしている。<br />
:光海に自分から[[処女]]をささげたが、(香子によると)光海だけを特別な恋愛相手として意識しているわけではない<ref>第92話</ref>。香子から「14股」のことを明かされた後も、光海と「メル友」<ref>第97話</ref>としての関係は続いている。<br />
:同居している姉がいる。<br />
;六条美也(ろくじょう みや)<br />
:紫雲大学情報処理チューター。25歳。明るく優しい性格で学生、児童に慕われているが、裏では光海を[[ストーカー]]して撮影していた写真を自分の部屋の壁一面に飾っている[[ヤンデレ]]である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の4人目に選ばれた。源氏物語の[[六条御息所]]に見立てられている。<br />
:実は5年前に教育実習生として光海の中学に赴任しており、当時から光海に対しては鮮烈な印象を抱いていた。ただし、光海自身はいじめのトラウマから当時の記憶がほとんどなく、彼女のことも覚えていなかった。光海へのいじめを見過ごしてきたという負い目から、光海の心の傷を癒せるのは自分だけだと思い込んでいる。香子の後輩である。先輩の香子から「14股」計画を聞かされたうえで光海と関係する。光海を満足させるセックスをするが、光海に結婚を迫り監禁しようとした。胸は小さい。<br />
;小若紫亜(こわか しあん)<br />
:紫雲大学初等部5年。10歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の5人目に選ばれた。源氏物語の[[若紫|紫の上]]に見立てられている。<br />
:小学生でありながら光海に思わず「異性」を意識させてしまうほどの、不思議な色香と雰囲気を持っている。一人称が自分の名であったり、大学にやって来て迷子になるなど、言動は幼さが抜け切れていない。香子にはよく懐いており、光海に対しても抱きついたり手を繋いだりと無邪気な振る舞いを見せる。光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、「お兄ちゃん(光海)は私のものだから出場して欲しくない」と甘えてむずかって見せた。将来は、香子のような[[グラマー]]な体型になることを夢見ている<ref>単行本第8巻197pのおまけイラストより。</ref>。<br />
;瀬見伊予(せみ いよ)<br />
:紫雲大学売店店員。27歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の6人目に選ばれた。源氏物語の[[空蝉]]に見立てられている。<br />
:黒縁の眼鏡をかけている。惰性で付き合っている男性がいて通ってきているが、結婚はしてもらえず独り暮らしである。酒が好きであるが、節約を心がけている。自己評価の低さから現状を変えるような行動が起こせず、他人をやっかんだり酒を煽るなどして焦燥を募らせる日々を送っていたが、光海と一夜限りのセックスをしてからは少しだけ前向きな心になった。<br />
;常夏夕(とこなつ ゆう)<br />
:紫雲フィットネスクラブのインストラクター。22歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の7人目に選ばれた。源氏物語の[[夕顔]]に見立てられている。<br />
:関西弁を話す。中学、高校時代と病弱であったため男性と交際した経験はまったくなく恋愛に憧れていた。職場の同僚からは経験豊富なものと誤解されている。自ら強くなろうとして体を鍛えたが、香子によれば夕の「強さはみせかけ」で「もろく儚い部分を隠すための鎧」である。夕の写真が、紫雲フィットネスクラブの看板になっている。誕生日は8月31日。<br />
:好きな男性のタイプは「男らしい人」であり、正反対のタイプである光海のことは当初敬遠していたものの、コーチングやデートを重ねる中でその真摯な態度や優しさに魅かれていき、やがて処女を捧げる。<br />
:光海との仲は相思相愛であり、その後も順調に交際を重ねていたものの、彼の垣間見せる「香子への思慕」には一抹の不安を拭えずにいた。そんなある日、職場の辞令により大阪に転勤することとなり、光海とは遠距離恋愛になってしまう。そこに、以前より光海との交際を妨害していた美也から「14股」計画をリークされるなどの揺さぶりをかけられ、考慮の末に光海に別れを告げる。<br />
; 末摘 華(すえつむ はな)<br />
: 紫雲大学放送学科の2年生。20歳。美声の持ち主で、[[声優]]を志望している。[[雀卵斑|ソバカス]]顔で眼鏡を掛けた小柄な少女だが、胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の8人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[末摘花 (源氏物語)|末摘花]]に見立てられている。<br />
:他人と話すのが苦手で友達がおらず、異性との交際経験もない処女。当初、女装でミスコンに優勝した光海のことを自信家だと誤解し苦手意識を抱いていたが、香子の口添えもあって友人となり、[[成人向けゲーム]]の[[オーディション|声優オーディション]]への特訓に付き合ってもらう仲となる。しかし、性経験が皆無であることから、特訓を続けていても演技に自信が持てず思い悩むようになり、意を決して光海に「性の手ほどき」を願い出る。その時は、光海がまだ夕と恋人関係にあったことから断られてしまうが、のちに夕と破局したショックから放心状態になっていた光海に「慰めたい」と申し出て関係を結び、処女を捧げた後は、自信をもってオーディションに臨んだ。<br />
; 源内 典子(げんない のりこ)<br />
:紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。かなりの年長であるらしく、香子のことは呼び捨てで呼んでいる。<br />
:香子によって光海の14股相手の9人目に選ばれた。源氏物語の[[源典侍]]に見立てられている。<br />
:香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の目の前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。実は自分自身を偏愛するナルシストであり、「14股」計画のことも承知済みであった。香子は光海に「彼女の愛する『自分』以上の、特別な存在になってくれ」と指示を出す。のちに香子に罵倒され落ち込んでいた光海に優しい言葉をかけ、自宅に招き入れて関係を持つかに思われたが、典子は鏡に映る自分を見ながらの自慰行為だけで満足し、光海に家に帰るよう告げる。その後クリスマスの日に再びアプローチをかけてきた光海に、今度は打って変わって辛辣な言葉の数々を投げかけたが、それにより彼のマゾヒズム的な「変態性」を吐露されたことから心を許し、セックスをして年末までの4日間を共に過ごした。<br />
; 玉鬘 るり(たまかずら るり)<br />
:女子高校の3年生。18歳。光海が運転免許の講習に行った先の田舎にある大きな屋敷に住む、地元一の箱入り娘。光海の恋人であった夕にそっくりな美少女だが、夕よりもかなり胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の10人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[玉鬘]]に見立てられている。いわゆる「[[愛人]]の子」<ref>第239話</ref>であったが、子どものできなかった玉鬘家に[[養子]]として引き取られてきた。義母からは愛情を向けてもらえず心を失いかけていたところに、使用人である黒髭家の姉弟と交流を持ち救われたという過去を持つ。<br />
:純粋で自立心旺盛な性格をしており、大学進学にあたって様々なものに取り組んでいる。光海と出会った時点で、[[カップラーメン]]を食べたことがなかった。[[性]]についての知識もほとんど皆無であるらしい。<br />
; 朧 月子(おぼろ つきこ)<br />
: 朝日の親友で腐女子仲間。紫雲大学4年生。22歳。香子によって光海の14股相手の11人目に選ばれた。源氏物語の[[朧月夜 (源氏物語)|朧月夜]]に見立てられている。光海以外の男性とは会話がまったくできないほどの男性[[恐怖症]]である。光海と親しくなりメールのやり取りをする仲となる。性愛関係の妄想が好きで、官能小説家になるのが夢。光海や朝日に自作小説の感想モニターを頼むこともある。卒業後は大学院に進学する予定である。妹に高校生の凪子がいる。<br />
: ふだんは[[ゴスロリ]]風のファッションをしていることが多い。ブランド物のバッグを一度に多く買っても懐が痛まないほどのお金持ちである。メイクアップが得意で、光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、朝日とともに協力を申し出た。<br />
: 第261話で、光海の11人目の相手であることが明かされ、第262話で、[[名字]]が読者に初めて公表された。<br />
;三宮 乙女(みつみや おとめ)<br />
:紫雲大学附属中等部の2年生(春から3年生)。14歳。香子によって光海の14股相手の12人目に選ばれた。源氏物語の女三宮に見立てられている。年齢の割には精神が幼い。学校のクラスに馴染めず引きこもりになっており、光海がお試しで家庭教師を引き受けた。ウサギのぬいぐるみを肌身離さず持ち、うまるちゃんが家の中で着用しているようなフードをいつもかぶって生活している。香子の住んでいる同じマンションに、紫雲大学の大学生である腹違いの姉「乙姫」[13]と2人暮らしであるが、姉妹の仲はあまりよくない。<br />
:当初は光海にもまったく心を閉ざしていたものの、乙女の友人である紫亜にアドバイスを受けた光海が散歩に連れ出すなどした結果、光海に心を許し懐くようになり、勉学への意欲も取り戻した。また、光海との交流が深まるに連れて姉との関係も改善された様子。<br />
:光海に思慕を抱くようになるが、あえて家庭教師継続の話は断り「光海にとっての一番」になるべく努力することを決意する。<br />
;明石 夢告(あかし むつげ)<br />
:紫雲大学文学部1年生。18歳。関西弁を話し、黒い長髪を纏めている少女。左胸の内側に小さな痣がある。香子によって光海の14股相手の13人目に選ばれた。源氏物語の明石の君に見立てられている。神社で光海と出会った時に、彼に自慰行為を目撃された。占いを愛しており、(香子によると)思い込みの強い性格である。<br />
:実家の明石家は、関西地方にある「占い郷」とよばれる霊場にある。光海とセックスをし処女を卒業したが、 占いの結果光海には本命の相手が居ることがわかり、また、家業を継ぐこともあり、光海とは一夏限りの恋人という関係に終わり、紫雲大学も退学する。<br />
<br />
=== 光海の14股相手には指定されていない美女たち ===<br />
;朧 凪子(なぎこ)<br />
:月子の妹。高校生。源氏物語に熱心で、紫雲大学に入学して香子に学ぶことを望んでいる。古語を使うのが口癖。<br />
:光海とは紫雲大学のオープンキャンパスで出会った。月子から光海が「源氏の君っぽい」と聞かされていたものの、実際に会ってみて「たいしたことない」「源氏の君からほど遠い」との印象をもつ<ref>第135話</ref>。ただし、光海の半裸姿を見たときはまんざらでもない反応を見せていた。<br />
;中将つかさ(ちゅうじょう つかさ)<ref>[[平仮名]]の「つかさ」は、台湾の尖端出版から発行された[[中国語]]([[繁体字]])訳版『源君物語 三』では「司」と表記されている。[[中国語]]([[繁体字]])の [[ファンサブ]]では「司紗」と表記されている。</ref><br />
:中学時代に光海をいじめていた女子グループの中心人物。「学年一美人」<ref>第56話</ref>として有名だったが、憧れていた先輩が自分よりも光海の容姿を褒めていたことで自尊心を傷つけられ、光海を目の敵にするようになる。<br />
:偶然にも光海と同じ紫雲大学に進学し、国際教養学部に在籍している。最初は光海のことを覚えていなかった。<br />
:妻のいる教員である近衛教授と[[不倫]]関係にあった。<br />
:自分のステータス・シンボルのアクセサリーとして「誰もが欲しがる」<ref>第57話</ref>男が好みである。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第92話で<br />
:「中将つかさ<br />
: ↑<br />
:14人に含まれない一般の女」<br />
:とノートに記されている描写がある。</ref>。<br />
;千里の姉<br />
:千里と同居しており、胸の大きいことで悩み続けた千里を励ましてきた。千里が光海との交際で悩んでいた際も妹の動揺している様子を見落とさず、声をかけ助言を与える。姉妹仲は非常によく、ライトノベルでは千里と二人で温泉旅行に出掛けている。<br />
:紫雲大学に入学してきた るりの教育を引き受ける。<br />
:名は読者に明かされていない。<br />
<br />
=== 光海の友人 ===<br />
;村上(むらかみ)<br />
:光海の親友。[[童貞]]。紫雲大学1年生。香子に憧れて紫雲大学に入学した。<br />
:村上は姓である。名は読者に明かされていない。<br />
:「ほどよい年上のお姉さんに[童貞を]奪われたい」<ref>第32話</ref>と思っているが、学内の美人チェックも怠っていない。何かと女性に縁のある光海を羨ましがる。<br />
<br />
=== 光海の親族 ===<br />
;光海の父(香子の兄)<br />
:[[婿養子]]に入ったために「源」姓となる<ref>第1話 ただし、本作品中に、光海の実母の姓が「源」であるとする記述はない。</ref>。再婚相手とはいわゆる[[できちゃった結婚]]でもある。それがこの作品の発端となる。<br />
:再婚の際、光海に家を出ていき香子との同居を一方的に言い渡した裏で、香子には街中で土下座してまで同居の件を頼み込んでいた。<br />
;光海の継母<br />
:光海の父と結婚した女性。<br />
:妊娠と光海の父との結婚が原因で、実家から[[勘当]]されたらしい。息子を出産する。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第139話で香子が「君の義母はターゲットにしない」と言っている。</ref>。<br />
;朝日の母(光海の伯母)<br />
:光海の父および香子の姉。<br />
:朝日が年頃なのに恋人がいないことを心配しており、色気のない下着を身に着けていることにつっこみをいれている<ref>第35話</ref>。<br />
<br />
== その他 ==<br />
=== 第3巻で初登場 ===<br />
;近衛(このえ)教授<br />
:紫雲大学の[[心理学]]教授で、理事長の息子。妻子がいるが外見が良く、女子学生から一番人気のある教員である。<br />
:中将つかさと不倫関係にあり相当入れ込んでいた。香子にも色目を使ってくるらしい。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第4巻で初登場 ===<br />
;「紫雲そば」店主の息子<br />
:まだ幼い子どもであるが、千里に[[セクハラ]]を繰り返している。千里を光海に取られたと思っている。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第5巻で初登場 ===<br />
;「恋愛の達人」<br />
:女なら誰でもいいという感じで、「この程度の」<ref>第95話</ref>者と光海から思われたような[[チャラ男]]。紫雲大学のトイレでセックスしていたのを光海に見られたことがあるが、当人はそれを覚えていない。<br />
:「狙い目は極上女の横にいる中位の女」<ref>第95話</ref><ref>香子によると「中位の女を狙え」などの女性談義は、さしずめ([[源氏物語]]第2帖「帚木」に出てくる)「雨夜の品定め」であるという(第96話)。</ref>であるという。<br />
<br />
=== 第11巻で初登場 ===<br />
; 黒髭(くろひげ)<br />
玉鬘家の屋敷に仕えている女性の弟。黒髭は[[姓]]である。名は読者に明かされていない。一人暮らしをしている大学生で、色黒の肌にアフロヘアーという容姿。複数の女性と同時交際をするなど女癖が悪いが、幼少のころより兄妹のようにして育ったるりに[[プロポーズ]]をする。源氏物語で玉鬘を強引に自分の妻にしてしまう髭黒に見立てられている。るりに[[夜這い]]をして[[強姦]]しようとしたが、光海に阻止される。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371875
源君物語
2019-10-05T17:54:26Z
<p>Ohmy20: /* 中国語版 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性<ref>「私以外の女」(第2話)と言っていた最初の言葉に反して、香子自身が「14人目」になった。</ref>)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
;占い郷(うらないごう)<br />
: 関西地方にある明石家が運営している霊場<ref>どういう宗教、宗派であるのかは不明である。</ref>。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど僻地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民が多くいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。<br />
:光海の生母の桐乃が育った場所である。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第14巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第12巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第9巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371874
源君物語
2019-10-05T17:53:56Z
<p>Ohmy20: /* フランス語版 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性<ref>「私以外の女」(第2話)と言っていた最初の言葉に反して、香子自身が「14人目」になった。</ref>)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
;占い郷(うらないごう)<br />
: 関西地方にある明石家が運営している霊場<ref>どういう宗教、宗派であるのかは不明である。</ref>。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど僻地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民が多くいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。<br />
:光海の生母の桐乃が育った場所である。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第12巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第9巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371873
源君物語
2019-10-05T17:53:27Z
<p>Ohmy20: /* ドイツ語版 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性<ref>「私以外の女」(第2話)と言っていた最初の言葉に反して、香子自身が「14人目」になった。</ref>)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
;占い郷(うらないごう)<br />
: 関西地方にある明石家が運営している霊場<ref>どういう宗教、宗派であるのかは不明である。</ref>。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど僻地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民が多くいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。<br />
:光海の生母の桐乃が育った場所である。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第9巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371872
源君物語
2019-10-05T17:52:56Z
<p>Ohmy20: /* 韓国語版 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性<ref>「私以外の女」(第2話)と言っていた最初の言葉に反して、香子自身が「14人目」になった。</ref>)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
;占い郷(うらないごう)<br />
: 関西地方にある明石家が運営している霊場<ref>どういう宗教、宗派であるのかは不明である。</ref>。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど僻地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民が多くいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。<br />
:光海の生母の桐乃が育った場所である。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第9巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371871
源君物語
2019-10-05T17:52:09Z
<p>Ohmy20: /* 用語解説 */ 占い郷(うらないごう)など</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性<ref>「私以外の女」(第2話)と言っていた最初の言葉に反して、香子自身が「14人目」になった。</ref>)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
;占い郷(うらないごう)<br />
: 関西地方にある明石家が運営している霊場<ref>どういう宗教、宗派であるのかは不明である。</ref>。観光客を滝行に案内し占い体験をさせたりしている。携帯電話の電波が通じないほど僻地にあるが、固定電話はつながる。光海がアルバイトに行き夢告とセックスした。夢告を知る住民が多くいて、盂蘭盆会には多くの人間が集まる。占い館は、占い郷とバスで往来している場所にある温泉町で営業している。<br />
:光海の生母の桐乃が育った場所である。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第5巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371869
源君物語
2019-10-05T17:28:58Z
<p>Ohmy20: /* 単行本の購入特典 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに21種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第5巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=371868
源君物語
2019-10-05T17:27:42Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
! 表紙ヒロイン<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話<br />
| 藤原香子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話<br />
| 桃園朝日<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話<br />
| 桐山葵<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話<br />
| 花田千里<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話<br />
| 六条美也<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話<br />
| 小若紫亜、瀬見伊予<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話<br />
| 常夏夕<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話<br />
| 源光海(女装)<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話<br />
| 末摘華<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話<br />
| 源内典子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
| 玉鬘るり<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
| 朧月子<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十三<br />
| ISBN 978-4-08-891012-3<br />
| 2018年5月18日<ref>[http://amzn.asia/5yE9eXX 源君物語 13(アマゾン日本)2018年5月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第270~291話<br />
| 中将つかさ<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十四<br />
| ISBN 978-4-08-891122-9 <br />
| 2018年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088911229/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_li0LDbFH92R5B 源君物語 14(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第292~314話<br />
| 三宮乙女<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十五<br />
| ISBN 978-4-08-891314-8 <br />
| 2019年5月17日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/4088913140/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ju0LDbAV6942A 源君物語 15(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第315~337話<br />
| 明石夢告<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十六<br />
| ISBN 978-4-08-891399-5 <br />
| 2019年11月19日<ref>[https://www.amazon.co.jp/dp/408891399X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kz0LDbXHG0G1P 源君物語 16(アマゾン日本)2019年10月4日閲覧] 。</ref> <br />
| 第338~358話,番外編第1話<br />
| ?<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;「セミカラー版」(各巻のうち14-25頁ほどがカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして第10巻まで発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに18種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第13巻、第14巻、第15巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年11月17日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に、<br />
:第11巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000182 源君物語(11)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が同年9月11日に、<br />
:第12巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000241 源君物語(12)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2018年5月4日閲覧] </ref>が2018年3月20日に発売された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に、<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が同年5月24日に、<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-T10-become-seductor/dp/2302065816/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1525438203&sr=1-1&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 10 - How to become a seductor、Soleil 、2018年1月24日、ISBN: 978-2-30-206581-9(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>が2018年1月24日に発売された。<br />
:第11巻<ref>{{https|p=amazon.fr/Love-Instruction-11-become-seductor/dp/2302070003/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1525438700&sr=1-2&keywords=Love+Instruction|s=Love Instruction 11 - How to become a seductor、Soleil 、2018年7月4日、ISBN: 978-2-30-207000-4(amazonフランス、2018年5月4日閲覧)}}。</ref>は同年7月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が2017年10月16日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>が同年12月4日に発売された。<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741603570/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-10&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 9、Panini、2018年8月27日、ISBN: 978-3-74-160357-0(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は2018年8月27日に発売される予定である。<br />
:第10巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3741608920/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1525439213&sr=1-12&keywords=Minamoto+Monogatari|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 10、Panini、2018年11月19日、ISBN: 978-3-74-160892-6(amazonドイツ、2018年5月4日閲覧)。}}</ref>は同年11月19日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;[[韓国語]]への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기''(ミナモトクン イヤギ)の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第5巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221034383191?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 6월 21일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年6月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2017年6月21日に、<br />
:第2巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221054143984?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 7월 18일 (화) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年7月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年7月18日に、<br />
:第3巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221119815778?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 10월 18일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年10月18日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年10月18日に、<br />
:第4巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221168130004?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2017년 12월 21일 (목) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2017年12月21日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が同年12月21日に、<br />
:第5巻<ref>[https://daiwon_ci.blog.me/221239416956?Redirect=Log&from=postView 대원코믹스 2018년 3월 28일 (수) 신간 안내、大元 C.I.公式ブログ、2018 年3月28日(2018年5月5日閲覧)。]</ref>が2018年3月28日に発売された。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との(重要な)相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本p.4)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本p.13)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本p.19)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本p.134)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本p.135)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。<br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本p.30)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従姉弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本の初版では「私は従弟同士でそういうの・・・」と、誤字であった。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本p.177)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本p.148)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
;第155話<br />
:1.(連載版155_01:単行本p.180)<br />
: 連載版では「常夏 夕(22)スポーツジムインストラクター 源氏物語モデル・・・・・・夕顔」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 九』===<br />
;第189話<br />
:1.(連載版189_01:単行本p.80)<br />
: 連載版では「末摘 華(20)声優志望 源氏物語モデル・・・・・・末摘花」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
;第218話<br />
:1.(連載版218_01:単行本p.130)<br />
: 連載版では「源内 典子(?)歯科医師 源氏物語モデル・・・・・・源典侍」と、囲み枠に書かれたキャラクター紹介がある。<br />
: 単行本では、それが削除されている。<br />
<br />
===『源君物語 十一』===<br />
;第229話<br />
:1.(単行本p.36)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版229_07と08の間に挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.38-39)連載版では存在しなかった2ページが、単行本では加筆(連載版229_08の後に挿入)されている。<br />
:3.(連載版229_08にあった)光海の独白「オレが紫雲歯科を出たのは 4日後だった」が、単行本p.37では削除され、「紫雲歯科を出たのは」が単行本p.38に、「4日後だった」が単行本p.39にそれぞれ移動している。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.75)四コマ漫画「授与所手伝い中の朝日さん」が、単行本では加筆(連載版233_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.85)四コマ漫画「なぜ」が、単行本では加筆(連載版234_09の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十二』===<br />
;第263話<br />
:1.(連載版263_01:単行本p.134)<br />
:(連載版では存在しなかった)「春から紫雲大学大学院生 朧月子(22)」と囲み枠に書かれたキャラクター紹介が、単行本では加筆されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では2本加筆されている<br />
:1.(単行本p.99)四コマ漫画「正体」が、単行本では加筆(連載版258_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
:2.(単行本p.159)四コマ漫画「味見」が、単行本では加筆(連載版265_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 十三』===<br />
;第286話<br />
:1.(単行本p.147)連載版では存在しなかった1ページが、単行本では加筆(連載版286_08の後に挿入)されている。<br />
;連載版では存在しなかった四コマ漫画が、単行本では1本加筆されている。<br />
:1.(単行本p.129)四コマ漫画「花田さんと華ちゃん」が、単行本では加筆(連載版284_08の後に1ページ挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=354076
源君物語
2018-05-01T19:56:20Z
<p>Ohmy20: /* 外部リンク */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;第1巻、第2巻の「セミカラー版」(各巻のうち20頁程がカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに18種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年10月16日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年12月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;韓国語への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기'' の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第5巻まで発行されている。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]<br />
*[https://twitter.com/minamotokun_yj 『源君物語』公式@minamotokun_yj]<br />
*[https://twitter.com/inabaminori 稲葉みのり@inabaminori]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=354075
源君物語
2018-05-01T19:47:42Z
<p>Ohmy20: /* 単行本の購入特典 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;第1巻、第2巻の「セミカラー版」(各巻のうち20頁程がカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに18種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻<ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-4297.html|コミック 源君物語12巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年10月16日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年12月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;韓国語への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기'' の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第5巻まで発行されている。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=354074
源君物語
2018-05-01T19:41:38Z
<p>Ohmy20: /* 単行本の購入特典 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
;第1巻、第2巻の「セミカラー版」(各巻のうち20頁程がカラーである)が、 電子書籍のヤングジャンプコミックスDIGITALとして発売されている。<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに18種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52491751.html|源君物語 11巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第12巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第12巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第10巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年10月16日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年12月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;韓国語への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기'' の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第5巻まで発行されている。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、第268話、第280話、第285話、第292話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=347518
源君物語
2018-01-02T06:57:49Z
<p>Ohmy20: /* 翻訳版 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに18種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻、第12巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第11巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第9巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年10月16日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年12月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;韓国語への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기'' の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第4巻まで発行されている。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=346504
源君物語
2017-11-19T13:23:01Z
<p>Ohmy20: /* 単行本の購入特典 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;ヒロインたちの女体のエロスを「カメラアングルを駆使し」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>た技法で描写しているのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
: 『源氏物語』の主人公・光源氏の女性遍歴にならい、光源氏が恋愛した姫君に見立てた、'''香子の指定する女性14人'''(香子の家の居間の扉を開けて入ってくる、彼女自身以外の女性)とセックスをして、心をものにすること<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」とのこと(第3話)。</ref>。その体験を'''香子の研究材料'''として提供するために、光海は自分の女性関係の詳細を、香子にすべて報告しなければならない。<br />
: 14人とは「'''藤壺'''」「'''葵の上'''」「'''紫の上'''」「'''明石の君'''」「'''花散里'''」「'''女三宮'''」「'''空蝉'''」「'''玉鬘'''」「'''夕顔'''」「'''末摘花'''」「'''源典侍'''」「'''朧月夜'''」「'''朝顔の君'''」「'''六条御息所'''」<ref>第67話より。</ref>。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
稲葉みのり 『源君物語』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊12巻(2017年11月17日現在) <br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十一<br />
| ISBN 978-4-08-890644-7 <br />
| 2017年5月19日<ref>[http://amzn.asia/cyIQEo8 源君物語 11(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第226~247話<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十二<br />
| ISBN 978-4-08-890784-0 <br />
| 2017年11月17日<ref>[http://amzn.asia/4evwVo0 源君物語 12(アマゾン日本)2017年11月19日閲覧] 。</ref> <br />
| 第248~269話,番外編第2話<br />
|-<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに18種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第11巻、第12巻に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第10巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第6巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年10月16日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年10月16日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年12月4日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年12月4日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===韓国語版===<br />
;韓国語への翻訳がおこなわれ、''미나모토군 이야기'' の題名で、韓国の 大元 C.I.株式会社から第2巻まで発行されている。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話、第253話、第254話、第256話、第263話、番外編(ヤングジャンプGOLD創刊号掲載)のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第44話<ref> マドカマチコ「WxY ダブリューエックスワイ」、『週刊ヤングジャンプ』第30号、株式会社集英社、2013年6月27日、 305頁(単行本『WxY ダブリューエックスワイ』第5巻の第44話として収録)。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=336185
源君物語
2017-04-29T19:01:15Z
<p>Ohmy20: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
;女体のエロスを「カメラアングルを駆使して」<ref>[http://youngjump.jp/shinman/special/039/02/ 「読者を満足させる「カメラワーク」指南。」、「連載作品の「ここがすごい!!」 特別企画」#039 2016年9月期第2週、2016.9.8更新(週刊ヤングジャンプ公式ホームページ)、2017年4月30日閲覧] </ref>いるように描写するのが本作品の特色である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
:『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、'''香子の指定する'''(光源氏が恋愛した姫君に見立てた)'''女性14人'''と[[セックス]]をし、心をものにすること。<br />
:光海は自分の女性関係の詳細を、香子に全て報告しなければならない。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
<br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに16種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載される予定である<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第10巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第6巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年9月18日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年9月18日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年11月13日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年11月13日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第46話<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』、2013年30号掲載。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=336055
源君物語
2017-04-17T10:56:33Z
<p>Ohmy20: /* 『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
:『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、'''香子の指定する'''(光源氏が恋愛した姫君に見立てた)'''女性14人'''と[[セックス]]をし、心をものにすること。<br />
:光海は自分の女性関係の詳細を、香子に全て報告しなければならない。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
<br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに16種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載される予定である<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第10巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第6巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年9月18日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年9月18日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年11月13日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年4月8日閲覧)。}}</ref>は2017年11月13日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話、第250話のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第46話<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』、2013年30号掲載。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=336046
源君物語の登場人物一覧
2017-04-17T05:07:30Z
<p>Ohmy20: /* 第11巻で初登場 */</p>
<hr />
<div>== 主要人物 ==<br />
<br />
;源光海(みなもと てるみ)<br />
:『[[源君物語]]』の主人公。18歳。紫雲大学文学部1年生。<br />
:女性と間違われるような可愛らしい顔立ちをしているが、それが原因で中学2年生の頃に同じ学校の女子たちから執拗ないじめを受け、女性恐怖症となった。また、牛乳を使ったいじめもされたことから牛乳恐怖症にもなっている。<br />
:「物心つく前」に母親を亡くした<ref>第41話 ただし、本作品中に、光海の実母が死去したとする記述はない。父親との離婚であった可能性も完全には否定できない。</ref>過去から、年上の女性に惹かれる[[マザーコンプレックス|マザコン]]気質を持つ<ref>第38話</ref>。<br />
:大学入学後は彼女を作って女性恐怖症を克服しようとするが、性欲優先の行動をとってしまい暴走する癖がある。<br />
:最初の相手である朝日には拒まれ、葵と[[初体験]]はしたが途中で萎えてしまい満足に至らなかった<ref>第49話</ref>。トラウマの原因である中将つかさの「心をモノに」しようと必死になるが、「これ以上関わる必要を感じない」<ref>第66話</ref>からと、関係の打ち切りを香子に通告される。千里とは「相思相愛の平穏なセックス」<ref>第67話</ref>ができたと思ったものの「心をモノにする」ことには失敗する。香子の手ほどき等もあり、キスについては巧みになりつつある。叔母-甥という近親相姦のタブーな関係であることを知りつつも、香子に魅かれるようになってしまっている。<br />
:アルコールの入った酒は飲まない<ref>第9話、第62話 アルコールが苦手であるためなのか、本人の価値観のためなのか、飲まない理由は不明。</ref>。家事全般が得意である<ref>第33話</ref>。<br />
:継母の産んだ、母親違いの弟がいる。<br />
;藤原香子(ふじわら かおるこ)<br />
:光海の父方の叔母で、紫雲大学の[[准教授]]。29歳独身。[[縦ロール]]風の髪型と豊満な胸が特徴で、周囲が息を呑むほどの美女。<br />
:兄(光海の父)に土下座して頼み込まれ、光海の居候を引き受けた。<br />
:日本古典文学を研究しており、特に[[源氏物語]]を誰よりも深く読み解くことをテーマにしている。<br />
:その為にも[[源氏物語]]の[[主人公]]光源氏の心情理解が必要となり、光海を現代の光源氏に仕立てあげようとする。<br />
:[[光源氏]]の女性遍歴にならい「14股」<ref>香子によれば「14人というのは源氏の君[=[[光源氏]]]が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>(=香子の指定する女性14人と[[セックス]]すること)を実行するよう光海に命じ、その目的を果たすため、女性馴れしていない光海にさまざまな手ほどきをする<ref>第3話で、香子が「この扉を開けて入ってきた私以外の女 その全ての女の心を君のモノにしてもらいたい」と言っているので、香子自身は光海の「14股」相手に含まれていないものとおもわれる。<br />
ちなみに「藤原香子」は、[[源氏物語]]の作者である[[紫式部]]の本名であるとされる。</ref>。光海に対する羞恥心は希薄で、研究の一環として〈光海のファーストキスを奪う〉<ref>第2話</ref>、〈自分の胸を揉ませたり、吸わせる〉<ref>第15話</ref>、〈一緒のベッドで寝る〉<ref>第30話</ref>などの大胆な行動で光海を翻弄する。<br />
:登場人物の女性の心理や情報に通じている。光海に女性を紹介し恋愛のお膳立てをする。<br />
:全く顔色が変わらないほど酒には強い<ref>第9話</ref>。<br />
<br />
=== 光海の「14股」相手 ===<br />
;桃園朝日(ももぞの あさひ)<br />
:光海の父方の従姉で、香子の姪。21歳。紫雲大学文学部4年生で香子のゼミに所属している。<br />
:図書館の[[司書]]を目指し就職活動<ref>第9話</ref>をしていたが内定が決まる<ref>第116話</ref>。<br />
:香子によって光海の14股相手の1人目に選ばれる。源氏物語の[[朝顔 (源氏物語)|朝顔の君]]に見立てられている。<br />
:「美人レベルが全国最高」<ref>第6話</ref>ということで有名な紫雲大学にあっても見劣りしない美人である。<br />
:[[2次元#転用|2次元]]の男にしか興味がないエロコミック愛好の「[[腐女子]]」<ref>第8話 ただし、ここでは「[[オタク]]の女性」という意味である。</ref>で、現実の男性との交際経験も皆無の[[処女]]。貞操意識が強く、現実の性関係に対して過敏な反応をする。<br />
:本心では「漫画に出てくるような中性的な男の子」<ref>第17話</ref>すなわち光海のような男が好みである。<br />
:幼馴染である光海のことは弟のように思っていたが、自分に迫り暴走する光海を拒絶してしまい、気まずい関係となるが、これをきっかけに光海を異性として意識し始める。光海に襲われたことを思い出して[[自慰|オナニー]]をしたり<ref>第29話</ref>、光海と親しく話す親友の月子に対して嫉妬するようになる<ref>第54話</ref>。しかし、(香子によると)恋愛への恐怖から自分の気持ちを素直に認めようとしない<ref>第29話で、香子が「朝日は恋愛が怖いから自分の気持ちを認めようとしない」と言っている。</ref>。第6巻の時点で、光海のキスは受け入れるようになる。また、光海への好意は親友の月子にはそれとなく見透かされており、からかい半分に探りを入れられることもある。光海の女性関係を少しずつ知るようになってからは嫉妬の感情を隠さなくなる。<br />
:下着も地味で派手さはないが、童顔で愛嬌のある顔として描かれている。<br />
;桐山葵(きりやま あおい)<br />
:香子の友人で、同じマンションに住む[[ネイルサロン]]経営者。24歳。<br />
:やや高圧的な目つきとショートヘアーが特徴のクールビューティー。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の2人目に選ばれた。源氏物語の[[葵の上]]に見立てられている。<br />
:世界的企業の社長令嬢であり、偉大な父親の背中を見て育ったため、父親以外の男性を愛せない重度の[[ファーザー・コンプレックス]](ファザコン)となった。男性との交際経験自体はあるものの、セックスの最中に「お父様」と叫ぶ癖があり、本人はそれを恥じている<ref>第48-49話</ref>。光海の初体験の相手となる<ref>第48-49話</ref>。 <br />
;花田千里(はなだ ちさと)<br />
:紫雲[[家政]]専門学校1年生。18歳。見た目は地味であるが、温厚で家庭的な性格を持ち、笑顔が魅力的な[[癒し系]]の女性である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の3人目に選ばれた。源氏物語の[[花散里]]に見立てられている。<br />
:蕎麦屋の「紫雲そば」で[[アルバイト]]をしている。<br />
:男性が苦手で、香子に相談をもちかけていた。胸を小さく見せる下着を身に着けているが、実は香子よりも胸が大きい。小学生時代から胸が目立って大きかったので苦労してきたため、男が苦手になった。<br />
:アルバイト先で[[セクハラ]]をされたり、悪い男に狙われたりしている。<br />
:光海に自分から[[処女]]をささげたが、(香子によると)光海だけを特別な恋愛相手として意識しているわけではない<ref>第92話</ref>。香子から「14股」のことを明かされた後も、光海と「メル友」<ref>第97話</ref>としての関係は続いている。<br />
:姉がいる。<br />
;六条美也(ろくじょう みや)<br />
:紫雲大学情報処理チューター。25歳。明るく優しい性格で学生、児童に慕われているが、裏では光海を[[ストーカー]]して撮影していた写真を自分の部屋の壁一面に飾っている[[ヤンデレ]]である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の4人目に選ばれた。源氏物語の[[六条御息所]]に見立てられている。<br />
:実は5年前に教育実習生として光海の中学に赴任しており、当時から光海に対しては鮮烈な印象を抱いていた。ただし、光海自身はいじめのトラウマから当時の記憶がほとんどなく、彼女のことも覚えていなかった。光海へのいじめを見過ごしてきたという負い目から、光海の心の傷を癒せるのは自分だけだと思い込んでいる。香子の後輩である。先輩の香子から「14股」計画を聞かされたうえで光海と関係する。光海を満足させるセックスをするが、光海に結婚を迫り監禁しようとした。胸は小さい。<br />
;小若紫亜(こわか しあん)<br />
:紫雲大学初等部5年。10歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の5人目に選ばれた。源氏物語の[[若紫|紫の上]]に見立てられている。<br />
:小学生でありながら光海に思わず「異性」を意識させてしまうほどの、不思議な色香と雰囲気を持っている。一人称が自分の名であったり、大学にやって来て迷子になるなど、言動は幼さが抜け切れていない。香子にはよく懐いており、光海に対しても抱きついたり手を繋いだりと無邪気な振る舞いを見せる。光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、「お兄ちゃん(光海)は私のものだから出場して欲しくない」と甘えてむずかって見せた。将来は、香子のような[[グラマー]]な体型になることを夢見ている<ref>単行本第8巻197pのおまけイラストより。</ref>。<br />
;瀬見伊予(せみ いよ)<br />
:紫雲大学売店店員。27歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の6人目に選ばれた。源氏物語の[[空蝉]]に見立てられている。<br />
:黒縁の眼鏡をかけている。惰性で付き合っている男性がいて通ってきているが、結婚はしてもらえず独り暮らしである。酒が好きであるが、節約を心がけている。自己評価の低さから現状を変えるような行動が起こせず、他人をやっかんだり酒を煽るなどして焦燥を募らせる日々を送っていたが、光海と一夜限りのセックスをしてからは少しだけ前向きな心になった。<br />
;常夏夕(とこなつ ゆう)<br />
:紫雲フィットネスクラブのインストラクター。22歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の7人目に選ばれた。源氏物語の[[夕顔]]に見立てられている。<br />
:関西弁を話す。中学、高校時代と病弱であったため男性と交際した経験はまったくなく恋愛に憧れていた。職場の同僚からは経験豊富なものと誤解されている。自ら強くなろうとして体を鍛えたが、香子によれば夕の「強さはみせかけ」で「もろく儚い部分を隠すための鎧」である。夕の写真が、紫雲フィットネスクラブの看板になっている。誕生日は8月31日。<br />
:好きな男性のタイプは「男らしい人」であり、正反対のタイプである光海のことは当初敬遠していたものの、コーチングやデートを重ねる中でその真摯な態度や優しさに魅かれていき、やがて処女を捧げる。<br />
:光海との仲は相思相愛であり、その後も順調に交際を重ねていたものの、彼の垣間見せる「香子への思慕」には一抹の不安を拭えずにいた。そんなある日、職場の辞令により大阪に転勤することとなり、光海とは遠距離恋愛になってしまう。そこに、以前より光海との交際を妨害していた美也から「14股」計画をリークされるなどの揺さぶりをかけられ、考慮の末に光海に別れを告げる。<br />
; 末摘 華(すえつむ はな)<br />
: 紫雲大学放送学科の2年生。20歳。美声の持ち主で、[[声優]]を志望している。[[雀卵斑|ソバカス]]顔で眼鏡を掛けた小柄な少女だが、胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の8人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[末摘花 (源氏物語)|末摘花]]に見立てられている。<br />
:他人と話すのが苦手で友達がおらず、異性との交際経験もない処女。当初、女装でミスコンに優勝した光海のことを自信家だと誤解し苦手意識を抱いていたが、香子の口添えもあって友人となり、[[成人向けゲーム]]の[[オーディション|声優オーディション]]への特訓に付き合ってもらう仲となる。しかし、性経験が皆無であることから、特訓を続けていても演技に自信が持てず思い悩むようになり、意を決して光海に「性の手ほどき」を願い出る。その時は、光海がまだ夕と恋人関係にあったことから断られてしまうが、のちに夕と破局したショックから放心状態になっていた光海に「慰めたい」と申し出て関係を結び、処女を捧げた後は、自信をもってオーディションに臨んだ。<br />
; 源内 典子(げんない のりこ)<br />
:紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。かなりの年長であるらしく、香子のことは呼び捨てで呼んでいる。<br />
:香子によって光海の14股相手の9人目に選ばれた。源氏物語の[[源典侍]]に見立てられている。<br />
:香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の目の前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。実は自分自身を偏愛するナルシストであり、「14股」計画のことも承知済みであった。香子は光海に「彼女の愛する『自分』以上の、特別な存在になってくれ」と指示を出す。のちに香子に罵倒され落ち込んでいた光海に優しい言葉をかけ、自宅に招き入れて関係を持つかに思われたが、典子は鏡に映る自分を見ながらの自慰行為だけで満足し、光海に家に帰るよう告げる。その後クリスマスの日に再びアプローチをかけてきた光海に、今度は打って変わって辛辣な言葉の数々を投げかけたが、それにより彼のマゾヒズム的な「変態性」を吐露されたことから心を許し、セックスをして年末までの4日間を共に過ごした。<br />
; 玉鬘 るり(たまかずら るり)<br />
:女子高校の3年生。18歳。夕にそっくりな美少女。<br />
:香子によって光海の14股相手の10人目に選ばれた。源氏物語の玉鬘に見立てられている。<br />
: 光海が運転免許の講習に行った先の田舎にある大きな屋敷に住む、地元一の箱入り娘。「愛人の子」<ref>第239話</ref>であったが、子どものできなかった玉鬘家に養子として引き取られてきた。光海と出会った時点で、カップラーメンを食べたことがなかった。<br />
<br />
=== 光海の14股相手には指定されていない美女たち ===<br />
;月子(つきこ)<br />
:朝日の友人で腐女子仲間。紫雲大学4年生。<br />
:朝日と同じく現実の男性が苦手だが、のちに光海と親しくなりメールのやり取りをする仲となる<ref>第52話</ref>。<br />
:性愛関係の妄想が好きで、[[官能小説]]家になるのが夢。光海や朝日に自作小説の感想モニターを頼む事がある。<br />
:[[ゴシック・アンド・ロリータ|ゴスロリ]]風のファッションをすることがある。ブランド物のバッグを一度に多く買っても懐が痛まないほどのお金持ちである。<br />
:読者には姓がまだ明かされていない。<br />
:妹に高校生の凪子がいる。<br />
:単行本10巻の時点で、光海の「14股」相手ではない。光海の「14股」相手に含まれるのか含まれないのかについては、現在のところ不明である<ref>第52話で、香子が「月子は3人目じゃないぞ」と言っているが、「14人に含まれない」とは言っていない。</ref><ref>月子が「光海の14股相手には指定されていない」というのは、あくまでも、単行本第10巻発行の時点での設定である。将来にわたって絶対に変更されない設定とは言い切れない。</ref>。<br />
;凪子(なぎこ)<br />
:月子の妹。高校生。源氏物語に熱心で、紫雲大学に入学して香子に学ぶことを望んでいる。古語を使うのが口癖。<br />
:光海とは紫雲大学のオープンキャンパスで出会った。月子から光海が「源氏の君っぽい」と聞かされていたものの、実際に会ってみて「たいしたことない」「源氏の君からほど遠い」との印象をもつ<ref>第135話</ref>。ただし、光海の半裸姿を見たときはまんざらでもない反応を見せていた。<br />
;中将つかさ(ちゅうじょう つかさ)<ref>[[平仮名]]の「つかさ」は、台湾の尖端出版から発行された[[中国語]]([[繁体字]])訳版『源君物語 三』では「司」と表記されている。[[中国語]]([[繁体字]])の [[ファンサブ]]では「司紗」と表記されている。</ref><br />
:中学時代に光海をいじめていた女子グループの中心人物。「学年一美人」<ref>第56話</ref>として有名だったが、憧れていた先輩が自分よりも光海の容姿を褒めていたことで自尊心を傷つけられ、光海を目の敵にするようになる。<br />
:偶然にも光海と同じ紫雲大学に進学し、国際教養学部に在籍している。最初は光海のことを覚えていなかった。<br />
:妻のいる教員である近衛教授と[[不倫]]関係にあった。<br />
:自分のステータス・シンボルのアクセサリーとして「誰もが欲しがる」<ref>第57話</ref>男が好みである。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第92話で<br />
:「中将つかさ<br />
: ↑<br />
:14人に含まれない一般の女」<br />
:とノートに記されている描写がある。</ref>。<br />
<br />
=== 光海の友人 ===<br />
;村上(むらかみ)<br />
:光海の親友。[[童貞]]。紫雲大学1年生。香子に憧れて紫雲大学に入学した。<br />
:村上は姓である。名は読者に明かされていない。<br />
:「ほどよい年上のお姉さんに[童貞を]奪われたい」<ref>第32話</ref>と思っているが、学内の美人チェックも怠っていない。何かと女性に縁のある光海を羨ましがる。<br />
<br />
=== 光海の親族 ===<br />
;光海の父(香子の兄)<br />
:[[婿養子]]に入ったために「源」姓となる<ref>第1話 ただし、本作品中に、光海の実母の姓が「源」であるとする記述はない。</ref>。再婚相手とはいわゆる[[できちゃった結婚]]でもある。それがこの作品の発端となる。<br />
:再婚の際、光海に家を出ていき香子との同居を一方的に言い渡した裏で、香子には街中で土下座してまで同居の件を頼み込んでいた。<br />
;光海の継母<br />
:光海の父と結婚した女性。<br />
:妊娠と光海の父との結婚が原因で、実家から[[勘当]]されたらしい。息子を出産する。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第139話で香子が「君の義母はターゲットにしない」と言っている。</ref>。<br />
;朝日の母(光海の伯母)<br />
:光海の父および香子の姉。<br />
:朝日が年頃なのに恋人がいないことを心配しており、色気のない下着を身に着けていることにつっこみをいれている<ref>第35話</ref>。<br />
<br />
== その他 ==<br />
=== 第3巻で初登場 ===<br />
;近衛(このえ)教授<br />
:紫雲大学の[[心理学]]教授で、理事長の息子。妻子がいるが外見が良く、女子学生から一番人気のある教員である。<br />
:中将つかさと不倫関係にあり相当入れ込んでいた。香子にも色目を使ってくるらしい。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第4巻で初登場 ===<br />
;千里の姉<br />
:他人よりも胸が大きいことに苦悩する千里を励ましている。<br />
;「紫雲そば」店主の息子<br />
:まだ幼い子どもであるが、千里に[[セクハラ]]を繰り返している。千里を光海に取られたと思っている。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第5巻で初登場 ===<br />
;「恋愛の達人」<br />
:女なら誰でもいいという感じで、「この程度の」<ref>第95話</ref>者と光海から思われたような[[チャラ男]]。紫雲大学のトイレでセックスしていたのを光海に見られたことがあるが、当人はそれを覚えていない。<br />
:「狙い目は極上女の横にいる中位の女」<ref>第95話</ref><ref>香子によると「中位の女を狙え」などの女性談義は、さしずめ([[源氏物語]]第2帖「帚木」に出てくる)「雨夜の品定め」であるという(第96話)。</ref>であるという。<br />
<br />
=== 第11巻で初登場 ===<br />
; 黒髭(くろひげ)<br />
: 玉鬘家の屋敷に仕えている女性の弟。[[アフロヘアー]]。るりに[[プロポーズ]]をする。<br />
: 黒髭は[[姓]]である。名は読者に明かされていない。源氏物語で[[玉鬘]]を強引に自分の妻にしてしまう[[髭黒]]に見立てられている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=335834
源君物語
2017-04-07T15:17:11Z
<p>Ohmy20: スピンオフ作品</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
:『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、'''香子の指定する'''(光源氏が恋愛した姫君に見立てた)'''女性14人'''と[[セックス]]をし、心をものにすること。<br />
:光海は自分の女性関係の詳細を、香子に全て報告しなければならない。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
<br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに16種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==スピンオフ作品==<br />
[[『週刊ヤングジャンプ』]]の増刊・『ヤングジャンプGOLD』(2017年5月18日発売)に、「源君物語」の[[スピンオフ]]作品が掲載される予定である<ref>[http://natalie.mu/comic/news/227701 YJの新増刊ヤングジャンプGOLDが5月に登場!「きみだら」新作など掲載]、[[コミックナタリー]]、2017年4月6日</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第10巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第6巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年5月22日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>は2017年5月22日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年8月28日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>は2017年8月28日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第46話<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』、2013年30号掲載。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335628
ロシア語
2017-04-02T16:13:24Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|g<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|d<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|je<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|jo<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|ʐ<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|z<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|i<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|j<br />
|align=left|[[半母音]]の[j](短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[j]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|k<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|l<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|m<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|n<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|o<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|p<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|r<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|s<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|t<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|u<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|f<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|x<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音[ɕ]]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335627
ロシア語
2017-04-02T16:09:22Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|g<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|d<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|je<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|jo<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|ʐ<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|z<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|i<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|j<br />
|align=left|[[半母音]]の[j](短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[j]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|k<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|l<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音[ɕ]]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335611
ロシア語
2017-04-01T12:58:16Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|g<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|d<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|je<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|jo<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|ʐ<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|z<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|i<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|j<br />
|align=left|[[半母音]]の[j](短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[j]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音[ɕ]]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335610
ロシア語
2017-04-01T12:56:38Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|g<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|d<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|je<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|jo<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|ʐ<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|z<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|i<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の[j](短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[j]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音[ɕ]]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335609
ロシア語
2017-04-01T12:53:51Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|g<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|d<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|je<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|jo<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|ʐ<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|z<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|i<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音[ɕ]]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335608
ロシア語
2017-04-01T12:46:10Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音[ɕ]]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335607
ロシア語
2017-04-01T12:43:36Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音]][ɕ] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335606
ロシア語
2017-04-01T12:40:24Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される[s])<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[子音]][ɕ] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335605
ロシア語
2017-04-01T12:32:59Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|ʦ<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|ʨ<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|ʂ<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335604
ロシア語
2017-04-01T12:28:32Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|{{ipa|ʦ}}<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|{{ipa|ʨ}}<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|{{ipa|ʂ}}<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|ɕː<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|ɨ<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335603
ロシア語
2017-04-01T12:27:07Z
<p>Ohmy20: /* 文字 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|a<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|b<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|v<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|{{ipa|ʦ}}<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|{{ipa|ʨ}}<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|{{ipa|ʂ}}<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|{{ipa|ɕː}}<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|{{ipa|ɨ}}<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335602
ロシア語
2017-04-01T12:25:33Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|{{ipa|a}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|{{ipa|b}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|{{ipa|v}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|{{ipa|ʦ}}<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|{{ipa|ʨ}}<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|{{ipa|ʂ}}<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|{{ipa|ɕː}}<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|{{ipa|ɨ}}<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|e<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335601
ロシア語
2017-04-01T12:24:19Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|{{ipa|a}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|{{ipa|b}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|{{ipa|v}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|{{ipa|ʦ}}<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|{{ipa|ʨ}}<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|{{ipa|ʂ}}<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|{{ipa|ɕː}}<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: под + ехать → подъехать)にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音]][n]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|{{ipa|ɨ}}<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|{{ipa|e}}<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335600
ロシア語
2017-04-01T12:21:42Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|{{ipa|a}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|{{ipa|b}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|{{ipa|v}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音のй は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように[ j ]の音の後ろに母音が続く場合はе,ё,ю,я を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|{{ipa|ʦ}}<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|{{ipa|ʨ}}<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|{{ipa|ʂ}}<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|{{ipa|ɕː}}<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: {{lang|ru|под + ехать}} → {{lang|ru|подъехать}})にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音|{{IPA|n}}]]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|{{ipa|ɨ}}<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|{{ipa|e}}<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|ju<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335599
ロシア語
2017-04-01T12:14:46Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 文字 ==<br />
ロシア語では以下の33個の[[キリル文字]]が用いられている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center" border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3" <br />
!大文字<br />
!小文字<br />
!文字の名称<br />(ロシア語)<br />
!文字の名称<br />(ラテン文字転写)<br />
!文字の名称<br />(読み)<br />
!音価<br /><span style="font-weight: normal;">([[国際音声記号|IPA]])</span><br />
!発音上の注意<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[А]]<br />
|lang="ru"|а<br />
|lang="ru"|а<br />
|a<br />
|アー<br />
|{{ipa|a}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Б]]<br />
|lang="ru"|б<br />
|lang="ru"|бэ<br />
|be<br />
|ベー<br />
|{{ipa|b}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[В]]<br />
|lang="ru"|в<br />
|lang="ru"|вэ<br />
|ve<br />
|ヴェー<br />
|{{ipa|v}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Г]]<br />
|lang="ru"|г<br />
|lang="ru"|гэ<br />
|ge<br />
|ゲー<br />
|{{ipa|g}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Д]]<br />
|lang="ru"|д<br />
|lang="ru"|дэ<br />
|de<br />
|デー<br />
|{{ipa|d}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Е]]<br />
|lang="ru"|е<br />
|lang="ru"|е<br />
|je<br />
|イェー<br />
|{{ipa|je}}<br />
|align=left|「イェ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ё]]<br />
|lang="ru"|ё<br />
|lang="ru"|ё<br />
|jo<br />
|ヨー<br />
|{{ipa|jo}}<br />
|align=left|「ヨ」に近い<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ж]]<br />
|lang="ru"|ж<br />
|lang="ru"|жэ<br />
|zhe<br />
|ジェー<br />
|{{ipa|ʐ}}<br />
|align=left|[[そり舌音|そり舌気味]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[З]]<br />
|lang="ru"|з<br />
|lang="ru"|зэ<br />
|ze<br />
|ゼー<br />
|{{ipa|z}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[И]]<br />
|lang="ru"|и<br />
|lang="ru"|и<br />
|i<br />
|イー<br />
|{{ipa|i}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Й]]<br />
|lang="ru"|й<br />
|lang="ru"|и краткое<br />
|i kratkoje<br />
|イークラトコエ<br />
|{{ipa|j}}<br />
|align=left|[[半母音]]の{{IPA|j}}(短い「イ」)<ref>半母音の {{lang|ru|й}} は、主に母音の後ろでのみあらわれ、日本語のヤ、ユ、ヨのように {{IPA|j}} の音の後ろに母音が続く場合は {{lang|ru|е}}, {{lang|ru|ё}}, {{lang|ru|ю}}, {{lang|ru|я}} を用いる。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[К]]<br />
|lang="ru"|к<br />
|lang="ru"|ка<br />
|ka<br />
|カー<br />
|{{ipa|k}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Л]]<br />
|lang="ru"|л<br />
|lang="ru"|эль (или эл)<br />
|el, elj<br />
|エル<br />
|{{ipa|l}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[М]]<br />
|lang="ru"|м<br />
|lang="ru"|эм<br />
|em<br />
|エム<br />
|{{ipa|m}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Н]]<br />
|lang="ru"|н<br />
|lang="ru"|эн<br />
|en<br />
|エン<br />
|{{ipa|n}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[О]]<br />
|lang="ru"|о<br />
|lang="ru"|о<br />
|o<br />
|オー<br />
|{{ipa|o}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[П]]<br />
|lang="ru"|п<br />
|lang="ru"|пэ<br />
|pe<br />
|ペー<br />
|{{ipa|p}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Р]]<br />
|lang="ru"|р<br />
|lang="ru"|эр<br />
|er<br />
|エル<br />
|{{ipa|r}}<br />
|align=left|[[歯茎ふるえ音|巻き舌]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[С]]<br />
|lang="ru"|с<br />
|lang="ru"|эс<br />
|es<br />
|エス<br />
|{{ipa|s}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Т]]<br />
|lang="ru"|т<br />
|lang="ru"|тэ<br />
|te<br />
|テー<br />
|{{ipa|t}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[У]]<br />
|lang="ru"|у<br />
|lang="ru"|у<br />
|u<br />
|ウー<br />
|{{ipa|u}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ф]]<br />
|lang="ru"|ф<br />
|lang="ru"|эф<br />
|ef<br />
|エフ<br />
|{{ipa|f}}<br />
|<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Х]]<br />
|lang="ru"|х<br />
|lang="ru"|ха<br />
|kha<br />
|ハー<br />
|{{ipa|x}}<br />
|align=left|[[無声軟口蓋摩擦音|喉の奥から出す「ハ」]]<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ц]]<br />
|lang="ru"|ц<br />
|lang="ru"|цэ<br />
|tse<br />
|ツェー<br />
|{{ipa|ʦ}}<br />
|align=left|「ツァ」「ツ」「ツォ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ч]]<br />
|lang="ru"|ч<br />
|lang="ru"|че<br />
|che<br />
|チェー<br />
|{{ipa|ʨ}}<br />
|align=left|「チャ」「チュ」「チョ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ш]]<br />
|lang="ru"|ш<br />
|lang="ru"|ша<br />
|sha<br />
|シャー<br />
|{{ipa|ʂ}}<br />
|align=left|「シャ」「シュ」「ショ」([[後部歯茎音|そり舌気味]]で発音される {{IPA|s}})<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Щ]]<br />
|lang="ru"|щ<br />
|lang="ru"|ща<br />
|shcha<br />
|シシャー(シチャー)<br />
|{{ipa|ɕː}}<br />
|align=left|「ッシ」(「[[し|シ]]」の[[無声歯茎硬口蓋摩擦音|子音 {{IPA|ɕ}}]] に似ているが、やや長め)<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ъ]]<br />
|lang="ru"|ъ<br />
|lang="ru"|твёрдый знак<br />
|tvjordɨj znak<br />
|トヴョールドゥイズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[硬音]]記号、非[[口蓋化]]する<ref name="KONAN">硬音の子音は微妙に「ウ」の音感、軟音の子音は微妙に「イ」の音感を伴う。</ref><ref>硬音記号は、現在では軟母音で始まる単語の前に硬子音で終わる[[接頭辞]]が付加される場合(例: {{lang|ru|под + ехать}} → {{lang|ru|подъехать}})にしか用いられない。ただし日本語をロシア語式に音訳する際、[[鼻音|{{IPA|n}}]]と後続の母音を分けて発音することを明示する必要がある場合など(例:欽一の「き'''んい'''ち」が「き'''に'''ち」にならないようにする)、外国語の表記に用いることがある。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ы]]<br />
|lang="ru"|ы<br />
|lang="ru"|ы<br />
|ɨ<br />
|ウィー<br />
|{{ipa|ɨ}}<br />
|align=left|「ウイ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ь]]<br />
|lang="ru"|ь<br />
|lang="ru"|мягкий знак<br />
|mjakhkij znak<br />
|ミャーフキーズナーク<br />
| -<br />
|align=left|[[軟音]]記号、[[口蓋化]]する<ref name="KONAN" /><ref>軟音記号はそれが伴う直前の子音が軟音であることを現す。</ref><br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Э]]<br />
|lang="ru"|э<br />
|lang="ru"|э (э оборотное)<br />
|e<br />
|エー<br />
|{{ipa|e}}<br />
|align=left|「エ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Ю]]<br />
|lang="ru"|ю<br />
|lang="ru"|ю<br />
|ju<br />
|ユー<br />
|{{ipa|ju}}<br />
|align=left|「ユ」<br />
|-<br />
|lang="ru"|[[Я]]<br />
|lang="ru"|я<br />
|lang="ru"|я<br />
|ja<br />
|ヤー<br />
|ja<br />
|align=left|「ヤ」<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335598
ロシア語
2017-04-01T12:12:00Z
<p>Ohmy20: /* 各国におけるロシア語の地位 */</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
=== イスラエル ===<br />
{{main|イスラエルにおけるロシア語}}<br />
<br />
[[1999年]]のデータではイスラエルへの旧ソ連からの移民は75万人にのぼり、ロシア語のテレビ・ラジオ放送局もある。イスラエルの公用語は[[ヘブライ語]]、[[アラビア語]]だけだが公用語ではない英語にならび移民の影響でロシア語も広く使われている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335597
ロシア語
2017-04-01T12:10:52Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
=== 旧ソ連圏 ===<br />
[[ウクライナ]]東部や南部([[クリミア半島]]も含む)ではロシア語が広く使われている。[[ヨーロッパ連合]]加盟国となった[[ラトビア]]、[[エストニア]]、[[リトアニア]]などの旧ソ連諸国でも、公用語にこそなっていないもののロシア系住民を中心に広く使われているがEUの公用語には加わっていない。<br />
<br />
<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335596
ロシア語
2017-04-01T12:08:31Z
<p>Ohmy20: 「ロシア語」を作成 開始 6</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
<br />
<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
=== 日本 ===<br />
<br />
<br />
18世紀には、すでに「[[北槎聞略]]」という書物があり、「[[大黒屋光太夫]]」の口述による、[[キリル文字]]、一部のロシア語の単語、文などの記載も見られる<ref> 桂川甫周『北槎聞略・大黒屋光太夫ロシア漂流記』亀井高孝校訂、岩波書店(岩波文庫)1993年(平成5年)、148~156頁、273~332頁</ref>。本格的なロシア語研究が始まるのは、1804年から1811年にロシア使節からもたらされた公文書の翻訳が必要となった幕府の命により、蘭語通詞の馬場左十郎らが松前藩に幽閉されていた[[ヴァシーリー・ゴロヴニーン]]から学んだのが最初<ref>[http://www.tufs.ac.jp/common/archives/TUFShistory-russian-1.pdf ロシア語の黎明期]渡辺雅司、ロシア語ロシア文学研究15号、1983-09</ref>。<br />
<br />
1960年代までは共産主義を支持する人々を中心に[[ロシアの文化|ロシア文化]]への関心は比較的高かったが、1970年代以降は共産主義の退潮、ブレジネフ体制下でのソ連文化の硬直化などを背景にロシアへの関心は低下した。ソ連崩壊後も、ロシアとの交流は北海道や日本海側の一部の地域を除くと盛んではなく、経済的なつながりも中国や韓国、アメリカ合衆国より薄い。そのため、日本においてロシア語の重要性は低い。英語や中国語、朝鮮語に比べて語学教材も恵まれておらず、改訂も進まない結果、内容がソ連時代のままである教材も少なくない。<br />
<br />
しかし[[海上保安庁]]では第二外国語として中国語・朝鮮語と並びロシア語が学ばれており、[[自衛隊]]でも第二外国語として学ばれているほか、北海道の一部の高校では、地理的に近いということもあり、ロシア語の授業が行われている。さらに[[稚内市|稚内]]や[[根室市|根室]]、[[紋別市|紋別]]や[[新千歳空港]]ではロシア語表記の看板が見られるなど、隣国としてのロシアの姿が実感できる。同様に、[[新潟港|新潟東港]]を通じての対ロ貿易の日本海側拠点である[[新潟市]]でも日本語の他英語とロシア語を併記した看板を見ることができる。新潟市ではこれ以外にも[[ロシア語スピーチコンテスト]]を行うなどしている。<br />
<br />
「[[第二外国語]]」の講座としてロシア語を学ぶことができる大学はあるものの、日本人でロシア語を学ぶ人々は少ない。<br />
[[日本放送協会|NHK]]の語学番組では[[テレビでロシア語]]、ラジオでは[[まいにちロシア語]]が放送されている。<br />
<br />
<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B1%E3%82%B7%E3%82%BD%E3%82%A6&diff=335595
アッケシソウ
2017-04-01T11:58:41Z
<p>Ohmy20: アッケシソウの編集開始</p>
<hr />
<div><br />
'''アッケシソウ'''(厚岸草、学名''[[w:Salicornia europaea|Salicornia europaea]]'')は[[アカザ科]]に属する一年性草本で、世界的には[[ヨーロッパ]]、[[アジア]]、[[北アメリカ]]などの寒帯地域に広範囲に分布する。[[潮汐]]の[[干満]]に規定される、平均冠水位から満潮水位の間の海に接する陸地や内陸に発達する[[塩湿地]]に生育する[[塩生植物]]である。<br />
<br />
== 特徴 ==<br />
アッケシソウの茎は濃緑色で高さ10-35cm、円柱形で節を形成し、節から枝が対生する。また、退化した燐片状の葉が節部に対生する。8-9月には、茎および枝の先端部が円柱状の[[穂状花序]]をなし、[[葉腋]]のくぼみに3個の花が対となり、1つの節に6個の花器を形成する。3個の花のうち、中央に位置するものを[[中央花]]、その両側に位置するものを[[両側花]]と呼ばれ、中央花からは[[大粒種子]]、両側花からは[[小粒種子]]と呼ばれる大小2種の種子を形成する。このことからアッケシソウは花器と種子に[[二形性]]が認められている。[[大粒種子]]は環境ストレスに強く、[[小粒種子]]は休眠期間が長いことから群落の維持に関与する事が推測される。この植物の花器の特徴として、花被が退化し、雌ずいや雄ずいを包み込むようにがく片が非常に発達している。<br />
<br />
秋になるとアッケシソウの茎および枝の濃緑色は紅紫色へ変化する姿から'''サンゴソウ'''とも呼ばれる。その色素は同じアカザ科に属する[[サトウダイコン]]の根で合成される色素と同種の[[ベタシアニン]]である。<br />
<br />
== 耐塩性 ==<br />
アッケシソウは塩生植物の中でも、塩に特に強い耐性を示し、塩の存在に依存的な植物である。生育過程が進むにつれて、塩を蓄積することにより耐塩性を獲得する強塩生植物である。この生理的耐塩性機構は、過剰な塩類の液胞内への蓄積と連動して、浸透圧を調整する細胞適合物質である[[グリシンベタイン]]を合成、蓄積することにより、細胞質の機能を保護、強化している。 <br />
<br />
==分布==<br />
[[日本]]では[[1891年]]に[[北海道大学]]の[[宮部金吾]]によって[[北海道]]東部の[[厚岸町]][[厚岸湖]]のカキ島で発見され、その地名にちなみ'''アッケシソウ'''(厚岸草)と命名された。続いて[[1912年]]に[[牧野富太郎]]によって[[愛媛県]]でも発見され、日本第二の産地として発表された。その後、北海道では近隣の[[野付半島]]、[[温根沼]]および[[風蓮湖]]やオホーツク海沿岸のコムケ湖、[[サロマ湖]]、[[能取湖]]および[[涛沸湖]]などにも分布している事がわかっている。<br />
<br />
== アッケシソウのルーツ ==<br />
アッケシソウは、江戸時代に北前船で塩などの物資を北海道に運ぶ過程で、瀬戸内海に戻る際、バラストなどに付いた個体や種子が瀬戸内海沿岸に持ち込まれたとする「北前船説」が有力視されていたため、北海道東部沿岸に自生するアッケシソウと瀬戸内海沿岸に自生するアッケシソウは同一種と考えられていた。しかし、この定説に異論を唱えた、東京農業大学の相根、桃木教授グループが2003年にDNAをPCRを用いたRAPD法により北海道に自生するアッケシソウと、岡山県に自生するものは違う種であることを発表。これにより「北前船説」は覆った。その後、2005年に岡山理科大学の星野教授らは、北海道のアッケシソウと岡山と愛媛県で採取したアッケシソウの葉緑体のDNAの一部を分析した所、北海道のアッケシソウと瀬戸内海沿岸のアッケシソウはDNAの塩基配列が違うという結果を発表し、完全に違う種であること立証した。更に岡山理科大学の星野教授は2008年に韓国のアッケシソウと瀬戸内海沿岸のアッケシソウの葉緑体のDNAを分析し、塩基配列が100%一致したことを発表している。<br />
<br />
=== 保護の現状 ===<br />
{{commons|Salicornia europaea}}<br />
北海道以南では宮城県、愛媛県および香川県の[[塩田]]跡地で生育が確認されていたが、これら塩田跡地が開発によって住宅地や工業団地などに転用された事に伴い、アッケシソウ群落はほとんど絶滅に近いとされている。2003年末に、[[岡山県]][[浅口市]]の寄島干拓地で自生していることが確認され、2004年に住民らが「守る会」を発足。自生地の保護や生態調査を行っている。また、岡山県には瀬戸内市の[[牛窓町]]、[[邑久町|邑久]]両町にまたがる[[錦海湾|錦海塩田]]跡地にアッケシソウが自生している。しかし、この跡地に存在するアッケシソウは植物愛好家が香川県の塩田跡地より持ち帰ったアッケシソウの種子を蒔いたと文献に残っている事から、保護に成功した珍しいケースの場所と言える。愛媛県[[新居浜市]]が自生の南限と言われている。<br />
<br />
[[レッドデータブック (環境省)|環境省のレッドデータブック]]では近い将来に絶滅の危険が高い種 (EN) に指定され、さらに近年では地盤沈下や湖岸の侵食により、年々減少しているとの報告がある。最初に自生が確認された厚岸湖では最奥部に僅かに見られるだけになっている。<br />
<br />
能取湖南岸の網走市[[卯原内]]地区では塩湿地をトラクターを用いて耕起し、他の塩生植物を抑制させる事によって国内最大級のアッケシソウ群落を維持し、毎年秋には20万人が訪れる観光名所になっていた。しかし、環境改善を目的にした杜撰な土砂の搬入がかえって悪影響を与え[[2011年]]には大幅に縮小<ref>「来秋の色づき楽しみ 能取湖のアッケシソウ群落再生を願い種まき」、 [[北海道新聞]] 、2014-11-06</ref>。[[2012年]]から網走市や[[東京農業大学]]などで再生協議会を組織して土壌改良等が行われ、[[2015年]]8月秋までに8割程度まで回復させた。<br />
<br />
== 野菜としての利用 ==<br />
アッケシソウは葉と茎が食用となり、[[イギリス]]をはじめとするヨーロッパで[[野菜]]として利用される。塩味があり、そのままゆでて食べるのが一般的であり<ref>「世界の食用植物文化図鑑」p185 バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント著 山本紀夫監訳 柊風舎 2010年1月20日第1刷</ref>、近年では日本でも流通することがある。海外ではサムファイアーSamphire(英)、パスピエールPasse Pierre(仏)、ゼークラルZeekraal(蘭)などと呼ばれるが、[[アスパラガス]]と形がやや似ていて利用法が同じため、'''シーアスパラガス'''の名もある。'''シービーンズ'''(Sea beans)や'''シーピクルス'''(Sea pickles)と呼ばれる事もある。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3K&diff=335594
ビタミンK
2017-04-01T11:49:40Z
<p>Ohmy20: ビタミンKの編集開始</p>
<hr />
<div>'''ビタミンK''' (Vitamin K) は、[[脂溶性ビタミン]]の一種である。ビタミンK依存性タンパク質の活性化に必須であり、動物体内で[[血液凝固|血液の凝固]]や[[組織 (生物学)|組織]]の[[石灰化]]に関わっている。したがって欠乏すると出血傾向となり、また[[骨粗鬆症]]や[[動脈硬化]]に関連していると考えられている。化学構造上は[[2-メチル-1,4-ナフトキノン]]の3位誘導体で、天然にはK<sub>1</sub>とK<sub>2</sub>の2種類があり、このうちK<sub>2</sub>には[[イソプレノイド]]側鎖の長さや修飾が異なる多数の化合物が含まれる。<br />
<br />
== 分類 ==<br />
<br />
ビタミンKにはK<sub>1</sub>からK<sub>5</sub>の5種類が知られている。天然のビタミンKは2-メチル-1,4-ナフトキノンを基本骨格とし、3位に結合した側鎖の構造に違いがある。<br />
<br />
本項では主に動物体内におけるビタミンとしての解説を扱うので、化合物としての性質や動物以外の生物における機能については各項目を参照のこと。<br />
{{See|フィロキノン|メナキノン|メナジオン|メナジオール}}<br />
<br />
;ビタミンK<sub>1</sub><br />
:[[フィロキノン]]、ファイトメナジオンなどとも呼ばれ、植物が[[光合成]]に使うために合成している。摂取源としては[[葉菜類]]、[[植物油]]、[[豆類]]、海藻類、[[魚介類]]などが挙げられる。<br />
;ビタミンK<sub>2</sub><br />
:[[メナキノン]]とも呼ばれ、その側鎖の長さによってメナキノン-4、メナキノン-7の様に区別されている。この数字は側鎖を構成するイソプレン単位の数を表しており、それぞれMK-4、MK-7のように略記する。MK-4は動物体内に多く存在するもので、食餌から得たビタミンK1を動脈壁や膵臓、精巣などで変換している。原核生物はMK-6からMK-14という側鎖の長いメナキノンを合成し呼吸に利用している。摂取源としては[[食肉]]、[[鶏卵]]、[[乳製品]]などが挙げられるが、[[納豆]]には非常に多く含まれている。</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335587
ロシア語
2017-03-31T23:33:42Z
<p>Ohmy20: 「ロシア語」を作成 開始 6</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
<br />
== 各国におけるロシア語の地位 ==<br />
<br />
<br />
=== 公用語 ===<br />
* [[ロシア]]<br />
* [[カザフスタン]](他に[[カザフ語]])<br />
* [[キルギス|キルギスタン]](他に[[キルギス語]])<br />
* [[ベラルーシ]](他に[[ベラルーシ語]])<br />
【事実上独立した地域】<br />
* [[沿ドニエストル共和国]](他に[[モルドバ語]]、[[ウクライナ語]])<br />
* [[アブハジア]](他に[[アブハズ語]])<br />
* [[南オセチア]](他に[[オセット語]])<br />
【国際機関】<br />
* UN [[国際連合]](他に[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]])<br />
*IAEA[[国際原子力機関]]<br />
* [[国際標準化機構]](他に英語、フランス語)<br />
* [[上海協力機構]](他に中国語)<br />
* [[独立国家共同体]](CIS)<br />
<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335586
ロシア語
2017-03-31T23:29:46Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)が、スラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335585
ロシア語
2017-03-31T23:28:33Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
:例:[[コンピュータ]] - ロシア語では外来語の[[:wikt:компьютер#ロシア語|компьютер]](カンピユーテル)がスラヴ語的なвычислитель(ヴィチスリーチェリ=数字出力物)よりも頻繁に使用されている。本来のロシア語発音では「イェ」になる「е」が「エ(э)」と発音される点にも、компьютерの外来語的な特徴がよく表れている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335584
ロシア語
2017-03-31T23:21:45Z
<p>Ohmy20: </p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E&diff=335583
ロシア語
2017-03-31T23:20:54Z
<p>Ohmy20: 「ロシア語」を作成 開始 5</p>
<hr />
<div>'''ロシア語'''(ロシアご、русский язык)は、[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[スラヴ語派]][[東スラヴ語群]]に属する[[言語]]。'''露語'''とも略される。[[ロシア|ロシア連邦]]の[[公用語]]。ロシア連邦の国語表記には、[[キリル文字]]を使用する。近縁の言語に[[ウクライナ語]]と[[ベラルーシ語]]がある。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
ロシア語は[[ヨーロッパ]]で最も[[母語]]話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、[[第二言語]]の話者数も含めると世界で4番目に多い。[[国際連合]]においては、[[英語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]、[[スペイン語]]、[[アラビア語]]と並ぶ、6つの公用語の1つである。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
{{main|ロシア語の歴史|en|History of the Russian language}}<br />
{{節stub}}<br />
<br />
=== スラヴ祖語 ===<br />
{{main|スラヴ祖語}}<br />
<br />
=== 聖キュリロス(キリル)と聖メトディオス ===<br />
{{main|:en:Saints Cyril and Methodius|キュリロス (スラヴの(亜)使徒) |メトディオス (スラヴの(亜)使徒) }}<br />
<br />
=== 古ロシア語 ===<br />
{{main|古東スラヴ語|古ロシア語}}<br />
<br />
ロシア語の起源については諸説あるが、[[東スラヴ人]]が使っていた[[古東スラヴ語]]([[10世紀]] - [[15世紀]])から発展したという説が最もよく知られている。13世紀に[[キエフ大公国]]が崩壊した後、[[ルーシ]]の地は[[モンゴル帝国]]に支配([[タタールのくびき]])されており、現代ロシア語にも[[財政]]や[[金融]]に関わる単語を中心に、[[タタール語]]などの[[テュルク諸語]]や[[モンゴル語]]の影響が残っている。その後、北東ルーシの辺境(現在の[[ヨーロッパ・ロシア]])で[[モスクワ大公国]]が成立し、この国の[[公用語]]がロシア語として独自に発展していった。<br />
<br />
[[ロシア帝国]]の時代には、[[1708年]]に[[ピョートル1世]]によってアルファベットが単純化されたのを皮切りに、ロシア語の改革が盛んとなった。18世紀後半には[[ミハイル・ロモノーソフ]]が初めてロシア語の文法書を著し、[[標準語]]の形成に大きく寄与した。19世紀初頭には[[アレクサンドル・プーシキン]]によって近代的な[[文語]]が確立した。また、宮廷は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国を模範として近代化を進めたことから、大量の専門語彙が[[オランダ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]などから取り入れられた。その一方で、当時の上流階級はフランス語を日常的に使用しており<ref>[[#岩間他(1979)|岩間他(1979)]], pp. 260-261.<br>{{cite web|title=第5回 ロシア人と外国語――欧米文化に復帰するロシア人|url=http://www.tmu.co.jp/feature/hakamada05.html|author=[[袴田茂樹]]|publisher=[http://www.tmu.co.jp/ TMU CONSULTING]|page=|accessdate=2012-11-27}}</ref>、19世紀の小説([[レフ・トルストイ]]の『[[戦争と平和]]』など)はフランス語を交えて書かれた作品が多い。<br />
<br />
=== ソ連時代 ===<br />
[[ソビエト連邦]]ではロシア語が事実上の公用語であったが、公式には[[公用語]]は存在しなかった。[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]が[[オーストリア・マルクス主義|オーストロ・マルキシズム]]や[[カール・カウツキー|カウツキー]]の影響のもと、[[1914年]]の論文『強制的な国家語は必要か?』において[[国語|国家語]]の制定を批判した。また、自身も少数民族[[グルジア人]]の出自を持つ[[ヨシフ・スターリン|スターリン]]も[[民族]]問題の専門家として民族語奨励政策を採用した結果、ソ連は、ロシア語をその崩壊にいたるまで正式な公用語の地位につけることはついになかった(ちなみに、[[オットー・バウアー]]から借用した「形式は民族的、内容は[[社会主義]]的な文化の建設」というスターリンのテーゼはまず言語問題にまつわる[[1925年]]の演説『母語による教育』において現れた)。それゆえ、ロシア語が公的に国家語化したのはロシア連邦成立後である<ref>田中克彦『「スターリン言語学」精読』、岩波書店、2000年、171頁</ref>。<br />
<br />
[[1918年]]には、[[アレクセイ・シャフマトフ]]が準備していたアルファベット改革案が[[ボリシェヴィキ]]によって実行に移され、現在のロシア語の正書法が成立した。ただし、[[Ё]]はこの時点でまだ正式なアルファベットとして認められておらず、正式に組み入れられたのは[[1942年]]のことである。なお、[[1964年]]にも[[ロシア科学アカデミー|ソ連科学アカデミー]]によって正書法の改革案が作られたが、こちらは実施されなかった。<br />
<br />
=== ソ連崩壊後 ===<br />
[[1991年]]末の[[ソ連崩壊]]で、ソ連を構成していた[[ソビエト連邦構成共和国|各共和国]]はそれぞれ独立し、それまでロシア語との併用という形を採っていたそれぞれの民族語が第一の公用語へと昇格したが、その後の言語状況に関しては様々である。<br />
<br />
[[バルト三国]]と呼ばれる[[エストニア]]・[[ラトビア]]・[[リトアニア]]では、ソ連からの独立以降急速に各民族語([[エストニア語]]・[[ラトビア語]]・[[リトアニア語]])が使用される機会が増えている。もちろんソ連崩壊後20年程しか経過しておらず、またロシア系住民が多い地域などではロシア語が今でも使われるが、ソ連時代と比べるとロシア語はそれほど使われなくなっていると言える。特にこの3カ国が[[2004年]]に[[欧州連合|EU]]に加盟してからは、[[英語]]や[[ドイツ語]]がより広く学ばれるようになっている。ただし、ソ連時代後期にロシア語人口がラトビア語人口を逆転するのではないかと言われたラトビアでは、独立回復後に制定した[[国籍]]法で国籍取得要件にラトビア語の習得を義務付けたという経緯がある。これによって多くのロシア系住民をロシアへ移住させる事に成功したが、国籍を与えられない[[残留ロシア人]]の権利が阻害されているとするロシア政府からの抗議を受け、さらに[[欧州委員会]]からもこの言語規定が市民の平等を定める[[欧州憲法]]に違反しているという指摘を受けた。その結果、ラトビア政府によるロシア語排除策は沈静化している。<br />
<br />
また、ロシア影響圏からの離脱を模索する[[ウクライナ]]や[[ジョージア (国)|ジョージア]]でも、ロシア語ではなく[[ウクライナ語]]や[[グルジア語]]がより広範に使われている。ウクライナでは、西部を中心に従来よりほとんどウクライナ語のみが使用されている地域がある一方で、ウクライナ語とロシア語両方が使われている地域もあり、また東部や[[クリミア半島]]ではロシア語の使用者が大勢である地域もあり、地域によっては将来的にもロシア語は当分使われ続けると推定されている。一方で、都市部を中心に伝統的にウクライナ語とロシア語の混交が起こっていたが、ソ連の崩壊以降、それまでロシア語が優勢であった地域を中心にウクライナ語にロシア語の要素が混じった「[[スールジク]](混血)」と呼ばれる混交言語が広まりを見せている。現在でも、ウクライナ西部を除く広範囲でロシア語は使用、理解されており、ロシア語をウクライナ語に次ぐ第二公用語に加える動きもあるなど、今までのロシア語排除の動きから転換点を迎えようとしている。<br />
<br />
ジョージアもまた長年ロシア語による支配を受けてきた国であった。ジョージア政府はロシア語教育を廃止し、ロシア語読みに基づいた国名である日本語の「グルジア」を英語読みの「ジョージア」に変更することを要請しており(グルジア語名では「サカルトヴェロ」である)が、日本政府も承諾している。また、ロシアに多くのジョージア人が住んでいることなどからロシア語は今でもよく使われている。<br />
<br />
それ以外の地域に関しては、今でもロシア語が幅広く使われ続けている。[[ベラルーシ]]や[[カザフスタン]]・[[キルギス]]・[[ウズベキスタン]]・[[トルクメニスタン]]などでは非ロシア人でもロシア語しか喋れない人も多く、また多民族が入り混じって生活する[[中央アジア]]諸国では、ロシア語が民族を超えた共通語として使われている。[[カフカース]]地域、及び[[モルドバ]]でも、現地人同士の日常会話には現地語が用いられることが増えてきたものの、ロシア語で会話する人々は少なくない。なお、ロシアとの統合に積極的な[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領の独裁体制が続くベラルーシでは、[[ベラルーシ語]]とロシア語が公用語に指定されているが、隣国ウクライナとは逆にロシア語使用が奨励され、本来の民族語であるベラルーシ語が軽視される傾向にある。<br />
<br />
[[ポーランド]]や[[ブルガリア]]など旧共産圏諸国では、[[共産主義]]体制ではロシア語が広く学習されていたが、民主化後は英語やドイツ語(歴史的には[[チェコ]]や[[ハンガリー]]など、[[オーストリア帝国]]の支配下にあった国も少なくない)など西欧の言語に押されて、ロシア語学習は下火になった。またバルト三国や東側諸国はハンガリー動乱やプラハの春などでソ連軍による民主化弾圧などがあったために、かつて第一外国語だったロシア語を使う事も拒んでいる者もいる。<br />
<br />
一方、[[ウラジーミル・プーチン]]政権で経済の立て直しに成功したロシアが[[BRICs]]と呼ばれる経済成長地域の一つに加わり、天然資源を核にした諸外国との経済関係が再び拡大すると共に、ロシア語の需要は再び高まりつつある。バルト三国などでもロシア語に対するマイナスイメージもソ連時代を経験していない若い世代を中心に徐々に薄れてきており、ロシア語は[[英語]]や[[ドイツ語]]などと共に、ビジネスなどで必要な言語ととらえる人も増えてきている。また、[[宇宙開発]]においては[[国際宇宙ステーション]]の公用語になるなど、英語と並んで必要不可欠な言語の1つとなっている。<br />
<br />
ロシア国内では急速な[[資本主義]]化や新技術の導入に伴い、今まで存在しなかった概念や用語が大量に導入された。これにロシア語の造語能力が追いつかず、特に英語を中心とした外来語がそのままロシア語に導入される例が多くなっている。</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=335582
源君物語
2017-03-31T23:15:25Z
<p>Ohmy20: /* 用語解説 */</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
:『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、'''香子の指定する'''(光源氏が恋愛した姫君に見立てた)'''女性14人'''と[[セックス]]をし、心をものにすること。<br />
:光海は自分の女性関係の詳細を、香子に全て報告しなければならない。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
<br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに16種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第10巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第6巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年5月22日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>は2017年5月22日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年8月28日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>は2017年8月28日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第46話<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』、2013年30号掲載。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E&diff=335581
源君物語
2017-03-31T23:11:16Z
<p>Ohmy20: /* 用語解説 */ 「女君」は、一般的な日本語では全然ないので「姫君」に変えた。</p>
<hr />
<div>『'''源君物語'''』(みなもとくんものがたり)は、[[稲葉みのり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。<br />
<br />
==概要==<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』([[集英社]])[[2011年]]42号より連載中。<br />
;『[[源氏物語]]』を元ネタにした漫画で、[[主人公]]の光海が叔母・香子の指令で「現代の光源氏」を目指すストーリーとなっている。<br />
;連載の1話のページ数は、通常8ページである。<br />
;作者の[[稲葉みのり]]にとっては、初の連載漫画である。<br />
<br />
{{ネタバレ|「源君物語」の内容}}<br />
<br />
==あらすじ==<br />
主人公の'''源光海'''は、中学生時代に同級生の女子たちに酷い[[いじめ]]を受けた経験から重度の[[女性恐怖症]]に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。<br />
突然の父の[[再婚]]により、なかば追い出される形で叔母・'''藤原香子'''の家で居候生活を始める光海であったが、[[源氏物語]]の研究者である香子から「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、女性「14人」<ref>香子によれば「14人というのは光源氏が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>と[[セックス]]することを命じられた光海は、香子の紹介する美女たちとの恋愛経験を重ねるが、「心をモノにする」ことの難しさを知る。<br />
<br />
==登場人物==<br />
詳しくは「[[源君物語の登場人物一覧]]」を参照。<br />
<br />
==用語解説==<br />
;紫雲大学(しうんだいがく)<br />
:光海たちが通う大学。<br />
:香子が准教授をつとめる。<br />
:「[[美人]]レベルが全国最高」ということで有名。<ref>『源君物語』第6話</ref> <br />
:[[文学部]]と[[国際教養学部]]の2つの[[学部]]が作中に出てきている。<br />
:[[キャンパス]]には[[噴水]]などが設置されている広場があり、使われていない旧校舎もある。<br />
:学生食堂のカウンターは、「[[パスタ|PASTA]]」「CHINESE NOODLE JAPANESE NOODLE」と、[[英語]]表記で区分けされている。<br />
;紫雲[[家政]][[専門学校]]<br />
:千里が通う学校。<br />
;紫雲そば<br />
:千里が[[アルバイト]]をしている蕎麦屋。店主の子が千里に[[セクハラ]]をしている。<br />
;紫雲フィットネスクラブ<br />
:夕がインストラクターとして勤務する、スポーツクラブ。大阪に本社がある。美也が(光海と交際を始める以前から)会員である。<br />
;紫雲神社<br />
:朝日の親戚と縁のある神社。<br />
;紫雲歯科医院<br />
:源内典子の自宅と同じビルである歯科医院。紫雲大学の近くにある。<br />
;14股<br />
:『[[源氏物語]]』の主人公[[光源氏]]の女性遍歴にならい、'''香子の指定する'''(光源氏が恋愛した姫君に見立てた)'''女性14人'''と[[セックス]]をし心をものにすること。<br />
:光海は自分の女性関係の詳細を、香子に全て報告しなければならない。<br />
<br />
==単行本==<br />
==='''[[集英社]]〈[[ヤングジャンプ・コミックス]]'''〉===<br />
<br />
{| class="wikitable" style="font-size: small"<br />
! 標題<br />
! ISBN<br />
! 発売年月日<br />
! 収録話数<br />
|-<br />
| 源君物語 一<br />
| ISBN 978-4-08-879318-4<br />
| [[2012年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879318-4 源君物語 1(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第01~21話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 二<br />
| ISBN 978-4-08-879432-7<br />
| [[2012年]][[10月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879432-7 源君物語 2(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref><br />
| 第22~44話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 三<br />
| ISBN 978-4-08-879550-8<br />
| [[2013年]][[04月19日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879550-8 源君物語 3(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第45~67話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 四<br />
| ISBN 978-4-08-879668-0 <br />
| [[2013年]][[10月18日]]<ref> [http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879668-0 源君物語 4(集英社BOOKNAVI)2013年10月13日閲覧] 。</ref> <br />
| 第68~89話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 五<br />
| ISBN 978-4-08-879783-0<br />
| [[2014年]][[04月18日]]<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-879783-0 源君物語 5(集英社BOOKNAVI)2014年4月18日閲覧] 。</ref><br />
| 第90~111話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 六<br />
| ISBN 978-4-08-890028-5<br />
| 2014年10月17日<ref> <br />
[http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-890028-5 源君物語 6(集英社BOOKNAVI)2015年1月23日閲覧] 。</ref> <br />
| 第112~133話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 七<br />
| ISBN 978-4-08-890142-8<br />
| 2014年04月17日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-7-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088901428/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1426444911&sr=8-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+7 源君物語 7(アマゾン日本)2015年3月16日閲覧] 。</ref> <br />
| 第134~156話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 八<br />
| ISBN 978-4-08-890257-9<br />
| 2015年10月19日<ref>[http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088902572/ref=pd_bxgy_14_img_2?ie=UTF8&refRID=1CNM05EJWF10JH1AQV4E 源君物語 8(アマゾン日本)2015年12月24日閲覧] 。</ref> <br />
| 第157~179話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 九<br />
| ISBN 978-4-08-890391-0<br />
| 2016年04月19日<ref>{{https|p=www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E-9-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A8%B2%E8%91%89-%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4088903919/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472598235&sr=1-1&keywords=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E+10|s=源君物語 9(アマゾン日本)2016年08月31日閲覧}} 。</ref> <br />
| 第180~202話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
| 源君物語 十<br />
| ISBN 978-4-08-890519-8<br />
| 2016年11月18日<ref>[http://amzn.asia/gnGKOWy 源君物語 10(アマゾン日本)2017年01月14日閲覧] 。</ref> <br />
| 第203~225話収録<br />
|- {{grey row}}<br />
|}<br />
<br />
==='''ライトノベル〈[[JUMP j BOOKS]]〉'''===<br />
#[[稲葉みのり]]原作 、小説:田中創『源君物語 並びの巻』 [[集英社]]〈[[JUMP j BOOKS]]〉2014年10月17日発売、ISBN 978-4087033359<br />
<br />
==='''単行本の購入特典'''===<br />
'''特定の店舗で買うと先着(数量限定)で1冊につき1個ついてくる[[おまけ|付録(おまけ)]]。購入特典を入手する目的で、同じ単行本を複数買うファンがいる。'''<br />
<br />
:'''作者による描きおろしのイラストカード。現在までに16種類の生産が確認されている。'''<br />
#[[とらのあな]]では、第1巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/14/35/200011143585.html|「【予約】源君物語 1巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあなホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html|源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第2巻<ref>{{URL|https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/20/95/200011209543.html|「【予約】源君物語 2巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52301585.html|源君物語 2巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第3巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/27/25/200011272573.html|「【予約】源君物語 3巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第4巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/33/35/200011333542.html|「【予約】源君物語 4巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html|コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)}}</ref>、第5巻<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/39/81/200011398198.html|「【予約】源君物語 5巻(ヤングジャンプコミックス)」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref>、第6巻および並びの巻(6巻と並びの巻に付いた購入特典は、同じデザイン)<ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/bok/pagekit/0000/00/06/000000060857/index.html|稲葉みのり先生の『源君物語 6巻』と初の小説『並びの巻』が同時発売!(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/44/75/200011447550.html|「源君物語 6巻」(とらのあな公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html|源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html|源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第7巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52423363.html|源君物語 7巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第10巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52478336.html|源君物語 10巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
#[[まんが王倶楽部]]では第1巻に購入特典が付いた<ref>[http://img.mangaoh.jp/img/product/280/280626_paper01.jpg 画像(まんが王倶楽部公式サイト)]</ref><ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52273422.html 源君物語 1巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)]</ref>。<br />
#[[三洋堂書店]]では第3巻に購入特典が付いた<ref>{{https|twitter.com/GOGO_SANYODO/status/323592101961023489/photo/1|[[三洋堂書店]]公式ツイッター @GOGO_SANYODO 2013年4月14日}}</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52330180.html|源君物語 3巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>。<br />
#[[アニメイト]]では、第6巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405078.html 源君物語 6巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、並びの巻<ref>[http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52405077.html 源君物語 並びの巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)] </ref>、第8巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52445867.html|源君物語 8巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>、第9巻<ref>{{URL|http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52460530.html|源君物語 9巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref>に購入特典がそれぞれ付いた。<br />
:'''メッセージペーパー。現在までに1種類の生産が確認されている。'''<br />
#アニメイトでは第4巻に購入特典が付いた<ref>{{http|mobile.animate.co.jp/original/upload_images/bk20131018minamoto.jpg|画像(アニメイト公式サイト;消滅)}}(同じ図案であるものの、{{https|twitter.com/shiba_paralive/status/394087588782288896|黒で印刷されたもの}}と、{{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/395192405479026688|紅色で印刷されたもの}}とが有った)。</ref><ref>{{http|blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52354273.html|源君物語 4巻 特典情報(ブログ『ゲーム漬け』)}}</ref><ref>[http://joelower.blog60.fc2.com/blog-entry-2870.html コミック 源君物語4巻 店舗特典まとめ(ブログ『JOEJACK DB』)]</ref>。<br />
<br />
==翻訳版==<br />
===中国語版===<br />
; [[中国語]]([[繁体字]])への翻訳がおこなわれ、台湾の[[尖端出版]]から第10巻まで発行されている(翻訳者は平川遊佐)。<br />
:第1巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011076 源君物語(01)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2013年12月17日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011077 源君物語(02)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011078 源君物語(03)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が同年2月6日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011079 源君物語(04)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年3月13日閲覧] </ref>が2014年3月11日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011864&vch=comic 源君物語(05)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2014年9月24日閲覧] </ref>が同年9月15日に、<br />
:第6巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=21011865 源君物語(06)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2015年1月23日閲覧] </ref>が2015年1月21日に、<br />
:第7巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000034 源君物語(07)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年3月28日に、<br />
:第8巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J050144 源君物語(08)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2016年5月11日に、<br />
:第9巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J053701 源君物語(09)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が同年9月23日に、<br />
:第10巻<ref>[http://www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/search/bookfile.asp?bc=6J000086 源君物語(10)(尖端出版公式ホームページ;アクセスには18歳認証が必要)、2017年3月28日閲覧] </ref>が2017年1月17日に発行された。<br />
<br />
;尖端出版発行の各巻初版の第1刷には附録(おまけ)として栞が付いた(第7巻まで)。各巻の表紙に使われている美人キャラクターが描かれている栞である。<br />
:第1巻には「藤原香子」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/590410078362046464|画像}}</ref>が、<br />
:第2巻には「桃園朝日」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/452811939672887296|画像}}</ref>が、<br />
:第3巻には「桐山葵」<ref>({{http|p=www.spp.com.tw/spp2006/all/asp/newsDtl.asp?news_key=3527|s=尖端出版ホームページの通知「【公告】漫畫單行本《源君物語(03)》贈品書籤補救公告」}}によると)尖端出版の中国語版『源君物語』第3巻(初版第1刷限定)附録の栞を、包装業者のミスにより一部入れ間違え、 第4巻(初版第1刷限定)に付けるはずであった「花田千里」の栞が入ってしまうアクシデントが起きた。尖端出版側では読者の利益を守るため、第4巻を売る際に、第3巻附録である「桐山葵」の栞({{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674222055967478&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Ffbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net%2Fhphotos-ak-prn1%2Ft1%2F1978636_674222055967478_1870186751_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}})も、第4巻附録の「花田千里」の栞と併せて付ける措置をとった。</ref>が、<br />
:第4巻には「花田千里」<ref>{{https|p=www.facebook.com/media/set/?set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=1|s=「3/11 《源君物語(04)》色氣上市」(Facebook「尖端動漫戰隊」、2014年3月11日)}}{{https|p=www.facebook.com/photo.php?fbid=674221952634155&set=a.674221269300890.1073741864.557907660932252&type=3&src=https%3A%2F%2Fscontent-a.xx.fbcdn.net%2Fhphotos-frc3%2Ft1.0-9%2F1382884_674221952634155_188249246_n.jpg&size=720%2C960|s=画像}}</ref>が、<br />
:第5巻には「六条美也」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/521376471927889920/photo/1|画像}}</ref>が、<br />
:第6巻には「瀬見伊予」と「小若紫亜」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/574909479768059904|画像}}</ref>が、<br />
:第7巻には「常夏夕」<ref>{{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/839326601108037632|画像}}</ref>が描かれた栞が附録として付いた。<br />
:第8巻、第9巻、第10巻には附録の栞は付かなかった。<br />
<br />
===フランス語版===<br />
;[[フランス語]]への翻訳がおこなわれ、Love Instruction - How to become a seductor の題名で、[[フランス]]のSoleil社から第8巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-become-seductor-Tome/dp/2302041089/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1404743449&sr=8-2&keywords=Love+instruction Love Instruction - How to become a seductor, Tome 1 、 Soleil 、2014年10月22日、ISBN: 978-2-30-204108-0(amazonフランス、2014年10月27日閲覧)]。</ref>が2014年10月22日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302043588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1421927761&sr=8-1&keywords=inaba+minori Love Instruction - How to become a seductor, Tome 2 、 Soleil 、2015年01月21日、ISBN: 978-2-30-204358-9(amazonフランス、2015年1月22日閲覧)]。</ref>が2015年1月21日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-T03-Minori-Inaba/dp/2302045076/ref=pd_sim_14_1?ie=UTF8&refRID=0A6FGQKD4WPD7K0GZ2NX Love Instruction - How to become a seductor, Tome 3 、 Soleil 、2015年04月22日、ISBN: 978-2-30-204507-1(amazonフランス、2015年6月1日閲覧)]。</ref>が同年4月22日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302046080/ref=pd_sim_14_3/275-9346682-9125151?ie=UTF8&refRID=022V9ZE29WAXF54H29R3 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 4 、 Soleil 、2015年07月1日、ISBN: 978-2-30-204608-5(amazonフランス、2015年7月12日閲覧)]。</ref>が同年7月1日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/2302047044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080825&sr=1-1 Love Instruction - How to become a seductor, Tome 5 、 Soleil 、2015年10月21日、ISBN: 978-2-30-204704-4(amazonフランス、2015年12月14日閲覧)]。</ref>が同年10月21日、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-How-become-seductor/dp/230204908X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490659905&sr=1-3&keywords=Love+instruction+-+How+to+become+a+seductor|s=Love Instruction - How to become a seductor T6 、 Soleil 、2016年4月27日、ISBN: 978-2-30-204908-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2016年4月27日に、<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302054148/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_brk0yb59NDBZ8|s=Love Instruction T07 、 Soleil 、2016年9月28日、ISBN: 978-2-30-205414-1(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が同年9月28日に、<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/dp/2302057864/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_8X6ZybVD268PG|s=Love Instruction T08、Soleil 、2017年2月22日、ISBN: 978-2-30-205786-9(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年2月22日に発売された。<br />
<br />
:第9巻<ref>{{https|p=www.amazon.fr/Love-Instruction-09-Become-Seductor/dp/2302062302/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490705963&sr=1-1&keywords=Love+Instruction+T09|s=Love Instruction 09 - How to become a seductor、Soleil 、2017年5月24日、ISBN: 978-2-30-206230-6(amazonフランス、2017年3月28日閲覧)}}。</ref>が2017年5月24日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===ドイツ語版===<br />
; [[ドイツ語]]への翻訳がおこなわれ、''Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung'' の題名で、Panini Verlags Gmbh社(本社イタリア・モデナ)から第6巻まで発行されている。<br />
:第1巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 1 、Panini、2015年3月9日、ISBN: 978-3-95-798285-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]、</ref>が2015年3月9日に、<br />
:第2巻<ref>[http://www.amazon.de/gp/product/3957982863/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1/277-1500675-8215044?pf_rd_m=A3JWKAKR8XB7XF&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_r=0KXX5V05EA22Q7DVK32Z&pf_rd_t=201&pf_rd_p=556245207&pf_rd_i=3957982855 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 2、Panini、2015年5月18日、ISBN: 978-3-95-798286-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年5月18日に、<br />
:第3巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985374/ref=pd_sim_14_2?ie=UTF8&refRID=1KMGG5G3K5QQDEDKPWT6&dpID=61o7tyb899L&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR116%2C160_ Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd.3、Panini、2015年9月21日、ISBN: 978-3-95-798537-8(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年9月21日に、<br />
:第4巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985382/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1450080851&sr=1-1 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 4、Panini、2015年11月16日、ISBN: 978-3-95-798538-5(amazonドイツ、2015年12月14日閲覧)。]</ref>が同年11月16日に、<br />
:第5巻<ref>[http://www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957985390/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1457269465&sr=1-2 Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 5、Panini、2016年1月26日、ISBN: 978-3-95-798539-2(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。]</ref>が2016年1月26日に、<br />
:第6巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986885/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1472973517&sr=1-1|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 6、Panini、2016年7月25日、ISBN: 978-3-95-798688-7(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>が同年7月25日に発売された。<br />
<br />
:第7巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957986893/ref=la_B00T6QMGK6_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1490704690&sr=1-3|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 7、Panini、2017年5月22日、ISBN: 978-3-95-798689-4(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>は2017年5月22日に発売される予定である。<br />
:第8巻<ref>{{https|p=www.amazon.de/Minamoto-Monogatari-Wege-Versuchung-Bd/dp/3957988969/ref=pd_sim_14_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=FWY844X1K7XNQY0Y3ZKS|s=Minamoto Monogatari - 14 Wege der Versuchung Bd. 8、Panini、2017年8月28日、ISBN: 978-3-95-798896-6(amazonドイツ、2017年3月28日閲覧)。}}</ref>は2017年8月28日に発売される予定である。<br />
:ただし発売日は、公表の予定日から延期されることが多い。<br />
<br />
===スキャンレーション===<br />
;[[英語]]、[[中国語]]([[繁体字]])、[[朝鮮語]]、[[スペイン語]]、[[ポルトガル語]]、[[イタリア語]]、[[ルーマニア語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[ポーランド語]]、[[ハンガリー語]]、[[ベトナム語]]、[[タイ語]]、[[インドネシア語]]に翻訳された[[スキャンレーション]]が存在する(または、存在していた)<ref>ただし[[著作権法]]に違反するので、ここでURLの提示はしない。</ref>。<br />
<br />
==『週刊ヤングジャンプ』連載版と単行本との相違点==<br />
この記事は書きかけです。<br />
;『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版ではカラーページが存在したが、単行本ではカラー印刷をされていない。<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載時に、第1話、第29話、第50話、第74話、第97話、第100話、第113話、第120話、第126話、第136話、第145話、第155話、第163話、第166話、第175話、第186話、第189話、第193話、第201話、第209話、第218話、第227話、第231話、第234話、第238話、第244話、第247話のそれぞれ扉絵が、カラーページで印刷された。「特別編 教えてあげる」は全頁がカラー印刷である。<br />
;連載100回を記念し、第100話の扉絵を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/449386464023834625|画像}})が、集英社から100名限定でプレゼントされた。<br />
その他、生産された図書カードで、存在が確認されたものとして、以下のものがある。<br />
:第100話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{https|twitter.com/genkunzatsudan/status/483336832310992896|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2014年第2号(2014年1月8日)の「じぇじぇじぇ! 2013年大ヒットGOODS倍返しプレゼント!!」の一つとしてつくられた。<br />
:第136話扉絵カラーページの「藤原香子」を描いた500円分の図書カード({{URL|https://twitter.com/genkunzatsudan/status/635036655192150016|画像}})が、『週刊ヤングジャンプ』2015年14号の「オーディオ女子の心の音を聴け」(プレゼント)の一つとしてつくられた。<br />
;2015年12月20日、21日に開催されたジャンプフェスタ2015で、会場限定の配布物の一つとして「ヒロインしおりセット」がつくられた。第100話扉絵の中将つかさ、桃園朝日、『並びの巻』に付いている源光海のピンナップ、第145話扉絵の藤原香子を描いたデザインである。({{https|twitter.com/young_jump/status/546160081184632832|[[週刊ヤングジャンプ]]編集部公式ツイッター@young_jump、2014年12月19日}}、{{https|twitter.com/young_jump/status/546450873845444608|同ツイッター、2014年12月20日}})。</ref><br />
<br />
===『源君物語 一』===<br />
;第1話<br />
:1.(連載版01_02:単行本4p)扉絵が若干異なる。<br />
:2.(連載版01_11:単行本13p)村上のことばが異なっている。<br />
: 連載版では「珍しいな いつも冷静なお前が」。<br />
: 単行本では「でも何だ お前どうしてそんなに・・・」。<br />
:3.(連載版01_17:単行本19p)単行本では、光海のことばとして「叔母さんっていくつだ?」が加筆されている。<br />
;第15話<br />
:1.(単行本134p)『[[週刊ヤングジャンプ]]』連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版15_03と04の間に挿入)されている。<br />
:2.(連載版15_04:単行本135p)単行本では画が一部変更され、香子が光海に乳首を吸われて「ピクッ・・」と感じている描写が加筆されている。 <br />
<br />
===『源君物語 二』===<br />
;第25話<br />
:1.(連載版25_04:単行本30p)朝日のせりふ(の表記)が異なっている。<br />
: 連載版では「私はイトコ同士でそういうの・・・」。<br />
: 単行本では「私は従弟同士でそういうの・・・」<ref>単行本のほうが誤字である。正しくは「従姉弟同士」。</ref>。<br />
<br />
===『源君物語 六』===<br />
;第132話<br />
:1.(単行本177p)連載の版には存在しなかった1ページが、単行本の版に加筆(連載版132_06と07の間に挿入)されている。<br />
<br />
===『源君物語 七』===<br />
;第151話<br />
:1.(連載版151_02:単行本148p)夕のせりふが異なっている。<br />
: 連載版では「どもってんで」。<br />
: 単行本では「かんでんで」。<br />
<br />
===『源君物語 十』===<br />
;第203話<br />
:1.(単行本11-12p)連載の版には存在しなかった2ページが、単行本の版に加筆(連載版203_08の後に挿入)されている。<br />
<br />
== 企業広告 ==<br />
===[[ロート製薬]]の[[広告]]===<br />
[[ロート製薬]]の化粧品ブランド[[OXY]]の広告として、週刊ヤングジャンプ(2013年23号)にコラボレーション漫画「特別編 教えてあげる」が掲載された。<br />
源君物語の登場人物(光海と香子)に加えて、OXYのCMに出演する[[佐々木希]]の写真により構成された<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』(2013年23号)、2013年5月9日、 11-16頁</ref>。<br />
<br />
== コラボグラビア ==<br />
===週刊ヤングジャンプ(2017年16号)===<br />
週刊ヤングジャンプ(2017年16号)で、本作品のヒロイン3名の[[コスプレ]]が掲載された。<br />
[[泉里香]]が藤原香子に、[[清水あいり]]が花田千里に、[[岸波みお]]が末摘華に扮した<ref>[http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2087523.html 「岸波みお、人生初水着グラビア」、朝日新聞デジタル(記事提供:ORICON NEWS)、2017年3月17日]</ref>。<br />
<br />
== オリジナルグッズ ==<br />
===『源君物語』クリアファイル===<br />
源君物語クリアファイルが[[ジャンプショップ]]限定で販売された(現在品切れ)<ref>{{https|p=jumpcs.shueisha.co.jp/CGI/jumpcs/shop/s_seq.cgi?code=4530430212880&|s=『源君物語』クリアファイル(「ジャンプキャラクターズストア」ホームページ)、2017年3月28日閲覧}} </ref>。<br />
<br />
==その他==<br />
===他作品でのパロディ===<br />
同じ[[週刊ヤングジャンプ]]で連載している[[マドカマチコ]]が、『[[WxY ダブリューエックスワイ]]』第46話<ref>『[[週刊ヤングジャンプ]]』、2013年30号掲載。</ref>中の1コマに、香子、朝日、葵の[[パロディ]]絵を描いたうえで、登場人物に「おあずけにおあずけを重ねた挙句!やはりおあずけというある種の[[マゾヒズム]]な[[ジレンマ]]の中で、いかに展開していくかが商業エロの[[醍醐味]]なんですよ!」と語らせている。セックスシーンに至るまでが長いと読者に感じられるエロコミックの作風について語ったものである。<br />
===他作品とのコラボ===<br />
連載150回記念企画として、週刊ヤングジャンプ([[2015年]]2号)に同誌連載中のギャグ漫画『[[パープル式部]]』とのコラボ漫画が掲載された<ref>{{https|twitter.com/young_jump/status/543043519393177600|“Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日)}}</ref>。香子が同作品の舞台に登場し結婚相談に乗るといった内容である。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://youngjump.jp/manga/minamotokun/ 源君物語 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト]</div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=335576
源君物語の登場人物一覧
2017-03-31T15:25:49Z
<p>Ohmy20: /* 第11巻で初登場 */</p>
<hr />
<div>== 主要人物 ==<br />
<br />
;源光海(みなもと てるみ)<br />
:『[[源君物語]]』の主人公。18歳。紫雲大学文学部1年生。<br />
:女性と間違われるような可愛らしい顔立ちをしているが、それが原因で中学2年生の頃に同じ学校の女子たちから執拗ないじめを受け、女性恐怖症となった。また、牛乳を使ったいじめもされたことから牛乳恐怖症にもなっている。<br />
:「物心つく前」に母親を亡くした<ref>第41話 ただし、本作品中に、光海の実母が死去したとする記述はない。父親との離婚であった可能性も完全には否定できない。</ref>過去から、年上の女性に惹かれる[[マザーコンプレックス|マザコン]]気質を持つ<ref>第38話</ref>。<br />
:大学入学後は彼女を作って女性恐怖症を克服しようとするが、性欲優先の行動をとってしまい暴走する癖がある。<br />
:最初の相手である朝日には拒まれ、葵と[[初体験]]はしたが途中で萎えてしまい満足に至らなかった<ref>第49話</ref>。トラウマの原因である中将つかさの「心をモノに」しようと必死になるが、「これ以上関わる必要を感じない」<ref>第66話</ref>からと、関係の打ち切りを香子に通告される。千里とは「相思相愛の平穏なセックス」<ref>第67話</ref>ができたと思ったものの「心をモノにする」ことには失敗する。香子の手ほどき等もあり、キスについては巧みになりつつある。叔母-甥という近親相姦のタブーな関係であることを知りつつも、香子に魅かれるようになってしまっている。<br />
:アルコールの入った酒は飲まない<ref>第9話、第62話 アルコールが苦手であるためなのか、本人の価値観のためなのか、飲まない理由は不明。</ref>。家事全般が得意である<ref>第33話</ref>。<br />
:継母の産んだ、母親違いの弟がいる。<br />
;藤原香子(ふじわら かおるこ)<br />
:光海の父方の叔母で、紫雲大学の[[准教授]]。29歳独身。[[縦ロール]]風の髪型と豊満な胸が特徴で、周囲が息を呑むほどの美女。<br />
:兄(光海の父)に土下座して頼み込まれ、光海の居候を引き受けた。<br />
:日本古典文学を研究しており、特に[[源氏物語]]を誰よりも深く読み解くことをテーマにしている。<br />
:その為にも[[源氏物語]]の[[主人公]]光源氏の心情理解が必要となり、光海を現代の光源氏に仕立てあげようとする。<br />
:[[光源氏]]の女性遍歴にならい「14股」<ref>香子によれば「14人というのは源氏の君[=[[光源氏]]]が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>(=香子の指定する女性14人と[[セックス]]すること)を実行するよう光海に命じ、その目的を果たすため、女性馴れしていない光海にさまざまな手ほどきをする<ref>第3話で、香子が「この扉を開けて入ってきた私以外の女 その全ての女の心を君のモノにしてもらいたい」と言っているので、香子自身は光海の「14股」相手に含まれていないものとおもわれる。<br />
ちなみに「藤原香子」は、[[源氏物語]]の作者である[[紫式部]]の本名であるとされる。</ref>。光海に対する羞恥心は希薄で、研究の一環として〈光海のファーストキスを奪う〉<ref>第2話</ref>、〈自分の胸を揉ませたり、吸わせる〉<ref>第15話</ref>、〈一緒のベッドで寝る〉<ref>第30話</ref>などの大胆な行動で光海を翻弄する。<br />
:登場人物の女性の心理や情報に通じている。光海に女性を紹介し恋愛のお膳立てをする。<br />
:全く顔色が変わらないほど酒には強い<ref>第9話</ref>。<br />
<br />
=== 光海の「14股」相手 ===<br />
;桃園朝日(ももぞの あさひ)<br />
:光海の父方の従姉で、香子の姪。21歳。紫雲大学文学部4年生で香子のゼミに所属している。<br />
:図書館の[[司書]]を目指し就職活動<ref>第9話</ref>をしていたが内定が決まる<ref>第116話</ref>。<br />
:香子によって光海の14股相手の1人目に選ばれる。源氏物語の[[朝顔 (源氏物語)|朝顔の君]]に見立てられている。<br />
:「美人レベルが全国最高」<ref>第6話</ref>ということで有名な紫雲大学にあっても見劣りしない美人である。<br />
:[[2次元#転用|2次元]]の男にしか興味がないエロコミック愛好の「[[腐女子]]」<ref>第8話 ただし、ここでは「[[オタク]]の女性」という意味である。</ref>で、現実の男性との交際経験も皆無の[[処女]]。貞操意識が強く、現実の性関係に対して過敏な反応をする。<br />
:本心では「漫画に出てくるような中性的な男の子」<ref>第17話</ref>すなわち光海のような男が好みである。<br />
:幼馴染である光海のことは弟のように思っていたが、自分に迫り暴走する光海を拒絶してしまい、気まずい関係となるが、これをきっかけに光海を異性として意識し始める。光海に襲われたことを思い出して[[自慰|オナニー]]をしたり<ref>第29話</ref>、光海と親しく話す親友の月子に対して嫉妬するようになる<ref>第54話</ref>。しかし、(香子によると)恋愛への恐怖から自分の気持ちを素直に認めようとしない<ref>第29話で、香子が「朝日は恋愛が怖いから自分の気持ちを認めようとしない」と言っている。</ref>。第6巻の時点で、光海のキスは受け入れるようになる。また、光海への好意は親友の月子にはそれとなく見透かされており、からかい半分に探りを入れられることもある。光海の女性関係を少しずつ知るようになってからは嫉妬の感情を隠さなくなる。<br />
:下着も地味で派手さはないが、童顔で愛嬌のある顔として描かれている。<br />
;桐山葵(きりやま あおい)<br />
:香子の友人で、同じマンションに住む[[ネイルサロン]]経営者。24歳。<br />
:やや高圧的な目つきとショートヘアーが特徴のクールビューティー。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の2人目に選ばれた。源氏物語の[[葵の上]]に見立てられている。<br />
:世界的企業の社長令嬢であり、偉大な父親の背中を見て育ったため、父親以外の男性を愛せない重度の[[ファーザー・コンプレックス]](ファザコン)となった。男性との交際経験自体はあるものの、セックスの最中に「お父様」と叫ぶ癖があり、本人はそれを恥じている<ref>第48-49話</ref>。光海の初体験の相手となる<ref>第48-49話</ref>。 <br />
;花田千里(はなだ ちさと)<br />
:紫雲[[家政]]専門学校1年生。18歳。見た目は地味であるが、温厚で家庭的な性格を持ち、笑顔が魅力的な[[癒し系]]の女性である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の3人目に選ばれた。源氏物語の[[花散里]]に見立てられている。<br />
:蕎麦屋の「紫雲そば」で[[アルバイト]]をしている。<br />
:男性が苦手で、香子に相談をもちかけていた。胸を小さく見せる下着を身に着けているが、実は香子よりも胸が大きい。小学生時代から胸が目立って大きかったので苦労してきたため、男が苦手になった。<br />
:アルバイト先で[[セクハラ]]をされたり、悪い男に狙われたりしている。<br />
:光海に自分から[[処女]]をささげたが、(香子によると)光海だけを特別な恋愛相手として意識しているわけではない<ref>第92話</ref>。香子から「14股」のことを明かされた後も、光海と「メル友」<ref>第97話</ref>としての関係は続いている。<br />
:姉がいる。<br />
;六条美也(ろくじょう みや)<br />
:紫雲大学情報処理チューター。25歳。明るく優しい性格で学生、児童に慕われているが、裏では光海を[[ストーカー]]して撮影していた写真を自分の部屋の壁一面に飾っている[[ヤンデレ]]である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の4人目に選ばれた。源氏物語の[[六条御息所]]に見立てられている。<br />
:実は5年前に教育実習生として光海の中学に赴任しており、当時から光海に対しては鮮烈な印象を抱いていた。ただし、光海自身はいじめのトラウマから当時の記憶がほとんどなく、彼女のことも覚えていなかった。光海へのいじめを見過ごしてきたという負い目から、光海の心の傷を癒せるのは自分だけだと思い込んでいる。香子の後輩である。先輩の香子から「14股」計画を聞かされたうえで光海と関係する。光海を満足させるセックスをするが、光海に結婚を迫り監禁しようとした。胸は小さい。<br />
;小若紫亜(こわか しあん)<br />
:紫雲大学初等部5年。10歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の5人目に選ばれた。源氏物語の[[若紫|紫の上]]に見立てられている。<br />
:小学生でありながら光海に思わず「異性」を意識させてしまうほどの、不思議な色香と雰囲気を持っている。一人称が自分の名であったり、大学にやって来て迷子になるなど、言動は幼さが抜け切れていない。香子にはよく懐いており、光海に対しても抱きついたり手を繋いだりと無邪気な振る舞いを見せる。光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、「お兄ちゃん(光海)は私のものだから出場して欲しくない」と甘えてむずかって見せた。将来は、香子のような[[グラマー]]な体型になることを夢見ている<ref>単行本第8巻197pのおまけイラストより。</ref>。<br />
;瀬見伊予(せみ いよ)<br />
:紫雲大学売店店員。27歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の6人目に選ばれた。源氏物語の[[空蝉]]に見立てられている。<br />
:黒縁の眼鏡をかけている。惰性で付き合っている男性がいて通ってきているが、結婚はしてもらえず独り暮らしである。酒が好きであるが、節約を心がけている。自己評価の低さから現状を変えるような行動が起こせず、他人をやっかんだり酒を煽るなどして焦燥を募らせる日々を送っていたが、光海と一夜限りのセックスをしてからは少しだけ前向きな心になった。<br />
;常夏夕(とこなつ ゆう)<br />
:紫雲フィットネスクラブのインストラクター。22歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の7人目に選ばれた。源氏物語の[[夕顔]]に見立てられている。<br />
:関西弁を話す。中学、高校時代と病弱であったため男性と交際した経験はまったくなく恋愛に憧れていた。職場の同僚からは経験豊富なものと誤解されている。自ら強くなろうとして体を鍛えたが、香子によれば夕の「強さはみせかけ」で「もろく儚い部分を隠すための鎧」である。夕の写真が、紫雲フィットネスクラブの看板になっている。誕生日は8月31日。<br />
:好きな男性のタイプは「男らしい人」であり、正反対のタイプである光海のことは当初敬遠していたものの、コーチングやデートを重ねる中でその真摯な態度や優しさに魅かれていき、やがて処女を捧げる。<br />
:光海との仲は相思相愛であり、その後も順調に交際を重ねていたものの、彼の垣間見せる「香子への思慕」には一抹の不安を拭えずにいた。そんなある日、職場の辞令により大阪に転勤することとなり、光海とは遠距離恋愛になってしまう。そこに、以前より光海との交際を妨害していた美也から「14股」計画をリークされるなどの揺さぶりをかけられ、考慮の末に光海に別れを告げる。<br />
; 末摘 華(すえつむ はな)<br />
: 紫雲大学放送学科の2年生。20歳。美声の持ち主で、[[声優]]を志望している。[[雀卵斑|ソバカス]]顔で眼鏡を掛けた小柄な少女だが、胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の8人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[末摘花 (源氏物語)|末摘花]]に見立てられている。<br />
:他人と話すのが苦手で友達がおらず、異性との交際経験もない処女。当初、女装でミスコンに優勝した光海のことを自信家だと誤解し苦手意識を抱いていたが、香子の口添えもあって友人となり、[[成人向けゲーム]]の[[オーディション|声優オーディション]]への特訓に付き合ってもらう仲となる。しかし、性経験が皆無であることから、特訓を続けていても演技に自信が持てず思い悩むようになり、意を決して光海に「性の手ほどき」を願い出る。その時は、光海がまだ夕と恋人関係にあったことから断られてしまうが、のちに夕と破局したショックから放心状態になっていた光海に「慰めたい」と申し出て関係を結び、処女を捧げた後は、自信をもってオーディションに臨んだ。<br />
; 源内 典子(げんない のりこ)<br />
:紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。かなりの年長であるらしく、香子のことは呼び捨てで呼んでいる。<br />
:香子によって光海の14股相手の9人目に選ばれた。源氏物語の[[源典侍]]に見立てられている。<br />
:香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の目の前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。実は自分自身を偏愛するナルシストであり、「14股」計画のことも承知済みであった。香子は光海に「彼女の愛する『自分』以上の、特別な存在になってくれ」と指示を出す。のちに香子に罵倒され落ち込んでいた光海に優しい言葉をかけ、自宅に招き入れて関係を持つかに思われたが、典子は鏡に映る自分を見ながらの自慰行為だけで満足し、光海に家に帰るよう告げる。その後クリスマスの日に再びアプローチをかけてきた光海に、今度は打って変わって辛辣な言葉の数々を投げかけたが、それにより彼のマゾヒズム的な「変態性」を吐露されたことから心を許し、セックスをして年末までの4日間を共に過ごした。<br />
; 玉鬘 るり(たまかずら るり)<br />
:女子高校の3年生。18歳。夕にそっくりな美少女。<br />
:香子によって光海の14股相手の10人目に選ばれた。源氏物語の玉鬘に見立てられている。<br />
: 光海が運転免許の講習に行った先の田舎にある大きな屋敷に住む、地元一の箱入り娘。「愛人の子」<ref>第239話</ref>であったが、子どものできなかった玉鬘家に養子として引き取られてきた。光海と出会った時点で、カップラーメンを食べたことがなかった。<br />
<br />
=== 光海の14股相手には指定されていない美女たち ===<br />
;月子(つきこ)<br />
:朝日の友人で腐女子仲間。紫雲大学4年生。<br />
:朝日と同じく現実の男性が苦手だが、のちに光海と親しくなりメールのやり取りをする仲となる<ref>第52話</ref>。<br />
:性愛関係の妄想が好きで、[[官能小説]]家になるのが夢。光海や朝日に自作小説の感想モニターを頼む事がある。<br />
:[[ゴシック・アンド・ロリータ|ゴスロリ]]風のファッションをすることがある。ブランド物のバッグを一度に多く買っても懐が痛まないほどのお金持ちである。<br />
:読者には姓がまだ明かされていない。<br />
:妹に高校生の凪子がいる。<br />
:単行本10巻の時点で、光海の「14股」相手ではない。光海の「14股」相手に含まれるのか含まれないのかについては、現在のところ不明である<ref>第52話で、香子が「月子は3人目じゃないぞ」と言っているが、「14人に含まれない」とは言っていない。</ref><ref>月子が「光海の14股相手には指定されていない」というのは、あくまでも、単行本第10巻発行の時点での設定である。将来にわたって絶対に変更されない設定とは言い切れない。</ref>。<br />
;凪子(なぎこ)<br />
:月子の妹。高校生。源氏物語に熱心で、紫雲大学に入学して香子に学ぶことを望んでいる。古語を使うのが口癖。<br />
:光海とは紫雲大学のオープンキャンパスで出会った。月子から光海が「源氏の君っぽい」と聞かされていたものの、実際に会ってみて「たいしたことない」「源氏の君からほど遠い」との印象をもつ<ref>第135話</ref>。ただし、光海の半裸姿を見たときはまんざらでもない反応を見せていた。<br />
;中将つかさ(ちゅうじょう つかさ)<ref>[[平仮名]]の「つかさ」は、台湾の尖端出版から発行された[[中国語]]([[繁体字]])訳版『源君物語 三』では「司」と表記されている。[[中国語]]([[繁体字]])の [[ファンサブ]]では「司紗」と表記されている。</ref><br />
:中学時代に光海をいじめていた女子グループの中心人物。「学年一美人」<ref>第56話</ref>として有名だったが、憧れていた先輩が自分よりも光海の容姿を褒めていたことで自尊心を傷つけられ、光海を目の敵にするようになる。<br />
:偶然にも光海と同じ紫雲大学に進学し、国際教養学部に在籍している。最初は光海のことを覚えていなかった。<br />
:妻のいる教員である近衛教授と[[不倫]]関係にあった。<br />
:自分のステータス・シンボルのアクセサリーとして「誰もが欲しがる」<ref>第57話</ref>男が好みである。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第92話で<br />
:「中将つかさ<br />
: ↑<br />
:14人に含まれない一般の女」<br />
:とノートに記されている描写がある。</ref>。<br />
<br />
=== 光海の友人 ===<br />
;村上(むらかみ)<br />
:光海の親友。[[童貞]]。紫雲大学1年生。香子に憧れて紫雲大学に入学した。<br />
:村上は姓である。名は読者に明かされていない。<br />
:「ほどよい年上のお姉さんに[童貞を]奪われたい」<ref>第32話</ref>と思っているが、学内の美人チェックも怠っていない。何かと女性に縁のある光海を羨ましがる。<br />
<br />
=== 光海の親族 ===<br />
;光海の父(香子の兄)<br />
:[[婿養子]]に入ったために「源」姓となる<ref>第1話 ただし、本作品中に、光海の実母の姓が「源」であるとする記述はない。</ref>。再婚相手とはいわゆる[[できちゃった結婚]]でもある。それがこの作品の発端となる。<br />
:再婚の際、光海に家を出ていき香子との同居を一方的に言い渡した裏で、香子には街中で土下座してまで同居の件を頼み込んでいた。<br />
;光海の継母<br />
:光海の父と結婚した女性。<br />
:妊娠と光海の父との結婚が原因で、実家から[[勘当]]されたらしい。息子を出産する。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第139話で香子が「君の義母はターゲットにしない」と言っている。</ref>。<br />
;朝日の母(光海の伯母)<br />
:光海の父および香子の姉。<br />
:朝日が年頃なのに恋人がいないことを心配しており、色気のない下着を身に着けていることにつっこみをいれている<ref>第35話</ref>。<br />
<br />
== その他 ==<br />
=== 第3巻で初登場 ===<br />
;近衛(このえ)教授<br />
:紫雲大学の[[心理学]]教授で、理事長の息子。妻子がいるが外見が良く、女子学生から一番人気のある教員である。<br />
:中将つかさと不倫関係にあり相当入れ込んでいた。香子にも色目を使ってくるらしい。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第4巻で初登場 ===<br />
;千里の姉<br />
:他人よりも胸が大きいことに苦悩する千里を励ましている。<br />
;「紫雲そば」店主の息子<br />
:まだ幼い子どもであるが、千里に[[セクハラ]]を繰り返している。千里を光海に取られたと思っている。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第5巻で初登場 ===<br />
;「恋愛の達人」<br />
:女なら誰でもいいという感じで、「この程度の」<ref>第95話</ref>者と光海から思われたような[[チャラ男]]。紫雲大学のトイレでセックスしていたのを光海に見られたことがあるが、当人はそれを覚えていない。<br />
:「狙い目は極上女の横にいる中位の女」<ref>第95話</ref><ref>香子によると「中位の女を狙え」などの女性談義は、さしずめ([[源氏物語]]第2帖「帚木」に出てくる)「雨夜の品定め」であるという(第96話)。</ref>であるという。<br />
<br />
=== 第11巻で初登場 ===<br />
; 黒髭(くろひげ)<br />
: 玉鬘家の屋敷に仕えている女性の弟。[[アフロヘアー]]。るりに[[プロポーズ]]をする。<br />
: 黒髭は[[姓]]である。名は読者に明かされていない。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E6%BA%90%E5%90%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7&diff=335575
源君物語の登場人物一覧
2017-03-31T15:24:43Z
<p>Ohmy20: /* 光海の友人 */</p>
<hr />
<div>== 主要人物 ==<br />
<br />
;源光海(みなもと てるみ)<br />
:『[[源君物語]]』の主人公。18歳。紫雲大学文学部1年生。<br />
:女性と間違われるような可愛らしい顔立ちをしているが、それが原因で中学2年生の頃に同じ学校の女子たちから執拗ないじめを受け、女性恐怖症となった。また、牛乳を使ったいじめもされたことから牛乳恐怖症にもなっている。<br />
:「物心つく前」に母親を亡くした<ref>第41話 ただし、本作品中に、光海の実母が死去したとする記述はない。父親との離婚であった可能性も完全には否定できない。</ref>過去から、年上の女性に惹かれる[[マザーコンプレックス|マザコン]]気質を持つ<ref>第38話</ref>。<br />
:大学入学後は彼女を作って女性恐怖症を克服しようとするが、性欲優先の行動をとってしまい暴走する癖がある。<br />
:最初の相手である朝日には拒まれ、葵と[[初体験]]はしたが途中で萎えてしまい満足に至らなかった<ref>第49話</ref>。トラウマの原因である中将つかさの「心をモノに」しようと必死になるが、「これ以上関わる必要を感じない」<ref>第66話</ref>からと、関係の打ち切りを香子に通告される。千里とは「相思相愛の平穏なセックス」<ref>第67話</ref>ができたと思ったものの「心をモノにする」ことには失敗する。香子の手ほどき等もあり、キスについては巧みになりつつある。叔母-甥という近親相姦のタブーな関係であることを知りつつも、香子に魅かれるようになってしまっている。<br />
:アルコールの入った酒は飲まない<ref>第9話、第62話 アルコールが苦手であるためなのか、本人の価値観のためなのか、飲まない理由は不明。</ref>。家事全般が得意である<ref>第33話</ref>。<br />
:継母の産んだ、母親違いの弟がいる。<br />
;藤原香子(ふじわら かおるこ)<br />
:光海の父方の叔母で、紫雲大学の[[准教授]]。29歳独身。[[縦ロール]]風の髪型と豊満な胸が特徴で、周囲が息を呑むほどの美女。<br />
:兄(光海の父)に土下座して頼み込まれ、光海の居候を引き受けた。<br />
:日本古典文学を研究しており、特に[[源氏物語]]を誰よりも深く読み解くことをテーマにしている。<br />
:その為にも[[源氏物語]]の[[主人公]]光源氏の心情理解が必要となり、光海を現代の光源氏に仕立てあげようとする。<br />
:[[光源氏]]の女性遍歴にならい「14股」<ref>香子によれば「14人というのは源氏の君[=[[光源氏]]]が愛した女の数だ」(第3話)とのことである。</ref>(=香子の指定する女性14人と[[セックス]]すること)を実行するよう光海に命じ、その目的を果たすため、女性馴れしていない光海にさまざまな手ほどきをする<ref>第3話で、香子が「この扉を開けて入ってきた私以外の女 その全ての女の心を君のモノにしてもらいたい」と言っているので、香子自身は光海の「14股」相手に含まれていないものとおもわれる。<br />
ちなみに「藤原香子」は、[[源氏物語]]の作者である[[紫式部]]の本名であるとされる。</ref>。光海に対する羞恥心は希薄で、研究の一環として〈光海のファーストキスを奪う〉<ref>第2話</ref>、〈自分の胸を揉ませたり、吸わせる〉<ref>第15話</ref>、〈一緒のベッドで寝る〉<ref>第30話</ref>などの大胆な行動で光海を翻弄する。<br />
:登場人物の女性の心理や情報に通じている。光海に女性を紹介し恋愛のお膳立てをする。<br />
:全く顔色が変わらないほど酒には強い<ref>第9話</ref>。<br />
<br />
=== 光海の「14股」相手 ===<br />
;桃園朝日(ももぞの あさひ)<br />
:光海の父方の従姉で、香子の姪。21歳。紫雲大学文学部4年生で香子のゼミに所属している。<br />
:図書館の[[司書]]を目指し就職活動<ref>第9話</ref>をしていたが内定が決まる<ref>第116話</ref>。<br />
:香子によって光海の14股相手の1人目に選ばれる。源氏物語の[[朝顔 (源氏物語)|朝顔の君]]に見立てられている。<br />
:「美人レベルが全国最高」<ref>第6話</ref>ということで有名な紫雲大学にあっても見劣りしない美人である。<br />
:[[2次元#転用|2次元]]の男にしか興味がないエロコミック愛好の「[[腐女子]]」<ref>第8話 ただし、ここでは「[[オタク]]の女性」という意味である。</ref>で、現実の男性との交際経験も皆無の[[処女]]。貞操意識が強く、現実の性関係に対して過敏な反応をする。<br />
:本心では「漫画に出てくるような中性的な男の子」<ref>第17話</ref>すなわち光海のような男が好みである。<br />
:幼馴染である光海のことは弟のように思っていたが、自分に迫り暴走する光海を拒絶してしまい、気まずい関係となるが、これをきっかけに光海を異性として意識し始める。光海に襲われたことを思い出して[[自慰|オナニー]]をしたり<ref>第29話</ref>、光海と親しく話す親友の月子に対して嫉妬するようになる<ref>第54話</ref>。しかし、(香子によると)恋愛への恐怖から自分の気持ちを素直に認めようとしない<ref>第29話で、香子が「朝日は恋愛が怖いから自分の気持ちを認めようとしない」と言っている。</ref>。第6巻の時点で、光海のキスは受け入れるようになる。また、光海への好意は親友の月子にはそれとなく見透かされており、からかい半分に探りを入れられることもある。光海の女性関係を少しずつ知るようになってからは嫉妬の感情を隠さなくなる。<br />
:下着も地味で派手さはないが、童顔で愛嬌のある顔として描かれている。<br />
;桐山葵(きりやま あおい)<br />
:香子の友人で、同じマンションに住む[[ネイルサロン]]経営者。24歳。<br />
:やや高圧的な目つきとショートヘアーが特徴のクールビューティー。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の2人目に選ばれた。源氏物語の[[葵の上]]に見立てられている。<br />
:世界的企業の社長令嬢であり、偉大な父親の背中を見て育ったため、父親以外の男性を愛せない重度の[[ファーザー・コンプレックス]](ファザコン)となった。男性との交際経験自体はあるものの、セックスの最中に「お父様」と叫ぶ癖があり、本人はそれを恥じている<ref>第48-49話</ref>。光海の初体験の相手となる<ref>第48-49話</ref>。 <br />
;花田千里(はなだ ちさと)<br />
:紫雲[[家政]]専門学校1年生。18歳。見た目は地味であるが、温厚で家庭的な性格を持ち、笑顔が魅力的な[[癒し系]]の女性である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の3人目に選ばれた。源氏物語の[[花散里]]に見立てられている。<br />
:蕎麦屋の「紫雲そば」で[[アルバイト]]をしている。<br />
:男性が苦手で、香子に相談をもちかけていた。胸を小さく見せる下着を身に着けているが、実は香子よりも胸が大きい。小学生時代から胸が目立って大きかったので苦労してきたため、男が苦手になった。<br />
:アルバイト先で[[セクハラ]]をされたり、悪い男に狙われたりしている。<br />
:光海に自分から[[処女]]をささげたが、(香子によると)光海だけを特別な恋愛相手として意識しているわけではない<ref>第92話</ref>。香子から「14股」のことを明かされた後も、光海と「メル友」<ref>第97話</ref>としての関係は続いている。<br />
:姉がいる。<br />
;六条美也(ろくじょう みや)<br />
:紫雲大学情報処理チューター。25歳。明るく優しい性格で学生、児童に慕われているが、裏では光海を[[ストーカー]]して撮影していた写真を自分の部屋の壁一面に飾っている[[ヤンデレ]]である。<br />
:香子によって光海の「14股」相手の4人目に選ばれた。源氏物語の[[六条御息所]]に見立てられている。<br />
:実は5年前に教育実習生として光海の中学に赴任しており、当時から光海に対しては鮮烈な印象を抱いていた。ただし、光海自身はいじめのトラウマから当時の記憶がほとんどなく、彼女のことも覚えていなかった。光海へのいじめを見過ごしてきたという負い目から、光海の心の傷を癒せるのは自分だけだと思い込んでいる。香子の後輩である。先輩の香子から「14股」計画を聞かされたうえで光海と関係する。光海を満足させるセックスをするが、光海に結婚を迫り監禁しようとした。胸は小さい。<br />
;小若紫亜(こわか しあん)<br />
:紫雲大学初等部5年。10歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の5人目に選ばれた。源氏物語の[[若紫|紫の上]]に見立てられている。<br />
:小学生でありながら光海に思わず「異性」を意識させてしまうほどの、不思議な色香と雰囲気を持っている。一人称が自分の名であったり、大学にやって来て迷子になるなど、言動は幼さが抜け切れていない。香子にはよく懐いており、光海に対しても抱きついたり手を繋いだりと無邪気な振る舞いを見せる。光海が大学祭のミスコンに出場すると知った際は、「お兄ちゃん(光海)は私のものだから出場して欲しくない」と甘えてむずかって見せた。将来は、香子のような[[グラマー]]な体型になることを夢見ている<ref>単行本第8巻197pのおまけイラストより。</ref>。<br />
;瀬見伊予(せみ いよ)<br />
:紫雲大学売店店員。27歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の6人目に選ばれた。源氏物語の[[空蝉]]に見立てられている。<br />
:黒縁の眼鏡をかけている。惰性で付き合っている男性がいて通ってきているが、結婚はしてもらえず独り暮らしである。酒が好きであるが、節約を心がけている。自己評価の低さから現状を変えるような行動が起こせず、他人をやっかんだり酒を煽るなどして焦燥を募らせる日々を送っていたが、光海と一夜限りのセックスをしてからは少しだけ前向きな心になった。<br />
;常夏夕(とこなつ ゆう)<br />
:紫雲フィットネスクラブのインストラクター。22歳。<br />
:香子によって光海の14股相手の7人目に選ばれた。源氏物語の[[夕顔]]に見立てられている。<br />
:関西弁を話す。中学、高校時代と病弱であったため男性と交際した経験はまったくなく恋愛に憧れていた。職場の同僚からは経験豊富なものと誤解されている。自ら強くなろうとして体を鍛えたが、香子によれば夕の「強さはみせかけ」で「もろく儚い部分を隠すための鎧」である。夕の写真が、紫雲フィットネスクラブの看板になっている。誕生日は8月31日。<br />
:好きな男性のタイプは「男らしい人」であり、正反対のタイプである光海のことは当初敬遠していたものの、コーチングやデートを重ねる中でその真摯な態度や優しさに魅かれていき、やがて処女を捧げる。<br />
:光海との仲は相思相愛であり、その後も順調に交際を重ねていたものの、彼の垣間見せる「香子への思慕」には一抹の不安を拭えずにいた。そんなある日、職場の辞令により大阪に転勤することとなり、光海とは遠距離恋愛になってしまう。そこに、以前より光海との交際を妨害していた美也から「14股」計画をリークされるなどの揺さぶりをかけられ、考慮の末に光海に別れを告げる。<br />
; 末摘 華(すえつむ はな)<br />
: 紫雲大学放送学科の2年生。20歳。美声の持ち主で、[[声優]]を志望している。[[雀卵斑|ソバカス]]顔で眼鏡を掛けた小柄な少女だが、胸は大きい。<br />
:香子によって光海の14股相手の8人目に選ばれた。[[源氏物語]]の[[末摘花 (源氏物語)|末摘花]]に見立てられている。<br />
:他人と話すのが苦手で友達がおらず、異性との交際経験もない処女。当初、女装でミスコンに優勝した光海のことを自信家だと誤解し苦手意識を抱いていたが、香子の口添えもあって友人となり、[[成人向けゲーム]]の[[オーディション|声優オーディション]]への特訓に付き合ってもらう仲となる。しかし、性経験が皆無であることから、特訓を続けていても演技に自信が持てず思い悩むようになり、意を決して光海に「性の手ほどき」を願い出る。その時は、光海がまだ夕と恋人関係にあったことから断られてしまうが、のちに夕と破局したショックから放心状態になっていた光海に「慰めたい」と申し出て関係を結び、処女を捧げた後は、自信をもってオーディションに臨んだ。<br />
; 源内 典子(げんない のりこ)<br />
:紫雲歯科医院の歯科医師。年齢不明。ショートボブの髪型をした、可憐でクールな美女。かなりの年長であるらしく、香子のことは呼び捨てで呼んでいる。<br />
:香子によって光海の14股相手の9人目に選ばれた。源氏物語の[[源典侍]]に見立てられている。<br />
:香子の差し金により診療に訪れた光海と知り合い、会ったその日に突然香子宅を訪れ、光海の目の前で裸になって入浴するなどの大胆不敵な行動をとる。実は自分自身を偏愛するナルシストであり、「14股」計画のことも承知済みであった。香子は光海に「彼女の愛する『自分』以上の、特別な存在になってくれ」と指示を出す。のちに香子に罵倒され落ち込んでいた光海に優しい言葉をかけ、自宅に招き入れて関係を持つかに思われたが、典子は鏡に映る自分を見ながらの自慰行為だけで満足し、光海に家に帰るよう告げる。その後クリスマスの日に再びアプローチをかけてきた光海に、今度は打って変わって辛辣な言葉の数々を投げかけたが、それにより彼のマゾヒズム的な「変態性」を吐露されたことから心を許し、セックスをして年末までの4日間を共に過ごした。<br />
; 玉鬘 るり(たまかずら るり)<br />
:女子高校の3年生。18歳。夕にそっくりな美少女。<br />
:香子によって光海の14股相手の10人目に選ばれた。源氏物語の玉鬘に見立てられている。<br />
: 光海が運転免許の講習に行った先の田舎にある大きな屋敷に住む、地元一の箱入り娘。「愛人の子」<ref>第239話</ref>であったが、子どものできなかった玉鬘家に養子として引き取られてきた。光海と出会った時点で、カップラーメンを食べたことがなかった。<br />
<br />
=== 光海の14股相手には指定されていない美女たち ===<br />
;月子(つきこ)<br />
:朝日の友人で腐女子仲間。紫雲大学4年生。<br />
:朝日と同じく現実の男性が苦手だが、のちに光海と親しくなりメールのやり取りをする仲となる<ref>第52話</ref>。<br />
:性愛関係の妄想が好きで、[[官能小説]]家になるのが夢。光海や朝日に自作小説の感想モニターを頼む事がある。<br />
:[[ゴシック・アンド・ロリータ|ゴスロリ]]風のファッションをすることがある。ブランド物のバッグを一度に多く買っても懐が痛まないほどのお金持ちである。<br />
:読者には姓がまだ明かされていない。<br />
:妹に高校生の凪子がいる。<br />
:単行本10巻の時点で、光海の「14股」相手ではない。光海の「14股」相手に含まれるのか含まれないのかについては、現在のところ不明である<ref>第52話で、香子が「月子は3人目じゃないぞ」と言っているが、「14人に含まれない」とは言っていない。</ref><ref>月子が「光海の14股相手には指定されていない」というのは、あくまでも、単行本第10巻発行の時点での設定である。将来にわたって絶対に変更されない設定とは言い切れない。</ref>。<br />
;凪子(なぎこ)<br />
:月子の妹。高校生。源氏物語に熱心で、紫雲大学に入学して香子に学ぶことを望んでいる。古語を使うのが口癖。<br />
:光海とは紫雲大学のオープンキャンパスで出会った。月子から光海が「源氏の君っぽい」と聞かされていたものの、実際に会ってみて「たいしたことない」「源氏の君からほど遠い」との印象をもつ<ref>第135話</ref>。ただし、光海の半裸姿を見たときはまんざらでもない反応を見せていた。<br />
;中将つかさ(ちゅうじょう つかさ)<ref>[[平仮名]]の「つかさ」は、台湾の尖端出版から発行された[[中国語]]([[繁体字]])訳版『源君物語 三』では「司」と表記されている。[[中国語]]([[繁体字]])の [[ファンサブ]]では「司紗」と表記されている。</ref><br />
:中学時代に光海をいじめていた女子グループの中心人物。「学年一美人」<ref>第56話</ref>として有名だったが、憧れていた先輩が自分よりも光海の容姿を褒めていたことで自尊心を傷つけられ、光海を目の敵にするようになる。<br />
:偶然にも光海と同じ紫雲大学に進学し、国際教養学部に在籍している。最初は光海のことを覚えていなかった。<br />
:妻のいる教員である近衛教授と[[不倫]]関係にあった。<br />
:自分のステータス・シンボルのアクセサリーとして「誰もが欲しがる」<ref>第57話</ref>男が好みである。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第92話で<br />
:「中将つかさ<br />
: ↑<br />
:14人に含まれない一般の女」<br />
:とノートに記されている描写がある。</ref>。<br />
<br />
=== 光海の友人 ===<br />
;村上(むらかみ)<br />
:光海の親友。[[童貞]]。紫雲大学1年生。香子に憧れて紫雲大学に入学した。<br />
:村上は姓である。名は読者に明かされていない。<br />
:「ほどよい年上のお姉さんに[童貞を]奪われたい」<ref>第32話</ref>と思っているが、学内の美人チェックも怠っていない。何かと女性に縁のある光海を羨ましがる。<br />
<br />
=== 光海の親族 ===<br />
;光海の父(香子の兄)<br />
:[[婿養子]]に入ったために「源」姓となる<ref>第1話 ただし、本作品中に、光海の実母の姓が「源」であるとする記述はない。</ref>。再婚相手とはいわゆる[[できちゃった結婚]]でもある。それがこの作品の発端となる。<br />
:再婚の際、光海に家を出ていき香子との同居を一方的に言い渡した裏で、香子には街中で土下座してまで同居の件を頼み込んでいた。<br />
;光海の継母<br />
:光海の父と結婚した女性。<br />
:妊娠と光海の父との結婚が原因で、実家から[[勘当]]されたらしい。息子を出産する。<br />
:光海の「14股」相手には含まれない<ref>第139話で香子が「君の義母はターゲットにしない」と言っている。</ref>。<br />
;朝日の母(光海の伯母)<br />
:光海の父および香子の姉。<br />
:朝日が年頃なのに恋人がいないことを心配しており、色気のない下着を身に着けていることにつっこみをいれている<ref>第35話</ref>。<br />
<br />
== その他 ==<br />
=== 第3巻で初登場 ===<br />
;近衛(このえ)教授<br />
:紫雲大学の[[心理学]]教授で、理事長の息子。妻子がいるが外見が良く、女子学生から一番人気のある教員である。<br />
:中将つかさと不倫関係にあり相当入れ込んでいた。香子にも色目を使ってくるらしい。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第4巻で初登場 ===<br />
;千里の姉<br />
:他人よりも胸が大きいことに苦悩する千里を励ましている。<br />
;「紫雲そば」店主の息子<br />
:まだ幼い子どもであるが、千里に[[セクハラ]]を繰り返している。千里を光海に取られたと思っている。<br />
:作品中では顔がはっきりと描かれない。<br />
<br />
=== 第5巻で初登場 ===<br />
;「恋愛の達人」<br />
:女なら誰でもいいという感じで、「この程度の」<ref>第95話</ref>者と光海から思われたような[[チャラ男]]。紫雲大学のトイレでセックスしていたのを光海に見られたことがあるが、当人はそれを覚えていない。<br />
:「狙い目は極上女の横にいる中位の女」<ref>第95話</ref><ref>香子によると「中位の女を狙え」などの女性談義は、さしずめ([[源氏物語]]第2帖「帚木」に出てくる)「雨夜の品定め」であるという(第96話)。</ref>であるという。<br />
<br />
=== 第11巻で初登場 ===<br />
; 黒髭(くろひげ)<br />
: 玉鬘家の屋敷に仕えている女性の弟。[[アフロヘアー]]。るりに[[プロポーズ]]をする。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<div class="references-small"><references /></div></div>
Ohmy20
http://ja.yourpedia.org/mediawiki/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E&diff=335574
フランス語
2017-03-31T14:57:59Z
<p>Ohmy20: /* アルファベ */ 無意味な文字列を清掃</p>
<hr />
<div><br />
'''フランス語'''(フランスご、フランス語:[IPA:frɑ̃sɛ])は[[ポルトガル語]]、[[スペイン語]]や[[イタリア語]]などと同系の[[インド・ヨーロッパ語族]]の[[イタリック語派]]に属する[[ロマンス語]]のひとつで[[フランス]]発祥の[[言語]]。仏蘭西語、略して'''仏語'''とも書く。<br />
<br />
[[カナダ]](地方自治体では[[ケベック州]]と[[ニューブランズウィック州]])・[[スイス]]・[[ベルギー]]・[[ハイチ]]・[[アメリカ合衆国]]の[[ルイジアナ州]]・[[セネガル]]や[[コートジボワール]]、[[カメルーン]]、[[マダガスカル]]、[[コンゴ民主共和国]]など旧フランス領とベルギー領の[[アフリカ]]諸国などで[[公用語]]になっている([[フランス語圏]]を参照)。[[国際連合|国連]]・[[ヨーロッパ連合]]の公用語のひとつ。使用国数は50カ国以上。<br />
<br />
[[ラテン語]]の口語([[俗ラテン語]])から変化したフランス北部の[[オイル語]](または[[ウィ語]]、フランス語:[IPA:lɑ̃g dɔil])が発達したものといわれている。<br />
<br />
== 方言 ==<br />
<br />
=== ヨーロッパ(フランスとその周辺) ===<br />
* [[アンジュー]]方言<br />
* [[ヴァッレ・ダオスタ州|アオスタ]]方言([[アオスタ語]])<br />
* [[スイス]]方言<br />
* [[ノルマンディー]]方言([[ノルマン語]])<br />
** ジャージー島方言(Jèrriais、[[ジャージー島]])<br />
** ガーンジー島方言(Guernésiais、[[ガーンジー島]])<br />
* [[パリ]]方言([[フランシアン語]])<br />
* [[ピカルディ地域圏|ピカルディー]]方言([[ピカルディ語]])<br />
* [[フランシュ=コンテ地域圏|フランシュ・コンテ]]方言<br />
* [[ブルゴーニュ]]方言<br />
* [[ブルボン]]方言<br />
* [[ベリション]]方言<br />
* [[ポワトゥー=シャラント地域圏|ポワトゥー]]方言<br />
* [[ロレーヌ地域圏|ロレーヌ]]方言<br />
* [[ワロン語|ワロン方言]](主にベルギーで話され、ワロン語とも称する)<br />
* [[ガッロ語|ガロ語]]([[ブルターニュ]]東部)<br />
* ポワトゥー=シャラント方言(Saintongeais、[[ポワトゥー=シャラント地域圏]])<br />
<br />
=== 北アメリカ ===<br />
* [[ケベック州|ケベック]]方言([[ケベック・フランス語]])<br />
* [[アカディア]]方言([[:en:Acadian French|Acadian French]])<br />
** [[シャック (フランス語方言)|シャック]]([[ニューブランズウィック州]]南東部のアカディア方言、[[:en:Chiac|Chiac]]、フラングレの一種)<br />
** [[セント・メアリーズ・ベイ]]方言([[:en:St. Marys Bay French|St. Mary's Bay French]])<br />
* オンタリオ方言(Franco-Ontarien、[[オンタリオ州]])<br />
* [[ケイジャン]]方言([[:en:Cajun French|Cajun French]])<br />
<br />
=== フランス語系クレオール語 ===<br />
* [[ハイチ語]]<br />
* [[ルイジアナ・クレオール語]]<br />
* [[セーシェル・クレオール語]]<br />
など([[:en:French-based creole languages|French-based creole languages]]を参照)。フランス南部で用いられる[[オック語]]をフランス語方言とすることもあるが、言語学的には通常別系統の言語として扱う。<br />
<br />
=== 他言語との混成言語 ===<br />
* [[フラングレ]](フランス語+英語)<br />
* [[フランポネ]](フランス語+日本語)<br />
<br />
== 音声 ==<br />
=== 子音 ===<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
!<br />
!style="width:3.5em;"|[[両唇音|両唇]]<br />
![[唇歯音|唇歯]]<br />
![[歯音]]<br />
![[歯茎音|歯茎]]<br />
![[後部歯茎音|後部歯茎]]<br />
![[硬口蓋音|硬口蓋]]<br />
![[両唇硬口蓋音|両唇硬口蓋]]<br />
![[軟口蓋音|軟口蓋]]<br />
![[両唇軟口蓋音|両唇軟口蓋]]<br />
![[口蓋垂音|口蓋垂]]<br />
|-<br />
![[閉鎖音]]<br />
|p b<br />
|<br />
|t d<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|k g<br />
|<br />
|<br />
|-<br />
![[鼻音]]<br />
|m<br />
|<br />
|n<br />
|<br />
|<br />
|ɲ<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|-<br />
![[摩擦音]]<br />
|<br />
|f v<br />
|<br />
|s z<br />
|ʃ ʒ<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|ʁ<br />
|-<br />
![[接近音]]<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|j<br />
|ɥ<br />
|<br />
|w<br />
|<br />
|-<br />
![[側音|側面接近音]]<br />
|<br />
|l<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|<br />
|}<br />
記号が二つ並んでいるものは、右が[[有声音]]、左が[[無声音]]。<br />
<br />
なお音素r は音声ʁ を、jはj(接近音、語頭や子音の後の場合)〜ʝ(摩擦音、母音の間または語末の場合)を、それぞれ表す。またリエゾン・エリジオン等の説明において「子音」とは、発音上は存在しない「有音の h 」をも含む。ただし、[[中国語]]の固有名詞や[[英語]]から入った最新の外来語に含まれる h[h] は発音される傾向がある。<br />
<br />
=== 母音 ===<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center"<br />
|-<br />
!style="width:2.5em"|<br />
!style="width:2.5em"|[[前舌母音|前舌]]<br />
!style="width:2.5em"|[[中舌母音|中舌]]<br />
!style="width:2.5em"|[[後舌母音|後舌]]<br />
|-<br />
![[狭母音|狭]]<br />
|i y<br />
|<br />
|u<br />
|-<br />
![[狭半母音|半狭]]<br />
|e ø<br />
|<br />
|o<br />
|-<br />
!中央<br />
|<br />
|ə<br />
|<br />
|-<br />
![[広半母音|半広]]<br />
|ɛ œ<br />
|<br />
|ɔ<br />
|-<br />
![[広母音|広]]<br />
|a<br />
|<br />
|ɑ<br />
|}<br />
記号が二つ並んでいるものは、右が[[円唇母音|円唇]]、左が[[非円唇母音|非円唇]]。<br />
<br />
=== 鼻母音 ===<br />
* {{Ipa|ɛ̃}}: in, ain など。「アン」に聞こえるが、「エン」のつもりで言うとよい。<br />
* {{Ipa|œ̃}}(パリなどでは {{Ipa|ɛ̃}} に合流): un<br />
* {{Ipa|ɑ̃}}(やや円唇): an, en<br />
* {{Ipa|ɔ̃}} または {{Ipa|õ}}: on<br />
<br />
鼻母音四つを含んだ句の例として "un bon vin blan" {{Ipa|œ̃ bɔ̃ vɛ̃ blɑ̃}}(おいしい白ワイン)が有名である。<br />
<br />
=== 半母音 ===<br />
* '''w''':有声両唇軟口蓋接近音<br />
* '''ɥ''':有声両唇硬口蓋接近音<br />
* '''j''' :有声硬口蓋接近音<br />
<br />
== 綴りと発音 ==<br />
フランス語の表記は初学者には複雑に感じられるが、規則性が高い。[[英語]]や日本語の[[ローマ字]]表記とはかなり異なるため、フランス語を知らない日本人は字を見てもまず正しく発音できないが、規則を覚えれば容易に発音できる。例えば eau は常にオのような音[IPA:o]で発音する。しかし monsieur (〜さん) は [IPA:mɔ̃.sjœʁ] ではなく [IPA:mə.sjø] であり、faisan ([[コウライキジ]]) は [IPA|fɛ.zɑ̃] ではなく[[IPA|fə.zɑ̃] であるなど、[[イタリア語]]や[[スペイン語]]などに比べると例外が多い。<br />
<br />
また、in, im, yn, ym, ain, aim, ein, eim が全て "ɛ̃" になるなど、しばしば異なるつづりが規則的に同じ発音になるため、[[同音異字|同音異字語]]が多い。例えば vin ([[ワイン]]) と vingt ([[20]]) は共に [IPA:vɛ̃] であり、また bleu ([[青]]) とその変化形の bleus, bleue, bleues は全て [IPA:blø] である。このため、書き分けるのは比較的難しい<ref>Ziegler, Johannes C.; Jacobs, Arthur M.; Stone, Gregory O. (1996), “Statistical analysis of the bidirectional inconsistency of spelling and sound in French”, Behavior Research Methods, Instruments, & Computers 28: 504-515</ref>。<br />
<br />
=== アルファベ ===<br />
[[アルファベット]]のことを、フランス語ではアルファベ (l'alphabet) と呼ぶ。<br />
<br />
==== 各字母の名称 ====<br />
{|padding="1em"<br />
|-<br />
|'''A''' [ɑ] (ア) ||'''B''' [be] (ベ) ||'''C''' [se] (セ) ||'''D''' [de] (デ)<br />
|-<br />
|'''E''' [ə] (ウ) ||'''F''' [ɛf] (エフ) ||'''G''' [ʒe] (ジェ) ||'''H''' [aʃ] (アシュ)<br />
|-<br />
|'''I''' [i] (イ) ||'''J''' [ʒi] (ジ) ||'''K''' [ka] (カ) ||'''L''' [ɛl] (エル)<br />
|-<br />
|'''M''' [ɛm] (エム) ||'''N''' [ɛn] (エヌ) ||'''O''' [o] (オ) ||'''P''' [pe] (ペ)<br />
|-<br />
|'''Q''' [ky] (キュ) ||'''R''' [ɛʁ] (エール) ||'''S''' [ɛs] (エス) ||'''T''' [te] (テ)<br />
|-<br />
|'''U''' [y] (ユ) ||'''V''' [ve] (ヴェ) ||'''W''' [dublə ve]¹ (ドゥブルヴェ)<br />
|-<br />
|'''X''' [iks] (イクス) ||'''Y''' [i ɡʁɛk]² (イグレック) ||'''Z'''[zɛd] (ゼドゥ)<br />
|}<br />
<br />
# "double V" (二つの V) の意。<br />
# "I grec" ([[ギリシャ]]の I) の意。[[ウプシロン]]を参照。<br />
<br />
==== 綴り字記号 ====<br />
* '''É, é''' の " ´ ": [[アキュート・アクセント|アクサンテギュ]] (accent aigu, 鋭いアクサンの意)<br />
* '''À, È, Ù, à, è, ù''' の " ` ": [[グレイヴ・アクセント|アクサングラーヴ]] (accent grave, 重いアクサンの意)<br />
* '''Â, Ê, Î, Ô, Û, â, ê, î, ô, û''' の " ˆ ": [[サーカムフレックス|アクサンスィルコンフレックス]] (accent circonflexe, 湾曲したアクサンの意)<br />
* '''Ä, Ë, Ï, Ö, Ü, Ÿ, ä, ë, ï, ö, ü, ÿ''' の " ¨ ": [[トレマ]] (tréma, 分音記号)<br />
* '''Ç, ç''' の " ¸ ": [[セディーユ]] (cédille)<br />
<br />
==== 合字 ====<br />
'''Œ, œ''' は o と e の[[合字]]である。この組み合わせが単母音で発音される語では、o と e は必ずこのように繋げて書かれる。通常は œu で [IPA:œ] を表す。<br />
* sœur [IPA:sœʁ] (姉、妹)<br />
* œnologie [IPA:e.nɔ.lɔ.ʒi] (醸造学) - ギリシア語起源の語では、{{Lang|el|οι}} から転写された œ が {{Ipa|e}} と発音される。<br />
<br />
'''[[Æ]], æ''' は a と e の合字であり、[[ラテン語]]由来の少数の語で使われる。<br />
* cæcum [IPA:se.kɔm]<br />
<br />
== 文法 ==<br />
{{Main|フランス語の文法}}<br />
{| class="wikitable" border="1" style="text-align:center; float:right"<br />
! !! 単数 !! 複数<br />
|-<br />
! 一人称<br />
| je chante || nous chantons<br />
|-<br />
! 二人称<br />
| tu chantes || vous chantez<br />
|-<br />
! 三人称<br />
| il chante || ils chantent<br />
|}<br />
* [[動詞]]は[[主語]]の[[人称]]・[[数 (文法)|数]]などに応じて活用する。例えば chanter (歌う)の現在形は右表のように[[活用]]する。詳しくは[[フランス語の動詞]]を参照すること。<br />
* [[名詞]]に[[性 (文法)|性]](男性・女性)がある。名詞の性に合わせて、[[冠詞]]・動詞の[[分詞|過去分詞]]・[[形容詞]]に男性形・女性形がある。<br />
* 形容詞・冠詞は性・数によって変化する。<br />
* 基本的に後置修飾である。例えば「赤ワイン」は "vin rouge" (vin: ワイン、rouge: 赤い)。<br />
* 代名詞の中に、英語にはない en と y がある。詳しくは[[フランス語の人称代名詞]]を参照すること。<br />
<br />
'''敬称'''<br />
<br />
* Monsieur(モンシュル)(男性)(氏)<br />
* Madame(マダム)(既婚女性)(女史)<br />
* Mademoiselle(マドムワゼル)(未婚女性)(嬢)<br />
<br />
== 国際機関等とフランス語 ==<br />
フランス語が長年外交用語として使われてきたことから、現在でも[[国際機関]]等の中には、事実上の国際語である[[英語]]とともに、フランス語にも公用語の地位を与えているところが少なくない。[[国際連合]]([[アラビア語]]・[[スペイン語]]・[[中国語]]・[[ロシア語]]も)、[[国際オリンピック委員会]] (IOC)、[[国際サッカー連盟]](FIFA、スペイン語・[[ドイツ語]]も)、[[国際電気通信連合]](ITU、スペイン語も)、[[万国郵便連合]](UPU)、[[列国議会同盟]]、[[イスラム諸国会議機構]](アラビア語も)、[[アフリカ連合]](AU、アラビア語・[[ポルトガル語]]も)、[[北大西洋条約機構]] (NATO)、[[国際標準化機構]] (ISO) などが、英語と同様にフランス語も公用語として採用している。<br />
<br />
公式名称もフランス語である団体も多い(以下の団体など)。<br />
理由としては、[[ヨーロッパ大陸]]に英語を公用語とする国がないことや、[[フランス]]政府の熱心な国際機関への働きかけがあることが挙げられる。<br />
:[[F1]]を開催している[[国際自動車連盟]] (FIA; Fédération internationale d'automobile) <br />
:[[国際モーターサイクリズム連盟]] (FIM; Fédération internationale de motocyclisme)<br />
:[[国際サッカー連盟]] (FIFA; Fédération internationale de football association)<br />
:[[国境なき医師団]] (MSF; Médecins sans frontières)<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[フランス語の文法]]<br />
* [[フランス語の疑問文]]<br />
* [[フランス語の否定文]]<br />
* [[フランス語の人称代名詞]]<br />
* [[フランス語の動詞]]<br />
* [[フランス語の限定詞]]<br />
* [[フランス語の数詞]]<br />
* [[アンシェヌマン]]<br />
* [[エリジオン]]<br />
* [[リエゾン]]<br />
* [[無音のh・有音のh]]<br />
* [[フランス語圏]]<br />
* [[フランコフォニー]]<br />
* [[古フランス語]]、[[中期フランス語]]([[:fr:Moyen français]])<br />
* [[ラテン語]]<br />
* [[ロマンス語]]<br />
* [[英語]]<br />
* [[Wikt:Wiktionary:フランス語の索引|Wiktionary:フランス語の索引]]<br />
* [[実用フランス語技能検定試験]]<br />
* [[日本語におけるフランス語由来の外来語]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
<br />
* [http://www.dictionnaire-japonais.com 日仏辞典 - Dictionnaire Japonais/Francais]<br />
* [http://www.ethnologue.com/show_family.asp?subid=830 Ethnologue report for French]<br />
* [http://www.statcan.ca/english/Pgdb/demo15a.htm Canadian Statistics – Population by knowledge of official language, by provinces and territories (2001 Census)]<br />
* [http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/fr/ 東外大言語モジュール(フランス語)]</div>
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